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【ジャクソン】複合ベイトで狙うシーバスパターン

こんにちはjacksonフィールドスタッフの細野です。今回は複合ベイトについたシーバスのパターンについてお伝えします。これから水温の上がる時期によく見られる複合ベイトパターン!梅雨時期~夏にかけてのシーバスは活発に餌を追っています。
更新: 2021年5月16日
JACKSON FIELD STAFF 細野史哉
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目次

複合ベイトで狙うシーバス1

カタクチ&コノシロの複合パターン。
これは例年夏の前後によく当たるパターンなのですが、表層に多数のカタクチの群れが入り、中層から中層以下にコノシロが群れる状況です。
厳密に言えばどちらのベイトも捕食されていますし、これ以外の甲殻類なども捕食されています。
とは言え、ルアーでシーバスを狙う以上擬似餌を食わせる為には少しでも確率を上げる事が大事になります。
では、どちらのベイトに合わせていけば確率が上がるのか?
これはその日の状況や釣りをするエリアによっても大きく変わります。
まずはしっかりと観察してみましょう。
 

複合ベイトで狙うシーバス2


選択
複合ベイトの場合、どちらのベイトに合わせた方が釣りやすいかを考えてみて下さい。
カタクチイワシとコノシロ。
筆者はカタクチイワシに狙いを絞りました。
理由は、コノシロは少し水深があり、目視や捕食のタイミングを観察するのが難しい為、先ずは容易に観察出来るカタクチイワシに絞り、こちらのパターンで釣ってからコノシロに着いているであろう個体を狙おうと考えました。
カタクチと聞いてイージーなパターンだなと思われた方も少なくないと思います。
しかし、大量のカタクチイワシが入る状況ではなかなか食わせるのが難しくしっかりとパターンを把握する必要があります。
また、餌となるカタクチイワシの数が多い場合などは、少し下の層を引けるルアーが重宝します。
そこで、オススメなのがアスリート105VGです。

こちらはシンキングタイプのSとフローティングタイプのFの2種類がラインナップされています。
ボルテックスジェネレーター搭載で本当に飛距離が出ます。強風時のストレスも無く綺麗に放出されるラインは是非ともお試し頂きたいと思います。
また、ルアーの可動域のスピード幅が広いので、デッドスローからファストまで安定的に可動してくれるのも強みです。このスピードの幅はとても重要で、スローに反応が良い場合や早巻きにしか反応しない場合など1つのルアーでアプローチに緩急をつけられることはかなりのアドバンテージをもたらしてくれること間違いなし!もちろんアスリートと言えばトゥイッチング!と思われる方も多いと思います。
しっかりとその辺りも継承されていますので、デイゲームでのリアクションやここぞという時の変化をつける事も簡単です。
お試しいただければ違いは歴然。過度な説明は要らないと思います。投げて巻いてください(笑)

複合ベイトで狙うシーバス3


傾向
大量のカタクチイワシを前に水中で反転しながら捕食するシーバスが見えています。
これだけ水面にベイトがいるにも関わらずこの日、水面でボイルする個体は少なく、水面下20〜30cmぐらいで捕食しているイメージでした。
要因はカタクチイワシの数が多く、層になっていたからだと思います。
そして、シーバスが捕食するタイミングに傾向がありました。
それは、ベイトの向きが一定になったタイミング。シーバスに着かれバラバラに逃げているベイトにはあまり反応しない傍、ベイトが落ち着いて纏まるタイミングで捕食していました。この様に捕食のタイミングにはそれぞれパターンがあります。その日その日で変わりますが、大体の傾向を抑えておくことによって次回に繋がったり同じ様なシチュエーションに遭遇した場合にアドバンテージになるのでしっかり確認してみましょう。
 

複合ベイトで狙うシーバス4

アプローチ
当初、反転し捕食するシーバスがかなりの数見えていながらなかなかバイトまで持ち込めませんでしたが、上記のタイミングを測りザワついているタイミングでルアーを通すのではなく、ある程度ベイトが纏まるまで待ち、ベイトの頭の向きとルアーの頭の向きを合わせる事、ボイルしない事と水中で反転して捕食している事を意識し、少しルアーのレンジを下げ、ベイトの層の下を通すイメージでアプローチすると、これまでとは打って変わりかなりのバイト数になりました。この事からもシーバスは自分達の捕食のタイミングを崩さずより効率的に捕食している事が伺えます。しかし、折角纏まったベイトを蹴散らしてしまう太刀魚。
シーバスの捕食のタイミングと太刀魚の捕食のタイミングには差があるようで、纏まりかけた餌をバラしてしまいますが、これはこれでなかなかのサイズで楽しませてくれます。
このようにベイトが入るとそれに着いて様々な魚が釣れるのもまた魅力的です。

複合ベイトで狙うシーバス5


ルアーサイズ
また、バイト数が増えた要因としてルアーのサイズも関係していると思われます。
通常、カタクチイワシの群れにシーバスが着く場合にそんなに難しい事はないように思いますが、餌の数が多い場合や他のベイトと混合している場合など稀に普段のパターンが通用しない事があります。
そんな時は思い切ってルアーのサイズを上げてみて下さい。
この時も、ルアーのサイズを上げると反応が良くなりました。
多数の餌の中で少しでもシルエットを強調し、シーバスにアピールする事が出来るので有利に働きます。

複合ベイトで狙うシーバス まとめ

複合パターンで大事になるのは如何にシーバスが捕食しやすい方を選択するかという事と、どのタイミングで捕食しているのかを見極める事です。
また、普段と違うアプローチでルアーのサイズを上げてみるなど、少し工夫する事でガラリと状況は変わるので是非お試し下さい。夏はシーバス以外にもベイトに着いて様々な魚が入っています。これもまた面白いので臨機応変に楽しんでみてください。
全てのフィールドでの安全面への配慮や駐車への配慮もお忘れなくしてくださいね。