両面おりがみ
和紙風両面千代紙づくし
折り紙で作る兜で子どもの日を盛り上げよう
折り紙で作る兜は、端午の節句である5月5日のこどもの日にぜひ作ってみたいものではないでしょうか。新聞紙や大きな折り紙で作ってみると、実際にかぶることのできる兜ができあがります。折り紙で兜を作る基本的な方法はとても簡単ですが、本格的な兜や立体的な兜など、さまざまなバリエーションがあっておすすめです。おしゃれでかわいい兜を作って、端午の節句のこどもの日を盛り上げましょう。
折り紙で兜を飾る端午の節句のこどもの日とは?
こどもの日は国民の祝日でもある5月5日です。こどもの日は、男の子の成長を願う端午の節句として祝われていました。端午の節句は、旧暦で午の月である5月の最初(端)の午の日を祝っていましたが、5が重なる5月5日を端午の節句とするようになりました。日本では、子供の日になると、菖蒲湯に入り、柏餅やちまきを食べる習慣があります。
こどもの日の行事にはどんな意味がある?
端午の節句のこどもの日に飾るこいのぼり。さまざまないわれがありますが、その中のひとつが中国の故事にある登竜門の伝説です。これは、激しい流れの滝を登ったこいが竜となって天に登ったとするもので、このことから、どんな環境にも負けずに立派に子どもが成長するようにと飾るようになったとされています。また、菖蒲湯の菖蒲は、勝負や尚武といった言葉にかけられて縁起がよい上、強い香りが邪気を祓うことから体をいたわり病気や災害といった厄を取り払うとされています。
こどもの日に食べる習慣のいわれは?
柏餅の柏は、葉をつけたまま越冬し、新芽が出るころに葉が落ちるため、後継ぎができるまで耐えるという縁起のいい木とされています。ちまきを食べる起源は諸説ありますが、古代中国で人民から支持されていた高名な詩人が陰謀によって川に投身し、それを悲しんだ人民が川へちまきを投げたという言い伝えが日本に伝わったとされています。
折り紙で作る簡単おしゃれでかわいい兜の作り方①
基本的で簡単な兜の折り方からはじめよう
まず折り紙を三角形に半分に折り、左右の角を中心の角に折って四角形にします。中心の角を半分に折り戻し、左右に斜めに折り入れて角を作っていきます。折り紙の天地をひっくり返し、下の部分を2回折ります。折り紙をひっくり返して後ろに折り込めば、簡単に兜ができ上がります。まようことなく簡単にできる兜の作り方となりますので、ぜひ覚えておきましょう。
最後の仕上げには別バージョンもあり
基本の兜では、最後の仕上げの折り方で、兜の中に折り入れる方法もあります。兜の中に入れて隠してしまえば、立体的に見せてもおかしくありません。また、最後を織り込まずにそのままにしておき、ブックマークとして使うこともできます。こどもの日のちょっとしたプレゼントにもなりますので、ぜひ活用してみましょう。
折り紙で作る簡単おしゃれでかわいい兜の作り方②
縦長の兜の作り方もおすすめ
まず折り紙を三角形に半分に折り、左右の角を中心の角に折って四角形に折っていきます。ひっくり返して中心に向かって角を折り入れていきます。裏側を開き、開いた部分を中心に向かって折り、さらに左右に角を作っていきます。かっこいい角を作ったら、底の部分を折り返していきましょう。ひっくり返して角の裏の部分を処理したら、表に返せばできあがりです。頭を入れる部分を開くと、立体的になります。
頭にちょこんと載せるとかわいい兜に変身!
折り紙で作る兜は、こどもの日の飾りとして家に飾るのもステキですが、実際に頭に載せるととてもかわいい兜に変身します。こどもの日の記念写真などにぜひ利用してみましょう。縦長の兜の作り方は、基本の兜と同じように簡単です。100均などには大きな折り紙も販売されていますので、サイズを変えていろいろな兜を作ってみましょう。
折り紙で作る簡単おしゃれでかわいい兜の作り方③
親子で作ってみるのも楽しい兜の折り紙
指人形にもなるかぶとくんという折り方がこちらです。まず縦横に4マスずつ折り目をつけていきます。下、左右、上を半マスずつ折り、角の部分を三角形に折りながら、内側を外に出します。折り紙をひっくり返し、中心に向かって角を折ります。さらに左右を中心に向かって折って折り目をつけ、中心に角を作ります。下の角を折りすじよりも少し下のところで折り、さらに裏に折り入れていきます。下の三角形を折り、さらに中心のあたりを折り入れます。左右も折りすじに向かって折り入れ、袋の部分を開きながら三角に折ります。左右のふちを折り目に沿って折り、最後に左右どちらか端を内側に入れ込み、ひっくり返して兜を整えればできあがりです。
端午の節句のパーティなどにも使えそう
こちらのかぶとくん、名前を書いて名札のように使ったり、たくさん作ってこどもの日の飾りにしたり、さまざまな使い道があります。こどもの日の食事会などで使いたくなります。また、指人形としても遊べるので、子どもといっしょに作ってみましょう。ただし、作り方はさほどむずかしいわけではありませんが、小さな子どもが簡単に作れるというものでもありません。小学生ぐらいの子どもでしたら作れそうですので、ぜひ家族で挑戦してみてはいかがでしょうか。
立体的でかっこいい折り紙の兜の作り方①
これは絶対にかぶってみたい!
かなり本格的でかっこいい兜の作り方がこちらになります。まず折り紙に折り目をつけていきます。4分の3の位置で折り、裏に返して中心に向かって左右を折ります。折った部分を開き、開いた部分を内側にしまい込むように折っていきます。斜めに折り目をつけ、裏に返して折り返して折り目をつけ、折りたたんでいきます。折り込んだ部分を開き、手間wの部分を開いて中を開けていきます。下の細い部分を斜めに折り、角の部分を大胆に立てて仕上げていきましょう。口の部分をひっくり返しながら中に入れ、最後に形を整えれば、立体的で本格的な兜となります。
両面折り紙で作るのがおすすめ
両面おりがみ
この立体的でかっこいい本格的な兜は、両面折り紙で作るのがおすすめです。金色や銀色などの輝く色を角になるように折ると、なお本格的な兜に見えます。この兜は、わりと折り込んでいくため、はじめて作る際は大きな折り紙を使った方が折りやすいです。作り方は比較的わかりやすくなっていますので、さっそく挑戦してみましょう。
立体的でかっこいい折り紙の兜の作り方②
ほかの兜とは雰囲気がちがうかっこいい兜がこちら
まず、三角、四角に折って折り目をつけます。折り目を使って、さらに細かい折り目をつけていき、折り目に沿って折っていきます。内側を外側に折り、兜の頭の部分を作っていきます。こちらの動画では、黒と赤の両面折り紙を使っているため、黒い綿を折るところがいささかわかりにくいところもありますが、基本的な作り方はわかるはずです。
兜といっしょに剣も作って子どもたちを遊ばせよう
この兜は正面に角が伸びるように出ているタイプの兜ではありません。ほかの兜に比べると、雰囲気が少し違うので、いろいろな兜のバリエーションとして作るのにおすすめです。合わせて剣などもいっしょに作り、お友だちと遊ばせるのも楽しいです。こどもの日は端午の節句で、もともとは男女問わず、災厄から身を守るために行われていた行事であるため、子どもの性別を問わず、元気よく遊ばせたいです。
立体的でかっこいい折り紙の兜の作り方③
モダンな雰囲気のおしゃれな兜はインテリアにもいい
まず折り紙に折り目をつけていきます。折り目に沿って折りたたむように折り、中心に向かって折り、折り目に沿って折り込んでいきます。折る箇所を間違えないようにしましょう。折った部分を開きながら、角の部分を作っていきます。下部との耳の部分にあたる吹き返しもしっかりとした本格的な兜となります。
おしゃれな兜には和紙風の折り紙を使おう
和紙風両面千代紙づくし
おしゃれでかわいい兜を作るのであれば、おしゃれでかわいい折り紙で作りましょう。和紙風の千代紙や両面にシックな柄の折り紙を使えば、インテリアとしてもすてきです。端午の節句のこどもの日をうまく利用して、いろいろな兜の作品を作ってみましょう。作り方はそれぞれですが、楽しく作って家をデコレーションしてみましょう。
おすすめの本格的な折り紙の兜の作り方①
端午の節句のこどもの日のプレゼントにもおすすめ
かなり本格的な兜です。きれいな紙を使って折れば、十分にプレゼントにもなります。まずは縦に折り目をつけて中心に向かって折りたたんでいきます。折り紙の大きさに合わせて6等分に折り目をつけ、折り目に従って折り込んでいきましょう。ところどころ難しいところがありますが、ていねいに折っていけば完成することができます。
レベルの高い兜を折るときのコツ
硬めの紙を使ったり、折り方が複雑な兜を作ったりする場合、折りにくい箇所が出てきます。そんなときは定規などを使ってまっすぐきれいに折るようにすると、きれいに折ることができます。こちらの動画でも、ところどころ定規を利用してらっしゃいます。この兜は、しっかりとした紙を使って、きれいなデコレーションのような作品として仕上げてらっしゃるので、こうした小さなテクニックはマネしていきましょう。
おすすめの本格的な折り紙の兜の作り方②
角に特徴のある兜も作ってみよう
まずは折り目をつけることからはじめましょう。三角形に折り、底を少し折り上げます。ひっくり返し、さらに細く底を折っていき、繰り返していきます。この折り幅を細くすると、角の部分がさらにかっこいい兜となりますので、ゆっくりと折っていきましょう。この部分が少し複雑ですが、後はさほどむずかしくはなく、むしろ簡単に作ることができます。
細かい部分を折るときは串などを使うのも手
この兜は、角のひだを作るのが少しむずかしい作品となります。細かい部分を折ったり、折った部分を広げたりする際、串などの先が細い小道具を使うことで上手に折ることができます。うまく折れないと、途中で投げ出したくなってしまいますが、最後まであきらめずに折っていきましょう。何度か練習することで、さらに上手に折り紙ができるようになります。折り紙は、子どもといっしょに遊ぶことができるだけではなく、海外の方に送るのも喜ばれます。兜などはとくに喜ばれますので折り方を覚えておきましょう。
おすすめの本格的な折り紙の兜の作り方③
鶴のついた兜はおめでたいシチュエーションで活躍
この兜の折り方は、ところどころ難しい折り方が出てきますが、仕上がりがとても立派で本格的な兜となりますので、ぜひ挑戦してみましょう。まずは紙の使い方に注意です。鶴の部分の色を上にして折り紙を使いますので間違えないようにしましょう。折り目を折って、順番に折っていきます。解説つきの動画ですので、説明どおり折っていけば完成することができます。
子どもと遊ぶ折り紙は根気が必要
折り紙は、子どもといっしょに遊べるとても有効的なアイテムです。子どもの年齢によって、簡単な作品からはじめていき、完成した喜びを味わいながら、むずかしい作品に挑戦していきましょう。子どもによっては、うまくできないせいで泣き出したり、イライラしたりすることもあります。子どもと遊ぶ折り紙では根気が重要。大人もいっしょにナーバスにならず、楽しく作っていきましょう。
兜以外に子どもの日を飾る折り紙の作品の折り方①
立体的な兜にはこいのぼりとのコラボはいかが?
兜といっしょに飾りたいこいのぼり。立体的で本格的なこいのぼりの折り方がこちらになります。縦半分に折り、折り目に沿って右側を折り、右側の角を中心に向かって折り戻します。向きを変えて折っていき、折り目に沿って折り進めていきます。少し細かく折っていく箇所がありますが、説明どおりに折っていけば大丈夫です。最後に目玉のシールをつけて形を整えていくと、立体的なこいのぼりのできあがりです。
おしゃれでかわいいいろいろな飾り方にチャレンジ
立体的に鯉のぼりを作ったら、ひもと棒を使ってリアルなデコレーションもかわいいです。また、こいのぼりをたくさん作ってオーナメントのように飾るのもおしゃれです。せっかくのこどもの日のお祝いです。楽しくいろいろな折り紙作品を作ってみましょう。兜といっしょに飾るときは、きれいな和紙などを敷いた上に飾ると、本格的な飾りとなります。
兜以外に子どもの日を飾る折り紙の作品の折り方②
菖蒲の花も折り紙で作ってみましょう
兜だけでは何となくもの足りないとき、菖蒲の花も折り紙で作ってみると、デコレーションが映えてきます。菖蒲の折り方は、三角形に折ることからはじめます。口を開いて四角形にして、中心に沿って三角形に折って折り目をつけ、折った部分を開くように花びらの部分を作っていきます。半分に折って菖蒲の花を立体的に作り込んでいきます。最後に花びらの部分をくるっと丸めながら広げて形を整えればできあがりです。
茎や葉も合わせて作ると本格的な菖蒲の花に
菖蒲の花ができあがったら、別の折り紙で茎や葉を作っていっしょに飾るとさらにおしゃれです。緑色の折り紙を細長く折って、葉の形に折った折り紙を貼りつけましょう。両面折り紙を使うと、葉もリアルになります。のりやセロテープを使いたがる年ごろの子どもといっしょに作ると、なかなか楽しいアクティビティにもなりますのでおすすめです。
実際にかぶれる兜を作るためのポイント
折り紙で作った兜を実際に子どもにかぶせるには、新聞紙の縦の大きさに合わせて正方形に切って折ると、子どもの頭に深々と入るぐらいの兜ができあがります。子どもの成長や頭の大きさに合わせて調整が必要ですが、大きすぎると目がかくれてしまって嫌がる子どももいらっしゃいますので、子どもの性格などによっていろいろと試してみましょう。少し小さくても頭に載せることは可能ですので、かわいい写真を撮ってこどもの日の記念にしたいです。
端午の節句は折り紙の兜で楽しもう
折り紙で作る兜にはさまざまなバリエーションがあります。基本の兜は小さな子どもといっしょに作ることのできる作品ですので、楽しく折っていきましょう。バリエーションには立体的なものや本格的なもの、おしゃれでかわいいものなどもあります。兜以外の子どもの日のアイテムといっしょにぜひ家で飾ってみましょう。楽しい端午の節句となるはずです。
インテリアになる折り紙が気になる方はこちらもチェック!
折り紙で兜をたくさん作ったら、インテリアとして飾る折り紙作品にも挑戦してみてはいかがでしょうか。こちらのサイトには、子どもも大人もかなりはまってしまいそうなアイデアがたくさんありますのでおすすめです。ぜひさまざまな作品を作ってみましょう。
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