はがせる壁紙
一人暮らしのインテリア:部屋の特徴
6畳~9畳がベスト
部屋の広さは、一人暮らしとはいえもちろん広いに越したことはないのですが、畳数が増えるほど家賃も高くなりますし冷暖房費もかかります。必要最低限の家具や家電を配置し、快適に暮らすためには部屋の広さは6畳~9畳がベスト。実際にも多いのは、6畳や7畳のワンルームの物件です。
一人暮らしの間取り
一人暮らしの方はたいていワンルームを選びます。ワンルームとは、洋室もしくは和室の8畳前後のお部屋がひとつあり、玄関、キッチン、ユニットバス、バルコニーなどのついた物件です。また、1K、1DKといった独立キッチンやお風呂・トイレが別になっているレイアウトも人気があります。
一人暮らしのインテリア:成功の秘訣
大型家具は少なめに
一人暮らしのお部屋を快適にコーディネートするための大前提は、大型家具をなるべく減らすことです。例えば洋服ダンスはやめて、造り付けの収納やクローゼットに洋服を収納します。一人暮らしになくてはならないものは寝具と冷蔵庫などの大型家電ですが、極力小型なもので済ませましょう。
ソファとベッドを兼用する
ベッドは大型家具のひとつで、例えば6畳のお部屋にシングルベッドを配置すると、印象としてはお部屋の3分の1がベッドで埋まってしまいます。このベッドにひと工夫加えてお部屋を広く見せましょう。ソファベッドを利用したり、ベッドなしで昼間は押し入れに寝具を収納したりと、工夫することが大切です。
一人暮らしのインテリア2例:ワンルーム
一人暮らしのワンルームには、さまざまな形態があります。洋室1、の他にキッチンやダイニングスペースの広い間取りがある一方で、すべてが一部屋に集約されたような、狭い印象のワンルームもあるのです。それぞれの違いや特徴を解説しながら、おすすめのインテリアをご紹介いたします。
1K、1DKとはどんな部屋?
最も理想とされる一人暮らしの物件は、1Kもしくは1DK(上の画像が1DK)です。いずれも、居住空間となるお部屋とキッチンが別になっています。お部屋の一角にキッチンがあると、料理の匂いが部屋にこもったり来客時にも落ち着かないため、キッチンとお部屋が分かれた間取りが暮らしやすく人気です。
インテリア実例①
1K(6畳)のインテリア
1Kのお部屋で一人暮らしする場合、実家暮らしのようにあれもこれもと欲張らないことが大切です。お部屋が狭くなればなるほど、ベッドを置くことでまるで「寝るためだけの部屋」という印象になりがち。これを避けるために思い切って寝具は和布団にし、リビング風に内装をコーディネートするとおしゃれです。
インテリア実例②
1DK(7畳強+3畳強)のインテリア
1DKの一人暮らしインテリアでおすすめなのが、寝室とリビングを別に設けることです。3畳ほどのスペースは布団やベッドを置いて寝室として使えます。一方リビングには6畳~8畳ほどの部屋を使い、ソファやミニテーブル、テレビやリビングチェストなどを配置します。家具とインテリアの色味をモノトーンに限定しているため、すっきりとした印象です。
一人暮らしのインテリア2例:ロフト付き
インテリア実例①
ロフト付き物件は一人暮らしに人気の間取りです。場所をとりがちな寝具をこのロフトに配置することで、生活感を感じさせる寝具を目隠しすることができます。また、階段下の居住スペースが6~8畳であっても天井が高いため広く見えるのがメリットです。ロフトは薄暗いので、寝室として使うのがおすすめのアイデアです。
インテリア実例②
ロフト付きワンルームの魅力は、天井が高いことです。天井が高いと圧迫感がなく、6畳~8畳ほどの空間でも広々と感じられます。シャンデリアタイプの照明やシーリングファンを取り付けてラグジュアリーな雰囲気を演出しましょう。海外の住宅のような開放感が得られます。
一人暮らしのインテリア4例:6畳
ワンルームで最も多いのが6畳のお部屋です。6畳と9畳では家賃も大きく変わってきます。6畳の広さがあれば、ベッド、テレビ、洋服ダンス、チェストなどひと通り置くことができます。一人暮らしでは大型家具は少ないに越したことはないのですが、どうしても配置する場合、レイアウトに工夫してお部屋を快適に見せることが必要です。
インテリア実例①
窓際にベッドを配置
6畳のお部屋はたいてい長方形です。アパートやハイツでは短い方の辺に窓が位置しているケースがほとんどなので、窓際に最も大きな家具、ベッドを持って行きます。大型家具をこうして入り口から離れた場所にレイアウトすることで、圧迫感が軽減されお部屋が広く見えるのです。また、窓から差し込む朝日で目覚める気持ちよさが味わえます。
インテリア実例②
窓際にパソコンデスクを配置
家で過ごす時間が多く、パソコンを触るのが好きな方はデスクを窓際に置くレイアウトがおすすめです。南向きの窓の場合、特に冬は窓からの陽射しで足が暖まり、居心地の良い場所になります。家具は6畳のお部屋の入り口から見て両サイドに配置し、中央部は通路として窓まで歩いて行けるように開けておきましょう。洗濯ものを干すときなど、ベランダにも出やすくストレスのない配置です。
インテリア実例③
窓際にソファを配置
洋服関係を造り付けのクローゼットにすべて収納できれば、洋服ダンスとチェストなどのスペースの分、お部屋を広く使うことができます。6畳という限られた空間の中にも、ミニソファやミニテーブルを置くことができ、くつろぎの時間を演出することも可能です。本を読んだりするのに、明るさのある窓辺にソファを配置するのがおすすめ。
インテリア実例④
グリーンでナチュラルにアレンジ
6畳という限られた一人暮らし空間の中でも、例えば出窓などのスぺースを生かしてグリーンをアレンジしてみましょう。雑貨や本などを置いてしまいがちですが、よく日の当たる窓辺は植物を育てるの最適な場所です。心のオアシスとして、眺めるだけで日々の疲れを癒してくれますよ。
一人暮らしのインテリア3例:7畳
インテリア実例①
お部屋の壁の一面にだけ、違った色のクロスを貼ってみませんか?アクセントクロスといって、お部屋の雰囲気がガラリと変わり内装のおしゃれ度もグンとアップします。6畳や7畳ほどの部屋の壁ならそれほど広い面積を貼る必要はないので、かえってチャレンジしやすいのが嬉しいポイントです。
はがせる壁紙
はがせる壁紙
はがせる壁紙には無地のほか、レンガ調や石目調などおしゃれな柄も揃っています。壁に貼って余ったら、キッチン扉や鉢や箱などのインテリア小物にもアレンジできて便利です。賃貸でも安心のはがせる壁紙で、外国のインテリアのように洗練された内装を目指しましょう。
インテリア実例②
間仕切りを活用する
7畳という空間を有効的に使うには、間仕切りを活用するのがおすすめです。完全な壁ではなく向こう側が見えるおしゃれなオープンラックを、ベッドサイドやソファサイドに配置します。観葉植物をアレンジしたり、モノトーンでインテリアカラーを統一することでスタイリッシュなお部屋の完成です。
インテリア実例③
男前インテリア
モノトーンインテリアは色味が少なくてなんとなく寂しいと感じる方には、ナチュラルインテリアがおすすめです。木目調やレンガ調の貼ってはがせる壁紙を貼り、7畳という広さを生かして背の高い観葉植物を置きます。ブラックパイプのベッドフレーム、天然素材のラグや照明器具などのインテリア小物を組み合わせると、かっこいい男前コーディネートの完成です。
一人暮らしのインテリア2例:8畳
インテリア実例①
ワンルームが8畳確保できるなら、のびやかなインテリアレイアウトが可能です。必需品であるベッドや寝具が訪問者に丸見えにならないよう家具で簡単な目隠しを作ると、おしゃれでもあり、収納やサイドテーブル代わりにもなります。スタイリッシュな階段状の家具を利用すると圧迫感が軽減するのでおすすめです。
インテリア実例②
同様に、ベッドや寝具の目隠しとして天蓋を利用するのもひとつのアイデアです。天蓋そのものを購入する必要はなく、壁に突っ張り棒をしてレースカーテンを垂らすだけでも上品な目かくしになります。優雅な雰囲気が出せるのでホワイトでコーディネートされた姫系インテリアにもぴったりです。
一人暮らしのインテリア2例:9畳
9畳というと一人暮らしのお部屋としてはかなり広い方だと言えます。自由度が増える分、インテリアアレンジを加えておしゃれにコーディネートしたいですね。
インテリア実例①
ホワイトを基調に女性らしいインテリア
お部屋が9畳ほどになってくると、インテリアのカラー配分に気を配ることが大切です。ベースとなるカラー(分量が多い)に挿し色となるアクセントカラーを少量加えます。例えば家具や寝具をすべてホワイトで統一し、クッションにアクセントカラーを使うのです。ラベンダーやグレーなどの中間色が、品よく仕上がります。
インテリア実例②
おしゃれなコーナーでセンスアップ
必需品だからといって、実用的なものばかり集めたお部屋はインテリアの魅力が減ってしまいます。お部屋に9畳以上の広さがあればお気に入りの家具を置くゆとりがじゅうぶんにあるので、アームチェアやソファなどにアートを組み合わせて、くつろぎのひとときを演出するスペースをレイアウトに加えましょう。
一人暮らしのインテリアアレンジ2例:6畳
ここでは、おしゃれなショップやサロンのような、あるいはあこがれのカフェやアウトドアのようなお部屋を一人暮らしで実現する、素敵なアイデアをいくつかご紹介いたします。
インテリアアレンジ実例①
サロンのようなインテリア
小さな空間だからこそ、その狭さを生かしてサロンの待合室のような雰囲気にしてみませんか?コーディネートの主役は小型のシャンデリア。時計も実用的なものより装飾的なデザインのものを選びます。ベッドカバーやラグには、ベルベットやファーなどラグジュアリーなテクスチャーのものを選ぶのがポイントです。
インテリアアレンジ実例②
照明でムードアップ
照明はうまく利用すれば、一人暮らしのお部屋をぐんとおしゃれに見せてくれる心強いアイテムです。まずは間接照明を取り入れた内装アレンジをご紹介します。複数の電球がペンダントのようにつながったコードランプ、スタンドランプ、キャンドルランプなど、表情の違う明かりを部屋のあちこちに配置するのがコツです。
一人暮らしのインテリアアレンジ2例:7畳
インテリアアレンジ実例①
一点豪華なものを投入
6畳より1畳増えた「7畳の暮らし」には気分的にも余裕があります。家具がシンプルならラグを豪華にしたり、デザイナーズランプをお部屋の隅に飾ってみたり、コーディネートに一点豪華なものを投入するだけでお部屋全体の表情が引き締まるのでおすすめです。7畳空間のアクセントとしては、大きめサイズのアートや豪華なカーテンでもいいですね。
インテリアアレンジ実例②
カーテンアレンジ術
一人暮らしの部屋において、カーテンは重要なインテリアアイテムです。7畳のワンルームであれば、一般的には180~200cmほどの掃き出し窓がベランダに面してついています。無難な無地を選ばずに、ここな思いっきり自分の好みを反映させた柄のカーテンを選びましょう。毎日眺めるものなので、気分も上がりますよ。
一人暮らしのインテリアアレンジ2例:8畳
8畳のお部屋は、単純に考えても6畳より2畳分空間がプラスされるわけですから、インテリアの自由度が拡がります。6畳ワンルームだとソファかベッド、どちらかの選択を迫られるものですが、8畳あれば両方置くことも可能です。また、壁面にも余裕が出てくるので壁面収納やアートを飾る余裕も生まれます。
インテリアアレンジ実例①
アースカラー・コーディネート
8畳の広いワンルームなら、多少濃い色をインテリアに使っても圧迫感は出ません。インテリアをアースカラーでコーディネートすると、モノトーンとはまた違った温かみのあるかっこよさが演出できます。アースカラーは家具や床などの内装の色ともなじみやすい色です。レンガ調グッズやバスロールサインなどを取り入れるとさらに引き締まります。
インテリアアレンジ実例②
ロマンティック&エレガント・コーディネート
白家具を取り入れたコーディネートは、ロマンティックな女性の方におすすめです。いわゆる「姫系」と称されるインテリアとの違いは、家具のラインが直線的で、比較的シンプルなところ。でも引き出しの持ち手にはガラスや真鍮などのアンティークな要素もあります。8畳空間を生かしてゆったりしたソファを置き、優雅な一人暮らし時間を楽しみましょう。
一人暮らしのインテリアアレンジ2例:9畳
インテリアアレンジ実例①
9畳の広さがあれば、テントをレイアウトすることも可能です。まるでキャンプに来ているかのような、一人暮らしならではの個性的な空間が作れます。中に入って読書したり、クッションを並べてソファ代わりにしたり、ベッド代わりに眠ったりと、想像するだけでも楽しいですね。芝生のようなラグや観葉植物をコーディネートして、内装にアウトドア感を足すとさらに素敵です。
インテリアアレンジ実例②
お部屋の幅に余裕がある9畳では、ベッドとソファを両方置くことができるため、どちらからも見やすい位置にテレビを配置するのがポイントになります。ヘッドボードとソファの背もたれを同じ壁につけてレイアウトするのが良いでしょう。窓の外がベランダなら、歩いて窓の外に出られる通路だけ確保しておけば十分です。
一人暮らしのインテリア2例:広く見せる
6畳や7畳ほどのワンルームでは、いかにお部屋を広く見せるかが、快適に暮らす上で重要なポイントです。インテリアカラーや家具のレイアウトを工夫して、出来る限りお部屋を広く見せる裏技をご紹介いたします。
広く見せる裏技:実例①
家具のレイアウトで広く見せる
「入り口から窓までの視線をさえぎらない」というのが、狭いお部屋を広く見せるセオリーのひとつです。大型家具は、ワンルームの中央付近ではなく壁寄せにレイアウトしましょう。また、背の高い家具は部屋の入口付近に、低い家具は窓際にレイアウトすると遠近感を利用してお部屋が広く見えます。
広く見せる裏技:実例②
ミラーやガラスの家具をコーディネート
ミラーは室内を映し、奥行きがあるように感じさせてくれるアイテムです。ただし、小さいミラーを複数飾ると煩雑な印象になりますし景色も途切れますので、なるべく大きなミラーを飾ります。ミラーやガラスの家具には圧迫感がないうえ、光を拡散し周囲を明るくするするのでお部屋が広く見えるのです。
一人暮らしのインテリア2例:内装の統一
小さな部屋をおしゃれにすっきり見せるには、内装のテイストを統一することが重要です。ちょっと想像してみてください。カントリーテイストの家具にモダンな革ソファを置き、和風のローテーブルを合わせガーリーなランプをコーディネートすると、混とんとした「寄せ集め」、つまりセンスのないインテリアになってしまいます。
内装の統一:実例①
木の色を生かしたナチュラルコーディネート
好みのインテリアテイストに沿って、室内のインテリアをトータルコーディネートしましょう。床の色と家具の色を合わせると失敗が少なく、穏やかな印象になります。白やナチュラル色は人気のインテリアカラーですが、そればかりだとぼんやりとメリハリのないインテリアになりますので、あか抜けた印象にするには黒などのアクセントカラーを効かせることが秘訣です。
内装の統一:実例②
木の色を使わないクールコーディネート
部屋の大部分を占める床のブラウンを、濃いグレーのカーペットで消しています。クールな印象のすりガラスの家具が、モノトーンの洗練された大人の雰囲気をさらに引き立てている内装コーディネートです。グリーンを加えることで、冷たさがやわらぎさわやかなお部屋となっています。
一人暮らしのインテリア実例:まとめ
6畳、7畳、8畳という限られた空間を、いかに快適に自分好みに仕上げられるか、おしゃれと実用がどれだけ両立できるかが、一人暮らしインテリア成功の秘訣です。まずはさまざまなインテリア実例を見ながら、自分の好きなインテリアテイストを見つけることから始めましょう。
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