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磯マル攻略!状況変化に対応した釣り方のコツやテクニックを解説!

磯でシーバスを釣るのは天候に左右されたりと意外と難しいですよね。磯でひたすら回遊待ちするアングラーもいますが今回は待ちの釣りではなく攻めの釣り、磯でのシーバスの習性をまとめました。敷居の高い磯マルを釣るヒントになるかもしれませんよ
更新: 2021年4月27日
SYUNSUKE SATO
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目次

春先は磯のシーバス釣りが熱い!

春先は産卵を終えてシャローの磯場に餌を食べにくる個体が多く、丸々と太った大物シーバスが釣れるチャンスの季節。その為、大型のシーバスを求め春先の磯は多くのアングラーで賑わっています。
磯というフィールドは、その地形や自然条件を熟知していなければ、非常に危険が伴います。装備もしっかりと準備が必要ですし、実際に出向いて釣るためには相応の体力、根気が必要になります。ですが敷居の高さを乗り越えてこそ、磯シーバスを釣った時の喜びは何者にも変えがたいものがあるのです!

凪の良い日のシーバスの釣りかた

のんびりと糸をたらすファミリーフィッシングでもないかぎり、ベタ凪はあまりいい状況でありません。凪が良い状況は、水中に酸素も溶け込みにくく魚(ベイト)やプランクトンの活性は下がってしまいます。まったく釣れないわけではありませんが、なかなか厳しい状況です、よく『凪だおれ』と言う言葉があるほど凪がいい日は釣れないとされています。

凪の良い日はマズメを狙う

そんな凪の状況でもシーバスを釣るには『マヅメ』を狙います。多くの魚たちは朝、夕のマズメ時に最も活性が高くなり食いが立つと言われる代表的なチャンスタイム。シーバスも例外ではありませんのでこのチャンスを逃さないようにしましょう。
 


マズメとは?

マズメというのは、簡単に言うと夜が明ける前後日が落ちる前後のことを指し、要するに光量が少なく薄暗い時間帯のことをそう呼びます。シーバスを含めたフィッシュイーターや捕食される側のベイトフィッシュはこのマズメの時間帯に動きが活発になることが多く、当然ルアーへの反応も良くなるのです。

マズメ時のシーバスとベイトの状態は

日が上がっていく段階で薄暗いタイミングが非常に釣りやすいと思います。ただし薄明るいとまだシーバスの視界も夜目から昼目にかわるタイミングなのででやや遅い釣りでもハマる事が多く釣るための選択肢が多いですね。ベイトはと言うと徐々に明るくなってくるとそれに応じてイワシやタナゴなどのベイトも活性が上がるのでボイルが起こったりすることもあったりするのでそれらを狙い打つのも1つの釣るためのコツです。

マズメ後シーバスを釣るテクニック

マヅメしか釣れないのかというとそんなことはありません。しかるべき方法と、しかるべき狙い場所が把握できれば、凪の昼間でも釣れます。むしろ、マヅメと比較して日中のほうがテクニックで取る要素が増すので、ゲーム性も高くなり断然おもしろくなります。
 

完全に日が上がってしまうとどうなるのか?

シーバスの活性やベイトの状況にもよりますが、完全に日が上がってしまうとシーバス自体の動きは日を嫌って沈む場合もありますし、ルアーが良く見えるようになってしまうので警戒心が非常に高くなり、釣りにくくなってしまう場合が多いです。


沈んでしまったシーバスは位置の特定がしやすい!

沈んでしまったシーバスはタイトに根に付きます、海藻などのシェード、サラシの下の根などに入っています。ですが、決してディープに行くことはないのでちゃんとシーバスの位置を把握していれば難しい釣りではありません。
シェードになっている部分はシーバスにとっては夜と同じで、外敵から自分の姿を隠すことができるだけでなく、捕食対象としているベイトからも姿を隠す事ができる場所となります。つまりシェードにいるシーバスは姿を隠して安心している上に、捕食体制に入っている可能性が高いのです。それはシーバスの居場所を特定しやすい状況と言えるでしょう。

警戒心の高いシーバスをどう狙うのか

夜は警戒心が薄れるため、広い範囲を行動しているのに対して、日があがりきったデイゲームではシーバスも警戒しているためにストラクチャーにタイトにつきます。見方を変えればそこにシーバスの居場所がしぼれるという事ですね。それをどうやって口を使わせるか?が問題になります。しかし、簡単に言っても警戒心があるシーバスはなかなか口を使わせるのは容易ではありません。

リアクションを狙ってシーバスを狙え!

居着きのシーバスを取る時に、大事なことはやはり目の前にルアーを通すこと。
食生よりもリアクションでの釣りが基本になります。
もちろんアングラー側もストラクチャーをタイトに攻略する必要はありますが、ギリギリを攻めることができさえすればシーバスがバイトしてくる可能性は非常に高くなります。デイゲーム=ファストリトリーブが一般的ですが、要はリアクションさせればいいのでファストリトリーブが絶対ではありません。反応が無い場合は様々なアクションを試してみましょう。

磯のシーバス釣りにお勧めのルアー

アスリート13MDS


私の場合はスローリトーブでも動くルアーを使います。アピールの高いルアー、フラッシングするルアーですね。お勧めはダントツでアスリート13MDSです!ウエイト28gあるので少々の風でもよく飛びますしデイゲームで肝心なアキュラシーにも優れているだけではなく、シンキングですのでレンジコントロールもできます。ローリングアクションですので食わせにいい私のマストルアーですね!

磯の釣りも足で稼ぐのが釣果への近道

居心地のいいストラクチャーに付いているシーバスもジッとしていても目は動いてるでしょう。もちろんルアーも見ていると思います。そこにギラギラしたものが通過したらリアクションで攻撃してきますね。
可能なら回遊待ちのように同じ位置で待つよりはランガンし見えるストラクチャーを叩いていくほうが釣果に繋がるでしょう。私は磯シーバスゲームの1番の面白さだと思っています!

まとめ

ギュッと詰め込んで説明させてもらいましたが、磯で釣れるマルスズキ、磯マルを釣りにいったとき凪倒れだ!とか潮が止まってるからと諦めなくても釣れる方法はたくさんあります!その日その時そのタイミングで最善の攻め方はあります、やみくもにルアーを投げるより今の魚のポジションを想像し攻め方たら意外と簡単に答えが出るかもしれません。これからベストシーズン頑張ってみてください!