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屋根付き電動アシスト自転車が今アツい!雨風にも負けない次世代の自転車を解説!

頭に思い浮かべる、電動アシストの屋根付き自転車とはどんな種類ですか?ママチャリ型?それとも未来的な乗り物型?いま電動アシストの屋根付き自転車は、信じられないほど洗練されたものが登場しています。雨でもへっちゃらな、次世代の電動アシスト自転車をご紹介します。
2020年8月28日
はぐれ猫
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屋根付き電動アシスト自転車とは

屋根が付いてエコで快適な自転車

一般の電動アシスト自転車は、見た目的には自転車とほぼ変わらない乗り物です。種類はママチャリ、クロスバイクなど数々あって軽々進めますが、屋根がないから雨天の走行は向きません。一方で屋根付き自転車は、特に悪天候時でも快適に乗りこなせる、エコな乗り物として注目を集めています。

日本でもベロタクシーとしてお馴染み

住宅街ではほとんど見かけない電動アシストの屋根付きタイプですが、実は各地の市街地ではかなり浸透してきています。代表的なものが、ベロタクシーと呼ばれる電動アシストの人力タクシー。屋根が付いている自転車タクシーは、風を受けながら街をのんびり観光したり移動するのに適しています。

世界中で開発が加速中

そんなベロタクシーに限らず、電動アシストの屋根付き自転車は近ごろ急速に進化を遂げています。それは世界中の企業や個人が、続々と屋根付き自転車(ベロモービル)の開発に参入しているのが理由。自転車に比べても個性的で独自に進化した屋根付き自転車は、普通に販売されるようになっています。(当記事は2020年5月28日時点の情報を元に掲載しています。)

最新の屋根付き電動アシスト自転車の特徴

車のようなタイプ

まるで小型車のような見た目をした、電動アシストの屋根付き自転車が目立ちます。これはベロタクシーのタイプも含み、近未来には今よりも一般に普及すると考えられています。三輪や四輪のタイプがあり、電動アシストに加えて屋根やドアが付いていたりするので、乗り心地は想像以上です。

ワイパー付き

雨天に対応する屋根付き自転車の中には、極めて稀にワイパー付きの種類もあります。フロントのアクリル板などに手動ワイパーが付いていることで、雨粒によって視界を遮ることがありません。ただワイパー付きの屋根付き自転車は、まだまだ一般的とは言えないようです。

屋根を自転車に取り付けるタイプ

そんな車と遜色がない屋根付き自転車は、乗ってみたくても日本国内では手が出しにくい印象も否めません。そこで現実的な種類を探して見れば、二輪の電動アシスト自転車に屋根がついているタイプがあります。屋根は業者に依頼して付けられるし、DIYでの取り付けも可能になっているのです。

国内では自転車扱いされない種類も

海外で普及して来た屋根付きの電動アシスト自転車ですが、日本では道交法が理由で自転車扱いされない種類が多く含まれています。乗りこなすためには原付登録をして、ナンバープレートを付ける必要が出てきます。もし海外製を購入するなら、自転車扱いできるかどうかのチェックが不可欠です。

屋根付き電動アシスト自転車の評価

雨に濡れないメリット

どうしても自転車に乗る時に問題視されるのが、雨天時の走行です。雨合羽の脱着や片付けは面倒だし、傘さし運転をするのは危険です。だからこそ、電動アシストの屋根付き自転車が重宝します。屋根付きだから雨に濡れないメリットは勿論、雨でも安全に疲れない走行ができる利点があります。

日焼けを避けられるメリット

日差しがギラギラ照りつける真夏日、長時間の自転車移動が気になる女性が多いようです。しかし電動アシストの屋根付き自転車ならば、屋根によって日差しを避けながらの走行が可能です。UVカットのフィルムを貼ったりすれば、ますます不要な日焼けを避ける効果が期待されます。

風についてのメリット・デメリット

多少の風ならものともせず突き進めるのが、屋根付き電動アシスト自転車の良さです。三輪は特に、向かい風にも強さを発揮してくれます。しかし気をつけたいのは、電力切れ時のデメリット。その時には屋根があるぶんだけ風を受けて重たく感じ、めったに無い強風では煽られる難点は否定できません。


注目の屋根付き電動アシスト自転車①

DryCycle

近ごろイギリスから登場したばかりのドライサイクルは、電動アシスト機能を持った最新の屋根付き自転車です。黄色いボディのドライサイクルは、電動アシスト自転車としてはまだまだ珍しい四輪型。そのため風雨が気になる日も安定した走行を実現するなど、購入したくなる魅力でいっぱいです。

DryCycleの特徴

ドライサイクルの駆動部には、シマノSTEPS E8000システムを採用、電動アシスト走行は時速25kmも可能なほど高性能です。航空機に使われるアルミ合金ボディはクラッシャブルゾーンを備え、屋根付き自転車としては珍しく衝突試験も行ったというから驚き。約210万円という価格の高さも納得です。

注目の屋根付き電動アシスト自転車②

Barbagallo X01

西オーストラリアのパース市を拠点とする、Barbagallo Bikecars。この会社から、未来的な屋根付き自転車のX01が登場して話題です。電動アシスト自転車は、三輪(リカンベントトライク)のスタイル。X01は安全、快適、スタイリッシュをコンセプトに開発され、欧米では既に販売され走り回っています。

Barbagallo X01の特徴

全長220×幅80cmというサイズのX01は、イタリア人が手掛けたおしゃれデザイン。ポリカーボネートの屋根付き自転車にワイパーは無く、上部に開くスタイルです。大容量のトランクは荷物運びも容易とし、4時間の充電で70kmを連続走行できます。販売価格は日本円で180万円と、かなり高級な印象です。

注目の屋根付き電動アシスト自転車③

Veemo

北米大陸のカナダで活躍中の屋根付き自転車、Veemoもおすすめします。見た目はドアも付いていてまるっきり車のようですが、バンクーバーに拠点を置くVeloMetroが開発した三輪電動アシスト自転車なのです。バンクーバーの市街地では、サイクルシェアリングの乗り物としても浸透しています。

Veemoの特徴

完全に風を避けられるボディはクラッシャブルゾーンも備え、ワイパーは無いながら安全を考慮した設計。屋根付き自転車は120kgも重量がありながら軽々と漕ぎ進められ、充電1回あたり100kmまで走行できます。サイクルシェアリング価格は1時間1,300円台なので、観光途中にも乗りやすい料金設定です。

注目の屋根付き電動アシスト自転車④

Virtue Pedalist

まるでチョロQのようだと表現される電動アシスト自転車は、アメリカの西海岸で誕生した、Virtue Pedalist。この屋根付き自転車は、サンディエゴのVirtue Bikeが開発した三輪型です。2014年にはすでにアメリカでの販売を目指していたというから、もう誕生して7年目になります。

Virtue Pedalistの特徴

ペダリストの外見は車のボディそのままですが、内部を見れば三輪自転車が収められたような構造になった屋根付き自転車です。約90kgの重量があっても、パワーのある電動アシスト機能でぐんぐん進みます。ワイパーが無いのは残念ですが、前方のキャリアーで多くの荷物を運べることは魅力です。

注目の屋根付き電動アシスト自転車⑤

Ego

2015年の末に世に現れたのが、まるでレモンに風穴を開けたような外観をしたEgoでした。Ego Urban Transporterが開発したEgoは、電動アシスト機能を持った三輪タイプの屋根付き自転車です。見るからに風を切って軽快に街を走行できそうな印象があります。

Egoの特徴


高さ1.4mのボディを上に持ち上げて乗り込むと、電動アシストの機能とバイクモードを選べます。電動アシストでは坂道に向かないという屋根付き自転車ですが、バイクモードでは時速32kmで連続48kmを走破できます。日本円での販売価格は53万円程度と、さほど購入は難しくない種類です。

注目の屋根付き電動アシスト自転車⑥

Ginzvelo

たまご型が特徴なギンズベロは、近年にアメリカで開発された電動アシストの屋根付き自転車です。これはリカンベントトライクと呼ばれる、寝そべって進むタイプの三輪自転車。風になって走れるギンズベロは、2015年から限定生産で販売され、今も購入が難しいとされています。

Ginzveloの特徴

真っ白な屋根付き自転車のボディはグラスファイバー製で、ボディをぐいっと持ち上げ乗り込む構造です。電動アシストの他にモーター走行も可能で、最高時速32km、1回の充電で120~160km以上の走行が可能というから驚き。販売価格は日本円で80万円台と、他に比べて購入しやすく感じる価格設定です。

注目の屋根付き電動アシスト自転車⑦

PEBL

各種のカラーが揃ったPEBLも、アメリカで登場した三輪の屋根付き自転車でした。小型のおしゃれボディは簡易なドア付きで、風を防いで雪道の走行もできるスグレモノ。すでに2017年には量産体制に入っていて、アメリカではかなり購入しやすい電動アシスト自転車になりました。

PEBLの特徴

赤や水色などが用意されたボディは、大豆のエポキシ樹脂や麻布を使ったエコさが特徴。屋根付き自転車はワイパーは無くとも、後部には大容量のトランクを備えているので買い物も楽チンです。ベロタクシーのように後部座席もあって、大人1人か子供2人が乗り込めるのも優れた見どころになっています。

注目の屋根付き電動アシスト自転車⑧

ヤマハ 05GEN

いま日本の大手メーカーから出ている屋根付き自転車を探せば、ヤマハの05GENが目に止まります。他の電動アシスト自転車とは一線を画する外観をした、三輪モビリティはとても小型。衣をイメージしたというデザインはしなやかでおしゃれで、ちょっとした雨天でも問題なくお出かけができます。

白を基調とした05GENの前輪はリーニング機構が用いられ、2つの車輪は傾くので小回りが利く構造です。この屋根付き自転車でシンボル的なのが、青さが際立つ独特なルーフ。使わない時には折りたたむことができ、風を受けにくい構造です。普段使っている時も周囲の視界を遮りません。

注目の屋根付き電動アシスト自転車⑨

Schaeffler ESSENZ

よりスポーティなタイプを求めたら、Schaeffler ESSENZという屋根付き自転車の出番です。オーストリアで誕生したこの電動アシスト自転車は、CO2の削減というテーマを元に考案されました。他のどの三輪タイプよりシンプルで未来的なデザインが素敵ですが、日本国内では未だ販売していません。

Schaeffler ESSENZの特徴

リカンベントの三輪の屋根付き自転車は、強風も受け流しながら乗りこなす、自転車本来の感覚を重視したものです。そのため屋根以外は付けない開放的デザインとなり、とても乗り込みやすい特徴があります。販売価格も高くなりそうですが、日本で販売されればかなり人気が出そうです。

屋根付き電動アシスト自転車ショップ

コロポックル

よくある電動アシスト自転車で屋根付きタイプを希望するなら、大阪のコロポックルがイチオシです。大阪の東住吉区にあるコロポックルは、あべのハルカスにも近い立地。自転車用の屋根のオーダーメイドや取り付けサービスを基本とし、子供を乗せられる電動アシストの屋根付き自転車の販売もしています。

コロポックルの屋根の価格は


いまコロポックルで販売している、プリティリムジンという商品があります。これは販売価格は7万円台+送料というお値段です。DIYでの取り付けも良いですが、ご近所なら取り付けサービスは無料になっています。オーダーメイドなので若干販売の価格も高いですが、確実に雨除けになるので見逃せません。

コロポックルはワイパー付きも

雨天の対策が万全なコロポックルでは、自転車の屋根のフロントにワイパーを付けることもできます。価格もお手頃なワイパーは完全な手動式で、雨天の走行中に動かせば視界を瞬時に改善します。もしワイパーを希望するなら、コロポックルでの屋根付き自転車や屋根の購入時に問い合わせてみることです。

基本情報

【所在地】大阪府大阪市東住吉区桑津1-20-27
【電話】06-7890-2344

コロポックル

DIYで取り付け可能な自転車用屋根アイテム

自転車の屋根アイテムとは

自分でDIYして屋根付き自転車に魔改造できてしまう商品としては、ゴリックスが販売するアーチ型シールドルーフがあります。これは購入をした段階でバラバラの部品になっているので、DIYによる組み立て・取り付けを行います。ハンドルとサドルを支点として取り付ければ、雨を避けられる仕組みです。

DIYでの取り付けは難しい?

実際に購入してDIYで取り付け工事をする人もいますが、実はこの種の商品、DIYでの取り付けが難しいとされています。屋根付き自転車に改造しても、外れてしまったなどの声もあります。この種のアイテムの取り付けは、DIYより自転車店などにお願いする方法も検討してみてください。

DIYで自転車の屋根を自作する例

購入できるキットを使わず、DIYで0から屋根を作ってしまう人もいます。とある動画で紹介されているDIYの方法は意外と簡単です。まず曲がるプラ管、ポリカ板など安い価格の材料を購入。骨組みにポリカ板をはめ込み、それを前後のカゴに固定するというDIY。しっかり作れば販売品と変わらぬ出来栄えです。

屋根付き電動アシスト自転車に乗ってみたい

日本で乗れる日を夢見て

一度も見たこともないような電動アシストの屋根付き自転車が、世界には続々登場していることが分かってきました。価格面ではかなり高級な種類も多いながら、その高性能でエコでかっこいい様子には魅了されてしまいます。安く購入して、風を切って走行してみたいものですね。

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当サイトでは電動アシストの屋根付き自転車の他にも、様々な種類の自転車情報をまとめています。かっこいい自転車で風と共にサイクリングしてみたい方も、チェックしてみてください。