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車庫証明のシールを貼る場所や義務は?気になる義務内容や貼り方を解説!

車の車庫証明のシール貼っていない人を見たことがありますか?ほとんどの車に貼られていますがときに貼らない人が問題になって義務じゃないのかと言われることがあります。車庫証明シールを貼らない罰則はどんなものなのか?貼る位置や紛失による再発行のやり方など紹介します。
更新: 2021年1月15日
佐藤3
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はじめに

車庫証明シールの義務や貼らない時の罰則を知りたい

車のステッカーはおしゃれでかっこよさを求めるものであり、証明類ステッカーについてはかっこわるいと考える人もいるようです。多くはリアガラスに貼られている車庫証明シール。貼っていない人がいるのだがという問題定義がされることも少なくありません。

中には紛失してそのままの人もいるのでは?ステッカーを貼ることの意味と義務・おこたった場合の罰則と困ったときの再発行の仕方も解説しましょう

。(本文中の罰則や手数料等金額は2019年10月8日現在の警視庁ホームページの情報で、タイミングによっては変更がある場合があります。)

車庫証明シール(保管場所標章)について

車庫証明シールについて知りたい人にまず知っておいて欲しいこと。正式な呼び方やその略称、どんな意味があるものなのか。どんなときに自分で発行してもらう必要があるのか?などからご説明しましょう。

車庫証明シールは新車購入や引っ越しには付きもの

車庫証明シールは保管場所標章(略して駐車表章)とも呼ばれるもの。車の置き場所を登録すると必ず配布されるもので、車をしっかり乗るための義務をおこたらなかった人なら必ず持っているものです。

引っ越ししたら車庫証明の届け出をする

それでは車の持ち主や置き場所が変わったら?というとしっかり届け出をして再発行をしてもらう必要があります。

車庫証明シールは紛失による再発行も可能

車庫証明シールの再発行のやり方はというと難しいことはなく車の置き場所になる住所の管轄の警察署へ申請書を提出するだけ。そのやり方がわかりにくいという方は後半で詳しく説明するので参考にしてください。

車庫証明シール(保管場所標章)を貼るのは義務か?

車庫証明シールがどのようなものかわかったら、多くの方々が気になっているその義務についてを早速お話してきます。そしてもし理由はどうであれそのシールが貼られていない車に乗っているという人の車検はどうなるのかという義務と実例を交えてご紹介しましょう。

保管場所標章シールを貼るのは義務

日本で車を買ったらこの手続は車のディーラーがやってくれることがほとんどでしょう。そう車のナンバー登録とセットで申請することの手続きでもらうステッカーは乗用できる車の所有者ならば誰もが持っているもの。しかしこれらは法律的には持っているだけでなく決められた位置に貼る義務があります。

車庫証明を貼らないで車検は通るのか

中にはそのステッカーを見た目を気にして貼らない・紛失してしまって貼れないという人もいます。その場合車検は通るのか?というところも気になるでしょう。

車検は車の機能が正常かどうかというところを見るので場所を管理している車庫証明シールは直接関係なく車検が通らないことはないです。しかし気にする検査官は(ステッカーが)ないですがどうしたのですか?と聞く場合もあることを知っておいてください。

車庫証明シール(保管場所標章)を貼る場所は


この問題のステッカーは貼る必要がありそうだとここで気づいた方。もし手元にあるようなら貼っておくのに越したことはありません。本来ならばステッカーを交付してもらったときに貼る位置について説明があったはずなのですが、時間がたって忘れてしまった。

その時は興味がなかったので聞きそびれたという方もいるでしょう。ここでは車庫証明シールの貼る位置についてのお話をします。

車庫証明シールはリアガラスに貼ると決められている

以下は車の保管場所に対する規則の一部です。後部ガラス(リアガラス)に貼ることと場所までしっかり指定されていることがわかりますね。

第七条 保管場所標章の表示は、当該保管場所標章を当該自動車の後面ガラスに、当該保管場所標章に表示された事項が後方から見やすいようにはり付けることにより行わなければならない。

自動車の保管場所の確保等に関する法律施行規則(平成三年国家公安委員会規則第一号)

リアガラスに貼る位置は?

しかもこの貼る位置というのがもっと詳しく決められているとしたらどうでしょう。多くの人は面倒だと感じるはず。また外側に貼るとステッカーが痛むため保護の目的で内側に貼りたいもの。そうすると熱線が邪魔になったりと悩ましい。

そして更にこの規則ではリアガラスにはまた車によっては貼っても見えないという場合は左側側面に貼るとされています。このように車庫証明シールは貼る位置までもしっかり定められた実は厳しい規則です。

車庫証明シール(保管場所標章)を貼らない罰則は

街に行き交う車や駐車している自動車を観察していると、リアガラスに何もステッカーを貼っていない人も時たま見かけることがあります。ここまで見ていただいた方々はきっと義務なのに貼らなくていいのか?

罰則はないのかと感じるでしょう。もし貼らなかった場合の罰則とその他車を買うと貼られているステッカーの貼り付け義務や罰則についても軽く触れていきましょう。

もしリアガラスに貼らない場合は?

車の後ろの窓(リアガラスか左側側面のガラス)に貼ると位置まで決められている車庫証明のステッカー。もしこれを貼らない場合はどのようになるのか?果たして罰金や懲罰などの罰則はあるのか気になるところ。

車庫証明シールを貼らない罰則は

Photo byTerriC

貼るのは義務であるステッカーですが、これを貼らなかった場合の罰則は決められていません。申請さえしっかりしていれば、義務違反ではあるけれどそれをどうこうする決まりはないというのが実状です。

同じようなリアガラスの内側に貼られてかっこわるいものに低燃費ステッカーなどもありますが、これについては義務すらないので剥がしてしまってもまったく問題なしです!

車庫証明シール(保管場所標章)を紛失したら

義務なら貼り付けた方が良いのに越したことはないのですが、不本意ながらそのステッカーが判別できないくらいかすれてしまっている。または古くなって剥がれてしまってそのままになっていたとしたら。

面倒な注意を受けるのは困るのでできれば新しいものが欲しいなと感じることもあるでしょう。こちらの章は車庫証明シールの再交付とおまけとして車庫証明書の紛失の場合についてもご説明していきましょう。

シールの再発行は可能

車庫証明シールは単なるステッカーですので、太陽光線に晒されるようなリアガラスなどに長い間貼られていたり、洗車の際にゴシゴシこすられて破損してしまうこともあるでしょう。また貼り忘れたまま紛失してしまったという場合でも有料(再発行手数料として)で再び交付を受けることができるので安心してください。

自動車にはり付けた標章が、滅失、損傷又は識別困難等になった場合。

警視庁/保管場所「証明書・標章」の再発行/保管場所標章の再発行

車庫証明証書を紛失した場合は?


それではシールではなくて車庫証明書そのものの場合はというと、これは車のナンバー登録をするのに必要です。保管場所を申請してから1ヶ月以内であれば400円という費用はかかりますが再発行してもらうことが可能なことを覚えておくと良いでしょう。

交付を受けた保管場所証明書を運輸支局提出前に盗難、遺失又は汚損してしまった場合。

警視庁/保管場所証明書(車庫証明)の再発行

車庫証明シール(保管場所標章)の再発行の申請

保管場所変更やシール紛失は車庫証明を再発行を

引っ越しをした・友人から車を買って名義変更を自分でした等の場合は新車や中古車をディーラーなどから買ったときには済んでいる車庫証明をやってくれる人がいませんので、自分でその申請をする必要があります。やり方は何も難しいことはないのでここではその方法をご説明しましょう。

車庫証明再発行のやり方1.

まず必要書類を揃えましょう。申請書はダウンロードしたものをプリントすれば良いのでネットでも手に入りますし、最寄りの警察署にも置かれています。

その他、貸駐車場や土地の持ち主が親の場合は保管場所使用承諾証明書も用意しますがこれがない場合でも賃貸借用証明書のコピーで代用できる地域もあります。自分の場合どうなのかは申請する警察署に確認すると良いでしょう。

車庫証明再発行のやり方2.

申請書を用意したら警察署へ行きます。このとき持参するのは先程の申請書と保管場所標章シール代金500円と認印。

書類に不備がなければすぐに受理されますが保管場所標章シールの再発行は数日先になります(実際にその場所を警察確認しにいくという噂があり)。後日また警察署に取りに行くだけ。手続きとしては警察へ数度行くだけですし、再発行はそれほど難しいことではありません。

古い車庫証明シール(保管場所標章)の剥がし方

新車庫証明シールを交付されたら古いものは剥がそう

車の持ち主が変わったとき・引っ越しなどにより駐車場を変えた場合は新しく申請して車庫証明シールを再交付してもらい、そのとき古いものは剥がしましょう。2枚貼る必要はまったくないだけでなく、不要なものを破棄できないだらしなさが見えてかっこわるいと笑われてしまうことも。

車庫証明シールの剥がし方1.

Photo by TAKA@P.P.R.S

まず家庭にあるものでできる剥がし方の紹介から。これは車庫証明シールに限らず車のステッカーの剥がし方に応用できるので覚えておくと便利です。ドライヤーやお湯で温めて粘着を緩めて剥がすというやり方。まずはこれを試してみるのが良いでしょう。

車庫証明シールの剥がし方2.

温めても剥がれなかった場合は薬剤を使ってみましょう。家に除光液があればそれを使ってみます。ステッカーとリアガラス面の間あたりに染み込むように除光液を塗っていきます。すぐに剥がれない場合はラップでしばらく浸透させてから試してみましょう。

車庫証明シールの剥がし方3.

除光液が家にない・剥がれなかったという場合はシールはがしという薬剤を使ってみましょう。これは最近では100均でも売られていることがありますが、通常はホームセンターや大手文具店・雑貨店などでも扱っていますので探してみてください。

使い方はそれぞれのパッケージの指示通りに。一般的には除光液と同様に塗って(場合によっては湿布してから)剥がすということになるはずです。

車庫証明シール(保管場所標章)を貼らない際のリスク


最後になりますが貼らない場合は実際の罰則などはなくてもどのようなデメリットがあるのかを解説します。

罰金やブラックリストなど現実に損する場面は現状ないものの、義務づけられたものを貼らないという選択肢は決して気持ちの良いことばかりではなく、時には他からの要請で時間を使いお金を払って再交付してもらう必要もあるのだということを知っておいてください。

義務だが罰則がないのが現状

Photo byqimono

実際に車庫証明シールがないことであまり注意されることはありませんが、可能性はゼロではありません。なければ警官等から車庫証明は済ませているの?と車検証を提示するよう言われることも。

義務を果たさない場合注意されるのは仕方のないこと。注意されても良いからかっこわるいステッカーは貼りたくないという人も少なからずいるようです。

そのため貼らない人もいるが

いくら貼らなくても注意されるだけで罰金・罰則などがないといっても注意されるのは困りますので車検に通す場合(一応)わかりやすい場所に用意しておいてくださいとディーラー等から指示を受けるでしょう。もし扮してしてしまったときは再発行の仕方を参考に新しく車庫証明シールをもらってください。

保管場所標章あらかじめ貼っておくのが一番

警官等にとがめられたとき・車検のときにディーラーから言われた場合。どちらも貼る強要までは必要とはされることは稀です。しかし注意されるたびに提示するのも面倒なことも確かですし、貼っていなければ紛失の恐れもあります。余計なトラブルを避けるためにも車庫証明シールはあらかじめ貼っておくのがおすすめです。

まとめ

車庫証明シール(保管場所標章)を貼るのは義務

車庫証明シールを貼っていないときの罰則や紛失や破損してしまった場合の再発行の仕方を解説してきましたがいかがでしたか?たとえ罰則はないとしても貼るのは規則として決まっていることなので、配布されたら必ず貼るようにしましょう。

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