2ルームテントとは
タープ不要のテント
ツールームテントはファミリーキャンプに人気の大型テントです。テント内に広いリビングがあり遊ぶときも食事もテント内でできます。またリビングと寝室が分かれているため飲み物をこぼしても、寝袋などが汚れず、使い勝手がいいです。サイズは小型の2ルームテントもありますが、一般的に2ルームだとインナーも広く3～4人用ぐらいからとなり、5～6人用などの広い大型サイズが多くなります。
使い勝手：ファミリーキャンプに便利
2ルームテントは前室が非常に広くなったテントといえます。そのため設営するとタープ（スクリーンタープ）も同時に張れている状態です。雨が降っても、日差しが強くても快適に過ごせますよ。またタープを張らなくてもいいので小さな子どもがいる場合でもすぐに子どもの遊び場が確保でき安心してキャンプができます。
使い勝手：冬に便利
スクリーンタープのような前室があるため冬でも過ごしやすいです。2ルームテントは一部のエントリーモデルを除くとフライシートにスカートがあり、風が入り込みにくいですよ。また、インナーを取り外すと大型シェルターになるものが多く、2ルームテントをシェルターとして使い、小型のテントを張りカンガルースタイルにすることで冬でも過ごしやすくなるなど使い勝手が非常にいい構造になっています。
2ルームテントの注意点
簡単に乾かない
2ルームテントは広いため生地も一般的なテントと比較すると非常に大きいです。きれいに乾かすには、それ相応のスペースが必要になります。自宅が広いと乾かしやすいですが、庭などが狭いと大変ですよ。ベランダでは干しにくいです。他のテントとも同じですが、サイズが大きくなるほどメンテナンスが大変になります。
大きさに注意
リビングと寝室という巨大なスペースを持つため小さなテントサイトだとレイアウトを自由に決められない可能性もあります。おなじようなレイアウトになりやすいですよ。レイアウトをこだわりたいという方は、サイズに気をつけてくださいね。また、小さい区画サイトの場合ガイロープと車を含めると区画内に収まりきらないこともあります。キャンプ場を予約する際はサイトの大きさ、テントの大きさに注意しましょう。
おすすめ2ルームテント1：格安
2ルームテント 560
フィールドアが発売する子どもを含むファミリーキャンプなどに便利な2～3人用の格安テントです。オプションのインナーを追加すると2ルームと言うには狭すぎますが、大人4人でもつかいやすくなります。低価格のため2ルームを使ってみたいけど、人気メーカーのテントだと高すぎて買いにくいという方におすすめです。オーソドックスなドームテントをそのまま巨大化したようなタイプとなり慣れると簡単に設営できます。
特徴
フィールドアは低価格なギアが多いメーカーです。「シェルター」テントいうことでインナーが別売りなっていますが、紹介しているモデルはインナーが付属するタイプです。本体のみだと一万円台、別売りの2～3人用のインナーを1つ購入しても1万円台後半と格安です。また、小型の2ルームという少し珍しい形状をでデュオキャンプにもおすすめですよ。テントに慣れている方だとシンプルな構造で設営しやすく初心者でも扱えます。
おすすめ2ルームテント2：評価が高いノーブランド
ツールームテント
有名なメーカーが生産しているというわけではありませんが、通販で人気のある小型の2ルームテントです。比較的珍しい小型でスクーターが前室にすっぽり収まるサイズ感です。また価格が安く、テントは消耗品と割り切って使う方するとコスパがよく、ドームテントを簡単に設営できる方なら立てやすいですよ。ノーブランドですがバイクツーリングで本格的な2ルームテントが使いたいという方におすすめになります。
特徴
有名なテントと比較すると構造自体は遜色なくフライシートにはスカート、リビングにはメッシュ窓、インナー後部の窓（ベンチレーション）、サイドドア、キャノピーになる正面出入り口など機能性が高いです。全体的に評価も高めになっていますよ。設営方法も慣れると簡単で立てやすいです。輸入品となるため傷などの不具合が発生する可能性もあります。
おすすめ2ルームテント3：低価格2ルーム
アーチ2ルームテント
ノースイーグルはコスパのいいワンポールテントで知られている日本のアウトドアメーカーです。同社の新作モデルとなるのがアーチ状のフレームを使った初心者でも比較的立てやすい設営が簡単なトンネル型となります。安価なためオールシーズン使えませんが、コアなキャンパーではなく過ごしやすい季節に数回キャンプを楽しむようなライトユーザーにおすすめのテントです。安くても広い前室（リビング）は健在ですよ。
特徴
サイズは4人前後で使いやすい250×265cmの吊り下げ式インナーを採用していて、インナーを外せば500×278cmのシェルターとしても利用できますよ。高さは178cmと2ルームテントとしては低めですが、低い分風の影響を受けにくいです。安くて使い勝手のいい2ルームテントになります。ただし、耐水圧が少し低い1000mmしかないので長雨に注意してくださいね。
おすすめ2ルームテント4：コスパのいいメーカー
フォーシーズントンネル 2ルームテント L
テントファクトリーはコスパのいいキャンプギアが揃うメーカーとして人気があります。フォーシーズントンネル2ルームテントは比較的低価格ですが、フライシートにスカートがあり春夏秋冬使えるようになっている広い2ルームです。大型の出入り口、大型メッシュパネルで夏は換気しやすく、冬は冷たい風入らないようにできて、耐水圧なども高めで使い勝手がいいですよ。
特徴
誰でも組み立てやすいトンネル型となり簡単に設営できます。価格が安い分フレームの材質はグラスファイバー製ですが、強度が高くて軽量な専用アルミポールも別途発売されていて交換も可能です。キャンプの頻度に応じてパーツ交換ができて使い勝手が非常によく、修理も自分でパーツ交換して対応できるなど他社にはあまり見られない方式になります。インナーサイズは240x210cmとなり4人程度でちょうどいい大きさです。
おすすめ2ルームテント5：フラグシップモデル
エクスギア スクリーンツールームドーム
キャプテンスタッグ UA-21
キャプテンスタッグはパール金属のアウトドアブランドでしたが、現在はキャプテンスタッグ株式会社として独立しています。手頃な価格でさまざまなキャンプギアが揃うメーカーとして人気ですよ。同社のエクスギアシリーズは高い品質、性能をもつ製品でフラグシップモデルとなりますが、他社と比較すると買い求めやすいです。おすすめのテントはスクリーンツールームということで、スクリーンタープのようなリビングになっています。
特徴
テントとスクリーンタープがシームレスにつながっているような構造をしていて通気性がよく、虫が侵入しづらい作りになっています。スカートとフルクローズ機能で寒い季節でもキャンプが楽しめます。インナーサイズは230×280cmと広く、吊り下げ式のため345×460×高さ200cmの広いシェルターとしても利用できます。設営方法はフレームを交差させるタイプとなり、少し慣れが必要です。
おすすめ2ルームテント6：新しいメーカー
エアーテントシェルター READY Tent
新進気鋭のメーカー「M.W.M」のユニークな2ルームテントもおすすめです。通常2ルームはオープンタープと比較すると、リビング部分はテントのフライシートの一部となりメッシュ窓などがありますが、あたり一面覆われていて開放感は少なめです。しかしエアーテントシェルターはサイドパネルをキャノピーとして跳ね上げられ寝室+リビングから寝室+オープンタープのような使い方ができて画期的です。
特徴
キャノピーポールを使うとシェルターとなりサイドパネルを跳ね上げてオープンタープ風にするなどのレイアウトが楽しめる2ルームです。さらに力がないか方や初心者でも立てたやすいように設営方法は空気を注入するだけでいいエアーフレーム構造になっていて広い大型テントが1人で簡単に設営できます。インナーサイズは大人4人で寝られるようになっていてテント全体では280×280cmとなり高さは195cmと開放感が抜群にいいです。
おすすめ2ルームテント7：定番テント
タフスクリーン2ルームハウス
アウトドア用品でおなじみのメーカー「コールマン」からも数種類の2ルームテントが発売されています。タフスクリーン2ルームハウスはドームテントにスクリーンタープが合体したようなオーソドックスな形状をしていますが、非常に人気がある使い勝手がよく広いテントですよ。大型ですがシンプルなフレームワークになっていて、簡単に設営できて初めてのテントとしてもおすすめです。
特徴
組み立てやすいシンプルな構造ですが、サイズが広く、吊り下げ式インナーのため大型シェルターとしても利用できます。サイズは約320×230×170cmとなりますが、中央部分が高めです。1人でも簡単に設営できるようにピンに工夫が施されていて大型ですが立てやすいです。正面は跳ね上げられリビング部分を拡張でき、使い勝手がよく他社と比較すると、低価格ということで通販サイトの人気ランキング上位に入る定番のテントですよ。
おすすめ2ルームテント8：コールマンのトンネル型
コールマン マスターシリーズ 4S
コールマンから販売されているこちらのテントは、最大で6人まで収容できる大きさです。ブラウンとベージュのカラーが特徴的で、ベンチレーションを搭載。常にテント内の空気を入れ替えることができます。
また、価格は2万円以下とリーズナブルなのもポイント。予算をできるだけ抑えて2ルームテントを購入したいという方にもおすすめです。
特徴
こちらのテントの特徴は、入り口を大きく開けるという点です。入り口を大きく開けることにより、テント内の空気を入れ替えられるだけでなく、出入りしやすくなります。
大きな荷物も出し入れしやすくなるため、キャンプギアをたくさん持っていきたいという方にもおすすめ。ぜひこの機会にこちらのテントを購入してみてください。
おすすめ2ルームテント9：プライベートブランド
エアートンネル ROOMY2 （スタートパッケージ）
おしゃれなテントが多いハイランダーは密かに人気のあるメーカーです。コールマンのように知名度が高くない理由は大手アウトドア用品店「ナチュラム」のプライベートブランドとなり、Amazonや楽天でも購入できますが、基本的にはナチュラムからになります。同ブランドのテントはコスパも品質もデザインもいいと評判になっています。ROOMY2も自然に溶け込むベージュでデッドスペースができにくいトンネル型になっていますよ。
特徴
1人でも立てやすいエアーフレーム構造になっていて短い時間で簡単に設営でき、640×310cmの広いテントがすぐにせっちできます。設営時間と撤収時間が短ければ短いほどキャンプを長く楽しめますよ。開閉できる部分が多く、スカートもあり人気メーカーと同じように暑い時期から寒い時期まで対応でき、おしゃれで立てやすい2ルームを探している方におすすめです。
おすすめ2ルームテント10：ツーリング向け
ライダーズタンデムテント
DODの代表的なツールームテントといえばカマボコテントですが、同社のツーリング向けのライダーモデルも非常に人気があります。ライダーズタンデムテントは小型の2ルームテントと言えるツーリング向きのワンタッチテントです。一般的な前質が広いドームテントと比較すると前室部分に小窓があり調理しやすくなっています。またライダーモデルということでバイクに積載しやすい収納サイズですよ。
特徴
ワンタッチテントのため設営が非常に簡単で立てやすいです。軽く骨組みを組み立てるだけでほぼ設営は終わりますよ。あとはワンタッチで設営できます。小型ですがリビング、インナー部分に窓状のベンチレーションがあり熱がこもりにくくなっていてソロならリビング部分でちょっとした料理もできます。シェルターとしても使えて使い勝手いいですよ。
おすすめ2ルームテント11：アウトフレーム構造
ポルヴェーラ34
意外と少ない3人向けの少人数用の2ルームテントです。キャンパルジャパンは高品質なテントを手掛けるブランドでかつては自衛隊にも納入していました。ポルヴェーラ34はオーソドックスな形ですが使いやすく通気性もよく、スカートもきちんとあり春夏秋冬使える小型の2ルームとなり設営も簡単ですよ。
特徴
キャンパルジャパンの他の少人数（3～5人）用の2ルームと比べると軽量なタイプとなり持ち運びやすいです。前述したように2ルームは大きいため重たい製品が多い中、小型とはいえ10kgを切っていますよ。立てやすいトンネル型ではありませんが、フレームにフライシートを引っ掛けるだけの構造になっていて一度組み立てると、2回目からは非常に簡単にできるようになり初心者でも組み立てやすいです。
おすすめ2ルームテント12：使い勝手抜群
アポロン
キャンパルジャパン製品です。大きなトンネル型の2ルームテントとなり他社のトンネル型と比較するとポールの数が多く耐風性が非常に高いです。ポールが多くても立てやすいですよ。サイズが435×320cmと非常に大きいですが、テントサイトに合わせて右でも左でも自由にインナーがつけられるため大型でもレイアウトが比較的しやすいです。左右対称のシルエットが特徴的で他社のトンネル型と大きく違います。
特徴
抜群の通気性がありメッシュパネルはフレームが入っている位置を除きほぼ全てをカバーする大きさになっています。インナーがある場所も両サイドが大型メッシュパネルになるため熱がこもりにくいですよ。冬はスカート、フルクローズにより快適に過ごせ、強い風でも安定している全天候型2ルームといえます。
2ルームテントのまとめ
快適なテントを手に入れよう
キャンプは不便さを楽しむものという方もいますが、快適さを求めるスタイルも定番です。タープを立てるよりも2ルームテントだとすぐにリビングが確保でき雨の日でも、日差しが強い日でも、寒い日でも快適に楽に過ごせるようなりますよ。少なめですが少人数向けの2ルームもありソロキャンプでもファミリーキャンプでも活用できます。
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