ライフジョイ JPU101H
Fashy 湯たんぽ
キャプテンスタッグ M-3220
マイスト ステンレス取付金具(L字タイプ)
パイン集成材 丸脚 長さ450x直径60mm
石丸合成樹脂 こたつの継脚 NEWハイヒール ブラック
はじめに
自作こたつの作り方・ミニサイズやリメイクを紹介
最近ではエアコンなどの普及によりこたつを使わない生活をしている人も多いですが、節電やアウトドア・エアコンのない部屋での作業時など欲しくなるのがこたつです。他の暖房器具が置けないような部屋では大家族用の大きなサイズでなくミニサイズの一人用が欲しいという方も多いでしょう。
アウトドアや自室でも
ミニこたつならキャンプのテント内でも使えて便利です。簡単なもので作れる自作こたつの作り方からヒーター・天板・脚のリメイクや改造アイデアまでこたつDIYを幅広く解説していきましょう。(本文中に出てくる価格は動画制作当時の価格となっています。目安としてお考えください。)
ヒーターを使わない手作り簡易こたつDIY1
自作こたつの作り方もいろいろありますが、普通のサイズや形のものはホームセンターにいけばいくらでも安く売られています。手作りの楽しさはありますがここではできるだけ安くて集めやすい材料でできるこたつの作り方に要点を置いてご紹介していきましょう。まずはほとんど家にあるものを組み合わせることでできる作り方から。
自作の簡易こたつを作りたい
今ある暖房器具をもっと有効に活用しようとするならこたつ式の形にしてしまうのがおすすめです。部屋全体を温めようとせず狭い範囲のみを温めるので節電にもなりますし、熱で頭がボーッとするという不快感もなくなり一石何鳥にも!まずはホットカーペット利用の一人用簡易ミニこたつの作り方から説明します。
自作簡易こたつの作り方:材料
まずこちらで使う材料はホットカーペットとこたつ下敷き・こたつ上掛け・天板の4点です。ホットカーペットは一人用の小さなサイズもありますね。そういったものを利用すると、手持ちのテーブルの中にすっぽりと収まるサイズで使いやすいでしょう。
ヒーターを使わない手作り簡易こたつDIY2
自作簡易こたつの作り方:ホットカーペット
まずはこたつテーブルを設置したい場所にホットカーペットを敷きます。動画内で利用しているのは1畳用の小さなものですが、それでもテーブルが正方形ではなく横長ということで余り部分が出てきます。壁側にはみ出させることでホットカーペットのスイッチ部分がテーブルの上に出るので押しやすいのもポイント。
作業の注意点とポイント
ライフジョイ JPU101H
ここでの注意点はホットカーペットが大きくて余っても折れた状態で使用しないということ。畳んで使用するとそこが他よりも発熱して温度が高くなり、火事の原因となるからです。テーブルで使用する場合は椅子を置くため手前に余らせるのはそこに体重がかかって危険ですので、壁側に伸ばして置くと良いでしょう。
ヒーターを使わない手作り簡易こたつDIY3
自作簡易こたつの作り方:セッティング
ホットカーペットの位置が決まったらあとはこたつのセッティングを残すのみです。ホットカーペットの上に直に座ったりテーブルを置かずにまずはこたつの下敷きを敷くこと。これは薄くても良いので必ず使用してください。
テーブルを置き、こたつの上掛けをかけるとホットカーペットのみでも中はホカホカ。脚から温めてくれるので足元からの寒さを感じることはないでしょう。
作業の注意点とポイント
ホットカーペットとテーブルのサイズによっては、幅が狭い時はあて板が必要となります。特にこたつテープルとする台の脚が広い・上にいろいろと物を置きたいのでテーブル重量があるなどの場合、ホットカーペットへの圧力の関係で故障や発火の原因となるので注意してください。
キャンプ用品で作る手作りミニこたつDIY1
アウトドアの好きな人には冬キャンプこそ醍醐味と考える人も少なくありません。寒さに家の中ばかりにいては見られない景色がそこにはあるからでしょう。しかし、やはり寒いものは寒い。テントの中ではこたつでは暖かく過ごしたいですね。
テント内で使えるミニこたつを作りたい
次もヒーターを使用しないどこでも安価で買えるものばかりを使ったアウトドア用のミニこたつの作り方です。普段持っていくものでできるので荷物にもならず、冬のキャンプには是非作って暖を取ってくださいね。
自作ミニこたつの作り方:材料
Fashy 湯たんぽ
メインの暖房用品として使用するのは湯たんぽ。こたつの台となるテーブルはキャンプ用で脚が長いものが良いでしょう。下に敷くアルミシートとこたつ布団となるのは封筒型の夏の寝袋です。天板はダンボールを流用していますので、荷物も減るでしょう。
キャンプ用品で作る手作りミニこたつDIY2
自作ミニこたつの作り方:設置の仕方
設置の仕方はまず地面にアルミシートを敷きます。下からの冷気を防ぐと共にこたつ内の温度を保つのにも効果的です。こたつですから直に座ることを考えるとおしりの冷たさも防いでくれるものですので、これはしっかりした物であればあるほどよいですよ。
あとはテーブルの上に開いた寝袋をかけダンボールの天板を置き熱湯を入れた湯たんぽを中に入れたら簡易的な自作ミニこたつのできあがりです。
作業の注意点とポイント
キャプテンスタッグ M-3220
アルミシートは厚手のものがおすすめ。湯たんぽは1個よりも2個あった方が良いです。それほど中が熱くなることはありませんが、自分の足がゆたんぽに触れているだけでアウトドアではとてもありがたい暖房器具。豆炭を使う方法などもありますが、こちらは火事の心配もなくコストも特別な持ち物も不要なので試しやすいでしょう。
手作りこたつDIY!ヒーターリメイク方法1
アウトドアや狭い個人の部屋で使うものなら簡易的なものでも十分ですが、リビングなどでみんなで使うものやお客様の目に触れるものはもう少ししっかりと暖かくて見た目も作りもしっかりとした物が向いています。元々持っているテーブルを利用したこたつへの改造方法もあるので解説しましょう。
使わないこたつのヒーターをリメイク
今までの2つは簡易的なありものを利用した擬似的なこたつ風な暖房器具でしたが、もっとしっかりとした自作こたつのDIYも見ていきましょう。ソファーや椅子などの生活でもこたつが欲しい人用のダイニングテーブルのこたつ化の方法の紹介です。
ヒーターを取り外す
こちらは生活の環境が和風から洋風に変わったということで使わなくなったこたつがありました。同様に使用していないこたつがある方はそこからヒーターだけを取り外して使用しましょう。無い方はヒーターだけでも市販されていますので用意してください。
作業の注意点とポイント
こたつのヒーターは4箇所ネジ止めされているだけで意外と簡単に取り付け取り外しができます。こたつの形状にもよりますが、それほど難しくなく取り出すことができるでしょう。
とはいえ、電気製品ですのでコードや電熱など傷つけないよう注意するとともに、汚れ(特にほこりや糸くずのようなもの)があればこのときしっかり取り除いておくのも大切です。
手作りこたつDIY!ヒーターリメイク方法2
ヒーター用金具を取り付け
ここからはダイニングテーブルの方での作業になります。まずは取り外したヒーターのサイズを計り、それを取り付けるためのL字金具を天板の裏から取り付けます。これはホームセンターなどで簡単に手に入るでしょう。
留めるためのネジの太さに注意してそれよりも大きな穴が開いているものを買い求めてください。簡単なパーツですので、自作できる方はもちろん作ってもOKです。
作業の注意点とポイント
L字金具を取り付ける際にはヒーターの重さと天板の厚みに注意して、ネジが表に出ないようにすることとしっかりとした耐荷重があるのがポイントとなります。
もし天板が薄くてネジが出てしまうような場合はワイヤーネットに取り付けそのネットを紐でテーブルで固定するという方法もあります。上からこたつ布団を掛けてしまうので紐は表には響きません。
手作りこたつDIY!ヒーターリメイク方法3
ヒーターを取り付けて完成
マイスト ステンレス取付金具(L字タイプ)
最後にL字金具にヒーターをねじ留めすることでダイニングテーブルこたつのできあがりです。元の台が脚が長い椅子用のテーブルなのでソファで使ったり椅子での生活にもフィットして快適な冬が過ごせるでしょう。
作業の注意点とポイント
ここで問題となるのがこたつ掛けふとんのサイズ問題です。
それまで大きなものを使用していれば流用も可能ですが、ジャストサイズであった場合はどうしても脚が伸びたことで上掛けふとんが小さくて下から風が入ってきて寒いということにも。これだけは新しいふとんを用意するのがおすすめ。こたつはふとんでしっかりくるむことで暖房効率が上がります。
テーブルふとんカバーは手作りで
こたつふとんを大きくしたらそれよりも大きなカバーがないとカバーの役目が果たせません。なかなか大型のこたつふとんカバーが無い場合は布を買ってきて接ぎ合わせるだけで意外と簡単に作ることができます。画像はシーツを接ぎ合わせて作ったこたつカバー。生成りがナチュラルな印象で洋風なこたつにもピッタリではないでしょうか。
手作りこたつDIY!天板の改造リメイク1
こたつに必要なものといえば、ヒーターと暖かさを逃さない厚手のふとん。でも実際に使ってみるとそれだけではないことがわかるでしょう。
実際に他のインテリアと雰囲気が合わないということでこたつを使えないという人も少なくありません。こたつカバーを替えるのもひとつの方法ですが、それだけではなんとなくしっくり来ない人におすすめの方法です。
こたつの天板をおしゃれにリメイク
こたつはどうしても和風なイメージがあり、洋室に合わないという理由で使っていなかった方も多いのではないでしょうか。脚の長さによって洋風な生活環境に適応することができても、天板のデザインがいまひとつということも。ここからは天板も洋風に改造するアイデアを2つご紹介していきます。
100均材料の天板の改造アイデア
自作のこたつには市販の天板ではサイズが合わないという場合でも使えるDIYアイデアがこちら。ただの四角い合板(ある程度厚みは必要)にセリアなど100均で売られているリメイクシートを貼って洋風にする方法です。
2色のリメイクシートを使用することによりよりおしゃれな感じに仕上がっています。上にはアクリル板を置いて耐水性や汚れ防止効果もバッチリ!
手作りこたつDIY!天板の改造リメイク2
遠くから見たら木目調でもこたつの本意は座って暖を取ることにあります。お客様に利用してもらうとき、どうしてもリメイクシートの天板では恥ずかしさを感じることはありませんか?そんな場合は本物の木でナチュラルテイストあふれる手作りの天板づくりにチャレンジしてみましょう。
無垢材のナチュラルな天板をDIY
リメイクシートを使った天板の簡易改造はよく使われる手法ですが、もう少し凝った自作の天板作りはイレギュラーなサイズのこたつには向いています。意外と簡単に作れてしまうので、古くなって傷ついた天板のカバーとしても利用できるでしょう。裏でがっしりとはまっているのでよくある左右方向へのズレも起こりにくいという利点もあります。
自作天板の改造アイデア
冬はこたつで夏はテーブルという仕様になったものはたくさんありますね。おしゃれで重厚感のある木製のものだと結構なお値段もします。丈夫な作りなので耐久性は高いのですがどうしても使っているうちに傷などが目立つことも。天板の悩みだけなら上からもう1枚かぶせてしまえばまだまだおしゃれに活躍してくれるでしょう。
天板改造のポイント
いわゆる上からかけるもう1枚の天板を作っているのですが、サイドに裏から当板をしていることでそれがストッパーになりズレを防ぎます。元のテーブルサイズはしっかり測っておくことが大切。動画内ではお母様がサイズを間違えて伝えてしまったため少しサイズが合わなかったという反省点をあげています。
手作りこたつDIY!脚の改造リメイク1
多くの人が感じるこたつの脚がもっと長かったら使いやすいのにという感想。長時間利用される方は特に床に直に座っていると腰が痛くなったりというよくないことも起きてきます。こたつが置きたいがためにゆったり休めるソファがあるのに床に座っているのも少し違う気がしませんか?
こたつの脚を長くして使いやすく
こたつの脚を長くしたいという希望は多くの人が持っているようですが、その方法はさきほどのヒーターの交換以外にもあります。ここからは簡易的にできる脚のみの改造ということで2つのやり方をご紹介します。最初は脚部分がもう使えない場合・後半は今ある脚に付け足すやり方です。
脚の改造:市販の脚と交換
パイン集成材 丸脚 長さ450x直径60mm
テーブル用の脚は意外と安価で買えるものです。動画内ではIKEAのテーブル脚を通販で購入。1本250円(制作当時の価格)ですので4本でも1000円で済んでしまったということです。このくらいの値段でこたつの脚が長くなるのであれば試してみたい方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
手作りこたつDIY!脚の改造リメイク2
脚の改造:市販のアジャスター
石丸合成樹脂 こたつの継脚 NEWハイヒール ブラック
こたつの脚を簡単に伸ばすならアジャスターが便利です。取り付ける脚の形も四角や丸などいろいろ。物に合わせた形状や高さを選ぶのがポイントとなります。
ほとんどが床が傷つかないような素材を使っているのもアジャスターの良い点で中には消臭効果もプラスされたものも。単に高さをかせぐだけでなくプラスアルファ効果にも着目して選んでくださいね。
その他脚の改造方法は
こたつ布団で隠れてしまうものですが、こだわるという方は天板から脚を取り外して1から自作の脚を作っている方もいらっしゃいます。木製の脚の場合はほぞを利用したアジャスターを自分で作る方法もあるので手持ちのテーブルやこたつ台に合わせて工夫してみてはいかがでしょう。
脚改造後の注意点
脚改造はその上に天板が乗り、さらに物が乗ったり人が体重を掛けて立ち上がったりする可能性もあります。しっかりと安定していることが第一条件。ただ高くすれば良いというだけでなく安全面にも注意して改造するのをお忘れなく。
自作こたつの注意点
最後になりますが、自作こたつ作りの注意点をご紹介させていただきます。こたつということでどうしても注意しなければいけないものばかりです。安全に快適に使用するため以下の3点を意識してDIYしてみてはいかがでしょう。
1.火事に注意
アウトドア用の自作こたつの作り方で豆炭を使ったものも流行っているようでたくさんの方が実践されていました。ここではあえて安全対策ということで触れてきませんでしたが、炭など火を利用した暖房の場合周りを覆ってしまうことで中で一酸化炭素中毒・火災など危険度が上がります。
2.天板の変形注意
自作天板にアクリルなどを利用した場合、ヒーターに近い場所であると熱で変形することが多々あります。ヒーターは下方向だけでなく上にも熱を出しているということに留意して、できるだけ変形しないような材質を選ぶか間に厚手のふとんを挟むなど対策すると良いでしょう。
3.電気工事の注意
ヒーターの取り外し・取り付けには注意しましょう。直接ヒーターは改造するわけではありませんが、コード類の扱いによってはショートや発火などの危険性も捨てきれません。電気器具を扱う場合は電気工事への注意も忘れずに集中して行ってください。
まとめ
自作こたつやリメイクは注意しておこなおう!
こたつの古いイメージを払拭させるような、椅子やソファーでも使えるような改造方法やアウトドアでもできる簡易的なミニこたつなどいろいろな作り方をご紹介してきましたがいかがでしたか?
自作こたつはその人が持っている物のリサイクルDIYも多いので同じものがあるという方も少ないでしょう。そのままマネするのではなく、制作のヒントとして見ていただければもっと手作りの幅が広がります。どこでどのように使うのか、こたつに何を求めているのかを考えて自分のニーズにあったものを作ってみてください。
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