不織布の使い捨てマスクは再利用できる!長持ちさせる正しい洗い方を解説!

不織布の使い捨てマスクは再利用できる!長持ちさせる正しい洗い方を解説!

不織布の使い捨てマスクはウイルスや花粉が体内に侵入するのを防ぐ重要なアイテムです。しかし、マスクが売り切れていて手に入らない時期もあるでしょう。そんな時は、マスクの洗い方を学んで再利用しましょう。今回は不織布の使い捨てマスクの正しい洗い方についてまとめました。

記事の目次

  1. 1.不織布マスクの正しい洗い方を学ぼう!
  2. 2.不織布マスクとは?
  3. 3.不織布マスクに正しい洗い方はある?
  4. 4.正しい洗い方で不織布マスクの効果は変わる?
  5. 5.不織布マスクの消毒・洗い方①手洗い
  6. 6.不織布マスクの消毒・洗い方②アルコール消毒
  7. 7.不織布マスクの消毒・洗い方④電鍋を使う
  8. 8.不織布マスクのNGな消毒・洗い方①煮洗い
  9. 9.不織布マスクのNGな消毒・洗い方②洗濯機
  10. 10.不織布マスクのNGな消毒・洗い方③レジンライトに当てる
  11. 11.マスク再利用方法・代用品①布マスクを使う
  12. 12.マスク再利用方法・代用品②洗えるマスク
  13. 13.マスク再利用方法・代用品③ガーゼを当てる
  14. 14.マスク再利用方法・代用品④手作りマスクを作る
  15. 15.正しい洗い方ならマスクを再利用できる

不織布マスクの正しい洗い方を学ぼう!

使い捨ての不織布マスクは再利用できる

Photo bycoyot

ウイルスや花粉の侵入を防ぐ使い捨ての不織布マスクですが、一度使ったら捨ててしまうのはもったいないと思いませんか?不織布でできたマスクは正しい洗い方をすれば何度か再利用することが可能です。今回は不織布マスクの洗い方とマスクを痛めてしまうNGポイント、さらにその他のマスクを再利用する方法や使い捨てマスクの代用品を紹介します。

不織布マスクとは?

2003年頃に生まれた使い捨てマスク

Photo byleo2014

日本では長くガーゼを使用した布マスクが使われていましたが、2003年頃に家庭用マスクで「不織布マスク」が誕生しました。不織布の使用によって飛躍的の性能がアップしことと使い捨てという衛生的な特徴から一般に広く浸透し、今では様々な種類が販売されています。

不織布とは繊維を絡み合わせた布のこと

不織布マスクに使われている「不織布」とは繊維を絡み合わせてシート状にした素材です。不織布は織られた布よりも繊維が密集していますが、非常に細かい孔が開いているので通気性が高くウイルスや花粉を捕まえやすいという特徴があります。また、繊維の隙間に空気が溜まりやすいので保温性も優れています。

不織布マスクの構造

不織布マスクの形状は色々ありますが、構造に注目すると不織布と不織布の間に特別なフィルターを挟んだ三層構造で作られたものがほとんどです。不織布の細かな繊維とフィルターの効果が合わさって、ウイルスや花粉、粉塵を強力にキャッチし喉や口内を守るのです。

不織布マスクに正しい洗い方はある?

不織布はデリケートな素材

不織布は繊維を絡ませてるだけなので、織った布よりも衝撃に弱いという特性があります。そのため、間違った洗い方で洗ってしまうとすぐに破れたり変形したりしてマスクがダメになってしまう恐れもあるのです。

正しい洗い方で洗うことが大切

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貴重な不織布マスクを長持ちさせるには、マスクの形状や不織布の特徴に合わせた正しい洗い方をしなければなりません。中には「正しい洗い方だと広まっているけれど実は間違っている洗い方」もあります。そのためまずは、正しい使い捨てマスクの洗い方を学ぶことが大切なのです。

正しい洗い方で不織布マスクの効果は変わる?

使い捨てマスクなので洗うと性能は落ちる

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不織布マスクは基本的に「使い捨て」で使用する前提で作られています。そのため、全国マスク工業会では「不織布マスクを洗うのは推奨していない」という見解が示されています。不織布マスクを洗う時には、買った時と同じ性能は維持できないと覚えておきましょう。

「静電気加工」が無くなる

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不織布マスクを洗って一番影響があるのは不織布の間にあるフィルターです。フィルターには「静電気加工」が施され、帯電によってウイルスや花粉を集める仕組みになっています。このフィルターが水分や洗剤に浸かると「静電気加工」薄れ、捕集効果が低くなるのです。

素材が傷んで従来の効果が薄れる

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マスクの素材そのものも洗うことで傷んでしまう恐れがあります。衝撃に弱い不織布は洗った時に穴が開く可能性があり、穴が開いたマスクでは花粉や細菌をしっかりと防げません。不織布マスクを洗う時には丁寧に優しく洗うようにして、破損のリスクを抑えましょう。

100%効果が消えるわけではない

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洗うと性能が落ちる不織布マスクですが、100%効果がないとは言い切れません。静電気加工が薄れても不織布やフィルターの繊維がウイルスや花粉を捕まえる効力は残りますし、丁寧に洗えば繊維が破れることもありません。花粉シーズンや冬場などでマスクがなかなか手に入らない時は洗って使用しても役立つでしょう。

不織布マスクの消毒・洗い方①手洗い

除菌効果がある洗剤を使う

不織布マスクを洗う時には除菌作用がある洗濯洗剤を使用しましょう。洗面器やバケツにぬるま湯を溜めて、容量に合った量の洗剤を投入しよく混ぜ合わせて下さい。ぬるま湯にすると洗剤の効力が高く発揮されます。なお、花粉ブロック効果がある柔軟剤もありますがマスクには柔軟剤は使わないようにしましょう。

優しく押し洗いする

マスクをぬるま湯につけたら5分〜10分程度漬け置きしましょう。ぬるま湯がしっかりマスクに浸透したら、表面を優しく押すようにして洗って下さい。水分と一緒に汚れを追い出すようなイメージです。激しく揉んだり擦ったりする必要はありません。何度か押し洗いしたら最後に洗剤が入っていないぬるま湯に浸してすすぎましょう。この時の泳がせるような感覚で丁寧に扱って下さい。

タオルで挟んで水分を取る

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清潔な乾いたタオルの上にマスクを置いて、タオルで挟むように包んでください。タオル越しにそっと押してマスクの余分な水分を吸い取りましょう。強く押したり丸めたりすると変形の原因となるので、掌でマスクの形を崩さないようにするのがポイントです。あとは陰干しで残った水分を完全に乾かせば完成です。

不織布マスクの消毒・洗い方②アルコール消毒

70〜80%のアルコールを使う

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アルコールで消毒する方法は水分を使わない分、普通に洗うより効果を下げにくいおすすめの方法です。マスクの消毒を行う時は70%~80%のアルコールを使用してください。ウイルスの除菌にもっとも効果がある度数で、一般で市販されている消毒用エタノールがちょうどのこの度数になっています。飲酒用アルコールや度数の低いアルコールでは代用できないので注意しましょう。

裏表にアルコールをかける

不織布マスクをアルコール消毒する際は必ず表面、裏面両方にアルコールを噴射しましょう。表側には外部からのウイルスや雑菌が付着しています。裏面は自身が吐き出した息に含まれた雑菌が付着しているので、消毒しないと嫌な臭いがついてしまう恐れがあります。

アルコールをしっかり乾かす

アルコールで消毒した後はアルコールが完璧に乾くまでマスクを乾燥させましょう。アルコール成分がマスクの表面に残ったまま装着すると、吸い込んだ拍子に口内や喉、気管を傷めてしまう可能性があります。消毒用アルコールは体内に取り込むために作られている製品ではないので、取扱いには注意しましょう。

不織布マスクの消毒・洗い方④電鍋を使う

台湾のデジタル担当大臣が紹介

電鍋を用いたマスクの消毒方法は台湾のデジタル担当大臣が紹介していることで話題を呼びました。台湾のデジタル担当大臣の唐鳳さんは日本に向けて、日本語字幕付きの動画をTwitterにアップしてやり方を説明しています。電鍋を持っている人は試してみましょう。

電鍋で8分加熱する

Photo by 【J】

電鍋で使い捨ての不織布マスクを消毒する方法はとても簡単で、鍋の中にマスクを入れて8分間加熱するだけです。電鍋とは、台湾発祥の電気釜のことで、煮る、蒸す、炊く、など様々な調理が行える人気家電です。この電鍋の加熱では、空蒸ししている状態になるので適度な熱でマスクを消毒できるのです。

3〜4回が再利用の限度

動画でも説明がありますが、この消毒方法で使い捨てマスクの再利用ができるのは破損や汚れが無く、屋外や感染リスクが低い場所で使われたマスクのみです。また、電鍋での消毒によるマスクの再利用回数は3回~5回程度なので、使用回数の目安にしましょう。

不織布マスクのNGな消毒・洗い方①煮洗い

マスクの素材が変質するかも

Photo byThree-shots

煮沸消毒とは、沸騰したお湯で布製品を煮洗いして殺菌を行う方法です。熱に弱いウイルスや雑菌を一気に殺菌できるので洗濯物の臭い消しなどでよく使わる方法ですが、デリケートな素材には適ししていません。不織布は熱に弱いので、繊維が変質して使えなくなる恐れがあるのです。

鍋にマスクが付くと溶けてしまうことも

鍋で煮沸消毒をしているとき、熱くなった鍋肌にマスクが付くと、熱で不織布が溶ける恐れもあります。不織布は化繊素材でできているものが多く、溶けた際に有害物質を発生させることもあるのでなるべく火や高熱になるところには近づけないように注意しましょう。そういった点も、煮沸消毒がおすすめできない理由です。

不織布マスクのNGな消毒・洗い方②洗濯機

洗い方が激しく破損の原因に

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洗濯機は汚れをキレイに落としてくれる便利な家電ですが、洗濯槽の中は激しく回転するので使い捨てマスクのようなデリケートなアイテムの洗濯には向いていません。特に使い捨ての不織布マスクは鼻の部分にワイヤーが入っているタイプもあり、激しい洗濯は変形の原因にもなります。マスクの洗濯にはなるべく洗濯機を使わないようにしましょう。

どうしても洗濯機で洗いたい時のコツ

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不織布マスクを洗濯機で洗うのはおすすめできませんが、手洗いする時間がないという方もいるでしょう。どうしても洗濯機でしか洗えない時は以下の3つのコツを取り入れて下さい。普通に洗濯機で洗うよりは破損や性能低下を防げるでしょう。

洗濯ネットに入れる

洗濯機で洗う時はマスクを洗濯ネットに入れて洗いましょう。小さな洗濯ネットを用意して、なるべく多い枚数を袋ぴったりになるように入れてください。洗濯機の中でマスクが揉まれにくくなり、痛みを防げます。

おしゃれ着モードで洗う

洗濯モードはデリケートな素材を洗う「おしゃれ着モード」を使いましょう。水流が柔らかいので繊維に傷をつけにくい機能です。「ドライモード」や「丁寧洗い」など名称は各メーカーで異なります。

脱水はしない

脱水機能は勢い良く洗濯槽を回転させ水分を飛ばすので変形や変質の原因となります。マスクを洗濯する時は脱水機能は使用せずに、洗った後はタオルで水分を吸い取りましょう。

不織布マスクのNGな消毒・洗い方③レジンライトに当てる

紫外線は殺菌になるがマスクを痛める

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紫外線は医療機器の消毒に使われる殺菌力の高さが特徴ですが、不織布を変質させてしまいます。何度も紫外線照射を行なうとマスクの痛みを早めてしまうでしょう。

レジン用ライトは波長が違う

紫外線にはいくつかの波長があります。紫外線照射での消毒にレジン用の紫外線ライトを使用する人もいますが、レジン用と消毒用の紫外線は波長が異なるので効果は無く代用はできまません。ライトを当ててもただ不織布マスクを痛めるだけなので注意しましょう。

マスク再利用方法・代用品①布マスクを使う

布マスクなら何度でも洗える!

ガーゼやコットンでできた布製のマスクを布マスクといいます。布マスクは不織布マスクが浸透する前に日本で広く使われていたマスクで、何度も洗って再利用できるという特徴があります。学生の頃に給食当番でガーゼマスクを付けていた思い出がある人も多いのではないでしょうか。

効果は低いが代用品にはなる

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布マスクは名前通りコットンやガーゼといった布製なので、表面には織り目の隙間や孔があります。不織布マスクに比べるとウイルスや花粉を通しやすい構造をしています。マスクとしての効果が低いといっても何もつけずに息をするのに比べれば十分病気の予防やセキエチケットになるので、代用品として活用しましょう。

マスク再利用方法・代用品②洗えるマスク

洗えるマスクは何度も繰り返し使える!

「洗えるマスク」は文字通り、洗って繰り返し使用できるマスクです。洗えるマスクは綿、不織布、ガーゼ、化繊素材など様々な素材で作られていて、洗い方も「洗濯機用」「手洗い用」と別れています。洗えるマスクを購入する時には、自分の洗う方法に合わせてどの洗えるマスクを使うかを選びましょう。

洗えるマスクの使用回数は種類毎に違う!

洗えるマスクには形状や素材でたくさんの種類があります。使用回数も製品によって異なり、製品のパッケージや説明書に「○○回洗えます」といった指標が記されています。丁寧に使用した場合や、使用時間が短かった場合には記載されている回数以上繰り返しても大丈夫ですが、洗えるマスクの性能を十分に得るにはなるべく設定された使用回数を守りましょう。

洗えるマスクの効果を高める工夫

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ポリウレタンの洗えるマスクはマスクの繊維に大き目な孔が開いているので、普通の使い捨てマスクに比べるとウイルスや花粉を取り込む確率が高いものもあります。洗えるマスクの効果をより高めるには、マスクの裏にガーゼ、マスク用シートなどを挟む方法がおすすめです。皮膚や唇にマスクの裏面が付かないので、マスク自体も長持ちするでしょう。

マスク再利用方法・代用品③ガーゼを当てる

マスクの内側に直接触れないようにする

同じ使い捨てマスクを何度も使用したい時は、使い捨てマスクの内側に直接息や唇が当たらないようにする方法が有効です。マスクの内側にサイズ調節したガーゼをを挟み込んで使い捨てマスクを保護しましょう。ただし、同じマスクを洗わずに何度も再利用するのは1回の利用が短時間の場合のみにしましょう。長時間使ったマスクはその分雑菌やウイルスを多く付着させているので洗わずに使うのはおすすめしません。

取り替え用マスクシートも便利

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マスクの内側に着ける「マスク取り替えシート」という便利な商品もあります。市販のマスクに合うサイズで作られているのでガーゼやティッシュを折りたたむよりも気軽に利用できます。いざという時に役立つアイテムなので、見かけたらぜひ購入しておきましょう。

マスク再利用方法・代用品④手作りマスクを作る

可愛い手作りマスクに挑戦!

Photo by Olgierd Rudak

不織布マスクの代わりに「手作りマスク」を作っている人も多く見られます。手作りマスクはガーゼやハンカチ、手ぬぐいなど色々な素材で作れ、柄や形も自由に決められるのでハンドメイド女子を中心に多くのかわいいマスクがSNSに登場しています。間にガーゼやティッシュを挟み込めば代用品としても十分です。使い捨てマスクの代用品を用意する時には、手作りマスクを作ってハンドメイドデビューしてみましょう。

縫わない手作りマスクもある

裁縫が得意ではない人や、裁縫をしている時間が無い人向けに「縫わない手作りマスク」の作り方もあります。ハンカチを半分に折ってゴムを挟むだけなので、どうしてもマスクがないという時に素早く代用品を作れるように何度か練習して作り方を覚えておきましょう。ちなみに、縫わない手作りマスクを作る時は、肌に柔らかくフィットするガーゼハンカチがおすすめです。

正しい洗い方ならマスクを再利用できる

洗い方でマスクの寿命は変わる!

基本的には使い捨てでの使用が薦められている不織布マスクですが、どうしてもマスクが足りない時には洗って再利用できます。その際には、マスクの特徴をよく理解して正しい洗い方を用いるようにしましょう。正しく洗って使用すれば、使い捨てマスクの寿命を延ばして再利用する回数を増やせます。布マスクや手作りマスクなどの代用品も賢く活用して、自分の身体やセキエチケットを守りましょう。

不織布マスクの選び方はこの記事でチェック!

Photo byAnestiev

不織布マスクは様々なメーカーが製品を販売しているので、どれを選べばいいか迷ってしまうという人も多いのではないでしょうか。風邪対策、花粉対策など目的によってもマスクの選び方は変わりますし、形も色々あるのでお店で困ってしまうこともあるでしょう。暮らし~のでは不織布マスクの選び方を詳しく解説した記事も多数公開しているので、マスク購入の参考にしてください。

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大量にマスクを購入できる箱入りの使い捨てタイプや、一回使うごとに洗って再利用することのできるエコな洗えるマスクなど、安い値段で優秀なおすすめなマスクを紹介します。花粉もしっかりとブロックしてくれる高機能な安いマスクばかりなので、参考にしてみてくださいね。
Harumachi
ライター

Harumachi

ホームセンターの日用品、キャンプ用品の売り場で働いています。旅行も好きで、年に4回は季節に合った場所に一人旅に出かけることを楽しみに毎日過ごしています。販売知識や旅行経験を活かした役立つ情報を提供することを目指して日々活動しています。


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