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スノーボードにプロテクターは必要?怪我は防げる?その必要性と選び方を解説!

スノーボードはケガをしやすいスポーツなので、ケガをしないようにするためのお守り、保険としてプロテクターはとても大切な道具です。単にプロテクターと言ってもスノーボードのスタイルで必要になるプロテクターが変わってくるので選び方と必要性を紹介します。
更新: 2022年1月26日
揚げ餅
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スノーボードのプロテクターとは

パッドがあってもケガをする

Photo byKrocmokocour

結論から言うとプロテクターやパッドを使用していてもケガをするときはします。理由としてはやはりスピードが出て勢いのある状態でトリックなどのアクションをして重心がずれたり、何かにぶつかると衝撃がすごすぎて全身にパッドやプロテクターがあっても衝撃を吸収しきれず、何らかのケガをする可能性が高いです。これはスノーボードというスポーツがいかに激しいか物語っています。上級者でも初心を忘れないようにしましょう。

パッドはケガを「軽減」する効果

Photo byStockSnap

スノーボードをするときにパッドやプロテクターをするとケガの度合いが変わってきます。スノーボードのケガで一番多いとされているのは過傷擦、挫傷、打撲傷と言われています。かんたんに言うと擦り傷、打撲、打ち身などのことです。つまりスノーボードでこけた拍子で体を何かにぶつけるというケガとなりそのままダイレクトにぶつかるのとパッドやプロテクターなどの緩衝材を挟んでぶつけるのとではケガの規模が異なります。

スノーボードは危ないスポーツ

ニット帽も実はケガ防止

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ゲレンデでヘルメットをしている方は少ないかも知れませんが、ニット帽をかぶっている方は多いでしょう。実はニット帽は寒さ対策という面だけではなく、ケガ対策という面もあります。このように知らなうちにケガ対策をしているぐらい危ないスポーツということを覚えておきましょう。雪がふかふかして痛くないと思うかも知れませんが、カチンカチンに凍っているアイスバーンでこけるとあまりスピードがなくても非常に痛いです。

スノーボードを楽しく滑るために身を守る

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スノーボード初心者だからあまりスピードを出さないし、不要なのではと疑問に思う方もいるでしょう。確かに速度がゆっくりならこけても、体をぶつけたとしても重傷になるというケースは少ないかも知れません。ただし前述したように痛いです。最近は安全面からスノーボードを楽しむときは、初心者でも上級者でも腕前関係なくプロテクターやパッドを装着するというのが基本のスタイルになりつつあります。

義務ではない

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最近は何らかのプロテクターを装着していることが多いですが、昔は装着しているプレイヤーが少なく、今も必ずしも装備しないといけないという決まりはありません。しかしケガへの備え、保険として装備しておいたほうがいいのは確かです。背中を強打するだけと、脊髄を損傷するとでは大きな違いになりますよ。ウェアのシルエットを崩さない薄型でもいいので必要かどうか迷っている方は用意したほうがいいでしょう。

プロテクターの必要性について

スタイル問わず必要

ケガの軽減という効果があるのでどんなスタイルでも初心者のうちはあったほうがいいアイテムとなります。特に滑るだけではなくパークでジャンプをする場合は、プロテクターがないと危険ですよ。時々プロの方でもケガをするようなスロープスタイルは確実にないと危ないです。全身守らなくても部分的にプロテクターがあるだけで、ケガの度合いを軽減できるという効果というのは重要です。

薄型も登場し自由なウェアで大丈夫

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スノーボードのウェアはスタイルによってルーズなものからシルエットが美しいタイトなものまであります。最近ではタイトなものでもシルエットに影響しにくい薄型のプロテクターも登場し、ますます使用しやすくなりました。薄型でもあるのとないのではやはりケガの具合が変わると言われていますよ。

プロテクター効果について

衝撃吸収以外の効果

数あるスノーボードプロテクターの中でもお尻を守るプロテクターが、なぜ初心者に必要とされているかと言うと、座布団の様になるからです。スキーと比べるとスノーボードは雪の上に座ることが多く初心者ほどその傾向が多くなるのでパッドが断熱材のような効果を発揮してお尻が冷たくなくなりますよ。靴紐を結んだりビンディングをつけたりするときにあるのとないのでは大きな違いがあると言われているプロテクターです。

保温効果


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女性向けのプロテクターに多い効果として保温効果もあります。寒さが苦手な方に使いやすいプロテクターとなります。前述したように保温効果がなくてもクッションが少しだけ断熱材の役割を果たしますよ。

スノーボードのプロテクターのタイプについて1

ヘルメット

ノースピーク NP-2510

出典:楽天
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レールやキッカー(ジャンプ台)を使うパークの中で滑る場合必須となるのがヘルメットです。近年は薄型のパッドが開発され見た目はただのニット帽にしか見えないようなヘッドプロテクターもあります。オリンピックではハーフパイプ、スロープスタイルなどがありますが、選手はヘルメットをつけていませんよね。ニット帽の中に薄型のプロテクターを入れていますよ。衝撃の吸収度合いで言えば薄型のパッドよりヘルメットのほうがいいです。

スノーボードのプロテクターのタイプについて2

関節のパッド

Aoakua 膝 衝撃吸収 プロテクター

出典:楽天
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ヒップパッド、肘パッドなど小さなプロテクターのことをパッドというイメージがありますが、プロテクターの中に入ってる緩衝材をパッドということもあります。主に関節部分を守ることが多く肘、手首、膝などのプロテクターもありますよ。全身を守るには大きなものを使わないといけません。関節部分しか守れませんが、初心者はこけたときにとっさに手をついてこけたり、肘からこけてしまうので関節部分のプロテクターは大切です。

初心者でも買いやすい

ノースピーク NP-2410

出典:楽天
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守ってくれる面積は小さいですが、その分全身を守ったり、上半身、下半身につける大きなプロテクターよりも安いので購入しやすいというメリットもあります。価格と保護面積はどうしてもトレードオフとなるのでより効果的にケガを軽減、防ぎたい場合は大きなプロテクターを用意したほうがいいでしょう。スノーボードを初めた頃は、激しいトリックやスピードを出さないことから全身を固めなくても大丈夫とは言われています。

スノーボードのプロテクターのタイプについて3

上半身と下半身のプロテクター

ノースピーク NP-1147

出典:楽天
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ウェアにパッドがついた大型の上半身のプロテクター、パンツにパッドが付いた大型の下半身のプロテクターのことです。パッドが厚いと衝撃をより吸収できますが、上半身、下半身のプロテクターは上にウェアなどを着ることから薄型の物が多いです。肩などの可動域も薄型のほうが動かしやすいです。上半身も下半身のプロテクターも全身をくまなく守るものではなく背中などのパッドがある部分だけ衝撃を緩和してくれますよ。

ヒッププロテクターは初心者に必要

ICEPARDAL ロングタイプ ヒップパッド

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初心者でもとりあえず用意したほうがいいアイテムとして必ず名前が挙がるのはヒップパッド(ヒッププロテクター・ケツパッド)です。お尻を守ってくれるプロテクターで膝丈の物が多いです。下半身全体のものと比べると膝丈までのヒッププロテクターは膝用のパッドがついていないので、必要な方は別途膝用のプロテクターを買いましょう。このように少しずつ全身のプロテクターを揃えるという方法もあります。

スノーボードのプロテクターのタイプについて4

全身

オオヨロイ パワー ツナギ鎧

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いわゆるプロテクターと呼ばれる大型のパッドのことです。上半身と下半身のプロテクターを合わせて全身をしっかり守ってくれるのでクッション性抜群ですが、上半身から下半身までのセットとなることから重たく、効果です。またメーカーによっては構造に工夫があり上半身と下半身をシームレスに繋げられる便利なものもあります。上半身と下半身のプロテクターが一体になることでぶつけてもずれにくくしっかり防いでくれます。

全身プロテクターは少ない

一体になる全身プロテクターは少なく、一般的に上下別売が多いです。特にシームレスにつながるのは少なめとなります。こういったタイプはもともと高価で高機能なブランドの最上位モデルということが多く、非常に高価です。初心者のスノーボード三点セットにも匹敵、それ以上の価格となるので本当に全身プロテクターが必要かどうかよく考え購入してくださいね。無理に全身揃えなくても肘などぶつけやすい場所がカバーできたら大丈夫です。

スノーボードのプロテクター部位ごとの選び方

頭部


フルフェスタイプと頭だけを守るタイプがあります。耳まで守ってくれるものを選びましょう。見た目が気になる方は薄型のパッドが入っているニット帽に見えるヘルメットがおすすめです。どんなスタイルでも用意しておきましょう。他のプロテクターと同じ頭のサイズに合うものを選ぶようにしてくださいね。

関節部分

普通に滑るのであれば肘はあったほうがいいかもしれませんが、優先順位はあまり高くないと言われているプロテクターになります。関節部分を守らないといけないはパークでジャンプなど激しいアクション、トリックを決めるときとなります。膝に関してはどんなスタイルでもあったほうがいいでしょう。

上半身

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背中、脊髄を守るプロテクターが優先順位高いと言われています。スノーボードは前にこけるか、後ろにこけるかのどちらかが多く、こけ方が悪いと背中と頭を打ち付けてしまい危ないです。Tシャツのようにいなっていて背面だけではなく全面などにもパッドが入っているタイプもあります。

下半身

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尻餅をついたとき、前にこけて膝をぶつけたときに役立ちます。ヒッププロテクターは半ズボンのようになっているものが多く膝用プロテクターはないので注意しましょう。下半身は必要性が高い部位です。

スノーボードのプロテクターの選び方1

守りたい場所で選ぶ

全身揃えるのか、上半身、下半身だけ揃えるのかというプロテクターのタイプで選びましょう。ブランドにもよりますが、膝や手首だけのものより守ってくれる範囲が多くなるので効果的になります。薄型のウェアでもシルエットに響かないものなどもあるので自分にはどのタイプのプロテクターがあっているか考えて選ぶようにしましょう。スノーボード初心者でも上級者でもスノーボードをするならとりあえずヒッププロテクターがおすすめです。

ケツパッドとは

スノーボードをするときに便利なヒッププロテクターのことを愛用者は親しみをこめて「ケツパッド」と呼んでいます。前述したように雪上では座布団みたいになるので使い勝手がよく、スノーボードのマストアイテムとなりつつあります。

スノーボードのプロテクターの選び方2

性能

出典: https://image.rakuten.co.jp/clubits/cabinet/03818044/04127754/imgrc0069880132.jpg

メーカーや価格によって性能は変わってきます。安いものが悪いというわけではありませんが、高価なものはよりスノーボードが楽しめるようなっていますよ。スノーボードは暖かい格好をしつつ激しい運動をするスポーツなのでプロテクターに通気性がないと汗で蒸れて不快になってしいます。上半身も下半身も通気性は必要です。パッドのない場所がメッシュになっていたりパッドを含め通気性がいい素材になっていたりと仕組みは豊富です。

女性は保温性も

先程紹介したようにスノーボードは寒い場所でするスポーツなので暖かい、暖かくなる効果があると使いやすいですよね。基本的に中のパッドがふわふわだと空気層ができるのでそれが断熱材としての役割を果たしてくれます。

スノーボードのプロテクターの選び方3

パッドの厚み・強度・材質

これは実際にころんでみないとわからないものですが、しっかりしたパッドだところんだときの衝撃を吸収してくれます。価格によってはしっかりしていても数回ころぶとパッドが平になってきてあまり衝撃を吸収しなくなることもあるので厚みや強度は大切です。ただたんに柔らかいパッドが入っているだけではなく樹脂の板があるなど使われている材質もメーカーごとに差があるので細かなところにも注目してください。

パッドが取り外せると便利

性能というより機能になりますが、パッドが取り外せると選択しやすくなるので便利です。ただし選択できるかはプロテクターの説明などをよく確認してください。基本的に陰干しになっているものが多いですが、中には洗濯ネットに入れて丸洗いできるものもありますよ。

スノーボードのプロテクターの選び方3

ブランド


いろいろなメーカーから色々なタイプのスノーボード用のプロテクターが発売されていて選ぶのはなかなか大変です。そこでおすすめとなるのがブランドで選ぶということ。スノーボードで人気のあるブランドから選ぶと失敗することは少ないでしょう。スノーボードのプロテクターでは前述した鎧(よろい)のプロテクターが最高峰と言われていて、初心者から上級者までプロテクターが必要な方におすすめです。

人気のブランド

鎧以外にも人気ブランドはたくさんあります。鎧とよく似た鎧武者。エビス、ヨネックス、なども人気ですよ。エビスやヨネックスはスノーボード用品も発売しています。またスノーボードで有名なブランドとしてはバートンからも発売されていますよ。ブランドもののプロテクター以外が悪いというわけではありませんが、事故したときの保険のようなものなので信頼できるブランドから選ぶというのは大切にしておきたいポイントです。

スノーボードのプロテクターの選び方4

動かしやすさ

Photo byGedde

設計上ありえないことですが、例えば関節の可動域にもパッドがあったとしましょう。曲げたくてもパッドが邪魔をして曲げられなくなります。ここまで極端な製品はないのですが、生地が伸びなかったりパッドの位置が悪いと動きにくいプロテクターになってしまいます。できるだけ伸縮性のある生地できているプロテクターを選びましょう。メーカーによってパッドの位置や形状がことなるので相性が必ずあります。

サイズ・フィット感

スノーボードウェアと同じように有名ブランドのプロテクターだとサイズが選べるので自分に合うものを選択してください。基本的プロテクターの上にジャージなどを重ねずそのままウェアを着るのでちょうどいいサイズで大丈夫です。上半身も下半身も同じですよ。ヒッププロテクターは雪の上で長時間座ると水が染み込むこともあるので防水スプレーがあると便利といわれています。

スノーボードのプロテクターの選び方5

デザイン

出典: https://shop.r10s.jp/locohiqu/cabinet/lh-thm2/np-1125-blkpnk-01.jpg

薄型のパッドで見た目のいいニット帽タイプなのかヘルメットなのかということです。上半身も着ぶくれしないように脊髄、背中を守る背面だけのプロテクターなどもありデザイン(見た目やシルエット)と防御力というのは悩ましい問題です。グラトリはアクションをする滑り方ですが初心者のうちは高速で滑ることがないので他のスタイルより実は比較的安全です。それをふまえて見た目のいいプロテクターを考えてみましょう。

スノーボードのプロテクターのまとめ

自分の身は自分で守る

Photo byspinheike

プロテクターは高価なものでは数万円とスノーボードやブーツが買える値段になりますが、自分の身を守るためなので用意しておいたほうがいいアイテムですよ。骨を折るのと折らないのでは療養中も大きく違います。全身揃える高価になるので必要な部位だけコツコツ揃えるようにしましょう。パッドの素材によって重さや衝撃の緩和具合がことなるのでわからないことがあればスタッフに聞くというのも大切です。

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