倉庫をリノベーションしたい!
リノベーションの店舗が増えているので、一度は利用したことがある人も増えているのではないでしょうか。それを見て、自分もリノベーションして店を開きたい。隠れ家として利用したいと思う方もいらっしゃると思います。倉庫とはいえ、改装したカフェなどはとてもおしゃれなものが多いです。では、リノベーションにかかる費用や、実際の改装例はどのようになっているのでしょうか。
倉庫をリノベーションして何にしたい?
倉庫をリノベーションしておしゃれな店舗にする
倉庫リノベーションをする人は、一体どのようなものに改造しているのでしょうか。一番多いのは、カフェや販売店などのお店ではないでしょうか。倉庫自体が広い物件ですし、その倉庫を利用すればまるまるその空間を使えますし、天井も高いので二階を作ることだって可能。改装をしてお店の雰囲気を作っていけば、おしゃれな店舗として生まれ変わっていきます。
倉庫をリノベーションして隠れ家風の住居にする
俺の求める家ってのは、よくある住宅ではなくて
— ふぁいぼ (@fireball33r) February 5, 2018
倉庫をリノベーションした隠れ家。
モデルはワイルドスピード3のハンの住処みたいな、1階を全部駐車場にして2階に小さく居住スペースを取る。
うん、夢のようだ(゚∀゚ ) pic.twitter.com/NMfE9PRrEh
倉庫をリノベーションしてみたいという人の中には、自分の住居として使ってみたいという人もいるのではないでしょうか。かといって、断熱がなされていない倉庫があるので、それだと住宅として使えないのではと思うかもしれません。ですが、断熱材を入れるなど工夫をしたり、業者に頼んで二階を作ることもできるので快適な住宅を作ることは可能です。もちろん、住居でなくとも隠れ家として利用することも可能です。
倉庫をリノベーションするメリットとは
倉庫は安価な価格で手に入れられる
倉庫をリノベーションして店舗にしたり、住居にする場合建物があるのでそのまま利用できますし、同じ中古でも、中古住宅や建物を購入するより費用は安くすみます。住宅にする場合は難しいかもしれませんが、カフェなどの店舗にする場合は倉庫の作りそのままを残すことでおしゃれなカフェに改造することも可能です。
広くて耐久性がある
倉庫として使われていたのでとても広いですし、天井もとても高いものが多いのではないでしょうか。ですから、倉庫物件内に二階を作ってしまったり、広い天井を活かしたギャラリーの展示をすることも可能です。また、倉庫は耐震性もしっかりしているのが特徴です。鉄骨の建物なので、耐震・耐久共に抜群です。しかし、耐震性が緩かった時代もあるので、その辺はしっかり確認したうえで購入したほうが安心です。
倉庫をリノベーションするデメリットも
水道やガスなどを引かなくてはならない
もちろん、倉庫をリノベーションして住宅や店舗にするとなるといいことばかりではありません。倉庫にはそもそも、水道やガスが引いていない場合が多いです。物を置く場所としてしか機能していなかった場所なので、カフェや住宅にする場合はない設備を作って行かなくてはなりません。それでも、何もない場所に位置から作るよりは費用は抑えられるので、その点を考えても倉庫リノベーションはおすすめではあります。
断熱性や防音性、窓などの設備が少ない場合も
昭和モダンなSOHOスタイルがおしゃれ!築37年の倉庫兼住居物件をリノベーション
— mori nori (@yuzuponzu0404) November 4, 2017
こんな家作りたい(*´꒳`*) https://t.co/ZyiLx5beop pic.twitter.com/2GSivyY2Cl
倉庫として利用されていただけの物件は、断熱がされていないところも多いです。もちろん、食品などを取り扱っている倉庫であれば断熱はバッチリなのですが、そうでないところも多いです。となると、住宅にする場合や店舗にする場合も、断熱工事は必要になります。防音効果もありませんので、そういった対策も必要になってきます。窓が足りない場合も、増やしたりする必要があるかもしれません。
倉庫をリノベーションするための改装費用は?
改装費用はどれくらいかかる?
それでは、実際の倉庫リノベーションの費用はどれくらいかかるのでしょうか。調べたところによると、数百万~千五百万円程度かかる場合が多いようです。といっても、費用には幅がありますが、これはどれくらいの改造を行うかによって変わります。利用目的が何なのかによっても変わりますし、改装度あいでも変わるものです。具体的な費用の違いについては、一体どうなっているのでしょうか。
断熱材やガス・水道などを入れるかによって費用が変わる
リノベーションの費用には差がありましたが、断熱を入れるか入れないか。また、ガスや水道を通すか、によって変わってくるようです。もしガスや水道は必要なく、断熱と内装だけ行うという場合は、五百万円程度で可能なようです。いろいろと、入れるものや改造度合いによって変わってくるので、物件が決まったら、まずは見積もりを出してもらってください。
倉庫をリノベーションした改装例をご紹介!
おはようございます。昨日行った、本町二丁目山車倉カフェの様子です。山車だった倉庫をリノベーションした店内は、木の温もりが。曜日によりパンや野菜の販売もあり、2階はレンタルスペースにも使えるそうです(日・月曜日はお休み)。地元の方が訪れる姿も印象的でした:blush: pic.twitter.com/DDqhJ5ijE8
— つぶ (@tubu_7509) August 5, 2018
では実際の倉庫の例を写真でお伝えしていきます。店舗に改造した人や、住居にした方。サロンやイベントスペースなど、さまざまな使われ方がありますし、倉庫内の内装もおしゃれなものがたくさんあります。また、住宅として使いたいという人にも参考になる写真がありますので、ぜひ実例を見てみてください。
倉庫をリノベーションした改装例①カフェ
倉庫物件の高さを利用して二階席も作る
倉庫物件は、天井が高いものが多いのでその高さを利用した改造ができるのがいいところではないでしょうか。リノベーションしたカフェでは倉庫感を残し、それがおしゃれ感を出しているのが分かります。天井が高いのを利用して、大きい照明を取り付けて、広い店内におしゃれな家具を配置。倉庫の全体ではなく一部に二階席を作り、その下はプライベートルームになっているのでしょうか。広い場所を利用しておしゃれなカフェにリノベーションされています。
倉庫感が残っていいるのがおしゃれ
こちらも倉庫感が残ったリノベーションカフェです。コンクリートむき出しは、昔はあまり考えられなかったかもしれませんが、今ではおしゃれに見せる内装の一つ。それを作らずとももともとがそうなので、おしゃれを作るのに費用が掛からないのもいいですね。こちらも倉庫物件の良さをそのまま残しつつ、天井が高いので大きな木も店内に植えられています。
倉庫をリノベーションした改装例②販売店舗
高い天井を利用した圧巻のラインナップ
倉庫の天井の高さを利用した販売店舗。たくさんの顔料が、壁沿いにずらっと並んでいます。圧巻のラインナップが、倉庫だから実現できたんですね。カフェもそうでしたが、高い天井を利用して、大きい照明を利用したり、商品を高いところまで並べるなんてことが可能です。実際の中古住宅や、中古の事務所では実現が難しい見せ方ができるのが素敵です。
お店を開きたいなら倉庫リノベがおすすめ
みなさま、初めまして。小石川モノガタリと申します。
— 小石川モノガタリ (@koishikawa_mono) May 21, 2019
ブックカフェ・神楽坂モノガタリ @kagurazakamono の姉妹店として、2019年5月17日にオープンいたしました。
文京区小石川三丁目のオリーブ通りに面した倉庫をリノベーションしたカフェで、新刊書籍の販売もしております。 pic.twitter.com/kgn3uCRBVF
自分のお店を開きたい、という夢を持った方も多いのではないでしょうか。ですが、店舗を借りるにもお金がかかりますし、事務所を構えても他の会社が入っていたりで思うような店舗を作り上げることが難しいと思う方もいるのではないでしょうか。でも、倉庫なら広い場所に、同じカテゴリーのお店を共同で開くということも可能ですし、広いので大きなものの販売も可能です。
倉庫をリノベーションした改装例③サロン
倉庫物件をブルーが爽やかなおしゃれサロンに改造
これは倉庫のイメージをがらっとなくし、水色のきれいな店舗に改造しています。倉庫物件をネイルサロンとしてリノベーションしたそうなのですが、とてもさわやかできれいですね。倉庫、という言葉を聞くと爽やかなイメージは浮かびませんが、内装自体で雰囲気はいくらでも作れます。それは店舗でも住宅でも可能。ぜひ、好きな内装にリノベーションしてみてください。
広い店舗を手に入れたいなら倉庫が便利
そして三日目は、博多の美容室グラム。古い倉庫をリノベーションしたという素晴らしい空間で、そこに入っただけでテンション上がりました。 pic.twitter.com/q4uETmSIfO
— 玉川奈々福 (@nanafuku55) August 25, 2014
都内に店舗をかりてお店を開きたいという場合、店舗自体が狭いところが多いです。そんなときは、思い切って倉庫物件を考えて見るのもおすすめです。倉庫なので広く使えますし、他の方と共同でお店を開くことができます。お店によって出入り口を変える、というのも多いですが、カフェやギャラリーを共同スペースにすることでより広い客層を得ることも可能です。
倉庫をリノベーションした改装例④ギャラリー
ギャラリー兼カフェ兼靴屋の店舗に改造
これが先ほど言った、ギャラリーとカフェ、靴屋を合わせたリノベーションの例です。店舗内に入ると、まずはカフェがありますが、その奥にギャラリーと販売店として靴がおしゃれにラインナップされています。カフェに入ったお客さんが待っている間に靴を見ることができますし、靴を見に来たお客さんがカフェでゆっくり休むこともできるんです。
港の倉庫をリノベーションして作ったギャラリーがおしゃれ
港の倉庫をリノベーションしたギャラリー施設『北浜alley』 pic.twitter.com/wWkputJA
— hydekick:tm: (@hydekick) December 26, 2011
これは港にある倉庫をリノベーションしたギャラリーだそうなのですが、広い敷地にたくさんの倉庫が並んでいます。古い作りはそのままに、それがおしゃれな雰囲気を作り出しています。倉庫が一つの場合もありますが、数個並んでいる物件も多いのではないでしょうか。何店舗か入れることでたくさんのお客さんが入って来ますし、共有スペースをうまく利用することも可能です。
倉庫をリノベーションした改装例⑤オフィス
倉庫をオフィスに改造して
看板や広告、塗装工事などを行っている会社だそうなのですが、倉庫リノベーションした建物をオフィスとして利用しています。塗装工事などは広い場所がないと無理ですが、倉庫なら広いので倉庫の一部を使って塗装工事、その他のスペースを使って事務作業、など作業によって仕分けができるのもいいですね。その場合、断熱作業やガス、水道など必要なものを入れる必要があります。
倉庫は広いのでオフィス兼カフェも作れる
グルテンフリーホリデーフェアの会場下見で泉岳寺へ。
— グルテンフリー&オーガニックのワインバルかくれん穂゛ (@kakurenbo_girl) December 5, 2016
STOCK泉岳寺という倉庫をリノベーションした素敵なシェアオフィス&レンタルキッチン。
こんな素敵なキッチンでイベント出展できるなんて嬉しいです!!
頑張ります!
イベントは12月17日の土曜日。
11時〜16時 pic.twitter.com/d54n858jrY
倉庫自体が広いので、二階に分けることができますし、空間自体にお店を分けることも可能です。趣味でカフェやお店をやりたいという人は、二階を作って二階を住居にしてしまう。オフィスにする、というのも可能ではないでしょうか。もちろん、使い方は人それぞれ。広い空間があるので、費用とも相談しながら自分の作りたいものを作っていってください。
素敵なオフィスに改装!
大きな倉庫をオフィススペースにリノベーション。シアトル。 pic.twitter.com/Y2sJ6yfxsG
— 高橋正明 (@buzzmeak) November 15, 2017
この実例も倉庫をリノベーションしたオフィスだそうなのですが、とてもおしゃれに仕上がっていますね。二階だけではなく三階部分も作っていますし、小さなスペースで分けてたくさんの部屋を作っています。倉庫の敷地内に庭もあり、とてもおしゃれな空間に仕上がっていますね。こんなオフィスで働いてみたいと思うようなおしゃれなオフィスも、倉庫で実現できるんですね。
倉庫をリノベーションした改装例⑥隠れ家
家とは別の倉庫物件をリノベーションして隠れ家に
次は倉庫リノベーションで住居にした例です。といっても、毎日過ごす住居としてではなく、隠れ家として利用する住宅を作ったそうです。使っている家具も、購入した物だけでなく使わなくなったものを譲り受けて使っているそうです。でも、そのレトロ感がとっても素敵な住宅に。家族がいるとなかなか一人になることがなかなかできないかもしれませんが、週末だけゆっくり自分の時間を過ごすために、倉庫リノベーションで住居を作るのもいいですね。
リノベーションの隠れ家にはキッチンも風呂場もある
先ほどの住居ですが、さらにキッチンやお風呂場もあるようです。隠れ家といえども、しっかり住居として利用できるように水道やガス、断熱工事などもしているのでどんな季節にいっても快適に過ごせるのではないでしょうか。二枚目にはテラスのような開放的な場所もありますし、作り方によって満足できる住居に仕上げられるのではないでしょうか。
倉庫をリノベーションして大人の秘密基地を作る
倉庫リノベーションをすることで、自分の趣味が楽しめる空間を作り上げることも可能です。家族がいると、どうしても家に自分の趣味のものを置くことができないという人や、集めたいものが多くて自宅には置ききれないという人などもいるのではないでしょうか。そんな時に利用できるのが倉庫リノベーション。広いスペースを使えるので、仲間と共同で使うこともできますし、広い場所でゆっくりと自分だけの時間を過ごすことも可能です。
倉庫をリノベーションした改装例⑦住居
倉庫をリノベーションして自宅に
このリノベーション例は、実際に住宅として使っているお家です。広い空間を利用して、開放的なリビングが作られています。壁はしっかり白塗りの壁にしていますし、キッチンはカウンターになっていておしゃれなカフェのような仕上がりに。住宅として使う場合は、断熱やガス、水道工事は必須です。内装も自分が納得するものを作って、快適な住宅にしてください。
リノベーションで広い住宅に改装できる
こちらも倉庫リノベーションで作った住宅だそうです。倉庫リノベーションといえば、新しいイメージが高い人もいると思いますが、この倉庫は昔の日本風に作られています。やはり、作り方によって倉庫のイメージががらっと変わりますね。リノベーションをするという場合は、やはり頭の中でのイメージありきなので、いろいろな例を見てから作り上げていくことをおすすめします。
倉庫をリノベーションした改装例⑧その他
イベント会場として倉庫を利用する
この方は倉庫を利用してイベントスペースを開くのだそうです。倉庫が広いので、生徒がたくさん集まって来ても大丈夫ですね。また、子供がいても広いスペースが取れるので、実例のように子供が遊ぶスペースを作っておけば、親も安心してイベントの体験ができるのではないでしょうか。スペースも、倉庫も、アイデア次第でいくらでも便利に、夢をかなえることができます。
倉庫のリノベーションしてスタジオに
写真のスタジオはいろんな写真が撮れるとお客さんも喜ぶものではないでしょうか。リノベーションした倉庫であれば、スペースが広くとれるので数か所でいろんな写真を撮ることができます。一か所に色んな背景が作れるのがいいですね。また天井が広いので、オフィススペースも倉庫内に小部屋として作るのもOK。色んなアイデアが考えられるので、ぜひ倉庫リノベに挑戦してみてください。
倉庫リノベーションのまとめ
倉庫リノベーションについて費用や改装例についてまとめてきましたがいかがだったでしょうか。倉庫を使ったリノベーションはおしゃれな店舗になりますし、住宅として利用することも可能だというのが分かっていただけたのではないでしょうか。倉庫は内装工事でいくらでも変えることができます。もちろん倉庫のむき出しな店舗もとってもおしゃれ。まずは自分の中にイメージを作ってから、実際に動いてみてください。
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