【タイプ別】加湿器の電気代を解説!コスパ優秀なおすすめメーカーもご紹介!

【タイプ別】加湿器の電気代を解説!コスパ優秀なおすすめメーカーもご紹介!

最初に加湿器の4ツのタイプを説明し,電気代を計算してタイプ間の電気代を比較します。次にタイプ毎にどんなメーカーがあるのか、家庭でよく使われるサイズの加湿器をコスパ良く製造しているメーカーはどこか、解説します。最後にタイプ別のコスパNO.1機種を紹介します。

記事の目次

  1. 1.加湿器について
  2. 2.加湿器の加湿能力と電気代
  3. 3.加湿器のタイプ1「スチーム式」の特徴と電気代
  4. 4.加湿器のタイプ2「気化式」の特徴と電気代
  5. 5.加湿器のタイプ3「超音波式」の特徴と電気代
  6. 6.加湿器のタイプ4「ハイブリッド式」の特徴と電気代
  7. 7.コスパの良い加湿器メーカーの紹介
  8. 8.コスパの良いスチーム式加湿器メーカー
  9. 9.コスパの良い気化式加湿器メーカー
  10. 10.コスパの良い超音波式加湿器メーカー
  11. 11.コスパの良いハイブリッド型加湿器メーカー
  12. 12.加湿器の選び方
  13. 13.おすすめのコスパの良いスチーム式加湿器
  14. 14.おすすめのコスパの良い気化型加湿器
  15. 15.おすすめのコスパの良い超音波式加湿器
  16. 16.おすすめのコスパの良いハイブリッド型加湿器
  17. 17.おわりに

加湿器について

Photo byasundermeier

部屋の中を自分が望む湿度に保ってくれるのが加湿器です。暖房器具を使う冬場などは部屋の湿度が低下して肌が乾燥したり,喉の粘膜が乾燥して風邪やインフルエンザにかかりやすくなりますので加湿器が必需品になります。現在では、非常にたくさんのメーカーが様々なタイプの加湿器を発売していて選ぶのに苦労します。そこで、加湿器にはどんなタイプがあるのかを説明しましょう。(当記事は2020年3月4日時点の情報をもとに作成されております。)

加湿器にはどんなタイプがある?

加湿器のタイプとしては5種類ありますが、このうちの主な4種類を簡単に説明しておきます。まず最初は、加湿器タンク内の水を加熱して沸騰させ、スチームを発生させて加湿する「スチーム式」、2番目は水を含ませたフィルターにファンで風を当て、水分を気化させることで加湿する「気化式」、3番目はタンク内の水を超音波で振動させ霧状にして放出して加湿する「超音波式」、最後の4番目は2番目の「気化式」にヒーターを組み込んで温風を湿ったフィルターに当てて加湿する「ハイブリッド式(温風気化型)」です。

加湿器の加湿能力と電気代

加湿器は加湿するためのものですから、その能力は単位時間にどれだけの水を水蒸気に変えられるかで表されます。そしてこの能力はどのくらいの広さの部屋に適するか,とも関係します。加湿器には、 日本電機工業会規格に基づいた、部屋のサイズに適した加湿能力というものがあります。上に画像で示しますが、加湿能力は1時間に何mLの水を水蒸気に変えられるかで示し、部屋の広さは畳数で、建物構造のタイプを木造とプレハブ(鉄筋、鉄骨など)で区分しています。

加湿器の電気代

この記事では、加湿器の電気代がテーマの1ツとなっており、次項からは加湿器タイプごとに電気代の目安についても説明していきます。しかし、同じメーカーの同じタイプの加湿器でも加湿能力(適用畳数)が違えば、電気代も違ってきますので、電気代を比較する場合には、加湿能力が同じ条件でみる必要があります。したがって、これ以降はこの記事での加湿器電気代は、一般家庭で多い部屋の広さ(8畳程度)に適応する加湿能力300mL/h前後の 加湿器の電気代を主に扱うこととします。

加湿器のタイプ1「スチーム式」の特徴と電気代

スチーム式の良い点としては、ほかの方式に比べてミスト(水蒸気)の発生量が多く、即効性が高いことがあげられます。また、水を沸騰させて水蒸気を発生させるため、雑菌が発生しにくく衛生的で手入れが容易です。良くない点としては、水を沸騰させるために電力消費が多く、電気代が高くなることがあります。また、スチームの出口は高温になるためやけどの危険があり、置き場所にも配慮が必要です。

スチーム式加湿器の電気代の目安。

スチーム式加湿器の消費電力は洋室8畳用、加湿能力300mL/hとして、230W程度です。1日に10時間使用するとします。1kWh当たりの電気代は契約条件などで異なりますが、一般家庭では24円/kWhで見ておけばよいでしょう(上の画像の例では1kWh当たり20円)。以上の前提で一ヶ月30日として計算すると、加湿器の電気代は1,656円/一ヶ月となります。

加湿器のタイプ2「気化式」の特徴と電気代

気化式の良い点としては、消費電力が少なく電気代は4ツのタイプの中で一番安いことがあげられます。加熱しないので吹き出口からのミストは熱くなく、やけどの心配はありません。良くない点としては加湿の速度が遅いこと、加湿フィルターにカビが生えやすく、衛生的に使うためにはこまめなフィルターの手入れが必要なことがあります。

気化式加湿器の電気代(一ヶ月分)の目安

気化式加湿器の消費電力は洋室8畳用、加湿能力300mL/hとして、5~11W程度です。それ以外の条件は、スチーム式の場合と同じとして計算すると、気化式加湿器の電気代は36円/一ヶ月から80円/一ヶ月となり、安いです。

加湿器のタイプ3「超音波式」の特徴と電気代

超音波式では水を超音波振動させることでミストを発生して吹き出し口から放出し、加熱もしないしファンも使用しません。そのためこの方式の良い点として消費電力が少なく電気代が安いことがあげられます。ほかに稼働中の運転音が非常に静かであること、構造が小型でコンパクトにできるため、インテリアとしても使えるようなデザインにすることもできます。良くない点としては、加熱しないため、タンク内の水に雑菌が発生しやすく、こまめに手入れをしないと、部屋中に雑菌をばらまくことにもなります。

超音波式加湿器の電気代(一ヶ月分)の目安

超音波加湿器の消費電力は洋室8畳用、加湿能力300mL/hとして、22W程度です。それ以外の条件は、スチーム式の場合と同じとして計算すると、超音波式加湿器の電気代は158円/一ヶ月程度となります。気化式に次いで安いです。

加湿器のタイプ4「ハイブリッド式」の特徴と電気代

ハイブリッド式の良い点としては、気化式のフィルターに温風を吹き付ける方式ですので、加湿速度が上がることです。また、ミスト吹き出し口は熱くならずやけどの危険はありません。良くない点としては、温風を作るためにヒーターを使うため電荷代が高めになる点と加湿フィルターの手入れに手間がかかる点です。

ハイブリッド式加湿器の電気代(一ヶ月分)の目安

ハイブリッド式加湿器の消費電力は洋室8畳用、加湿能力300mL/hとして、110W程度です。それ以外の条件は、スチーム式の場合と同じとして計算すると、ハイブリッド式加湿器の電気代は790円/一ヶ月程度となります。4タイプの中で高い方から2番目です。

コスパの良い加湿器メーカーの紹介

現在国内で販売されている加湿器の大部分は日本製でメーカーの数は非常に多く、主な会社名を挙げるとパナソニック、シャープ、三菱重工、象印、アイリスオオヤマ、ヤマゼン、ダイニチ、バルミューダ、スリーアップ、コイズミ、などなどとなります。各メーカーともに加湿4方式のうちの得意とする1種類または2種類を主に生産しています。また、殺菌除菌の装置や安全面の装置を装備した高級品に特化したメーカーもあります。

コスパの良いメーカー?

これからコスパの良い加湿器メーカーを紹介していきまが、加湿器は一般家庭、医療施設、商業施設などさまざまな場所でいろいろな広さの部屋で使用されます。加湿器のコスパを検討するには加湿能力が同じような条件でないと比較することはできません。そこで、利用者数の多い、一般家庭で標準的な洋室6畳ー10畳レベルに適応する加湿能力250-350mL/h程度の加湿器を生産しているメーカーを取り上げて、その中からおすすめのコスパの良いメーカーを選びたいと思います。

加湿器のコスパについて/本体価格と電気代

加湿器のコスパが良い、とはどういうことでしょうか?コストパーフォーマンスは、同じ機能であれば、初期コストとランニングコストの合計が安い方が良いことになります。加湿器のランニングコストは「電気代/一ヶ月」の形で先に示しましたが、スチーム式とハイブリッド式が高く、気化式と超音波式が安くなっています。高い方から並べると、スチーム、ハイブリッド、超音波、気化式の順になります。また、初期コスト(本体価格)は平均的には気化式とハイブリッド式が高く、スチーム式と超音波式が安い傾向にあります。したがってタイプによるコスパ比較では、超音波式が最もよく、トータルコストが一番安いタイプといえます。

コスパの良いメーカー:本体価格で判断/電気代考慮せず

次項からは、コスパの良いメーカーとして、加湿能力300mL/h前後の加湿器で基本機能が備わっていて、本体価格の安いものを製造しているメーカーを加湿方式別に紹介していきます。同じ加湿方式で、加湿能力がほぼ同等であればあればランニングコスト(電気代/一ヶ月)は似たようなものです。また電気代に直結する稼働時間はユーザーによりまちまちですから電気代をコスパの検討に組入れることは難しいと考えます。

コスパの良いスチーム式加湿器メーカー

スチーム式の加湿器は、象印、アイリスオーヤマ、ヤマゼン、三菱重工などなどが製造販売していますが、象印、三菱は高機能で高価格の機種が多い感じです。コスパが良いメーカーは、アイリスとYAMAZENです。300mL/h前後の加湿能力のものを多く生産していて価格もアイリスより若干安い感じのYAMAZENをコスパの良いメーカーとして推薦します。

YAMAZENについて

YAMAZENは伊藤忠、岩谷産業などの大阪を拠点にする大手商社の一つである「株式会社山善(やまぜん)」のブランド名なのです。山善は商社の機能のほかにオリジナル商品の企画開発をするメーカーとしての機能も持っており、家電製品につけられたブランドがYAMAZENなのです。加湿器はスチーム式、超音波式を中心に多種類の製品を製造しています。

コスパの良い気化式加湿器メーカー

気化式の加湿器はパナソニック、シャープ、バルミューダ、コイズミなどのメーカーが製造販売しています。パナソニックは非常に多くの機種を製造していますが、適応する部屋の畳数が多いものが多く、新興の家電メーカーのバルミューダは殺菌除菌機能を搭載した高機能高価格のものに特化しています。シャープは非常に多くの機種を製造していますが、300mL/h前後の機種が多くリーズナブルな価格のものがあります。シャープをコスパの良いメーカーとして推薦します。

シャープについて

シャープは正式には「シャープ株式会社」といい、本社は大阪堺市にあります。日本の老舗総合家電メーカーの一つですが、2016年経営不振により台湾の鴻海精密工業の傘下に入りました。加湿器は気化式とハイブリッド式を手掛けています。

コスパの良い超音波式加湿器メーカー

超音波式加湿器については外国メーカーのダイソンが高機能製品を販売していますが、国内メーカーでは大手家電メーカー以外のメーカーが多いです。アイリスオーヤマ,YAMAZEN、コイズミ、エレコム、リズム時計、サンワサプライ、スリーアップ、アビックス、などなどです。狭い部屋用や、卓上型など200mL/h以下の加湿能力で3000円以下の非常に安い価格の加湿器を製造販売しているメーカーが多いです。300mL/h前後の加湿能力の加湿器をリーズナブルな価格で販売しているのはYAMAZENとアイリスオーヤマですが、価格の面で若干安いアイリスオーヤマをコスパの良いメーカーに推薦します。

アイリスオーヤマについて

アイリスオーヤマの正式会社名は「アイリスオーヤマ株式会社」で宮城県仙台市に本社があります。家庭用のプラスチック製品を製造販売する業界最大手の会社でしたが、その後多角化に乗り出し、現在は家電製品を主力に、LED 照明、収納用品、園芸用品、日用品、食品なども扱っています。2012年頃から大手家電メーカーをリストラされた技術者を大量に採用して、家電部門を急発展させました。加湿器はスチーム式、超音波式、ハイブリッド式を製造しています。

コスパの良いハイブリッド型加湿器メーカー

ハイブリッド式(温風気化型)のメーカーはダイニチ、コロナ、シャープ、三菱重工の4社といってもよいでしょう。ダイニチ以外のメ-カーは500mL/h以上の大き加湿能力を持った広い部屋用の加湿器を主に製造しています。ダイニチはハイブリッド式(温風気化型)の加湿器だけを種類豊富に作っています。その中には一般家庭でよく使用される、洋室8畳適応の300mL/h程度の加湿能力のものもあります。価格もほかの3社と比較して安いので、ダイニチをハイブリッド式のコスパの良いメーカーとして推薦します。

ダイニチについて

ダイニチの正式の会社名は「ダイニチ工業株式会社」といい、新潟県新潟市に本社があります。石油ファンヒーター、石油ストーブ、加湿器などの製造販売を行うメーカーです。加湿器についてはハイブリッド式(温風気化型)を専門に、いろんな広さの部屋に対応し、且つ湿度調整機能、タイマー機能など付加した製品など多岐に亘って製造しています。

加湿器の選び方

どの加湿器を選ぶかは、コスパを考える以前に、どのような部屋で使うのかによってタイプが決まってしまう場合もあります。非常に広い部屋で使う場合は、気化式かハイブリッド式が適していますし、非常に狭い部屋で使ったり、机の上に置いて狭い範囲の加湿を希望する場合は、超音波式になるでしょう。一般家庭の洋間8畳程度で使用する場合はどのタイプも使用できますので、これまでにご紹介した記事内容を参考にして選んでいただければよいと思います。そのほかの参考になりそうなことを下に記します。

加湿器選びの参考

加湿能力

加湿能力と適応する部屋の広さは対応しています。加湿能力以上に広い部屋で使用すれば、効果が出ませんし、狭すぎる部屋で使用すれば結露が生じたりカビの原因になったりします。使用する部屋に見合った加湿能力のものを選ぶようにおすすめします。

水のタンク容量

タンクが大きければ連続運転時間が長くなりますので吸水する手間が省けます。しかし、タンク容量が大きすぎると、加湿器の停止時にもタンク内にいつも水がたまっていて、カビが繁殖する原因になります。適当なタンク容量を選ぶべきなのです。

付加装置/湿度調整装置

湿度調整装置が付いたものがあります。加湿器に湿度センサーが付いていて、快適な部屋の湿度に保つ機能があります。値段は高くなりますが、部屋の湿度が一定に保てるし、広さが違う2つ以上の部屋に移動して使用する場合には必要な機能です。

付加装置/タイマー

タイマーにはオフタイマーとオンタイマーがあります。就寝時に加湿器をオフにするのを忘れると、部屋の温度が低下し、結露が生じます。オフタイマーがあると防げますね。起床前や、帰宅前に加湿器を起動させておきたい場合はオンタイマーがあると便利です。

おすすめのコスパの良いスチーム式加湿器

これから筆者が選んだ、タイプ別(方式別)の洋室8畳レベルでのおすすめコスパNO.1製品をご紹介して行きます。最初は「スチーム型」です。

YAMAZEN/KS-A254

コスパの良いスチーム式加湿器としてYAMAZENのKS-A254をおすすめします。 適用する部屋の広さは、木造和室6畳、プレハブ洋室9畳 です。加湿能力は360mL/hで2.5Lのタンク容量があって連続で約7時間使用できます。このクラスでは他社よりもかなり安い価格であり、コスパNO.1としてお勧めします。4000円前後で購入できます。

YAMAZEN、KS-A254

楽天

おすすめのコスパの良い気化型加湿器

シャープ/HV-H30-W

コスパの良い気化式加湿器としてシャープのHV-H30-Wをおすすめします。適用する部屋の広さは木造和室5畳 、プレハブ洋室8畳です。加湿能力は290mL/hで2.4Lのタンク容量があって連続で約8時間使用できます。このクラスでのコスパNO.1としてお勧めします。8000円前後で購入できます。 

 

シャープ/HV-H30-W

楽天

おすすめのコスパの良い超音波式加湿器

アイリスオオヤマ/UHM-280S

コスパの良い超音波式加湿器としてアイリスオオヤマのUHM-280Sをおすすめします。適用する部屋の広さは木造和室5畳 、プレハブ洋室8畳です。加湿能力は280mL/hで2.8Lのタンク容量があって連続で約10時間使用できます。このクラスでのコスパNO.1としてお勧めします。4000円前後で購入できます。 

アイリスオオヤマ/UHM-280S

楽天

おすすめのコスパの良いハイブリッド型加湿器

ダイニチ/HD-3018

コスパの良い超音波式加湿器としてダイニチのHD-3018をおすすめします。適用する部屋の広さは木造和室5畳 、プレハブ洋室8畳です。加湿能力は300mL/hで2.4Lのタンク容量があって連続で約8時間使用できます。このクラスでのコスパNO.1としてお勧めします。10,000円程度で購入できます。 

ダイニチ/HD-3018

楽天

おわりに

Photo by nubobo

ここまでお読みいただき有り難うございました。いかがでしたか?
美容院や医院などでは加湿器が設置されているのが普通になっていますが、最近は一般家庭でも使われることが多くなりましたね。この記事では加湿器のコスパを検討する場合にランニングコスト(電気代)を考慮しませんでしたが、スチーム式、ハイブリッド式では運転時間を1日10時間、一ヶ月300時間とすれば、1年間の電気代の方が加湿器本体の値段よりはるかに高くなるのです。これらのタイプを購入する場合には、商品を比較する際に消費電力に注目しましょう。

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aakm.yamada
ライター

aakm.yamada


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