検索アイコン
エックス
Facebook
LINE

キャンプでの直火の意味&禁止な理由は?マナー違反にならないための注意点を解説!

キャンプ場でのマナーはいろいろありますが、その中でも火に関するものに直火禁止というルールがあったりします。この直火禁止とはどういう意味で、禁止になった理由は何なのかご存知ですか?キャンプ場で焚き火やBBQをするときに困らないため直火について知っておきましょう。
更新: 2021年12月29日
佐藤3
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。

はじめに

キャンプBBQで気をつけたい直火禁止のマナー

Photo byWaldo93

キャンプ場を利用しようとしたとき、直火禁止ですといわれたこともあるでしょう。直火禁止なら炭や薪は燃やせないのか?と困った人もいるでしょう。しかしこれはすべての火の燃やし方を禁止しているわけではありません。直火禁止の意味とその理由や違反行為となる火の扱いを紹介・解説します。

キャンプや釣りの焚き火マナー!直火禁止とは?1.

直火のマナーやルールの前に、キャンプ場では直火とはどのようなものを差すのかをまず知ってください。直火禁止といっても火を使える場所が決まっていたり、誰でも使えるかまどを用意してくれる場所もあります。直火禁止だから行かないではもったいないですね。キャンプの直火事情についてご説明しましょう。

キャンプ場で言う直火の意味は

Photo byJazella

直火といえば、字の通りに対象となる物に直接火が当たること。料理の手法として直火焼きなどという言葉で使われたりしますね。キャンプ場でいうところの直火とは地面の上で直接焚き火など火を付けることを差します。

直火禁止のキャンプ場で違反にならない火の使い方

Photo byFree-Photos

直火禁止のキャンプ場で、火が全く使えないのか?と悩んだ方もいるとかいないとか。そんな心配はありません。地面で直接火を扱わなければ、焚き火台やテーブルの上でガスバーナーを使った調理・定められたBBQエリアの用意されたかまどでの火起こしは違反行為とはならず行うことが可能なところがほとんど。キャンプには重要な火を使う調理がすべて違反というわけではないので安心してください。

キャンプや釣りの焚き火マナー!直火禁止とは?2.

最近よく見かけることが多くなった直火禁止のキャンプ場。なぜこんなに直火について規制されることが多くなってしまったのかご存知ですか。キャンプ場の直火禁止の理由となったマナー違反の行為を見ていきましょう。何の気なしにおこなっていた行動が直火禁止の理由となっていることもあります。

直火禁止のキャンプ場が増えた理由は?

Photo bytpsdave

直火禁止のキャンプ場になると焚き火台を持っていったり、専用の調理エリアでの順番待ち。少ない火力でのバーナーでの調理と縛られることが多くなります。なぜ直火がキャンプ場での違反行為となってしまったのでしょうか。それにはそれには利用者のマナー違反となるこんな行為が理由となりました。

理由1.直火でゴミまで燃やす

焚き火やBBQで燃やすものは炭や薪、せいぜい着火剤や松ぼっくりや枯れ枝までが限度です。この他にダンボールなどの大量の紙類やゴム・ビニール類など残った火で何でも燃やすお客さんが目立ってきたということも禁止理由のひとつ。焚き火はゴミ処理の場所ではありません。悪臭がするものを燃やすなど他のお客さんに迷惑をかける行為ともなります。

理由2.終わった後の処理が不十分

Photo by yto

十分に燃え尽きていない薪をそのまま放置して帰る・大量の燃えカスの灰や直火のかまどにした石類などをそのまま処理せず放置して帰るなど焚き火の処理に対するマナー違反も直火禁止の理由となっています。

理由3.木の根元で焚き火

最後はキャンプサイトの自然の保護に関する理由。地面の芝や草を保護するという理由は非常に多いもの。中には木の根が出ているところの上で焚き火をしてしまうというまったく自然保護の観点がないお客さんも少数ながらいるそうです。木に大きなダメージを与えてしまう行為は自然保護の観点からも直火を禁止するしかありませんね。

キャンプや釣りの焚き火マナー!直火禁止とは?3.

直火が禁止となった原因として多い理由もご理解いただけたでしょう。キャンプは自分勝手にならず、周りの人や自然環境にも優しく行うのがみんなが楽しむためのマナーです。ここからはそんなキャンプマナーとして欲しいおすすめの火の扱い方をご紹介しましょう。

焚き火は木から3m以上離れて

Photo by Shu_KG

適度な木陰になって気持ちが良いから、他の人からの目隠しにもなるからと木のすぐそばで焚き火をはじめる人もいるようです。確かに木はキャンプ場での癒やしとなりますが、根元で火を使うことはそんな木を枯らしてしまうことにも。火事を防ぐという意味でも最低でも木から3mは離れた場所で火を使いましょう。

キャンプ場の木を守ろう

Photo byGodsgirl_madi

山の中のキャンプ場で木というのはありがたい存在です。マイナスイオンを出す森林浴効果もありますし、中位の木でもロープを張ってタープを設置するのに使えたり、軽度の雨なら防ぎ夏の日差しも和らげてくれる効果も。木は1年やそこいらでは大きくならず何年もかけて成長するもの。キャンパーひとりひとりが気にかけて大切にしてあげましょう。

キャンプや釣りの焚き火マナー!直火禁止とは?4.

気をつけていても仕方なくということもあります。そんな仕方なくルール違反を少なくするために、ぜひ用意してもらいたいキャンプ道具はこちらです。

焚き火台なら綺麗に片付けて帰るお客さんが多い

ユニフレーム ファイアグリル 683040

出典:楽天
出典:Amazon
出典:楽天
出典:楽天

焚き火台を使うのは直火で火を使わないという他にも、燃え残りや消し炭などを綺麗に片付けないと帰り支度でできないということで、自然とキャンプマナーを守る抑止力となるおすすめアイテムです。ついうっかりの処理ミスや処理忘れを防ぐためにも、キャンプには焚き火台を持参してでかけましょう。

直火禁止のキャンプ場での必需品

Photo byLuk_Wro

直接土の上で焚き火せずとも火起こしができるのが焚き火台のよいところ。直火禁止のキャンプ場には必ず欲しいキャンプ道具です。折りたたみ式のものなら持ち運びに対する苦労も軽減されるので、よく厳選して選ぶのがポイント。自分のため、他のキャンパーやキャンプ場スタッフさんのためにもぜひ焚き火台は用意してください。

キャンプや釣りの焚き火マナー!直火禁止とは?5.

キャンプ場のゴミ処理事情。正しく理解していますか?綺麗にして帰るためにも、薪や炭の処理の仕方を確認しておきましょう。ルールはそのキャンプ場によって違うことも多いので、困った時はスタッフさんに相談!


燃えない薪はゴミとして管理者に相談

Photo by haru__q

自分で集めた薪や枝の中にはしけっていて燃え残ってしまうものも少なくありません。そんな燃え残りをそのまま放置して帰るのもマナー違反。もしそんな燃えにくい薪を用意してしまったときは、そのまま放置するとくすぶっていたものが突然燃えだして火事になる可能性もあります。必ずキャンプ場スタッフに相談して、最適な処理をおこなってください。

ゴミは無料で捨てられるキャンプ場が多い

Photo byClker-Free-Vector-Images

キャンプ場を綺麗にし帰るのは利用者のマナー以前の問題です。ゴミは絶対に残さないのがルールです。ごみ処理は無料で引き受けてくれるキャンプ場も多いので、ひとこと相談すれば簡単に解決することも少なくありません。また燃えさしの薪などは捨て場所にこまることも。そんなときもただゴミ捨て場所に持っていくだけでなく、事前にスタッフに事情を説明して判断をあおぐのも重要。

キャンプや釣りの焚き火マナー!直火禁止とは?6.

燃やして良いのは炭や薪だけ

家で焚き火をするとき、捨て場所に困ったゴミも一緒に燃やすこともありますね。そんな感覚でキャンプの焚き火はできません。ましてやその燃えカスをそのまま放置するなどもっての他です。キャンプ場で燃やして良いのは基本的に燃やしても安全な薪や炭だけ。焚き火のあとは綺麗に掃除して燃えさしや消し炭は持ち帰るか指定のゴミ捨て場で処理して帰りましょう。

ゴミの中には悪臭を出すものも

Photo byFree-Photos

ゴミとして燃やそうとしたものの中には熱を加えると悪臭を放つものはありませんか?有毒なガスは発生しないでしょうか?そんなゴミを燃やしてしまっては他のお客さんに大変迷惑がかかります。処理の仕方がわからないゴミもキャンプ場スタッフに相談して、処理できないものは自宅に持ち帰り分別ゴミとして処分してください。

キャンプや釣りの焚き火マナー!直火禁止とは?7.

焚き火台シートを使えばさらに安心

ロゴス たき火台シート 81064021

出典:楽天
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon

焚き火台の中には足の高さが低くて、下草や枯れ草がじわじわと加熱され燃えてしまうようなつくりのものもあります。そんな焚き火台を使う時には必ずシートを敷いて芝や草を守りましょう。焚き火台だからと何でもそのまま使用できるわけではありません。アウトドア好きなら自然の保護も大切にして欲しいもの。焚き火台とともにシートの準備もお忘れなく。

キャンプ場の自然を美しく

Photo byBrahmsee

青々とした草や芝の美しいキャンプ場は、気持ちがよい場所。ゴミで汚れていたり草があちこち焦げていたのでは少し残念な気持ちになってしまうでしょう。自分だけでなく他の人が利用する場合もそうです。自分だけが良いという気持ちではなく、自分が次に使うときに気持ちよく使えるように自然への心配りは大切です。

キャンプや釣りの火起こしに!おすすめバーナー

最後になりますがキャンプやBBQでの火起こしにあると便利なアウトドア用バーナーをご紹介します。焚き火台などを使った炭に着火するのに扱いやすくなっているのが特徴。気になるものがあったらぜひ試してみてはいかがでしょう。

バーナー1.ハイパワーガストーチ


キャンプで直火禁止の場合焚き火台などを使って炭おこしをする必要が出てきますね。周りを囲まれた状態の炭に火を付けるのは、扱う部分と火がでるところが少し距離が離れているバーナーを使うのが安全面でもおすすめです。ガスボンベに取り付けるだけで高火力バーナーになるこちらの商品はおすすめ!大人の男性の手のひらに収まってしまうようなコンパクトサイズで高火力を実現しています。

バーナー2.トーチバーナー

こちらもガスボンベに取り付けるタイプですが、少し角度がついていて下に火を入れる穴がない焚き火台の炭にも火が付けやすいのがこちら。火力調節も目立つオレンジのつまみで可能。

バーナー3.CAPTAIN STAGハンディ ガストーチ

CAPTAIN STAG M-6326

出典:楽天
出典:Amazon
出典:楽天
出典:楽天
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon

キャンプで使うものはアウトドアブランドのものが安心という方は、キャプテンスタッグのこちらのバーナートーチはいかがでしょう。ガスボンベとのセットで買ってすぐ使うことが可能。キャンプ場でのBBQの他自宅での調理の焦げ目付けにも使えます。

まとめ

キャンプ場BBQでは直火禁止に注意

焚き火やBBQでの炭の起こし方など直火禁止になった理由やそんなキャンプ場での火の扱い方や処理方法・違反行為などをご紹介してきましたがいかがでしたか?一歩間違えば他の方に迷惑をかけるだけでなくあたりに火事を引き起こす理由にもなるキャンプの直火問題。利用する方のマナーが問われます。しっかりと決まりごとを守って安全に楽しくアウトドアを楽しみましょう。

キャンプやBBQが気になる方はこちらもチェック

直火の他キャンプやBBQでの気をつけたい違反行為やその理由・直火の火の処理や火起こしに便利なおすすめバーナーなどアウトドアに役立つ記事をご用意しています。こちらも是非見てくださいね。