初島とは
相模湾に浮かぶリゾートの島
隅々に至るまでリゾートの要素で満ちているのが、伊豆半島の熱海の沖合に浮かぶ初島です。太古に海底火山の隆起により誕生したという初島は、戦後まもなくから観光開発が進みました。今では船で訪れてダイビング、グルメ、アウトドアの楽しみ、ホテルの宿泊など、楽しい要素が充実しています。(当記事は2020年3月6日時点の情報を元に掲載しています。)
PICA初島が有名
近年になってこの島にはPICA初島が進出し、多彩なアウトドアの魅力がますます充実するようになりました。その種類はグランピングコテージから屋外のカフェガーデン、温泉、BBQなど多岐にわたります。そして子供も大人も無我夢中になれる楽しみと言えば、怖いと話題のアスレチックです。
アスレチックが人気
空に近い高所に登って木々の間を渡る、初島アドベンチャーSARUTOBI。2017年にリニューアルされたサルトビは、初心者や子供からも安全に体験できて、難易度が高いアスレチックコースは無気力な大人をも魅了します。樹上からは初島周辺の海が眺められたりと、まるで猿や鳥になった気分です。
初島のアクセス
熱海港の高速船乗り場へ
実際に初島の人気アスレチックにチャレンジするなら、まず目指すは熱海港です。東海道新幹線の熱海駅から路線バスで港に行くこともできるし、車ならば熱海港駐車場を利用するのも可能です。現地の売り場で乗船券を入手してから、初島行きのかっこいい高速船に乗り込みます。
高速船で初島へ
いま熱海と初島を結びつけている高速船は、イルドバカンスプレミア、そしてイルドバカンス3世号の2艘です。平日や土日や祝日も含め、毎日初島に出発しています。熱海港から船出をすれば、アスレチックができる初島まではぴったり30分。ウミネコ飛び交う船旅は、初島観光の魅力のひとつです。
アクセスルート
【車で】国道135号→熱海市街→熱海港駐車場→徒歩→乗船券売り場
【電車とバス】JR熱海駅→伊豆東海バス・伊豆箱根バス→熱海港バス停(15分)→徒歩→乗船券売り場
【熱海港から】高速船→初島港(30分)
SARUTOBIの第1ステージ
初級のアスレチック
島を訪れて最初にチャレンジすることになるのは、初島アドベンチャーSARUTOBIの第1ステージ。こちらは初級レベルになっているので、運動神経に自信がない女性も小学生の子供も、始めやすいアスレチックです。とは言え高さ6mにも達する高所なので、怖い思いをすることには違いありません。
アスレチックの所要時間と要点
多くの観光客が参加して止まぬ初島のアスレチックの第1コースには、全体で12の多彩なアクティビティが揃えられています。アドベンチャーはハーネスと安全ロープが付くので安全ですが、ところどころに怖い難関が用意されています。ぐるり1周の所要時間は、大人でも30分以内です。
アスレチックの口コミの評判
初島に行って海鮮丼\(*°∀°*)/
— ちぇる@サマナーズ (@sweet_chel812) March 17, 2019
あと、サルトビってやつやってきた!最初めちゃく怖かったけど慣れたら平気でした((o(。>ω<。)o))
明日は筋肉痛だな( ˙-˙ )・・・ pic.twitter.com/4jIbMxkNMa
とにかく登り始めの時は、誰でも怖い思いに包まれてしまうことがSNSの口コミの情報からも分かります。しかし段々と慣れてくるので、最後のゴールまでたどり着ける人ばかりです。初級コースだけでも筋肉痛になってしまう現実も口コミでよく語られていますが、挑戦の楽しさのほうが上回っています。
SARUTOBIの第1ステージの見どころ
english crossing
6mもの高所に作られた初島のアスレチックコースで、最初に訪れる関門がイングリッシュクロッシング。これはすのこ状の不安定な板の上を進んでいくアクティビティです。他の種類よりずっと難易度は低く、怖い高所に慣れるための場所でもあります。これを乗り越えれば、前進できる確率が上昇します。
tic tac toe
ほぼ真ん中までアスレチックコースをじわじわ進むと、ティックタックトーに出くわします。これは初島の初級コースでも怖い要素のひとつ。チャレンジャーは揺れる小さな足場に靴を合わせて、一歩づつ進んでいかねばなりません。じわじわ時間をかけるので、ティックタックと時間も刻まれてしまいそうです。
SARUTOBIの第2ステージ
中級のアスレチック
次に訪れることになる第2ステージは、初島アドベンチャーSARUTOBIの中級アスレチック。初級をクリアした人だけが、たどり着ける特別感あるコースです。高さ6mの樹間に仕掛けられているアクティビティは、どれも怖い種類ばかり。怖いもの知らずな観光客をいつも待ち構えています。
アスレチックの所要時間と要点
全体のアクティビティの数は合計7つと、初級に比べてみれば第2ステージは少なめに感じられます。しかし全ての要素は初級よりワンランク高い難易度だから、じわじわ進んだ後の達成感も大きくなります。初島にやって来た大人も子供も、30分以内にゴールすることが可能です。
アスレチックの口コミの評判
初島のアスレチック
— けん (@crystalnnn24) August 2, 2019
サルトビに行ってきた!!
めっちゃ楽しかったけど
超暑かった:sob::sob:
35度はやばい( >Д<;)
あと、第2ステージキツすぎて腕力の限界だった:sweat_drops: pic.twitter.com/5x5sc54b1q
とにかく第2ステージは初心者にとっては、きつ過ぎる難関の連続です。それはPICA初島のアスレチックを体験した人の口コミからも伝わってきます。足元が不安定な道のり、吹き付ける風、怖い高所、夏ならば灼熱の気温。そういった色んな要素が、チャレンジする大人に苦難をもたらしています。
SARUTOBIの第2ステージの見どころ
amazon bridge
もう今にも落ちてしまう怖い感じを一新に受けるのは、アマゾンブリッジ。初島のアスレチック第2ステージで最初に出くわす難関です。靴の下には一本のワイヤーだけが通っているだけなので、前に進む気持ちも失せてしまいそうです。勇気を持っている人だけが、一歩を踏み出せます。
wobbly laccer
この第2ステージの中盤に差し掛かったところには、wobbly laccerという縄梯子のような難関があります。横向きの縄梯子は足をかけると揺れに揺れて、不安定なので前進を阻まれてしまいます。この関門を突破すれば、初島のアスレチックも終盤を迎えます。
half zigzag trapeze
空中に浮かぶ足場の不安定さが最高潮なのは、このハーフジグザグトラピーズ。初島の第2アスレチックも終盤に差し掛かったところで登場しています。揺れすぎるロープの足場からは靴がいつ外れてもおかしくない恐怖感があり、前に進むのに時間をかけてしまいそう。突破するとゴールも間もなくです。
SARUTOBIのジップスライド
ジップスライドとは
第1と第2、どちらの初島のアスレチックに挑戦してみても、最後に待ち受けているのがジップスライド。6mの高所から一気に地上へ滑り降りるアクティビティは、スピードをぐんぐん加速し風を切って空中を進むので、まるで鳥になった気分です。
2つのジップスライド
第1ステージのジップスライドは、最初の体験ならば滑り降りるのを躊躇してしまいます。何しろ高さは6mから始まり、40mも続いているからです。初島の第2ステージのほうにも同様のジップスライドがありますが、2つのアスレチックをこなして来たなら、第2では迷いなくゴールに行けそうです。
ジップスライドの口コミ
シャニマスのみんながやってた初島のアスレチックの最後です pic.twitter.com/UdASWTxn9m
— もふP ☆+° :blue_heart::heartbeat::heart:️:yellow_heart::green_heart: Pカ.ップ夏.葉38位☆ (@kirarin_would) November 4, 2019
ゴールしたと同時に体が泥まみれになってしまうことは、ジップスライドの口コミ情報から分かるちょっとした試練です。ジップスライドは体が意外と回転してしまうという特徴があり、視界は前方だけに一定しません。思わずヒャーっと悲鳴がこぼれてしまうことも必至です。
初島のSARUTOBIの利用方法
アスレチックに予約する
予約をせずに直接訪れたとしても、初島アドベンチャーサルトビを体験できます。ただ混雑する日は利用が不可能なため、確実なアスレチックを体験するなら事前のオンライン予約が不可欠です。公式サイトから希望する日付と時刻、個人情報を入力して、全ての登録を済ませる必要があります。
受付からアスレチックまでの流れ
当日に初島に到着したならば、アスレチックの受付で必要な作業を進めます。まずは初島アドベンチャーサルトビのルールを理解することが不可欠です。誓約書に署名料金の支払いをしてから、安全装置を身に着けます。チャレンジが始まるのは、セーフティブリーフィング(安全講習)を受けた後です。
安全装置と使用法
誰もが身につけるハーネスには、安全ロープが付属しています。これらの安全装置は、アスレチックのアクティビティごとに付けたり外したりする使い方をします。セーフティブリーフィングで学ぶことですが、常にこれを意識して前進しなければ大怪我につながってしまいます。
初島のSARUTOBIの制限
身長制限
身長の制限は、難易度高めな初島のアスレチックでは絶対的な条件のひとつです。110cm以上の身長でなければ、サルトビに参加できません。110cmといえば小学1年生か幼稚園のレベル。子供が初島アドベンチャーSARUTOBIに参加できるかどうか、自宅で身長を測ってみてください。
年齢制限
もう一つの制限が、初島アスレチックの参加者の年齢です。5歳以上でなければ参加することができません。これは怖いアスレチックのルールを理解できることや、恐怖感に耐えられること、ハーネスのサイズなどが関係しています。5歳以上の子供は、保護者同伴と誓約書に同意した上で参加します。
初島のSARUTOBIの服装
アスレチック向きな服装
とても重要なのは、アスレチックの当日の服装です。初島のサルトビでは、動きやすく汚れても良い服装を求めています。暖かな時期ならTシャツ、冬はジャージやトレーナーの服装が求められます。近頃ではツナギの服装で挑む大人も目立っていますが、どんな種類を着るかは個性が現れるところです。
不可能な服装
当日にアスレチックに不向きな服装のほうも、当然ながら存在しています。女性の場合はスカートは色んな意味で厳禁です。動きにくい厚ぼったいジャケットやコート、絡まりそうな装飾がある服装もだめです。着ぐるみの服装でインスタ映えを狙うこともできませんのでご注意ください。
アスレチック向きな靴
服装と同時に安全性を向上する靴のほうも、初島のアスレチックでは重要です。靴は必ず滑りにくい運動靴を選びます。その他のブーツ、サンダルなどの靴、ヒールの高い靴などは禁止されています。靴ヒモは固く結んで、途中で解けないようにすることも大切です。
レンタルもある
女性の場合にはアスレチックに使えるレンタルパンツも用意しているので、服装の一部は現地で揃えることも可能です。レンタルの靴はソックス付きで、大人と子供で共通しています。安全上で必須なヘルメットは、無料レンタルなので持参する必要はありません。
初島のSARUTOBIの営業期間と時間
利用できる期間
季節が厳寒の冬でも酷暑の夏でも、1年間ずっと初島のアスレチックを楽しめます。利用できる時期は、公式サイトのカレンダーで表示されている、選択可能な時期です。土日や休日、大型連休や夏休みは2時間待ちなど、特に混雑しやすくなります。利用の時期が平日ならば、待ち時間も少なくできそうです。
利用できる時間
秋、冬、春にかけての時期ならば、初島のアスレチックは朝の10時からスタートします。1日の最終受付は15時20分で、1日あたり最大で130人程度がチャレンジを繰り広げています。GWや夏休みの時期の場合、観光客が多くなるために朝の9時からの開始です。
期間と営業時間
【期間】通年
【営業時間】10:00~15:20(GWと夏休みは9:00~)
初島のSARUTOBIの料金
参加料金
1回あたりの基本的な参加料金は、初島アスレチックではかなり割安感があります。大人の基本料金は1,900円、小人の基本料金は1,500円です。これは第1ステージと第2ステージの両方にチャレンジしても、第1ステージだけで終了しても同様の料金になります。
お得な割引料金
もしPICA初島のほうに宿泊をするとしたら、アスレチックの利用料金はお得です。大人も子供も数百円の割引が適用されるためです。また初島のアスレチックはネット上で乗船券とセットになった、割引券も出回っています。日帰りの初島観光で料金をお得にするなら、割引券を探してみてください。
料金の一覧
【参加料金】大人:1,900円、小人:1,500円
【宿泊割引】大人:1,600円、小人:1,300円
【レンタル】レンタルシューズ:300円、レンタルパンツ:300円、ヘルメット:無料
PICA初島に宿泊
アジアンリゾートヴィラ
まだ真新しいPICA初島で、人気の宿泊場所がアジアンリゾートヴィラというコテージ。グランピングコテージは初島の森の中にあり、過ごしやすいリビングテラスとビューテラスという2種類を用意しています。デッキの上で夕食のBBQや優雅な朝食を楽しみながら、アスレチックにも夢中になれます。
トレーラーヴィラ
さらに2020年に入って、PICA初島では新たなタイプのトレーラーハウスをオープンさせます。トレーラーヴィラはシングルとツインのタイプを用意し、バスルームからベッドまでが揃うフル装備です。屋外デッキではハンモックに揺られたりBBQを味わえたりして、アスレチックの疲れも癒やされそうです。
口コミの評判
この間、熱海から高速船で30分のところにある離島「初島」でグランピングをしました:flushed:
— ユタカ@転職:機械学習エンジニア (@titlemaker_ytk) July 31, 2019
グランピングは一言でいえば超豪華なキャンプのこと。
コテージも、バーベキューの食材も全て用意してくれているので快適なゆるキャンを楽しめます:tent:️
そして露天風呂の眺めが絶景:satisfied:
PICA初島という施設です:sparkles: pic.twitter.com/O3tY9FRQIA
優雅なコテージではBBQの食材が用意されるために、衣食住は快適だという口コミの情報が見られます。初島のグランピングをすれば絶景のお風呂や美味しいカフェ、そして楽しいアスレチックも待っています。そうした充実感があるため、宿泊についての口コミの評価もかなり高くなっています。
PICA初島の日帰り施設
アドベンチャーランドVOTAN
もしも初島が混雑し過ぎてSARUTOBIで遊べなくても、アドベンチャーアイランドVOTANがあるから大丈夫。ボウタンはPICA初島が運営する、観光客が格安で遊べるアスレチックです。サルトビより高度は下がるとは言えかなり本格的なコースがあり、レンタルの靴なども取り揃えているので安心です。
アジアンガーデンR‐ASIA
とても南国的なムードに満ちたRアジアは、PICA初島で大人気の日帰り観光スポット。数百種類の亜熱帯の植物を鑑賞しながら、芝生の上でハンモックに揺られ、大人も夢見心地に過ごせます。ナシゴレンやベトナム巻きなど名物アジアン料理は、アスレチックの後のお腹を満たすにもぴったりです。
島の湯
青々とした水平線を眺めつつゆっくり温まれる島の湯は、PICA初島で人気の高いお風呂。海岸線ギリギリにできたお風呂はミネラルたっぷりで、入浴すればお肌も内臓も健康的です。コテージの宿泊でも欠かせないお風呂では、朝日や星空を眺めながらの優雅な入浴が実現します。
初島でアスレチックしよう
島の充実リゾートに酔いしれながら
これから訪れてみたい初島アドベンチャーSARUTOBIの魅力に、少しだけ迫ることができました。高所の怖いアスレチックはネットで見るのではなく、実際に体験してこそ真の魅力を感じることになります。初島観光やPICA初島の宿泊も兼ねて、チャレンジしてみたいですね。
伊豆半島の観光が気になる方はこちらもチェック!
当サイトではアスレチックが楽しい初島の他にも、伊豆地方の観光情報をまとめています。こんどの観光は伊豆半島と決めている方もチェックしてみてください。
静岡伊豆半島キャンプの魅力は海と温泉!おすすめキャンプ場をエリア別に紹介!
今回は伊豆半島のおすすめのキャンプ場を紹介します。伊豆半島と言っても広く、東伊豆、西伊豆、中伊豆などのいろいろな所にキャンプ場があります。中...
熱海の観光スポットおすすめ12選!観光名所やレジャーまで人気な見どころを大公開!
お休みを有意義に過ごしたいなら熱海にお出かけしてみてはいかがでしょうか。熱海は温泉地として有名な場所ですが、ほかにも観光やレジャーを楽しめる...