クラシックバイクはかっこいい!はじめに
普遍的で安心感のある渋いシルエット…最新技術を装備した環境性能や安全性能…クラシックスタイルをまとったバイクは感性豊かな世代に人気があります。平和的なデザインはツーリング先の風景にも馴染みやすいのでおすすめです。ここでは、2020年現行国産車からクラシックバイクを紹介します。
クラシックバイクはこんなライダーにおすすめ!
クラシックバイクはバイクでおしゃれをしたいライダーにおすすめです。ライダーに人気のダーク系ライディングウエアから、ビビッドで明るいカジュアルウエアまで似合うのがクラシックバイクのメリット。黒が似合う渋いオジサマから、「私、バイク乗りです!」的なウエアを身にまとうのが苦手な若い世代にも人気です。
クラシックバイクの定義
近年はクラシックなスタイルを楽しめるバイクをクラシックバイクと呼ぶようになっています。歴史的な価値を持つコレクターズコンディションのバイクでツーリングをするのは大変ですし、消耗部品の在庫も心配です。しかし、新車で買えるクラシックスタイルのバイクなら快適で燃費性能も上々。静粛性が高いので街乗りもしやすいですね。
クラシックバイクとネオクラシックバイクの違い
クラシックバイクとネオクラシックバイクの違いは厳密にありません。デザインの雰囲気でカテゴライズされる傾向にあります。強いて言うならば、リヤサスが2本ショックはクラシック、モノサスはネオクラシックと呼ばれることが多いですね。
ちなみに、アメリカンクルーザーはハーレーのショベルヘッドの影響を受け、リヤサスペンションが見えないようにしたモノサスのほうがクラシックに見えます。
では本題!排気量別にクラシックバイクを紹介します。なお、この記事は2020年3月12日現在の情報をもとに作成しますことをご了承ください。
クラシックなスタイルがおすすめのバイク①
50cc以下(原付一種)
クラシックデザインの原付バイクは以前から人気があり、多くの車種が生産されてきました。若い世代や女性など、おしゃれに敏感なライダーが日頃の移動手段として乗るためです。渋いカラーリングが施されたクラシックデザインの原付バイクは男性にも似合うのが不思議!クラシックデザインの原付バイクを紹介しますね。
スーパーカブ50:レトロ感はカブ史上最高
ホンダのスーパーカブ50は2019年にマイナーチェンジを受け、丸目ライトのクラシックなデザインが復活しました。ビジネスバイクとして活躍するのはもちろん、おしゃれに敏感なライダーがツーリングで愛用する姿も多く見かけます。グレー、グリーン、ネイビーといった渋いカラーリングもかっこいいですね。
ビーノ:毎日の移動手段ほどデザインにこだわろう
ヤマハのビーノは丸みを帯びたクラシックなデザインがかわいい原付スクーターです。1997年の登場以降、安定した人気を誇っています。シルバーやブラックといったカラーリングになると雰囲気は一変!渋い印象になりますし、2020年モデルは足回りが硬めなので男性にもおすすめです。
クラシックなスタイルがおすすめのバイク②
小型125cc以下(原付二種)
クラシックデザインの小型125ccバイクは近年になって増えました。2020年の小型125cc現行車は過去の名車をモチーフにした車種が多いですね。
ファミリーバイク特約をメリットにセカンドバイクとして活躍するのがこのクラスの特徴。毎日の移動手段として便利な原付二種バイクですので、渋い小型125ccバイクを選んで、かっこいい自分を演出しましょう。
モンキー125:ポップな小型125cc
ホンダのモンキー125は名車モンキー(50)をモチーフに再現された小型レジャーバイクです。かわいいシルエットはモンキーのままですが、車格は大きめなので大柄な男性が乗ってもかっこいいですね。ポップなカラーリングもクラシックなデザインに似合っています。おしゃれに敏感な若い世代にイチオシでおすすめの原付二種バイクです。
クロスカブ110:小型でツーリング最強の積載番長
ホンダのクロスカブ110は名車CT110(ワンテン)のデザインを復活させた小型レジャーバイクです。オフロード性能もまずまずで、フラットダート程度なら楽勝!スーパーカブ110譲りの積載性や燃費の良さに、ツーリングでも愛用されています。ミリタリーファッションにも似合うグリーンが最強レベルで渋い原付二種バイクです。
クラシックなスタイルがおすすめのバイク③
中型250cc以下
2020年現行車の250ccバイクはスポーティな方向へ向かっているため、クラシックデザインの中型250ccバイクは少なめです。
ストリートカスタム全盛期に販売されていたスズキのグラストラッカーやカワサキのエストレヤのほうがクラシックな雰囲気は強いものの、水冷エンジンを搭載した2020年現行車の中型250ccバイクはネオクラシックなシルエットがかっこいいですね。
CB250R:CB4兄弟でもっとも汎用性が高い250cc
ホンダのCB250Rは水冷DOHC4バルブ単気筒エンジンを搭載した250ccのネオクラシックネイキッドです。フロントフォークを路面に突き刺しているかのような、しっかりしたハンドリングがおすすめポイント。渋いパール系に塗装された燃料タンクがセクシーでかっこいいですね。2020年現行車は2019年のマイナーチェンジで足つき性が向上しています。
レブル250:250ccアメリカンは貴重な存在!
ホンダのレブル250はクラシックな雰囲気を織り交ぜた250ccのアメリカンクルーザーで、ウエアの選択肢を増やしてくれるシンプルなデザインがおすすめポイントです。ミリタリーファッションで乗るのもかっこいいですね。レッドウイングなどのレトロなワークブーツも似合いそう!素直なハンドリングにも定評があります。
クラシックなスタイルがおすすめのバイク④
中型400cc以下
中型400ccのバイクは全体のラインアップが少なくなりました。それにつられてクラシックデザインの選択肢も極少です。しかし、中型400cc現行車は乗りやすさを重視した車種が多いのでおすすめ。
2020年の現行車から選べなければ、中古車在庫が豊富な4気筒ネイキッドモデルを選択する方法もあります。250ccは車検がないから経済的だという意見もありますが、実はそれほどでもありません。
SR400:貫き通したヤマハの信念がかっこいい
ヤマハのSR400は1978年の登場以来、堅実な人気を誇るオールドルックバイクです。性能重視のレーサーレプリカ全盛期でもおっさん仕様と揶揄されることなく、美しいシルエットがレトロで渋いと評価されていました。シンプルな雰囲気はウエア選びの選択肢が増えますので、おしゃれを楽しみたいライダーにおすすめです。
CB400SF:最新技術とレトロ感の融合
ホンダのCB400SF(スーパーフォア)は、クラシックの域に達したといっても過言ではないほどスタイルを貫き通した中型ネイキッドバイクです。高性能な4気筒エンジンや前後プリロード調整可能なサスペンションなど、クラシックなネイキッドスタイルらしからぬ豪華な装備がおすすめポイント!セクシーなボディラインがかっこいいですね。
クラシックなスタイルがおすすめのバイク⑤
大型750cc以下
大型750cc以下の2020年現行車でクラシックデザインが施されたバイクは選択肢が多いですね。余裕あるエンジンパワーと軽量でコンパクトな車体は、かつて中型400cc以下クラスが担ってきた役割。足回りが豪華な大型750cc以上クラスと比較すると見劣りしますが、ツーリングでは圧倒的な機動性を発揮します。
XSR700:洗練されたレトロ感
ヤマハのXSR700は同社のスポーツラインの歴史を現代の感性と融合させたネオクラシックバイクです。ヤマハの名車であるRZやXJの面影を匂わせながらも、野暮ったさのないレトロ感がおしゃれ!クラシックデザインの大型バイクでもっとも軽量でコンパクトな車体がおすすめポイントです。
SV650X:エンジンフィーリングはナンバーワン
スズキのSV650は90°Vツインエンジンを搭載したネオクラシックバイクです。セパレートハンドルとシングル風のタックロールシートでレトロなカフェレーサーイメージに仕上げられています。蹴り出し感の強いダイレクトな加速フィーリングとスポーティな乗り味がおすすめポイントです。
クラシックなスタイルがおすすめのバイク⑥
大型750cc以上〈水冷エンジン〉
大型750cc以上のクラシックバイクはラインアップが豊富です。大型バイクの需要がスペックよりもデザインを重視されるようになったためだと考えられます。レトロな雰囲気は思いのほか若い世代にも人気です。水冷エンジンを搭載したネオクラシックバイクを紹介しますね。
Z900RS:Zの高揚感が甦る
カワサキのZ900RSは900スーパーフォア(通称Z1)の面影を強く残したネオクラシックバイクです。スポーツネイキッドであるZ900をベースにしながらも、空冷エンジンを模したレトロなエンジンフィーリングがおすすめポイント。ビキニカウルとローポジションハンドルでスポーティな演出がされたZ900RSカフェもかっこいいですね。
CB1000R:CB4兄弟のフラッグシップ
ホンダのCB1000Rは精悍でスポーティな雰囲気がかっこいいネオクラシックバイクです。クラシックといっても、CB1000Rのモチーフになった車種は存在しないので、洗練された新しさを感じます。ネオクラシックネイキッドではトルクウエイトレシオナンバーワン!豪華な足回りやアップダウン対応のクイックシフターがおすすめポイントです。
クラシックなスタイルがおすすめのバイク⑦
大型750cc以上〈空冷エンジン〉
度重なる環境性能の強化でエンジンの水冷化が進む中、大型750cc以上クラスには空冷エンジンのラインアップがあるのもおすすめポイントです。空冷エンジンのまがい物ではないエンジンフィンには説得力があり、クラシックモデルの輝きをより引き立たせます。
W800:カワサキWの到達点
カワサキのW800は空冷ロングストロークのバーチカルツインエンジンを搭載したクラシックデザインのバイクです。スポーツネイキッドの派生車種として生産されるネオクラシックバイクが多い中、唯一無二の個性がW800のおすすめポイント。サイドバッグの装着を前提としたリヤウインカーの位置がかっこいいですね。
ボルト:貴重な空冷挟角Vツインエンジン
ヤマハのボルトは空冷挟角(60°)Vツインエンジンを搭載したレトロなアメリカンクルーザーで、クラシック感満載のボバ―スタイルがかっこいいですね。おすすめポイントはネイキッドスタイルでは実現できない低いシート高(690mm)。街乗りでのゴー&ストップで不安を感じることはありません。セクシーで渋いシルエットに大人の香りが漂います。
クラシックバイクはかっこいい:まとめ
クラシックバイクは服装のおしゃれを楽しめるカテゴリーです。かっこいいバイク用のライディングウエアはもちろん、おしゃれなカジュアルウエアを流用しても似合います。
性能を追求するほど個性を失うスポーツモデルにはない個性があり、ウエアのセンスを問われにくいのもおすすめポイント。渋い大人の雰囲気はライダーのスペックを最高にまで高めてくれます。
ツーリングが気になる人はこちらをチェック!
クラシックバイクはツーリングでこそかっこいいデザインが引き立ちます。クラシックバイクの渋いシルエットは仕事で絡まった神経をほぐしてくれますので、ツーリングの計画を立てましょう。暮らし~のの優秀なトラベル系ライターがおすすめするツーリングスポットを紹介した記事をチェックしてくださいね。
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