はじめに
サンダルとミュールの違い
いつから、何月からサンダルを履けるようになるのかを考える前に、サンダルとミュールにはどのような違いがあるのかを確認しておきましょう。ミュールは春物でサンダルは夏物？それぞれいつ履くのかも違うのでしょうか。
サンダルとは？
サンダルとは足と履物を紐やベルトで固定するタイプの靴の総称です。女性用、男性用ともにさまざまな種類があります。サンダルは基本的に外出用、室内履きのものはスリッパと呼ばれます。
ミュールとは？
実はミュールはたくさんあるサンダルの種類のひとつです。サンダルのなかで、かかとを固定するストラップやパーツがないものをミュールと呼び、ヘップサンダルもミュールの仲間です。
サンダルやミュールは何月から履ける？
サンダルやミュールを履くことができる基準
春が来るとさっそく履きたくなるサンダルやミュール。快適で開放的なデザインのものが多いのでサンダルに履き替えると気持ちまで軽くなります。ただ気になるのが、いつ、何月からサンダルやミュールを履いて外出できるのか？という疑問ではないでしょうか。
基準①季節感
サンダルで外出できるようになる基準のひとつはイメージ的な季節感です。春、あまりに早い時期だと季節外れなイメージになってしまいます。季節感はいつからサンダルを履くかを考えるときの大きなポイントになります。
基準②気温
春先にはひんやりとする日もありますので、足元を冷やしてしまうことなく快適にサンダルを履くためには気温も大切な基準になります。いつ、何月から、だけではなく一日のなかでの気温の変化もチェックしてみてください。
サンダルはいつから？季節感から考えた場合
サンダルの季節感はいつ？
春先には暖かい日が増えくるので、いつもの窮屈な靴を脱いでサンダルに履き替えたい気持ちになることもありますが、外出するにはまだ早いような気もして躊躇した経験のある方も多いのではないでしょうか。それはサンダルが暑い時期に履くもの、という季節感を持っているからです。
何月からサンダルで外出できる？
まだ早いかしら、などと迷うことなくサンダルで外出できるのはつからでしょうか。それは4月後半のG.W前後です。日差しが強くなり、半袖を着るようになる時期が目安です。半袖の洋服とサンダルやミュールは相性がいいので、コーディネートのバランスも取りやすく、無難に履きこなすことができるのはこの季節から。
気温25度以上になったらサンダルの季節
人が半袖一枚での外出を考えるようになる気温は25度前後と言われています。このくらいの気温が続くと服装も春物から夏物に変わっていくので、履物も違和感なくサンダルやミュールに衣替えしていくことができます。2019年に東京都で25度を超えたのは4月でした。
店頭に並び始める時期も目安に
ショップの店頭にサンダルやミュールが登場するのはいつでしょう。それは冬物セールが終了する1月から。この時期に履くのは難しいですが、３月後半から4月になると徐々に品数が増えはじめ、5月にはたくさんの種類がいっせいに並びます。メーカーやお店では気温などのデータから売れやすい期間を見極めて商品を投入しているので、店頭でサンダルやミュールの量が増える時期を目安にするのもひとつの手です。
サンダルはいつから？実用性から考えた場合
サンダルの実用性が高まる季節は5月から
サンダルやミュールは通気性が良い履物です。材質にもよりますが濡れても乾燥が早いという特性があります。一般的な靴に比べて足の蒸れを防いでくれるので、足元も汗ばむ5月からサンダルを履く機会を作ると快適に過ごせそうです。
気温26度以上になるとサンダルが活躍
気温が上がり、歩いただけでも汗ばむようになってくる気温は26度前後です。この時期になるといつもの革靴や靴下が暑苦しくなってくるので、素足で履けるサンダルが快適さの面からも大活躍するようになります。2019年に東京都で26度を超えたのは6月でした。
サンダルはいつから？4月に履くサンダル
4月の気温と季節感
2019年の4月の東京都平均気温は13.6度。まだ肌寒いと感じる日もあります。この時期にはサンダルでの外出もまだ早い気がしますが、タイプやカラーをうまく選べばおしゃれに取り入れることができます。
4月におすすめのサンダル①ヒールサンダル
ヒールサンダルは綺麗な印象とデザインや素材も豊富なので春先に履くサンダルとしては一番のおすすめです。少し暗めのカラーやスゥエード素材などを選ぶと季節外れなイメージになることなく早い時期からサンダルを楽しむことができます。
4月におすすめのサンダル②ミュール
ミュールもヒールサンダルと同じように種類が豊富なので、デザイン選びと履き方しだいで早めの時期から取り入れることができます。華奢なデザインのものは寒そうな印象になりがちなので、露出が少なめな布素材のものなどを選ぶと無難です。ミュールはかかとの留め具がないので靴下やタイツと合わせてもきつくなりにくいところも春先に履きやすいポイントになります。
サンダルはいつから？5月に履くサンダル
5月の気温と季節感
2019年5月の東京都平均気温は20度でしたが、最高気温は25度を超えました。この気温になると素足で履くサンダルの季節到来です。でも朝夕は気温が下がり、ひんやりとする日もあるのでいつでも体温調整できる工夫をわすれずに。
5月におすすめのサンダル①オープントゥサンダル
オープントゥサンダルは肌を覆う部分が多めなので、見た目的にも変履き心地的にも気温の変化がある季節に使いやすいサンダルです。肌寒い日にはヌード系のカラーのパンストと合わせると雰囲気をそこなうことなく履けます。最近ではつま先のないオープントゥのパンストも販売されていますのでチェックしてみるといいかもしれません。
5月におすすめのサンダル②コンフォートサンダル
コンフォートサンダルはカジュアルな雰囲気なのでジーンズなど初夏のファッションとの相性が抜群です。靴下と一緒に履くとかわいさがアップするアイテムなので、気温が低い日には靴下と合わせて体温調整もできます。
サンダルはいつから？6月に履くサンダル
6月の気温と季節感
2019年6月の東京都の平均気温は21.８度。この時期になると暑いと感じる日も多くなってくるのため、サンダルの出番も増えてきます。気温の上昇とともにさまざまなタイプのサンダルを楽しめるようになりますが、雨の季節でもあるので素材選びに注意が必要です。
6月におすすめのサンダル①スポーツサンダル
スポーツサンダルは水濡れに強い素材で作られているので、急な雨にぬれても大丈夫です。簡単に洗って乾燥させることができるので梅雨の季節にも清潔に保てるのもいいところ。またソール部分が滑りにくい工夫がされているものが多いので雨の日にも安心して歩くことができます。
６月におすすめのサンダル②バックストラップサンダル
この季節にはバックストラップサンダルもおすすめです。華奢なデザインのものでもバックストラップが足首とサンダルを固定してくれるので安定感があり、雨あがりの道も安心して歩きやすくなります。薄手のレースの靴下と合わせるとおしゃれに体温調節もできます。
サンダルはいつから？７月に履くサンダル
7月の気温と季節感
2019年7月東京都の平均気温は24.1度で体感的には真夏です。毎日が暑い日の連続になり服装も夏物に。足元のおしゃれもサンダルが中心になってきます。どんなタイプのサンダルでも問題なく履けるシーズンですが、夏らしさを感じさせてくれるデザインを選んでこの季節だけにできるおしゃれを楽しみましょう。
7月におすすめのサンダル①グラディエーターサンダル
グラディエーターサンダルは足の肌が見える割合が大きく、肌を綺麗に見せてくれる効果があると言われています。そのため、素足でサンダルを履けるこの季節におすすめなタイプのひとつです。Ｔシャツやキャミソールにショートパンツ、といったカジュアルな服装でもグラディエーターサンダルを合わせると全体の印象が引き締まってカッコよくなります。
7月におすすめのサンダル②ウエッジソールサンダル
厚底が足をすらりと見せてくれるウエッジソールサンダル。ウエッジ部分がコルクやジュート素材のタイプはリゾートな雰囲気を持っているので、夏本番のこの季節のおしゃれにぜひ取り入れてみてください。
サンダルはいつから？8月に履くサンダル
8月の気温と季節感
2019年8月東京都の平均気温は28.4度でした。夏真っ盛りでサンダルやミュールが欠かせない季節です。ビーチや山のリゾートなどに行く機会も増えて、サンダルもエスニックなデザインやジュートなどの自然素材でできた開放的なタイプがおすすめです。
8月におすすめのサンダル①ビーチサンダル
ビーチサンダルは真夏の代名詞ですね。軽くて脱ぎ履きしやすいので、ビーチやプールサイドはもちろん、キャンプや旅行でも大活躍します。Dパックなどに入れて持ち歩いてもかさばりません。
8月におすすめのサンダル②トングサンダル
トングサンダルは足の指でパーツを挟んで歩くタイプのサンダルです。その造りからつま先が綺麗に見えます。エスニックなデザインのものが豊富で、真夏のお出かけにぴったりです。
秋以降に履くサンダル
サンダルはいつまで履ける？
秋になったらもうサンダルは履けないのでしょうか？秋、冬にサンダルは季節はずれ？そんなことはありません。サンダルやミュールが活躍するのは春夏ですが、秋以降のシーズンに履けるサンダルもあります。夏にお気に入りだったサンダルも靴下と一緒に履くことでずいぶん雰囲気が変わります。夏の終わりごろから秋冬素材のサンダル数も多く出回ります。サンダルは工夫次第でいつでも履くことができます。
秋冬に履けるサンダル①レザーサンダル
レザーサンダルは革の素材感から秋のファッションとよく合います。足の甲をしっかり覆うデザインのものですと秋口なら素足でも履けます。つま先まで覆ってくれるサボサンダルは特におすすめです。コットンの靴下と合わせると暖かそうなイメージになって、秋に履いても季節はずれな印象を与えません。
秋冬に履けるサンダル②ファーサンダル
ふわふわの見た目だけでもかわいいファーサンダルも毎年、種類やカラーが増えています。2019年の秋冬にはトレンドになりました。重くなりがちないつもの冬のコーディネートにファーサンダルを取り入れると足元が軽くなり、おしゃれの楽しみが広がります。
秋冬に履けるサンダル③裏起毛サンダル
この数年、スリッポンやサボサンダルなのど裏起毛タイプが多く登場してきました。暖かく、楽な履き心地から多くのファンを獲得しているようです。クロックスのように裏起毛を取り外せるものもあり、これからは冬にもサンダルを履く機会が増えていくかもしれませんね。
まとめ
サンダルは何月から履ける？
サンダルやミュールを履き始める時期はいつでしょう？その答えは季節感と気温などの快適性から考えて5月、気温は25度を超えるようになってからがベストです。春先には靴下やストッキングと合わせて体温調整を。見た目の雰囲気も変わり、季節外れな印象も防いでくれます。またサンダルの素材やデザインによっても早い時期から履けるもの、真夏に履いた方が快適でイメージもよくなるものがあります。サンダルを履き始めるのはいつから？何月から？を考えるとき、これらのポイントを参考にしてみてください。
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