はじめに
メリットあり！用途別おすすめマスク紹介
昭和の時代はマスクといえば四角い平面でプリーツも立体も専門的なものばかりで一般的使用用にはほぼありませんでした。平成も終わり令和の現在はマスクの種類も爆発的に増え、使い捨てや立体はあたりまえ。その素材も多岐にわたり目的・用途別にマスクを選ぶことが必要となっています。人気のマスクの種類とその違い・選び方ポイントを解説しましょう。
マスクの種類！素材や形の違いで効果的な選び方1
それでは早速いろいろなマスクの種類とそのメイン素材や効果の違いなどからおすすめの選び方をご紹介していきましょう。マスクは昼の外出用だけとは限りませんね。乾燥する場所で保湿効果を得るために装着するものもあります。もちろん、少し割高にはなりますが喉の弱い方は保護のためにそれらを普段用として常時利用することも可能です。
使い捨て保湿マスク
1年中マスクを着用する方は少なく、多くは空気が乾燥したり風邪・インフルエンザ・花粉症が流行する冬場に使われることが多いでしょう。喉や鼻の乾燥を防ぐ目的で開発されたのが保湿マスク。立体のものもありますが、多くは使い捨てでプリーツ入りの形状となっています。
おすすめ用途と性能などメリット
保湿マスクのおすすめの用途は就寝中や空調で乾燥する長時間の乗り物移動中。特に飛行機の中の空気の乾燥具合は砂漠よりも乾いているといわれています。素材には不織布の中に湿度保持シートを使用。このマスクをかけて息をすることで、潤いを含んだ空気で喉の乾燥を癒やしてくれるという仕組みです。
マスクの種類！素材や形の違いで効果的な選び方2
いろいろな年齢や性別・職業の方が利用する朝の電車。他の人の匂いが気になったり、アレルギー体質の方は化粧品で鼻の粘膜が反応していまってくしゃみで困るということも経験があるでしょう。匂いに対する対策にもマスクは効果があります。消臭効果に優れた使い捨てマスクをご紹介します。
使い捨て消臭マスク
マスクの利用は何もウィルスやガス・花粉をシャットアウトするだけとは限りません。外からの悪臭をやわらげたり、虫歯の治療中など気になる自分の口臭を外に漏らさないという目的で使う人も少なくないようです。使い捨てマスクには非常にいろいろなシートを内包しているものも多く、こちらは消臭に対して強い効果を発揮するようにできています。
おすすめ用途と性能などメリット
見た目は一般的な使い捨てのマスクなので消臭マスクだということは気づかれません。満員電車の中で他の人の匂いが気になる人、自分の口の匂いを他人に指摘されて嫌な気持ちになった人などにおすすめ。素材は一般的な不織布のマスクに銀イオンやセラミックスの消臭フィルターをサンドイッチしています。
マスクの種類！素材や形の違いで効果的な選び方3
マスクといえばこの形。小学生の頃の給食当番で誰でも一度は付けたことがあるのがガーゼの平型マスクでしょう。しかしこのマスクも最近では少し見方が変わってきていておしゃれマスクとしても見直されていたりします。
ガーゼマスク
使い捨てマスクが品薄になる時期に定期的に話題にのぼるのが、昔ながらのガーゼマスクの存在です。単なる不織布マスクの代用品ではなく、おしゃれ効果や経済的な魅力などもあることから愛用する方も少しずつ復活してきています。最近ではガーゼマスクも立体構造になっていたり、口側に保湿シートを挟むことで喉も潤うガーゼマスクにするアイテムなどとの併用で利用範囲も広がりつつあるでしょう。
おすすめ用途と性能などメリット
不織布のマスクは使い捨てとしては安価で使いやすいのですが、やはり少し繊維が硬くかぶれや赤みが気になる方という方も多いでしょう。ガーゼの繊維は不織布よりもずっとやわらかく肌の敏感な方や子供の使用におすすめ。洗って何度も使えるという経済性もこのタイプのマスクの大きな利点でしょう。
マスクの種類！素材や形の違いで効果的な選び方4
コンビニやドラッグストアで手軽に買うことができ、毎日必ず使うという方は通販で大量にまとめ買いをしている方も多いのが使い捨てマスク。マスクシェアの大部分を締めている人気の形です。その中でも多く見かけるようになったのが、ひだが複数ついていて付けることで顔の形に調整可能なプリーツ型。
使い捨てプリーツマスク
使い捨てマスクでありながら、高価な立体マスクに近いフィット感があるのがプリーツマスク。ひだが入っていることで鼻から顎まで広い範囲をカバーすることができるのも特徴です。平型のマスクから現在ではほぼこのプリーツ型へと使い捨てマスクが移行してきているのは、手軽さとコスパの良さ・使いやすさが理由でしょう。
おすすめ用途と性能などメリット
風邪の予防・花粉症対策・ほこりの吸い込み防止など広い範囲で軽度な予防のために使われるマスクです。顔の中でマスクばかりが目立って仰々しくなるということもなく、サイズも大人用・女性子ども用など幅広く拾っているのも魅力。材質は不織布で作られているものが多いですが、ガーゼマスクでもプリーツ型を自作する方もいらっしゃいます。
マスクの種類！素材や形の違いで効果的な選び方5
使い捨てマスクを長時間付けていて、顔が痒くなったり耳が痛くなったという経験をされた方は多いのではないでしょうか。できるだけ肌や耳に負担をかけないように開発されたマスクがあることをご存知ですか？まったく肌に負担をかけないというものではありませんが、軽減にはおおいに役立つ商品。
使い捨て肌に優しいマスク
マスクを構成するのは口や鼻にあたる本体と耳にかけるためのゴムの2つのパーツです。その両方の素材は意外と重要で肌の弱い人や顔が立派な方は市販のマスクでは耳が痛い・肌が痒くなるなど問題が起こることも。その悩みをできるだけ軽減するように作られているのが、この肌に優しいマスクです。
おすすめ用途と性能などメリット
素材は柔らかな平ゴムとスーパーソフト生地。材質は通常の使い捨てマスクと同じですが、生地のやわらかさが違います。不織布のマスクのごわごわ感が気になって長時間の装着が難しい方、すぐに耳が痛くなってしまう方などに一度試してみて欲しい商品です。
マスクの種類！素材や形の違いで効果的な選び方6
昔ながらのマスクに慣れている方には少し違和感を感じる形ですが、よく見かけるようになってその使いやすさに平型やプリーツ型から乗り換える方も増えているのが立体マスク。ここでは使い捨てのものをご紹介していますが、ガーゼマスクで自作することも可能です。実際に使ってみるとどのようなメリットがあるのでしょうか。
使い捨て立体マスク
マスクの歴史も平型から本体にプリーツを寄せて顔の下半分広範囲へのフィット感をアップしただけでなく、立体裁断、縫製によりもっと顔に合った形、使用していて苦しくないフォルムへと進化しています。以前は仕事上長い時間毎日の装着が必要な方への特別なマスクの形として作られていましたが、安価な一般的なマスクにも立体型が増えてきています。
おすすめ用途と性能などメリット
立体形状のため息苦しさ・口紅の色移り・しゃべにくさが平型やプリーツ型と比べて改善されています。他のマスクを使っていてそれらに悩みがあるという方に向いている商品。素材はいろいろなものがあり、一般的な使い捨てマスクに使用されるポリエステル・ポリプリピレンだけでなく布製の立体マスクも多く見かけるようになりました。素材による効果はそれぞれ使い捨て・ガーゼの章をご参照ください。
マスクの種類！素材や形の違いで効果的な選び方7
ここからは少し珍しい形や素材のマスクを続けてご紹介します。マスクのデメリットを解消したり、冬の時期にはありがたい効果のあるものも。まずはマスク=顔が隠れるという常識を打ち破る透明マスクから見ていきます。
透明マスク
マスクは顔を隠すという目的で使われる場合もありますね。接客をするサービス業の仕事では、インフルエンザが流行している時期では予防と感染対策としてマスク着用をする必要がありますが、その一方で表情が見えにくいという苦情があることも。顔の表情は接客にはとても大切な要素です。マスクが透明なら、飛沫感染も防げて表情も見えるという一挙両得なアイテムとなるでしょう。
おすすめ用途と性能などメリット
素材はフレーム部分がABS樹脂、フィルム部分はAS樹脂が使われています。付属品としてクリーナーや拭き取りクロス・携帯用の袋などもついていて使い捨てではなく連続使用が可能。布製のマスクが付けられない方や、顔を見せたい接客のお仕事時の使用に向いています。
マスクの種類！素材や形の違いで効果的な選び方8
防寒のためにマスクを着用するという方におすすめなのがこちらの保温マスクです。注目したいのは、口まわりや鼻だけでなく耳まで温かいというところです。マフラーなどで口のまわりをぐるぐるまきにしている方も多いですが、マスクタイプならスッキリ暖か。見た目もずっとスマートです。
保温マスク
冬にマスクを付ける理由のひとつで、寒さ対策のためという方も少なくありません。こちらはマスクのシンプルさとマフラーなど顔の保温効果を合わせた商品。鼻が冷たくて耐えられないというような時には非常に重宝するでしょう。
おすすめ用途と性能などメリット
素材はフリースでできているので、軽くてあたたか。冬の自転車通勤・通学にはとてもありがたいアイテムです。マスクとしてゴムで耳にかけて着用するのですが、その上からイヤーマフのように耳を覆う部分をかぶせるようになっているので口まわりだけでなく耳まで暖か。もう耳がちぎれるような冬の肌を刺す冷たい風を気にすることはありませんね。
まとめ
ガーゼや使い捨てなど性能を考えマスクを選ぼう
たくさんあるマスクの種類の中から人気の高いもの、珍しいマスクなどを集めてご紹介してきましたがいかがでしたか？マスクは何でも一緒だろうと思っていた方も、普段とは別のものを試してみたくなったのではないでしょうか。マスクの悩みを早めに解決して、目的にあった効果的なものを選んで使うことが大切です。選び方を知りたかったという方のヒントになったのなら幸いです。
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