グランピングとは
優雅なキャンプ
日本でも徐々に広まってきた豪華なキャンプ、グランピングは常設された豪華なテントや豪華なコテージで行うことが多いですが、ときには自分で設営して楽しむこともあり必ず常設型のテントにこだわる必要はありません。実際に人気のあるグランピングができる施設でも、通常のファミリーキャンプ向けに市販されているテントが使われていておしゃれで人気の大型のワンポールテント(モノポールテント)を使用している場所もありますよ。
市販の大型テントでグランピングできる
常設型の特別なテントは必要なく市販の一般的なテントで、キャンプでパーティーなどを開きながらグラマラスに楽しみたいのであれば、自分で準備するとどこのサイトでもグランピング気分が楽しめますよ。グランピング「らしさ」を演出するテントというのは市販のものでもいくつかの共通ポイントがあるので、どんなテントだとおしゃれな雰囲気になるのか、一般的なテントと比較しながら紹介していきますね。
グランピングで選ばれるテントの特徴と比較1
おしゃれな形状
絶対にというわけではありませんが、雰囲気を演出するという意味ではおしゃれなテントに越したことはありません。人によっておしゃれと感じるポイントが違いますが、ドームテントよりワンポールテントのほうがおしゃれと言われていますよ。さらにはワンポールテントよりもベルテントがよりおしゃれで、持ち込みのテントだったとしてもサイトにあるだけでグランピングらしさ、雰囲気がでてきて写真写りが良くなると言われています。
ベルテントとは
ベルテント、ワンポールテントは構造自体はよく似ていて少ないポールで簡単に設営できます。共におしゃれでグランピング向けのテントと言えますが、ワンポールテントは三角形になるのでインナーの端の方に行くと鋭角なほど高さがなく使いにくいです。ベルテントは端でも壁のように垂直に立ち上がっているのでインナー部分すべて使える違いがありますよ。サーカスのテントも同じように端が立ち上がっていて広いですよね。
グランピングで選ばれるテントの特徴と比較2
大きさ・大型
おしゃれな形状だけではなく大きさも重要です。1人でキャンプをするソロだったとしてもグランピング気分を楽しみたいなら、広々使える大型のものがおすすめになります。例えばおしゃれで人気のある新作のテントでも小型だとどうしてもインナーに入れられるギアの数が少なくなり、雰囲気が出てきませんよね。通常のキャンプと同じでいいなら大型のものにこだわる必要はあまりないのですが、グランピングだと大きさも必要です。
ベルテントは大型
小型のベルテントというものもありますが、平均するとベルテントはドーム型のテントと比較すると大きい物が多く、区画のスペースはとりますが贅沢に過ごしたいというときに見た目だけではなく大きさも必要です。どれくらいの大きさがあればいいのかと言うと、ソロでも3人用程度の大きさがあると荷物を中に入れても広めに過ごせるのでおすすめです。テントの大きさは荷物が入ることを考えるとソロでも2人がいいと言われています。
グランピングで選ばれるテントの特徴と比較3
素材
グランピングに向く人気のテントは一般的な化学繊維ではないという特徴もあります。化学繊維が悪いというわけではなくより快適に、優雅にキャンプするには化学繊維という素材よりもコットンのほうが向いているということです。コットンはポリエステルやナイロンと比較すると通気性がよく、遮光性が高いのでテント内は濃い影ができ熱がこもりにくくなっていて素材が違うだけで過ごしやすいです。
テクニカルコットン・ポリコットン
コットンにはもう一つ種類があります。それがテクニカルコットン(T/C)やポリコットンと呼ばれる化学繊維とコットンの混紡です。コットンだと高いのですが、安い素材である化学繊維と一緒につむぐことでコットンよりも安いですが、コットンと化学繊維の便利な特徴を持つ素材です。扱いが簡単で大型のテントでも安いということもあり人気ですよ。素材の種類が違うのでそれぞれ魅力があります。
グランピングにおすすめ新作・おしゃれなテント1
DOD:タケノコテント
タケノコテント8人
安いことで人気のあるDODのベルテントです。ワンポールテントと比較すると、テント内のスペースを余すことなく大きさに合ったスペースを利用でき素材が前述したコットンとポリエステルの混紡ということで過ごしやすくなっていますよ。結露しやすい屋根の部分がTCとなり、それ以外の部分はポリエステルになっていて、コットンばかりだと重たいですが、大きさの割に軽めといのもポイントで簡単に設営できます。
大きさは8.6畳
ベルテントという人気の種類となり、大きさはΦ480cmになります。厳密に言うと8角形なので少し狭くなりますが、それだけの広さが使えるのでさまざまなギアを持ち込んで思いっきり楽しめます。出入り口は2箇所、周囲にある窓はメッシュ、フルクローズに対応していて暑い日も寒い日も快適に過ごせますよ。大型ですがコットンのみの製品と比較するとTCなので安いです。タケノコテントにはもう一種類あり5人用のミニもあります。
グランピングにおすすめ新作・おしゃれなテント2
DOD:ヤドカリテント
安いことに定評があるDODの新作のワンポールテントで6人まで利用できる大型でありながら、フライシートを前面に広げられる仕様になっていて、タープを貼らなくても快適に過ごせる従来のワンポールテントにはなかった新しい形状です。ワンポールテントなので設営は簡単なままでより過ごしやすくなったモデルと言えます。素材は化学繊維ですが、生地自体が厚めになっていて濃い影ができ過ごしやすいですよ。
いつでも使える
冬でも楽しみたいという方にも使いやすいテントになっていて、フライシートにはスカートが付属していて冷気をシャットダウンでき、コンセントを中に入れるための専用口もついているので何もないテントと比較すると扱いやすいです。大きさは5~6人用で275×240cmとなりますが、テントの種類はワンポールテントなので隅の方は高さがなく人は使えません。荷物置き場にするといいでしょう。新作ですが現在売り切れの場所が多いです。
グランピングにおすすめ新作・おしゃれなテント3
バンドック: 2 ポール テント BDK-02
【送料無料!】BUNDOK 2ポールテント
左右にワンポールテントを設営し、間をタープでつないだような少し変わった種類のテントですが、グランピングにも利用しやすいでしょう。大きく張り出せばタープも不要で、左右のワンポールテントの間に机などを配置すれば快適に過ごせます。価格も安いので安いテントを探している方にもおすすめです。種類はワンポールテントということで設営は簡単ですよ。コスパがよく安いことから評価が高いテントとなっています。
サブポール・インナー込み
なんと跳ね上げるためのサブポールと左右のインナーが付属していて安い価格設定です。低コストですが広いテントで楽しみたいという方におすすめです。大型というほど大きくなく2~3人に向くので、ソロキャンプで使ってもいでしょう。大きさは300×600cmになり、インナーは290x140x200となります。状況に応じてタープを兼ねているフライシートは張り方もアレンジできますよ。
グランピングにおすすめ新作・おしゃれなテント4
フィールドア:ワンポールテントTC
ワンポール テント T/C ポリコットン
使いやすく安い製品が多いフィールドアからもコスパのいいコットンとポリエステルを使用したワンポールテントが発売されています。ソロ、二人でゆったり使いたいときにおすすめです。ワンポールテントということで設営は簡単ですよ。TCタイプは新作となり、通気性や断熱性が高いのでグランピングにも向きます。またTCのテントで、2万円前後というのは破格の値段ですよ。
少人数におすすめ
フィールドアはコスパがいいだけではなく、こまかなところも工夫されていてタープと連結できるジョイントもあります。Φ400cmではなく400×350cm、設営が簡単なワンポールテントですが壁面のほうが斜めになっているのでどうしてもインナーの端が狭くなり小さく感じますよ。そのため少人数で安い、TCのテントを探している方におすすめです。
グランピングにおすすめ新作・おしゃれなテント5
コディアックキャンバス:コットンテント
KODIAK CANVAS 8人用 Flex-Bow VX グランドシート付
日本のテントではお目にかかることがないユニークな形状をしたアメリカで人気のテントです。素材はコットン100%で独特なフォルムですが設営も簡単です。2人用の小型のものから8人用の大型のものでバリエーションがりますよ。4人用からは高さが180cmを越えてくるのでテント内で立っても余裕があり過ごしやすいです。画像のようにフライシートを跳ね上げることもできタープを使わなくても影は確保しやすい作りですよ。
頑丈でおしゃれ
建物のような形状と大きめのテントということで日本のテントと比較すると重たいので注意してくださいね。がっしりとしたフレームを使用しているので高さがあってもしっかり張れていると風が吹いても大丈夫です。日本ではあまり見かけない形状がおしゃれと評価する声も多く防水コットンが使われているので雨にも強いですよ。
グランピングにおすすめ新作・おしゃれなテント6
チャムス:ブービーツールームコヤテント4
チャムス テント ブービーツールームコヤテント4
おしゃれなアウトドアアパレルとして有名なチャムスのロッジ型のテントもグランピングにおすすめです。ロッジ型は背が高くきっちり張れないと風の影響を受けやすいので簡単とはいい難いですが、そのぶん頭上のクリアランスが185cmと確保されていて過ごしやすい特徴があります。建物型なのでホームパーティーをしている気分にもなり、テントには採光用の窓があり中から外の様子を確かめられる作りになっています。
おしゃれなギア
人気ブランドということで知名度もあり信頼できるテントではありますが、材質はポリエステル、厚みも75Dと標準ぐらいで耐水圧も1500mmと標準です。寒さから守ってくれるスカートも付属していますが、スペックだけで言うと標準敵なテントとなっていますよ。そのため値段や機能よりもチャムスというブランドが好き、おしゃれなテントがほしいという方におすすめのテントです。
グランピングにおすすめ新作・おしゃれなテント7
ノルディスク:アスガルド
ノルディスク NORDISK Asgard アスガルド12.6+フロア オリジナルセット
グランピングの定番のテントというのが、北欧生まれのアスガルド。実際にグランピング施設でもこのテントをベースに作っている場所もあります。12.6は6人用となり3~4人でゆったり使いたいときにおすすめです。グランピング施設で使われる本格的なテントですが、ワンポールテントなので設営は簡単な種類となり初心者でも扱えますよ。本来はボトムはセットになっていませんが、グランピングで使うならボトムもあったほうがいいでしょう。
定番の人気テント
定番の人気テントということで何を選んだらいいかわからない方におすすめです。前述したようにグランピング施設でも導入されているテントなので、高品質ですよ。材質は過ごしやすく快適なポリコットンとなり、暑いときはフルオープンにすることもでき、年間を通していつでも使えるテントとなっています。よく使われていることからグランピングといえばこのテントとなります。
グランピングにおすすめ新作・おしゃれなテント8
D&R:4シーズンコットンベルテント
おしゃれなベルテントでポリコットンではなくコットンを使用したテントです。種類が豊富で小型のΦ3mからΦ6mまであります。一般的な区画サイトだと6mにもなると大きいので注意してくださいね。またコットンなので過ごしているときは快適ですが、化学繊維と比較すると重たくなります。コットンを使ったテントとしては珍しく色にも種類がありベージュ、白、ブラウンから選べるようになっていて自分好みの色をチョイスできます。
ストーブの導入が簡単
ストーブをテント内に導入すると必ず排煙が必要になります。排煙用の穴が開いていないと自分で工夫しないといけませんが、こちらのテントは最小サイズの3mでも排煙用の穴が開いているのでDIYができない方でもすぐに導入でき冬でもグランピングを楽しめるテントとなっていますよ。他のコットンテントを比べるとコスパもよく安いです。
グランピングにおすすめ新作・おしゃれなテント9
ニュートラルアウトドア:GEテント
2015年にできたまだ新しいブランドニュートラルアウトドアのGEテントはおしゃれなベルテント型で、コットンの優しい風合いにも見えますが、実は安い素材のポリエステルが使われてるテントとなります。そのため同じような大きさのコットンを使っているテントと比較すると安いという印象になり、費用を抑えたい方におすすめです。GEテントは種類が豊富で小型の3人用から超大型の14人程度まで収容できるものまで豊富です。
種類豊富
素材は一般的なポリエステルですが、他社にはない特徴としてはサイズが多いところがポイントです。ソロでゆったり使える3人用から前述したように10人を超える大人数でも利用できる大きなものまであり、さらにインナーもハーフインナーがありツールームテントのようにアレンジできます。高さも一番小さいモデルでも180cmと過ごしやすい大きさになっていますよ。コットンではないベーシックな素材ですがおすすめです。
グランピングにおすすめ新作・おしゃれなテント10
ニュートラルアウトドア:TCテント4.0
ニュートラルアウトドアの最新作となるのが人気素材のテクニカルコットンを使用したベルテントです。同社の人気製品の形やデザインはそのままに快適性が増すTCとなっています。ベルテントはワンポールテントとほとんど同じで素材が変わっても簡単に設営できますよ。TCということで価格は高くなりますが、焚き火の火の粉があたっても穴があかず、結露も発生しにくいので優雅で快適なキャンプスタイルに向くテントです。
大きい
このテントに限ってということではないですがベルテントは設営が簡単なのに広く感じる形状です。テントの大きさ自体はΦ400cmとなりますが、ワンポールテントやドームテントと比べ壁が立ち上がっているのでデッドスペースがなく5人~6人でも利用できますよ。冬でも使えるように排煙用のオプションが2020年に発売されることも決まっているのでストーブの導入もやりやすくなり冬でも、グランピングができます。
グランピング向けおすすめテントのまとめ
コットンが人気
グランピングに使われるテントの特徴としては大型でゆったり使え、コットンもしくはポリコットン(TC)がトレンドとなっています。もちろん従来からあるポリエステルでもいいのですが快適に過ごすには、暖かく、濃い影ができ、通気性がよく火の粉で穴があかない素材のコットンがいいですよね。国内外のブランドからさまざなコットンを使ったテントが出ているので探してみてくださいね。
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