グランピングとは
豪華なキャンプ
ここ数年で人気急上昇中のグランピング。近年、日本全国で次々に増えてきている施設なので、どこかでその言葉を聞いたことがある、という方も多いのではないでしょうか。この「グランピング」は「グラマラス」glamorous(魅力あふれる)+「キャンピング」campingを組み合わせたものです。「豪華な高級キャンプ」「快適な贅沢キャンプ」という意味合いで使われることが多いようです。たくさんのキャンプギアを準備する必要もなく、ホテルに泊まる感覚で手軽に利用できます。
手軽にテントサイトに泊まれる
グランピング施設にはすでにテントやコテージなどが設置してあり、ふかふかのベッドやソファが備え付けてある場合もほとんどで、手軽にアウトドアを楽しみつつホテルに泊まるような豪華な気分を味わえるのが魅力です。アウトドアでは服が汚れたり虫が気になるという方や、キャンプには興味があるけれど続けるか分からないので道具を買いそろえるには勇気がいるという方などにもグランピングはおすすめです。
スノーピークとは
新潟生まれのスノーピークは技術力がすごい
いまやアウトドアブランドとしてはトップクラスの人気を誇るスノーピークは、いまから約60年ほど前に金物問屋として新潟県燕三条で生まれました。最近のキャンプには欠かせない焚き火台や、燕三条のものづくり技術が大いに活かされた頑丈なペグなどはスノーピークの代表キャンプギアとなっています。価格は決して安くはありませんが、考え抜かれたスタイリッシュで使いやすいフォルム、細部まで行き渡るクオリティの高さなど、そのスノーピークの品質を手に取れば納得がいきます。
スノーピークグランピング施設が次々オープン
スノーピークでは近年、アウトドア商品の販売の他、手軽に贅沢な高級キャンプを楽しめるグランピング施設を観音崎を皮切りに次々とオープンさせています。これらのスノーピークグランピング施設では、有名建築家とスノーピークが共同開発をした「モバイルハウス」やグランピング特別仕様のスノーピーク製テントに宿泊することができ、どちらもホテルライクな高級感を味わうことができます。
モバイルハウス「住箱ーJYUBAKOー」とは
木製トレーラーハウス
スノーピークグランピング施設では、世界的に有名な建築家である隈研吾さんとスノーピークとで共同開発した「モバイルハウス」に宿泊することができます。木をふんだんに使用した落ち着いた佇まいであり、どのグランピング施設でも自然の景観を活かしているため大きな窓からは癒しの風景が広がっています。「モバイルハウス」の前にはウッドデッキやタープが張られたプライベート空間が設けられており、椅子とテーブルも完備されているため自然の中でコーヒーを味わうなど贅沢な時間を過ごすことができます。
モバイルハウスの中は?
「モバイルハウス」内にはベッドはもちろんエアコンやスノーピーク製のチェアなどがあり、施設によっては目の前のウッドデッキで焚き火を楽しんだり、高級食材を使用したシェフの豪華な料理を味わうことができます。今回は贅沢な時間を満喫できる3つのスノーピークグランピング施設に加え、食事は付けずに豪華な「モバイルハウス」の宿泊予約がシンプルにできるスノーピークのキャンプフィールド3施設も併せてご紹介していきます。(この記事は2019年7月4日現在の情報となります)
スノーピークグランピング施設①観音崎
「スノーピークグランピング京急観音崎」詳細
基本情報
【名称】スノーピークグランピング京急観音崎
【住所】神奈川県横須賀市走水2
【客室】モバイルハウス
【予約内容】朝夕食付き/1泊 温浴施設利用無料
「スノーピークグランピング京急観音崎」特徴1
スノーピーク提携のグランピング施設第一号として2017年6月に静岡県観音崎で開業しました。目の前が東京湾という見晴らしのよいロケーションであり、観音崎京急ホテルが運営しているため地元の新鮮な高級食材をホテルシェフにて提供していただけます。好天であれば目の前のデッキでの食事となり、景色を楽しみながら贅沢に食事を楽しむことができます。
「スノーピークグランピング京急観音崎」特徴2
併設されている温浴施設「SPASSO」の入館が無料という贅沢な特典も見逃せません。夏にはシーサイドプールも利用できるほか、海を眺めながらゆっくりと眺望露天風呂につかれば豪華なグランピングタイムをより満喫できます。別途予約制となりますが1回25分500円の低温岩盤浴も人気があります。心地よい音楽と光によるリラクゼーションをぜひ体験してみてください。
スノーピークグランピング施設②新潟
「スノーピークグランピングスワンレイク五十嵐邸ガーデン」詳細
基本情報
【名称】スノーピークグランピングスワンレイク五十嵐邸ガーデン
【住所】新潟県阿賀野市金屋340-5
【客室】モバイルハウス
【予約内容】朝夕食付き/1泊 サニタリー棟シャワー無料
(月岡温泉 割烹の宿 いま井 日帰り入浴無料、ディナー時以外スワンレイクビール飲み放題)
「スノーピークグランピングスワンレイク五十嵐邸ガーデン」特徴1
2019年5月に和をテイストとしたスノーピークグランピング施設が、新潟にオープンしました。こちらのモバイルハウスは外装が黒塗りのため高級感漂う落ち着いた和の雰囲気を感じられます。滞在中、夕食時を除き世界最高金賞を受賞した新潟のスワンレイクビールが贅沢にも全種類飲み放題となっており、ビール好きにはたまらない豪華な特典付きとなっています。
「スノーピークグランピングスワンレイク五十嵐邸ガーデン」特徴2
「スノーピークグランピングスワンレイク五十嵐邸ガーデン」では新潟県阿賀野市の地元食材を中心に見た目も美しい料理が並びます。「あがの姫牛」などの国産ブランド肉が食せるBBQも大変人気です。また、モバイルハウス宿泊者限定の豪華和会席や高級西洋会席など、お好みのコースを選ぶことができます。最高級のビールに、美味しい食事がそろえば豪華なグランピングが大いに盛り上がります。
スノーピークグランピング施設③白馬
「フィールドスイート白馬」詳細
基本情報
【名称】フィールドスイート白馬
【住所】長野県北安曇郡白馬村北城4487-4 長野駅往復無料送迎あり(事前予約制)
【客室】スノーピーク特製テント・モバイルハウス
【予約内容】夕朝昼食付き/1泊 10歳未満予約不可
(飲み物やアクティビティも含んだオールインクルーシブスタイル)
「フィールドスイート白馬」特徴1
フィールドスイート白馬は2019年7月13日オープンのオールワンクルーシブタイプのスノーピークグランピング施設です。10歳未満は予約不可でしっとりと落ち着いた空間を漂わせる、まさしく高級グランピング施設となります。滞在中は焚き火バーやカモシカラウンジにおける飲み物が無料(一部除く)となっており、ビール、グラスワイン、ハーブティなどお好きなものを選んで大自然のなか焚き火を囲めば、日頃の疲れも癒されるはずです。
「フィールドスイート白馬」特徴2
ドリンク以外にも3回の食事が料金に含まれています。ディナーは他のお客様とテーブルを共にし、若手シェフによる創作料理を会話とあわせて楽しむことができます。朝食はウッドデッキで壮大な景色を眺めながら贅沢にいただきます。そして、チェックアウト後にもランチボックスという形で贅沢ランチが手軽に味わえます。また、滞在中は白馬山を眺めながらの優雅な露天温泉風呂や足湯も利用でき、コンシェルジュがいるため、さまざまなアクティビティもサポートしてもらえます。
スノーピークキャンプフィールド①おち仁淀川
「スノーピークおち仁淀川」詳細
基本情報
【名称】スノーピークおち仁淀川キャンプフィールド
【住所】高知県高岡郡越智町片岡4
【サイト】オートキャンプサイト・モバイルハウス(食事なし)
手ぶらキャンププランもあります!
「スノーピークおち仁淀川」キャンプフィールドは、グランピング施設とは異なり通常のキャンプサイトとなりますので食事等は付いていませんが、その分あの高級モバイルハウスに低価格で宿泊することができます。また、スノーピーク製テントなどすべてレンタルをしてキャンプができる「手ぶらキャンプ」のプランは、初心者の方にも手軽でおすすめです。目の前には清流の仁淀川が流れており、別途予約でラフティングを楽しむことができます。
スノーピークキャンプフィールド②かわの駅おち
「スノーピークかわの駅おち」詳細
基本情報
【名称】スノーピークかわの駅おち
【住所】高知県高岡郡越智町越智丙625-4
【サイト】モバイルハウス(食事なし)
モバイルハウスに宿泊してカヌーに乗ろう
「スノーピークかわの駅おち」は2019年6月30日にオープンしました。こちらにはテントサイトはなく、モバイルハウスのみの宿泊施設となります。「スノーピークおち仁淀川」と同様グランピング施設とは異なり、食事が出ない分モバイルハウスに低価格で宿泊しながらも、贅沢なアウトドアライフを味わうことができます。モバイルハウス内にはダブルベッドやエアコンも完備されており、併設されているスノーピークショップでは「スノーピークかわの駅おち」限定商品も購入することができます。
スノーピークキャンプフィールド③土佐清水
「スノーピーク土佐清水」詳細
基本情報
【名称】スノーピーク土佐清水
【住所】高知県土佐清水市三崎字エジリ4145-1
【サイト】オートキャンプサイト・モバイルハウス(食事なし)
スノーピーク初、海が近いキャンプサイト
「スノーピーク土佐清水」は海中国定公園内に位置しており、さまざまな海洋生物やサンゴに囲まれた自然豊かなキャンプサイトです。フリーオートサイトとなっているため好きな場所にテントを張ることができます。また、モバイルハウスも12棟設置してありダブルベッド1台とエアコンも完備。「スノーピークおち仁淀川」と同様、すべてのギアをスノーピーク製でレンタルできる手ぶらキャンププランもありますので、今年は土佐清水でキャンプデビューしてみませんか?
まとめ
グランピングで手軽にアウトドア
今回はスノーピークグランピング3施設と併せて、モバイルハウスにシンプルに宿泊できる3つのスノーピークキャンプフィールドをご紹介しました。グランピング施設なら多くのキャンプギアを準備することもなく手軽にアウトドアライフとホテルライクな優雅な時間を過ごすことができます。自分でテントを準備して、手料理を楽しむキャンプだけではなく、たまには何もしない贅沢なひとときを手に入れるのも今の時代には必要な投資ではないでしょうか。
グランピングが気になる方は、こちらもチェック!
グランピング施設は今や、日本全国に広がっています。当サイト「暮らし~の」には他にもたくさんのアウトドア記事が満載です。下記リンクのグランピング施設をチェックして、ご自分に合ったアウトドアライフを探してみませんか。

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