ザ・ノースフェイス ハイベントショートゲイター
L38002100
Azarxis ゲイター ショート
ISUKA ウェザーテック ショートスパッツ
モンベル ショートスパッツ
イスカ ゴアテックス ライトスパッツ
モンベル ライトスパッツ セミロング
トレッカーズゲイター
OR バーグラス ゲイター
SEA TO SUMMIT アルパインゲイター
登山スパッツって何?
登山スパッツ(ゲイタ―)というものをご存じですか?登山をしたことがある人であれば、ひざ下周りにカバーのようなものを巻き付けている人を一度くらい見たことはないでしょうか?
登山スパッツ(ゲイタ―)は、登山中に靴の中へ砂、小石、雨、冬は雪が侵入するのを防いでくれる装備です。登山中、靴の中に砂が入ってしまったりすると非常に不快ですし、取り出すのも大変ですよね。
また、雨で足の裾が濡れたり泥で汚れたりするのも嫌ではありませんか?登山スパッツを装着すればこのような悩みを解消できます。登山スパッツの使い方、付け方、履き方、そして種類や選び方を見ていきましょう。
登山スパッツは必要?
登山スパッツを着用している人も多いので気にはなるけれど、実際登山スパッツは必要なの?と疑問をもっている人もいるのではないでしょうか。
結論から言うと、夏山登山の場合、登山スパッツは必ずしも必要ということはありません。ただ、着用することで登山中の快適性が大幅に向上します。
例えば富士山の場合。富士山は、ほかの山と比べても登山道に砂や小石が多く、登山靴の中に小石などが非常に入りやすいです。入るたびに小石を取り出していてはとても面倒くさいですし、入ったままだと痛いです。ですので、夏山の場合必ず必要というわけではありませんが付けることをおすすめします。
また、登山中にテントで寝泊まりする場合も登山スパッツの必要性は高いです。登山スパッツをつけていないと、晴れていたとしても登山中にズボンの裾が泥などで汚れてしまいます。そうしますと、テントや寝袋に入る際、ズボンを変えなければいけなかったり、変えないままだと寝袋を汚したりしてしまいます。
登山スパッツを着用していれば、それを外すだけで裾はきれいなのでテントや寝袋が汚れる心配はないでしょう。裾を泥の汚れから守るという点では、ある程度長さがあるものがおすすめです。
長さの選び方
一口に登山スパッツと言ってもたくさんの種類があります。初めて登山スパッツを買われる方にとっては選び方がよくわからず難しいと感じるかもしれませんが、いくつかのポイントを押さえれば大丈夫です。
登山スパッツの選び方を見ていきましょう。まずは、長さについてです。長さは大きく3種類に分けられます。ショートスパッツ、ミドルスパッツ、ロングスパッツです。どの長さがよいかは一概には言えず、用途に応じて使い分ける必要があります。
また、体のサイズによっても適切な長さは違います。ショートスパッツは足首から下を覆える長さで、主にハイキングや夏場の登山、トレイルランをする際に小石や砂が靴内に侵入するのを防ぎます。ショートスパッツはサイズが小さくて軽いものが多く持ち運びが楽です。
ロングスパッツは膝下まで覆える長さがあり、雨や雪が靴の中に入ってしまうことをしっかり防ぎます。ミドルスパッツは、個人的にはあまりおすすめしません。
ふくらはぎの真ん中あたりでスパッツの上部を固定することになるので、ずれ落ちやすいことがあります。登山スパッツは長さによって向き不向きがあるので、自分の登山スタイルに応じた選び方をするとよいでしょう。
素材の選び方
登山スパッツの素材にはさまざまな種類があります。これも、使い方に応じて最適な素材を選ぶ必要があります。とはいえ、選び方は簡単です。いろいろな種類の素材がありますが、特に透湿性、耐久性に注目しましょう。
登山スパッツは、足の周りに密着させて使用します。そのため、透湿性が高くないと靴の中が蒸れてしまいます。長時間快適な状態を保つには、透湿性が高いものを選びましょう。各社防水性、透湿性が高い素材を開発していますが、ゴアテックスなどはとても人気が高いです。
また、耐久性も重要です。登山中は、靴と足元の岩、木の根などが擦れてしまうことが多いので、耐久性が低いとすぐに破れてしまいます。また、冬山登山でアイゼンを使う場合、登山スパッツにアイゼンが引っ掛かって破れてしまうことがあります。
そのため、冬山で使用する場合は、足元付近が破れにくくなっているものがよいでしょう。登山中に破れるといったトラブルを防ぐためにも耐久性の高いものをおすすめします。
サイズの選び方
登山スパッツには、衣服などと同じようにS・M・Lといったいくつかのサイズが用意されています。快適に使用するためにも、自分にあったサイズのものを着用しましょう。
あまりにも自分の足に合わないサイズのものを使っていると、せっかく登山スパッツを着用しているにもかかわらず小石や泥が入ってきてしまったり、靴の中が雨で濡れてしまったり、すぐにズレ落ちてしまう恐れがあります。
ですから、できるだけ購入前に山岳ショップに行き一度試着してみましょう。特にジッパー式のものはサイズがぴったりでないとズレ落ちやすいです。できるだけ自分の足にぴったりなサイズのものを選びましょう。
登山スパッツの付け方
登山スパッツの付け方には主に2パターンあります。ジッパー式とベルクロ式(マジックテープ)です。夏山登山で使う場合はジッパーがよいでしょう。
冬山で使う場合はベルクロ式(マジックテープ)の登山スパッツを着用するのがよいとされています。これは、ジッパー式だと寒さでジッパー周りの水分が凍り動かなくなってしまうことがありますが、ベルクロ式はその心配がないからです。
また、厚い手袋を装着したままでも着脱が簡単で、手袋を毎回取り外す必要がありません。使い方に応じて自分に合うタイプの付け方を選びましょう。
登山スパッツの履き方
登山スパッツの履き方は、特に難しいことはありません。登山スパッツの種類により若干の履き方が異なる場合もありますが、こちらの動画で一般的な登山スパッツの付け方、履き方がわかりやすく紹介されています。
登山スパッツの履き方には、ズボンの外側に付ける履き方と、レインパンツの内側に付ける履き方があります。雨が降っているときは、レインパンツの内側に履くことで、雨が靴の中に入ってくるのを防ぐことができます。
ズボンの裾を汚れから守りたい場合はズボンの外側に付けましょう。状況に応じて履き方を選ぶことで、効果的に使うことができます。
ショートスパッツおすすめ5選
登山スパッツおすすめ①(ショート)
ザ・ノースフェイス ハイベントショートゲイター
ザ・ノースフェイスのショートスパッツです。こちらの商品には、ハイベントと呼ばれる独自素材が使われており、透湿性が高いので靴の中が蒸れにくいです。
付け方も簡単で、靴底に固定するストラップは、幅広で平らなものとなっているので、靴底の溝が浅い登山靴にも着用できます。軽い夏山登山で付けるといった使い方がよいでしょう。お手頃な値段で、初めてスパッツを購入される方にもおすすめです。
登山スパッツおすすめ②(ショート)
L38002100
くるぶし部分をしっかりと保護してくれる登山スパッツとお探しの方には、こちらのアイテムがおすすめ。ハイカット仕様に作られているため、砂や小石が浸入するのを防ぎます。
また、こちらの登山スパッツは黒を基調に赤いラインがおしゃれなデザインです。そのため、デザインを重視して購入したいという方にもピッタリ。こちらの製品が気になるという方は、ぜひこの機会に購入してみてください。
登山スパッツおすすめ③(ショート)
Azarxis ゲイター ショート
おしゃれなデザインの登山スパッツをお探しの方には、こちらのアイテムがおすすめ。豊富なデザイン展開が用意されているので、お好みに合わせて選んでみてください。また、安価に購入できるというのもおすすめポイントの1つ。
こちらの登山スパッツは足にしっかりとフィットする形状で作られているので、長時間着用したいという方にもピッタリです。気になるという方は、ぜひこの機会に購入してみてください。
登山スパッツおすすめ④(ショート)
ISUKA ウェザーテック ショートスパッツ
シュラフや登山用品で有名な「イスカ」というメーカーが販売しているショートスパッツです。こちらのスパッツに使われているウェザーテックという素材は、防水、防風、防湿性に優れ、長時間履いていても靴の中が蒸れにくいです。
内側には滑りにくい素材が縫い付けられていて、またゴム製のコードとストッパーで締め付け具合を調整できるのでズレにくくなっています。
登山スパッツおすすめ⑤(ショート)
モンベル ショートスパッツ
5000円以下で購入できる登山スパッツをお探しの方には、こちらのアイテムがおすすめ。お手頃な価格で販売されているので、初めて登山スパッツを買うという方にもピッタリ。
また、こちらの登山スパッツにはスタッフバッグが付属しています。そのため、持ち運びやすさを重視したいという方に適したアイテムです。ゆるみを軽減してくれるので、気になるという方はぜひこの機会に購入してみてください。
ロングスパッツおすすめ5選
登山スパッツおすすめ①(ロング)
イスカ ゴアテックス ライトスパッツ
ここからはひざ下まで丈があるロングスパッツを紹介していきます。こちらは、シュラフや登山用品で有名な「イスカ」というメーカーのロングスパッツです。素材にはゴアテックスが使用されており、防水・透湿性に優れています。上部には、滑り止め、ゴムコードとストッパーがついており、ずれにくくなっています。高さは約40cmです。
登山スパッツおすすめ②(ロング)
モンベル ライトスパッツ セミロング
こちらは、モンベルのセミロングスパッツです。ほかのロングスパッツと比べやや短くサイズが小さいので、その分重量が軽くなっています。また、立体的な形状になっており、靴や足の形にフィットするのでズレにくいです。ゴアテックスという素材が使われていて、防水・透湿性がとても高いです。
登山スパッツおすすめ③(ロング)
トレッカーズゲイター
こちらは、ノースフェイスのロングスパッツです。ハイベントという素材が使用されており、防水性、透湿性がとてもよいです。立体的な構造をしていて足にフィットしやすくなっています。
擦れやすい内側が補強されていて耐久性も高くなっています。付け方も簡単で、靴底のストラップは、靴底の溝が浅い登山靴にもつけられるように柔らかくて平たいものとなっています。
また、アイゼンガードがついており、冬山でアイゼンを使用する際にも矢部けるといったトラブルが起こりにくいです。値段は高めですが、性能・耐久性も高いので、長くいいものを使いたい方におすすめです。
登山スパッツおすすめ④(ロング)
OR バーグラス ゲイター
こちらは、アウトドアリサーチのロングスパッツです。こちらの商品に使用されているPertex Shield素材は、防水性、透湿性、耐久性を備えながら軽量で携帯しやすいのが特徴です。
壊れやすい靴底のストラップ部分も強度の高いものがついています。登山では装備の重量を少しでも軽くすることが大切なので、高い性能を備えながら携帯しやすいスパッツを求めている方におすすめです。
登山スパッツおすすめ⑤(ロング)
SEA TO SUMMIT アルパインゲイター
こちらは、シートゥサミットのロングスパッツです。eVentRファブリックという素材が使用されており、透湿性と軽量さを兼ね備えています。開閉部分はベルクロ(マジックテープ)になっており、冬山で手袋を着用した状態でも開閉しやすいです。ストラップは交換可能で、破損した際も安心です。
まとめ
いかがでしたか?登山スパッツの使い方や選び方は全然難しくないですよね。登山スパッツには、長さや素材、サイズ、着用方法にたくさんの種類がありますが、ポイントを押さえれば自分にピッタリの登山スパッツを選ぶことが可能です。
軽いハイキング程度なら、砂や小石が靴に入ることを防ぎ裾の汚れを抑えられればよいのでショートスパッツでいいですし、冬山で雪が入るのを防ぎたいなら防水透湿性の高いロングスパッツにするといった具合です。
自分が登る山のレベルや季節、自分の体に合わせ最適な機能やサイズのものを着用し、快適な登山を楽しみましょう!
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登山スパッツは、登山を快適にするためのおすすめアイテムですが、登山を快適にするアイテムはほかにもたくさんあります。便利な登山グッズについてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事も合わせてご覧ください。
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