間引くとは?植物や野菜を間引く意味や理由、やり方のコツをご紹介!のイメージ

間引くとは?植物や野菜を間引く意味や理由、やり方のコツをご紹介!

家庭菜園などの園芸を趣味にしている方は無意識のうちに間引くことも多いでしょう。今回は間引くことの意味や理由と間引き方やコツなども合わせて紹介します。おいしい野菜や美しい花を育ててみたい方は間引きについて知っておくといいですよ。

2019年07月10日更新

桜餅
桜餅
キャンプに関する記事が多いですが植物を育てることも好きです。ベーコン作ってみたり、スーパーで市販されているポップコーンを発芽させて栽培したりといろいろな事をしています。
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目次

  1. 野菜などの植物を育ててるときに大切な間引き
  2. 間引きが必要な野菜などの植物
  3. 間引く理由と意味1
  4. 間引く理由と意味2
  5. 間引く理由と意味3
  6. 上手に間引くコツやポイント
  7. 間引く時期1
  8. 間引く時期2
  9. 間引く時期3
  10. 間引きのまとめ

野菜などの植物を育ててるときに大切な間引き

自然と間引いていることも多い

花や野菜などの植物を家庭菜園などで種から苗を育てると間引きという作業が必要になり、苗から育てる場合と少し工程が違います。しかし改めて紹介しなくても間引き自体は、ポイントやコツを知らなくても適当に間引いている方も多いと思います。実は間引くことは見た目を整えるという意味意外にも色々な理由があるので、種まきをし終わったら適切な時期を見計らって間引いたほうが美味しい野菜、立派な苗が育つ可能性があります。

間引くのは無駄にならない

間引きを改め紹介すると発芽した芽を選定して根ごと取り除くことです。少しもったいないと思うかもしれませんが野菜ならベビーリーフと同じでいろいろな料理に使えます。花の場合はどうしようもありませんがより大きく、美しく咲かすためには間引くことは大切な工程です。全ての苗や植物でしたほうがいいというわけではなく、種まきのしかたで、間引きしないといけなくなるので間引きしたくない方は種まきのやり方に注意しましょう。

適当に種まきするやり方

畝(うね)を作って少しだけ溝掘りその上にパラパラと適当に種まきするやり方、家庭菜園などの園芸で種をばらまくというやり方は簡単にすばやく蒔けます。しかし発芽したら一箇所にまとまりすぎていたり、野菜や植物が大きくなったときに混み合いすぎていたりするので、このような種まきするやり方は間引きが必須になります。

間引きが必要な野菜などの植物

ベビーリーフに使われている野菜

基本的にベビーリーフに使われている野菜は間引きが必要になる植物です。ベビーリーフは間引きとは少し違いますが、大きく成長する前の葉物野菜です。種は数ミリ程度ものばかりなので苗を育てるときにポットにひと粒だけ蒔くというやり方はせず複数撒いて大きく育つ前に収穫する野菜です、仮にベビーリーフを普通の野菜と同じように育てると窮屈になるので必ず間引きをしないといけない植物になります。

ベビーリーフに使われている野菜とは

ほうれん草や水菜、小松菜、レタス、二十日大根、ルッコラ、からし菜などいろいろな種類の野菜です。つまりこれらの葉物野菜などは園芸で育てるとなると間引かないといけない植物です。また前述したように種の蒔き方で間引きが必要になるので品種はあまり関係ありません。育苗する場合は一粒ずつ専用のトレイに巻いていくと間引きする必要がなくなります。

間引かなくていい植物は少ない

花も種類や植え付けた広さによって野菜と同じように間引く必要があります。間引く理由は後ほど紹介しますが、ほとんどの植物は種から育てると間引く作業が必要になると覚えておくといいでしょう。花の場合は間引いたものを他の場所に移植して育てていく方法もあります。

間引く理由と意味1

パーソナルスペースを確保

植物の話なのでパーソナルスペースというと少しおかしいですが、あえてパーソナルスペースという言葉で説明します。植物を人間に例えると発芽した段階ではパーソナルスペースが狭いのですが成長とともにパーソナルスペースが大きくなり互いのパーソナルスペースが干渉してしまいストレスになります。そのため適度に発芽した芽を摘み取ってそれぞれの芽が気持ちよくリラックスして育つ空間を作るというのが間引きのポイントです。

スペースを確保する意味

単純にスペースがないと物理的に収まらないということです。大根や人参などの根菜だと地中に大きな主根(可食部)ができるので狭いスペースに大量にあるとまともな形に成長できません。葉物野菜も同じで葉を広げるスペースが足りなくなります。これがプランターなど限らた場所ではなおさら密集していると育たたなくなります。園芸では適切なスペースを株間(かぶま)や条間(じょうま)で表していているので守るようにしましょう。

間引く理由と意味2

栄養を集約

苗1本辺りの適切なスペースが確保できると必要な栄養を残した苗が独り占めできます。その結果、野菜だと大きく美味しい野菜がたくさんできるようになり、花だときれいな花がたくさん咲いたり、大きな花をつけやすくなります。間引かず適当に種まきをしたまま育てていくとどうしても栄養が少量ずつそれぞれの苗に分散してしまうので、全体的に品質がよくない野菜や花になるので間引きは大切です。

肥料を足すより間引く

肥料をたくさん与えれば、間引かなくても成長するように思えるかもしれませんが、適量より肥料が多くなると逆に悪影響を及ぼし最悪の場合枯れてしまう可能性があります。農家だったり園芸分野に詳しかったりすればある程度肥料のやり方が分かるので問題ない場合もあるでしょう。しかし基本的には肥料は決められた時期に適量与えることで効果があります。植物が多いからといって肥料を増やすより間引きましょう。

間引く理由と意味3

太陽光をまんべんなく与える

適切なパーソナルスペースができたことにより葉が生い茂ってもそれぞれの苗にしっかり太陽光が当たるようになります。太陽光が当たるようになると3つのメリットがあります。1つ目は葉が混み合わないことでどの苗も光合成ができるので元気よく育ちおいしい野菜やきれいな花ができるようになります。また植物が適正に育つには観葉植物など一部を除き基本的に日当たりが大切です。

風通しをよくする

植物が生い茂っても間引いていると適度にスペースができ、風通しがよくなり、湿気が溜まらず風と太陽光ですぐに乾いていくのでいい環境になります。園芸では風通しも大切で、植物を上手に育てるポイントに「日当たりと風通しがよく水はけのいい場所」という条件がよくあり、間引くことで日当たりと風通しが確保しやすくなり植物を育てやすくなります。

病害虫防除

日当たりと風通しが良くなることで病害虫対策にもなります。日当たりが悪いと成長が遅く弱々しい苗や太陽光の方へ無駄に長く成長したりして元気がない苗が多くなりやすいです。弱い苗は害虫の被害を受けやすくなり風通し、日当たり悪いと常に土が濡れているような湿度の高い状態となり病気が発生しやすくなります。間引くことで日当たりと風通しをよくし病害虫防除をするというのが間引きの意味です。

上手に間引くコツやポイント

コツ1:一気に抜かない

密集しているところならまだ大丈夫ですがまばらになっていたら、最初から一気に抜かず成長具合を見ながら適切な時期に間引いていくのがポイントになります。双葉が生え揃った段階ではピンセットを使うとやりやすいです。ただ素手でも最初の頃はすっと抜けるので、自分にあったやりやすい方法で間引くというのが2つ目のポイントです。

コツ2:そっと抜く

土をおさえながらそっと抜くというのがコツです。小さくても植物は根を張っているので土を押さえないで抜いてしまうと土もついてきて残したい芽や苗に悪影響がでる可能性があります。ある程度大きくなってくると根が絡み合ってる場合もあるので無理に間引かないのが3つ目のポイントです。

コツ3:抜けない場合は切る

苗が大きくなってしまって間引いたときに残したい苗も一緒に抜けそうな時は、根本をハサミで切るという方法もあります。園芸用のハサミはなく普通のハサミで簡単に切れます。抜けそうに無かったら切るという選択肢もあるというところが4つ目のポイントです。

間引く時期1

最初に間引く

間引く時期は主に3回ありますが気になったタイミングでもコツさえ掴んでいたら初期段階ならいつでも大丈夫です。最終的に元気な苗を1つだけにするので成長具合を見ながら何回かに分けてしたほうがいいでしょう。一番最初の間引く時期は発芽して芽が生え揃った頃になり、種によって発芽率、タイミングが異なりますが同じ品種ならだいたい同じように発芽してくるので双葉が出てきたぐらいに選別して抜いていきます。

残すべき芽と間引く芽

残すべき芽と間引かないといけない芽の違いについて紹介していきましょう。双葉の状態で残す芽は「ごく普通な芽」です。短いものは生育不良の可能性があり、逆に他より成長しているものは光を求めて無駄に成長している可能性があり株としては弱いです。葉が欠けているものは害虫に食べられているかもしれません。まとまりすぎている場所も適度に間引きましょう。この段階ではスペース確保を優先的にしたほうが分かりやすいです。

間引く時期2

本葉が2枚程度の段階

最初に芽が出揃った段階である程度間引きしてもまだまだ株間が狭いため2回目の間引が必要です。タイミングは少しだけ成長し本葉が2枚程度の段階です。園芸用品店で野菜の苗として売られているのはこの辺りからになります。本葉が出てこれから葉が生い茂る前に間引いて元気な苗だけを残していきましょう。間引きとはオーディオみたいなもので、一次審査が双葉の頃になり本葉が2枚程度になると二次審査というわけです。

最初と同じ選考基準

どんな芽を残すのかは最初と同じでごく普通な苗です。本葉が出てくると成長速度、大きさ、葉の色など違いができます。葉が生い茂る前にスペースを確保するためにも株間があまり無いところは残す苗を見極めつつ抜いていきましょう。具体的には成長速度が遅いもの、ひ弱なもの、無駄に長く成長しひょろひょろとしたものになります。間引いた苗も葉物野菜ならベビーリーフと同じで栄養豊富ですよ。

間引く時期3

本葉が4枚程度の段階

オーディションに例えると最終審査になります。本葉が4枚ほどになるとすでに2回間引いているののでかなりスペースが確保できていますが、本格的に葉が生い茂ったときに重なり合わないか考えて株間が狭く感じるようなら間引きましょう。他にも成長速度が遅いものや害虫に食べられているような苗も間引く対象になります。この段階だとかなり大きいの間引くのがもったいなく思うかもしれませんがいい野菜、花を育てるためには必要です。

再利用可能

きれいに間引いたら別の場所に植えて育てることもできます。葉物野菜ならベビーリーフより少し大きいだけなのでサラダなどにできますよ。

間引きのまとめ

間引く理由

出典: https://www.photo-ac.com

間引く理由は全て植物の成長を助けるという意味があります。植えている植物全体にまんべんなく太陽の光があたり、風通しが良くなることで成長を促進し、病気や害虫の発生を抑制する効果があります。そのため趣味で園芸をしている方は面倒でも間引きはできるだけ間引いてスペースを整えておくとおいしい野菜やきれいな花が咲きます。難しいことはないので適切な時期に間引いておきましょう。

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