どこにある?平湯温泉
平湯温泉は、岐阜県高山市にある温泉地で、新穂高温泉などとともに奥飛騨温泉郷を形成しています。マイカー規制が実施されている乗鞍岳や上高地へ行くときの路線バスやタクシーの乗り換え基地になっているため、観光シーズンには多くの人が訪れる場所となり、山あいの秘湯から観光地への入り口となっています。
奥飛騨温泉郷
奥飛騨温泉郷は、岐阜県高山市にある温泉で5つの温泉地(平湯温泉、福地温泉、新平湯温泉、栃尾温泉、新穂高温泉)から成ります。各温泉には日帰りの入浴施設もあり、気軽に立ち寄れる温泉地です。四季折々にいろんな表情見せてくれる温泉郷です。
平湯温泉
平湯温泉は、安房トンネルの岐阜県側の入り口にあります。安房トンネルが開通したおかげで、長野側からのアクセスも便利になり、乗鞍や上高地方面への始発点になっています。
平湯温泉でキャンプ
奥飛騨の温泉でのんびりと過ごすのもいいですが、せっかくの大自然の風景です。もっと身近に感じてみませんか。平湯温泉にも、身近にキャンプができる「平湯キャンプ場」という施設があります。
平湯キャンプ場
平湯キャンプ場は、ちょうど平湯温泉の入り口付近にあるキャンプ場です。標高が1,300mあり、夏でも涼しく快適に過ごせます。野営ができる広大な敷地の中には、バンガローもありテントを持参しなくても利用可能な野営施設です。
平湯キャンプ場の基本情報
【住所】高山市奥飛騨温泉郷平湯768-36
【連絡先】0578-89-2610
【アクセス】中部縦貫自動車道高山インターから平湯を経由して約50分
【備考】チェックイン:8:00、チェックアウト:12:00
平湯キャンプ場の施設
奥飛騨温泉郷にあるキャンプ場の施設について見ていきましょう。テント場はもちろんそれ以外の部分についても探っていいきます。
平湯キャンプ場のテント場について
平湯キャンプ場は約25,000㎡あり木々に囲まれたオートキャンプ場です。オートキャンプ場なので、車ごと乗り入れられ、テントのすぐそばに車を駐車できるので、荷物の移動も楽です。テントではなく、車を使って寝起きもできるので、キャンピングカーを併用できれば、野営の不便さもなく快適な居住空間を維持できます。
テント場の評判は?
平湯キャンプ場の評判や口コミをみると、好意的なものが多いです。自然に囲まれたキャンプ場で雰囲気が良いという口コミや近くに温泉があって割引もあるという口コミなど、もう一度訪れたいという口コミが多い評判のキャンプ場です。
平湯野営場はフリーサイトのキャンプ場です。特に込み合う時期以外は予約が不要なので天候に合わせて気軽にでかけることができお勧めです。
国立公園内にあるので自然満喫。区画サイト横に車が止めれる(ポイント高い) 夏場でも夜は長袖を羽織り炭にあたりながら最低4日はいます。 温泉も同経営ですぐといえば直ぐですが坂道があります。温泉入り口の八百屋?トマトなどナスを購入して焼いて食べると最高。ちょっと車で足を延ばせば寸志で入浴できる秘湯がいくつか、上高地行きのバス停もすぐです。上高地や穂高に足を延ばしたりゆっくり木立の中のキャンプ場を楽しめます。 料金もリーズナブルです。
平湯キャンプ場のバンガローについて
平湯キャンプ場にはコテージはなく、バンガローが併設されています。バンガローにはトイレ付きとトイレ無しの2種類があります。バンガローには、水場やテーブルがありますが、寝具や調理器具(食器含む)はありません。テント場の野営との違いはテントが要らないことぐらいです。小屋で野営するといった感覚です。
バンガローとコテージとの違いについて
野営の代わりに宿泊するときに建物を使うものに、コテージとバンガローがあります。コテージには、寝具や調理道具などが完備されている場合が多いです。そのため、コテージでは、食料さえ持参すれば宿泊できます。バンガローはコテージとは違って、野営でテントの代わりに小屋を使用するようなイメージで、通常は、コテージのような設備がありません。平湯キャンプ場にあるのはコテージではなくバンガローです。
バンガローの評判は?
バンガローは綺麗で使いやすく、木のぬくもりも感られて良かったと評判は良いです。毛布やシュラフもレンタルしてもらるので、装備がなくても自然の中の生活を体験でき、人気です。
自由な感じでとても楽しかったです。 コテージはきれいで使いやすかったです。
近くに日帰り温泉があり、割引券で400円で利用できます。 トイレや水場の清掃も行き届いていて、気持ちがいいです。
平湯キャンプ場を利用するには
平湯キャンプ場がどんな感じかは実際に利用した人の話を聞いてみるのが一番です。平湯キャンプ場を利用する前に、営業期間や予約方法を見ていきましょう。
平湯キャンプ場の予約方法など
では、実際にキャンプ場をを利用するときのために、平湯キャンプ場の営業期間や予約について見ていきます。
平湯キャンプ場の営業期間
平湯キャンプ場は、冬季の間はお休みです。よっぽどの登山家なら別ですが、雪も多い土地ですし、さぬさも厳しく、オートキャンプといえども冬の期間の野営は大変です。その年次第ですが、ゴールデンウィーク前の74月中旬から11月中旬が営業期間になっています。
平湯キャンプ場の予約方法
平湯キャンプ場を利用したいと思ったら、直接、電話かFAXで予約します。
電話 | 0578-89-2610 |
FAX | 0578-89-2130 |
予約受付 | 9:00~18:30 |
平湯キャンプ場の近くの温泉
キャンプで不評なのは、風呂に入れないこと。汗をかいたままやたき火の臭いが付いたままというのが嫌だという人もいます。でも、平湯キャンプ場に近くには温泉があります。キャンプの疲れはその日のうちに温泉で癒しましょう。
平湯温泉 ひらゆの森
平湯キャンプ場から歩いて10分ほどの場所にあります。10:00~21:00まで利用できますので、夜に入っても良し、目覚めの朝風呂もまた良しで、平湯キャンプ場を利用する人には、割引の前売り券が購入でき、100円安く入浴できます。平湯の森には、露天風呂と広々とした大浴場があります。宿泊施設もありますので、キャンプが苦手なら、こちらのコテージを利用する方法もあります。
ひらゆの森の基本情報
【住所】高山市奥飛騨温泉郷平湯763-1
【連絡先】0578-89-3338
【アクセス】中部縦貫自動車道高山インターから約45分
【備考】貸切専用のお風呂もあります。
ひらゆの森の評判は?
登山やキャンプのときにも利用でき、広い施設にもかかわらずリーズナブルな料金で利用できると口コミでも評判です。
平湯温泉では珍しい硫黄の温泉です。入浴料が安いのでいつも駐車場が満車です。 内湯は広いし、露天も色々な種類があるので飽きません。何度でも利用してしまいます。
すぐ近くに平湯温泉があり、割引券も貰えました。 とても良い温泉で、帰りに立ち寄って気分良く帰ることができました。
素泊まりで食事処を利用するのがベストかと思います。 そうすればコストパフォーマンス抜群です。
平湯温泉周辺のスポットについて
平湯温泉は路線バスやタクシーへの乗り換え基地になています。周辺スポットしては登山スポットとしても名高い上高地や新穂高ロープウェイなどがあります。
上高地
上高地は、北アルプスで最も有名な観光地といえます。大正池や河童橋などは上高地を代表するスポットです。上高地はマイカー規制が実施されているので、マイカーを置いてシャトルバスに乗り換える必要があります。その乗り換え地点が平湯温泉になります。平湯キャンプ場をベースにすれば、早朝の静かな時間に上高地を訪れることもできます。
新穂高ロープウェイ
登山に自信がなくても、標高2,156mまで連れていってもらえるのが新穂高ロープウェイです。北アルプスの雄姿を間近に見れます。新穂高ロープウェイは冬でも営業していますので、登山のプロしか行けない冬の穂高連峰も身近に眺めることができます。
平湯温泉をベースに登山
平湯温泉は、北アルプスを目の前にする場所に位置していますので、登山のベースとしても最適です。新穂高ロープウェイを使って西穂高岳へ、バスを使って乗鞍岳や上高地へ入れます。
西穂高岳
西穂高岳は穂高連峰に南端にある山で、標高は2,909mあります。新穂高ロープウェイのおかげでアプローチも良く、登山初心者の人でもチャレンジできます。頂上からは穂高連峰の岩稜、槍ヶ岳の雄姿、焼岳などを眺められます。
乗鞍岳
日本百名山のひとつで標高は3,026mあります。3,000m級の山のなかでも比較的登りやすく、標高2,702mの畳平までバスで登れるため、登山初心者でもアルプスの絶景を堪能できます。運が良ければライチョウと遭遇できるかもしれません。
焼岳
焼岳は、長野県と岐阜県の境にある山で、標高は2,455mあります。上高地の入り口付近にそびえる活火山で、この山の噴火によって大正池ができました。活火山ですので、入山される前に火山情報をしっかりと確認してください。
平湯温泉のお土産を買うなら
北アルプスの麓までやってきたからには、お土産も買いたいですよね。そんなときに寄ってみたいのが道の駅です。道の駅には、新鮮な野菜などを扱っているところもありますから、食料の買い出しにももってこいです。
道の駅はどこにある?
平湯温泉の近くには道の駅を探してみましょう。平湯キャンプ場から少し車を走らせると「道の駅 奥飛騨温泉郷上宝」という道の駅があります。
焼岳が望め、国道471号線沿いにある道の駅です。オートキャンプ場もある道の駅です。道の駅には、物産館や食堂があり、奥飛騨の名産や飛騨牛などを頂けます。
道の駅 奥飛騨温泉郷上宝の基本情報
【住所】高山市奥飛騨温泉郷田頃家11番1
【連絡先】0578-89-3746(物産館)、0578-89-3611(情報棟)
【アクセス】中部縦貫自動車道高山インターから平湯を経由して約1時間
【備考】定休日:4月~10月(無休)、11月~3月(水曜日)
冬にも訪れたい平湯温泉
冬の間は平湯キャンプ場は閉鎖されていますが、奥飛騨は雪景色も素晴らしいと評判です。寒さも厳しいので、キャンプというわけにはいきませんが、雪景色の中での露天風呂は評判の良い風景のひとつです。平湯温泉にはスキー場もあります。夏はキャンプ、冬はスキーで、冷えた身体を温泉で温めるのはいかがでしょう。
平湯温泉スキー場
ひらゆの森からすぐのところに、平湯温泉スキー場はあります。ファミリーゲレンデから上級者コースまで酢あらゆる人が楽しめるスキー場です。スキーのあとは、もちろん平湯の森で温泉に入って冷えた身体を温めることができる条件のそろったスキー場です。
平湯温泉スキー場の基本情報
【住所】高山市奥飛騨温泉郷平湯768-1
【連絡先】0578-89-2424(12月~3月)
【アクセス】ひらゆの森から車で約1分
【備考】リフト券(1日券/半日券)でひらゆの森に入場できます。
まとめ
キャンプはちょっとっと思っているかたも、平湯キャンプ場なら重たい荷物を担ぐことなく、車のままテントサイトへ移動できます。温泉もすぐのところにあり快適なキャンプ生活を送れます。きれいな星空に包まれて、素敵な夜を過ごしてみましょう。
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