17スコーピオンdcとは
17スコーピオンdcはロングセラーモデル
ルアーフィッシングが好きな人であれば、dcブレーキを備えた17スコーピオンdcと聞けば名機という印象が強いはずです。シマノから発売されているリールで、過去にはスコーピオンと名の付くロッドも発売されていました。初心者からもベテランからも評価がとても高く、おすすめの一台であることは間違いありません。
1990年から販売されているスコーピオンは、全部で3機種が登場しています。その中でも17スコーピオンdcは、他のブランドを圧倒する人気を誇ってるのです。最高のスペックを誇る17スコーピオンdcについて詳しく解説します。
17スコーピオンdcの基本スペック
初心者でも安心のスペック
基本的なモデルの17スコーピオンdcのギア比は、7.2です。重量は215gと最近の他のブランドに比べれば、一般的な重量と言えます。17スコーピオンdcのスプールの寸法は34/22、ハンドル長さは42mmです。また、ナイロン糸を巻いた場合は、14lbで100m巻けます。
スペックだけを見たときには、かなり優れた種類のリールであることがわかるでしょう。そのため評価も高く、17スコーピオンdcはおすすめのリールなのです。シマノのロッドと組み合わせれば、17スコーピオンdcならより高いセッティングのタックルが完成します。
17スコーピオンdcの高い評価の理由
dcブレーキを採用
17スコーピオンdcが高い評価を得ている一番の理由は、dcブレーキを採用していることです。一般的にベイトリールのブレーキはマグネット式や遠心ブレーキ式が採用されていますが、このdcブレーキはマイクロコンピューターが自動で回転数を感知してブレーキをかけてくれます。
この17スコーピオンdcブレーキの採用により、バックライトのトラブルが劇的に少なくなるでしょう。さらには余計な摩擦をかけないという調整もされるため、飛距離も向上します。このdcブレーキはシマノ独自の技術で開発されました。
価格以上のスペック
dcブレーキなどを含めこれだけ評価が高く、さらには高スペックを誇っているリールのため、どうしても高価なイメージが付いてしまいますが、実は17スコーピオンdcはとてもリーズナブルです。こうした価格の安さも高い評価に繋がっていると言えます。
17スコーピオンdcはグレードによりますが、一番安いグレードでなんと、3万円台で購入することができます。使い方次第で高い能力を発揮する17スコーピオンdcが3万円代で購入できるのは、間違いなく初心者にもおすすめです。
握りやすさで長時間の釣行も安定
また、17スコーピオンdcは握りやすさにもこだわっています。高いスペック、細かなセッティングができるリールでも、握りにくいとなれば長時間の釣り疲れてしまいます。自然に手に馴染む形状は、初心者でも違和感なく長時間使えるためおすすめです。
また、17スコーピオンdcは自然な握り心地のため、純粋に釣りに集中することができます。常にロッドの動きに集中できますので、釣果は確実に向上するでしょう。17スコーピオンdcは、使い方次第でかなりバランスのいいリールになってくれるのです。
17スコーピオンdcの種類
ノーマルギアモデル
17スコーピオンdcは2種類のタイプが用意されています。17スコーピオンdcの1つ目の種類は、ノーマルギアモデルです。ノーマルギアのセッティングは1回転巻くと67センチルアーが移動します。このノーマルギアの種類は、スローリトリーブさせるようなルアーに適していると言えます。
ターゲットの活性が低いときなどに有効なセッティングのため、時間をかけて探りたいときに選んでみてください。使い方次第では、17スコーピオンdcのノーマルギアの方が初心者に最適なセッティングがされていると言えるでしょう。
ハイギアモデル
17スコーピオンdcのハイギアモデルのセッティングは、1回転77センチ移動するセッティングになっています。この種類はどちらかと言えばスピーディーな釣りに最適なセッティングと言えるでしょう。スペックからもわかる通り、かなりルアーの移動速度は速くなります。
活性が高いターゲットをスピーディーに探るときには、この種類を選ぶのがベストです。初心者には少しおすすめできませんが、慣れれば自分で調整しながら釣りを進めることができますが、かなり早いセッティングになっているため、17スコーピオンdcのハイギアモデルはベテラン用としげ考えておきましょう。
左ハンドルモデル
17スコーピオンdcには、左ハンドルモデルも用意されています。ルアーフィッシングのセッティングにこだわっているアングラーなら、左ハンドルを選ぶかもしれません。もちろん、左ハンドルでもスペックは変わらいと言えます。
ルアーを投げて、ロッドを持ち換えることなく素早い動作ができる使い方の左ハンドルは、ルアーフィッシングには間違いなく有利です。最近では初心者でも左ハンドルの種類のリールを選ぶようにナツテきました。慣れれば使い方もそれほど難しくないので、ぜひ選んでみてください。
17スコーピオンdcの使い方
dcブレーキの活用
17スコーピオンdcと言えば、やはりdcブレーキの存在が大きいです。評価でもこのdcブレーキについてよく触れられています。dcブレーキは、5段階のセッティングが可能でになっているのです。初心者の場合は、オートにしておけば、安心して使えるのでおすすめだと言えます。
この調整は、ルアーの種類によって変えてみましょう。慣れてくれば、どの種類のルアーが適切な調整かわかってきます。また、内部ダイヤルは3段階あり、これはラインの種類や太さによって調整してください。
オカッパリに使う
17スコーピオンdcは、どういった使い方がベストなのでしょうか。このリールのセッティングやスペックを確認すると、やはり遠投用としての使い方がおすすめです。例えば、オカッパリでどうしても遠投しないと届かないスポットに投げたいときには、17スコーピオンdcは活躍します。
その理由はやはり、dcブレーキが付いているからです。ロッドをフルキャストをするような使い方でも、バックラッシュしにくいため、初心者でも安心と評価されていると言えるでしょう。オカッパリでも遠投できるスペックを誇るリールと言えます。
スピーディーな釣りに使う
17スコーピオンdcは、スピーディーな釣りの使い方にもマッチします。先ほどのハイギアタイプを選べば、スペック的にも速い釣りができるのがわかるでしょう。17スコーピオンdcは、ギア比だけではなく、ロッドに馴染みやすい形状をしているのも、スピーディーな釣りに向いている理由です。
17スコーピオンdcはバックラッシュを気にせずキャストし、さらにはロッドとの相性もよく、素早くルアーを回収できる使い方ができるため、17スコーピオンdcは高い評価を得ています。ビギナーにもベテランにも間違いなくおすすめです。
ソルトウオーター用として使う
実は17スコーピオンdcは、ソルトウオーター用として使えます。海水にさらしても、錆びないスペックになっていますので、シーバスとしての使い方も可能です。また、ソルトウオーターフィッシングでもdcブレーキが大活躍すると言えます。
dcブレーキの効果により、風が強い日でもロッドの力を利用してフルキャストできと言えるでしょう。セッティング次第で、かなりの遠投が可能になります。これだけのスペックを誇っているからこそ、初心者からベテランまで高い評価を受けているのです。間違いなくおすすめのリールと言えます。
硬めのロッドにも対応
17スコーピオンdcは、硬めのロッドにも対応していることが魅力でもあります。重たいルアーをチョイスする場合は、どうしても硬めのロッドを選ぶことになるでしょう。ただ、バックラッシュが怖いために、なかなかフルキャストできません。
しかし、17スコーピオンdcなら硬めのロッドで、重たいルアーで何も考えることなくフルキャストできます。これもdcブレーキがあるからこそです。こうした部分も高い評価に繋がっていますので、ぜひ試してみてください。
17スコーピオンdcにマッチするタックル
シマノスコーピオン2651R-2
17スコーピオンdcに合わせるロッドは、やはりシマノスコーピオンがベストマッチします。スコーピオンロッドは、太めのラインにも対応したガイド形状のため、大型のターゲットも安心して狙えるでしょう。つまり、大型のルアーとマッチさせやすいということです。
また、スコーピオンロッドは、バス用ロッドというイメージが強いかもしれませんが、じつはソルトウォーターフィッシングにも対応できます。さまざまな場面で大型のターゲットを狙えるスコーピオンロッドは、17スコーピオンdcとベストマッチだと言えるでしょう。
シマノエクスプライド 1610M
17スコーピオンdcにマッチするロッドのおすすめとして、シマノのエクスプライドもぜひ、選んで欲しいです。耐久性が高くタフなロッドのため、このロッドも大型のターゲットに向いていると言えるでしょう。
大きなルアーをバックラッシュを気にすることなく投げ込むには、やはりタフなロッドが必要になります。17スコーピオンdcとシマノのエクスプライドなら、きっと今までキャッチできなかったターゲットを手に入れることができるでしょう。ぜひ17スコーピオンdcと合わせてみてください。
DRT タイニークラッシュ
17スコーピオンdcは、大きめのルアーとの相性がとてもいいです。とくにDRT タイニークラッシュなどのビッグベイトと合わせて使えば、気兼ねなく思いっきりキャストをすることができるでしょう。
DRT タイニークラッシュは重量のあるルアーですが、バックラッシュを気にすることなく17スコーピオンdcで投げることができるため、遠投でしかゲットすることができないターゲットを狙えるのです。17スコーピオンdcを実際に使ってみればすぐにその良さはわかります。
ジャッカル ガンタレル
ジャッカル ガンタレルは、リップなしのビッグベイトですが、横幅が広いため風の抵抗を受けやすいルアーです。そのため、遠投を試みても風の抵抗を受けてリールのラインがバックラッシュしやすいというデメリットがありました。
しかし、17スコーピオンdcならそうした問題を解消されるでしょう。風が強い日でもdcブレーキにより気にすることなくロングキャストを思いっきり行えますので、17スコーピオンdcなら自然と釣果はアップするはずです。
17スコーピオンdc強い味方になってくれる
17スコーピオンdcで釣果アップを目指そう
dcブレーキを兼ね備えた17スコーピオンdcは、初心者にもベテランにもおすすめのベイトリールだということはわかったでしょう。今まで17スコーピオンdcを買うべきか悩んでいた人は、買って失敗はないということもわかったはずです。
dcブレーキを上手に活用できれば、ルアーの飛距離が伸びて、今よりも大きなターゲットを狙え、今よりも釣果が上がることは確実だと言えます。17スコーピオンdcは、決して高価なベイトリールではないので、ぜひ購入を検討してみてください。
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