SK-625 454
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シャツスキー保護ウエア3D
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コミネ SK-800
SK-682 826
SK-612 305
SK-828 12998
ツーリング用インナープロテクター:はじめに
バイクは、転倒や事故で大きなけがをする危険性がある乗り物です。ヘルメットの着用義務は法律で定められていますが、その他の部位の保護は推奨の範囲でしかないため、思いのほか軽視されてきました。ところが近年、頭部以外を保護するプロテクターが注目され、愛用しているライダーが増えています。
プロテクターが注目されるようになった原因
プロテクターが注目されるようになったのは、ライダーの安全に対する意識が高まったためだと考えられます。バイクにABSやコンビブレーキなどの装置が標準装備されたり、教習所でプロテクターを装着されるようになったりしたのが原因です。
安全に対する意識が「気をつける」という精神論から、「危険に備える」という具体策へ方向転換されつつあります。
インナープロテクターのメリット
おしゃれなライダーにおすすめ!
プロテクターの効果に期待しながらも、その物々しさに装着をためらっているライダーも多いことでしょう。そこで注目されているのがインナープロテクターです。
インナープロテクターは、アウターの下に装着するタイプのプロテクター。普段着にしているアウターに、ライディングジャケットと同等の安全性を付加できますので、気分に合わせてウエアを変えたいおしゃれなライダーにおすすめです。
四季を通じて装着できる!
インナープロテクターを導入すれば、気温や季節に合わせたウエア選びがしやすくなります。薄着になってしまう夏は特にメリットが多いですね。夏の普段着アウターや日焼け防止用ラッシュガードに保護性を付加できます。また、冬のツーリングでワーク系防寒着を愛用している人にもおすすめです。
インナープロテクターのデメリット
装着と脱着が面倒
インナープロテクターは、事故や転倒の衝撃でズレにくいのもメリットですが、メリットばかりではないのも事実。インナープロテクターは装着すると、外すのが思いのほか面倒なのです。
ライディングジャケットは、脱げばかさばるプロテクターから解放されますが、インナープロテクターは、装着したままツーリング先での観光やグルメを楽しむことになってしまいます。
アウターのシルエットに影響するかも
インナープロテクターは、アウターのシルエットに影響するのもデメリットです。普段着にちょうどいいサイズのアウターでは、プロテクターのゴツゴツした形が浮き出てしまう可能性があります。また、レディースサイズの展開も少ないですね。安全性と見た目のおしゃれ感はトレードオフとなってしまいます。
ここで紹介するインナープロテクターは?
では本題!ここでは普段着のシルエットに影響しにくい、ソフトタイプのインナープロテクターを中心に紹介します。また、レディースサイズのあるインナープロテクターも探しました。なお、この記事は2023年3月9日現在の情報をもとに作成しますことをご了承ください。
ツーリング用インナープロテクター①
普段着ツーリングにおすすめ!コミネ/SK-625
SK-625 454
コミネは、普遍的なデザインに人気のあるバイク用アパレルメーカーです。コミネの胸、脊髄、肩、肘を保護してくれるインナープロテクターは、アーマードトップインナーウエア(SK-625)。伸縮性の高いインナーシャツが体にぴったりフィットします。
コミネ/SK-625のおすすめポイント
コミネのアーマードトップインナーウエアのおすすめポイントは、オプションパーツ(インナーチェストガードSF)で、胸のプロテクターをハード系に交換できるところです。また、胴回りを調整できるベルトで、プロテクターを最適な位置で固定できます。インナーシャツのクールマックス素材は、夏のツーリングでも快適です。
コミネ/SK-625のサイズ
コミネのアーマードトップインナーウエアのサイズ展開は、S、M、L、XL、2XLの5サイズです。もっとも大きいサイズで胸囲は104cm。レディースサイズはありませんが、オプションのハード系胸プロテクターに女性用があります(レディースチェストガード/SK-682)。
ツーリング用インナープロテクター②
普段着ツーリングにおすすめ!デイトナ ヘンリービギンズ SAS-TEC
HBP-019 18801
背中と胸、肩と肘部分にプロテクターを採用。瞬間効果プロテクターを使うことによって、事前に怪我を防ぎます。インナープロテクターにすることで、走行時におしゃれを楽しむことが可能です。ストレッチ素材を利用しているので、インナープロテクターをつけているからといって、動きづらくなることはありません。
デイトナ ヘンリービギンズ SAS-TECのおすすめポイント
デイトナ ヘンリービギンズ SAS-TECは、CE規格をクリアしたプロテクターを利用しています。特に、肘部分のプロテクターに関しては、CEレベル2をクリア。摩耗に強い特殊生地のHPPEマテリアルを使用しているため、万が一転倒してしまっても安心です。
デイトナ ヘンリービギンズ SAS-TECのサイズ
デイトナ ヘンリービギンズ SAS-TECのサイズは、S、M、Lの3展開となっています。伸縮性があるものなので、少し小さめであっても問題ありません。ほかにも耐切創生地のタイプもあるので、お好きな方を選んでください。
ツーリング用インナープロテクター③
普段着ツーリングにおすすめ!パワーエイジ/PA-475
PA-475
パワーエイジは普段着スタイルで、おしゃれを楽しみたいライダーに人気のバイク用アパレルメーカーです。パワーエイジの胸脊髄、肩、肘の上半身すべてを保護できるインナープロテクターは、PORON®肩・肘・胸・脊椎サポーター(PA-475)。伸縮性の高い吸水速乾生地が用いられています。
パワーエイジ/PA-475のおすすめポイント
PORON®肩・肘・胸・脊椎サポーターのおすすめポイントは、着心地のよさと保護性のバランスです。プロテクターに採用されているPORON®XRD®は、薄くてしなやかな素材でありながら、衝撃が加わると分子が結束して保護性を発揮します。
インナーシャツにUVカット素材が用いられていますので、夏はお気に入りの半袖Tシャツを重ねておしゃれするのもありです。
パワーエイジ/PA-475のサイズ
PORON®肩・肘・胸・脊椎サポーターのサイズ展開は、M、L、XLの3サイズです。もっとも大きいXLの胸囲は94~106センチ。また、レディーズサイズのWMもあります(胸囲77~89センチ)。WLサイズも欲しいところですが、レディースサイズがあるインナープロテクターは貴重です。
ツーリング用インナープロテクター④
普段着ツーリングにおすすめ!BenKen ボディプロテクター
シャツスキー保護ウエア3D
BenKen ボディプロテクターは、人体工学に基づいて作られたモデルです。ほかにもシリーズ展開されているブランドなので、使用時はシリーズのライン使いがおすすめ。プロテクターを使って怪我から体を守りましょう。
BenKen ボディプロテクターのおすすめポイント
胸部、背中、肩、肘の4ヶ所に、プロテクターが取り付けられています。広範囲にプロテクターが入っているので、初めてバイクやマウンテンバイクに乗るという人にもおすすめです。スノーボードやアイスホッケーにも利用できるので、購入後はさまざまなシーンで利用してみてください。
BenKen ボディプロテクターのサイズ
BenKen ボディプロテクターは、女性でも使えるようにS、Mサイズが用意されています。もちろん、XLLサイズまで展開しているので、大柄な男性でも安心して利用できるサイズです。
ツーリング用インナープロテクター⑤
普段着ツーリングにおすすめ!コミネ/SK-694
SK-694 904
ベストタイプのインナープロテクターは、着脱がしやすいのでおすすめです。袖が細めのアウターでも重ねやすいですし、致命傷を受けやすい胴体を保護できます。ベストタイプの一番人気は、コミネのCEボディプロテクションライナーベスト(SK-694)。胸、脊髄、脇腹を保護できます。
コミネ/SK-694のおすすめポイント
CEボディプロテクションライナーベストのおすすめポイントは、短い着丈です。普段着のアウターを重ねても裾から出ないデザインになっています。胸と脊髄のプロテクターはハード系ですが、着脱しやすいベストタイプなら許せる範囲だといえますね。
コミネ/SK-694のサイズ
CEボディプロテクションライナーベストのサイズ展開は、S、M、L、XL、2XLの5サイズで、もっとも大きいサイズの2XLの胸囲は102センチです。残念ながらレディースサイズはありません。
コミネでレディース用のベストタイプインナープロテクターを求めるなら、CEレベル2 ボディプロテクションインナーベスト(SK-820)があります。
ツーリング用インナープロテクター⑥
普段着ツーリングにおすすめ!コミネ/SK-828
SK-828 12998
1万円以下で購入できるプロテクターをお探しの方には、こちらのアイテムがおすすめです。ボディのみのプロテクターで、CE規格レベルは2となります。エルボーガードやニーガードなども別で売られているので、合わせて購入するとさらに安全です。
コミネ/SK-828のおすすめポイント
こちらのプロテクターは、通気孔を取り入れているのが特徴的。通気性が高いだけでなく、しっかりと衝撃を吸収するフォームを搭載しています。体にしっかりとフィットするアイテムなので、ご自身の体に合わせてサイズ調節をしてください。
コミネ/SK-828のサイズ
こちらのプロテクターはフリーサイズですが、自由に調節できます。そのため、サイズを気にせず購入したいという方にピッタリ。気になるという方は、ぜひこの機会に購入してみてください。
ツーリング用インナープロテクター⑦
普段着ツーリングにおすすめ!パワーエイジ/PA-490
PA-490
パワーエイジのPORON®胸・脊椎サポーター(PA-490)は、先述したPA-475のベストタイプです。肩と肘のプロテクターを省略し、致命傷を負いやすい胸と脊髄を保護できます。また、脊髄も省略したPORON®胸サポーター(PA-474)もラインナップされています。
パワーエイジ/PA-490のおすすめポイント
PORON®胸・脊椎サポーターは、幅広いライディングポジションに対応してくれるのがおすすめポイントです。アップライトなライディングポジションでも、脊髄のプロテクターが干渉しにくくなっています。また、肘や肩のプロテクターが省略されていますので動きやすいですね。
パワーエイジ/PA-490のサイズ
PORON®胸・脊椎サポーターのサイズ展開は、M、L、XLの3サイズで、もっとも大きいサイズのXLで、胸囲は94~104センチです。またレディースサイズのWMもラインナップされています。パワーエイジでは、公式ホームページでヌード寸法の測り方を明示していますので、サイズ選びがしやすいですね。
ツーリング用インナープロテクター⑧
普段着ツーリングにおすすめ!コミネ/SK-800
コミネ SK-800
コミネのチェストプロテクターベース(SK-800)は、致命傷を負いやすい胸を保護したいライダーにおすすめです。別売りのハード系のプロテクターを挿入して使います。インナーウエアの上から装着できますので、夏のツーリングでの休憩でも着脱がしやすいですね。
コミネ/SK-800のおすすめポイント
チェストプロテクターベースは、体型に合わせやすいのがおすすめポイントです。伸縮性のあるベルトの長さを調整し、バストのトップを合わせて装着すると、アウターのシルエットに影響しにくくなります。ハード系プロテクターにありがちな、ゴツゴツした形が浮き出にくいですね。
コミネ/SK-800のサイズ
SK-682 826
チェストプロテクターベースは、ベルトを調節して体に合わせるタイプですので、サイズ展開はフリーサイズのみです。最大サイズが明示されていませんので、体が大きいライダーは店舗で確認したほうがいいでしょう。
オプションのプロテクターはハード系で、メンズ用のインナーチェストガードSF(SK-689)と、レディース用のレディースチェストガード(SK-682)があります。
ツーリング用インナープロテクター⑨
普段着ツーリングにおすすめ!パワーエイジ/PA-444
PA-444
パンツタイプのインナープロテクターは、バイク用ライディングパンツのプロテクター位置が合わないライダーにもおすすめです。
パワーエイジのPORON® プロテクトパンツは、膝、腰、お尻を保護できるパンツタイプのインナープロテクターです。スポーツ用のアンダータイツ的な素材が体にフィットします。
パワーエイジ/PA-444のおすすめポイント
PORON® プロテクトパンツのおすすめポイントは、履き心地のよさにあります。衝撃が加わったときにのみ、分子が結束するPORON®プロテクターは、膝の曲げ伸ばしがしやすいですね。普段着のジーンズやワークパンツの下に着用しても違和感がありません。ずり落ち防止加工されたウエスト部は、締め付け感が抑えられています。
パワーエイジ/PA-444のサイズ
PORON® プロテクトパンツのサイズ展開は、S、M、L、XLの4サイズです。もっとも大きいサイズのXLで、ウエストゴム寸は80センチですが、実質上のウエストサイズは90センチほどだといえます。残念ながらレディースサイズはラインナップされていません。
ツーリング用インナープロテクター⑩
普段着ツーリングにおすすめ!コミネ/SK-612
SK-612 305
コミネのプロテクトメッシュアンダーパンツロング(SK-612)は、ハード系プロテクターでありながら、装着感のいいパンツタイプのインナープロテクターで、尾骨、大腿部、膝を保護できます。膝を保護できるパンツタイプのインナープロテクターは少ないので、貴重な存在ですね。
コミネ/SK-612のおすすめポイント
プロテクトメッシュアンダーパンツロングは、足裏を通すループがおすすめポイントです。裾がずり上がりにくく、プロテクターの位置が安定しやすくなっています。また、生地に通気性のいいメッシュ素材が用いられていますので、夏のツーリングでも快適です。
コミネ/SK-612のサイズ
プロテクトメッシュアンダーパンツロングのサイズ展開は、S、M、L、XL、2XL、3XLの6サイズで、もっとも大きい3XLのウエストは、86~100センチです。残念ながらレディースサイズのラインナップはありません。
普段着パンツと合わせるなら、スリムパンツよりもレギュラーフィットやルーズフィットがベター。メンズサイズ限定なら、前開き構造にしてほしいところです。
ツーリング用インナープロテクター⑪
普段着ツーリングにおすすめ!RSタイチ/TRV045
TRV045
教習所で膝にプロテクターを装着したために、習慣化したライダーは多いことでしょう。膝は転倒や事故で致命傷になりにくいものの、けがをするとツーリングを中断せざるを得なくなったり、治りにくかったりします。
RSタイチのステルスCEニーガードハード(TRV045)は、ハード系のインナープロテクターです。膝は夏でも暑さを感じにくいので、保護性の高さを優先するのがおすすめ。冬は膝を防寒する役目も果たします。
RSタイチ/TRV045のおすすめポイント
ステルスCEニーガード(ハード)は、ずり上がりを防止する膝下のベルトがおすすめポイントです。太ももを圧迫しないので、膝の曲げ伸ばしがしやすいですね。
膝用のインナープロテクターは、脱着のしにくさがデメリットですので、ツーリングメインなら動きやすさを優先するのが正解だといえます。肌が弱いライダーは、夏でもタイツの上に装着したいですね。
RSタイチ/TRV045のサイズ
ステルスCEニーガード(ハード)のサイズ展開は、MとLの2サイズです。大きいサイズのLで、膝周りが36~42センチになっています。メンズ、レディースのサイズ別はありません。スリムフィットの普段着パンツではシルエットに影響するので、レギュラーフィットやルーズフィットのパンツと合わせたいですね。
ツーリング用インナープロテクター⑫
普段着ツーリングにおすすめ!パワーエイジ/PA-442
PA-442
パワーエイジのPORON®膝サポーターは、衝撃が加わったときのみ分子が結束する、ソフトタイプの膝用インナープロテクターです。足に通すだけのスリーブタイプですので、簡単に装着できます。吸水速乾生地が、夏のツーリングでも爽やかな付け心地です。
パワーエイジ/PA-442のおすすめポイント
PORON®膝サポーターは、フィット感がいいのでおすすめです。他メーカーの膝用インナープロテクターは、ベルトで固定するタイプが多いのですが、PORON®膝サポーターは、生地にずり落ち防止加工がされていますし、しなやかなPORON®素材が膝をすっぽりと覆います。夏のツーリングだけでなく、通勤や通学でも使いやすいですね。
パワーエイジ/PA-442のサイズ
PORON®膝サポーターのサイズ展開は、S、M、Lの3サイズです。もっとも大きいサイズのLで、太もも周りは42センチになっています。レディースサイズはありませんが、ユニセックスだと捉えてOKです。おしゃれなバイク用ウエアらしく、サイズ表記は細かく明示されています。
ツーリング用インナープロテクター:まとめ
ツーリングでは、バイクから降りた時の動きやすさも想定して、インナープロテクターを選びたいですね。また付け心地のよさも重視しましょう。普段着にしているアウターをツーリングで着用すれば、あなたの感性を大切にできます。
バイクは特別な乗り物?答えはノーです。ツーリングは特殊な趣味ではなく、ハイキングやピクニックのように、普段着スタイルでも楽しめる趣味であったほうが、バイク愛好者の裾野を広げられるといえます。
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