水作プロホースエクストラL
ひかりクレスト キャット 295g キョーリン
デジタル PH 測定器 ペーハー測定器
カラープロキロダス
カラープロキロダスとは?
小型の水槽であれば、コリドラスやオトシンクルスといった魚がお掃除役として活躍しますが、大型水槽のお掃除役はどんな魚がいるのか、ご存知無い方も多いですよね。
大型水槽でももちろんコケは付きますし、食べ残しも出ます。そんな時に活躍してくれるのがカラープロキロダスです。今回はカラープロキロダスの大きさや飼育方法、コケ取り能力などを解説しましたので、是非参考にして育ててみて下さい。
カラープロキロダスの特徴
カラープロキロダスとは?
カラープロキロダスとは、カラシン目プロキロダス科に分類される熱帯魚です。南米のアマゾン川に分布しており、成魚になると非常に鮮やかな色になるのが特徴。少しフナのような印象もありますよね。
こちらは大型のカラシンであり、大きさは大体20~30センチほどに成長しますが、中には40センチ程の大きさになるものもいます。
カラープロキロダスは掃除・コケ取りが出来る魚
カラープロキロダスの最大の特徴が、掃除・コケ取り能力です。大型水槽のお掃除屋さんと言えばセルフィンプレコなどが有名ですが、実はカラープロキロダスも掃除・コケ取りが出来ますので、大活躍する熱帯魚なのです。
上の画像のように面白い口の形をしており、ヤスリのような歯を使ってコケを食べます。ただし、アクリル水槽を傷つけてしまうことがある点は注意してください。
カラープロキロダスは飼育が簡単
カラープロキロダスはとても丈夫で育てやすい熱帯魚です。見た目からしても生命力が高そうに感じますよね。適応水温も幅広く、20度から30度くらいまでであれば生きていられます。
やはり幼魚の頃より成魚の方が生命力が高いので、早めに成長させて安定的に育てていきたいですね。成魚になってしまえば、多少雑な扱いをしても生きていられる丈夫さがあります。
カラープロキロダスは運気が上がる魚?
少し豆知識になりますが、カラープロキロダスは運気が上がる魚としても知られています。風水などにも良いという話があり、多くの方が愛している熱帯魚なのです。
カラープロキロダスの種類
カラープロキロダスは二種類いる
カラープロキロダスは実は二種類います。インシグニス種とタエニウルス種がいるのですが、外見はほぼ同じなので、区別するポイントを知らないと見分けられないかもしれません。
インシグニス種の方が5~10センチほど大きく育ちますので、成魚であれば大きさで判別出来ます。ただし、大きさは飼育環境によっても変わります。
縞模様の数で種類を判別
一番分かりやすい違いが、尾ヒレの縞模様の数です。画像のインシグニス種は9本ありますが、タエニウルス種は7本しかありません。
幼魚の頃でもこの数は変わりませんので、まずは縞模様の数を見てみると良いでしょう。縞模様が多いほど大きくなるとイメージすれば分かりやすいですね。分からなくなったら店員さんに聞いてみて下さい。
カラープロキロダスの寿命
気になる寿命ですが、カラープロキロダスは大きさの割に寿命が短めで、約5~6年となっています。大きさからすると7年以上あっても良さそうな感じはしますよね。
ただし、寿命はあくまで目安ですので、育て方によって短くなったり長くなったりします。しっかりした環境でストレス無く育てられれば伸びますので、出来るだけ丁寧に育ててあげたいですよね。
カラープロキロダスの性格と混泳について
カラープロキロダスの性格
カラープロキロダスはの性格は多少の荒さがあります。同種を混泳させると喧嘩することがよくありますね。また、他の性格の荒い魚と混泳させると、張り合うケースもよくあります。
性格を考慮して混泳相手を選びましょう。
カラープロキロダスは混泳出来る?
少し荒い性格を持ってはいますが、大型魚との混泳であれば問題ないことが多いです。性格の穏やかな大型魚と混泳させると良いでしょう。アロワナやダトニオといった大型魚と混泳させる方が沢山います。
ポリプテルスやガーパイクとの相性は少し悪いですね。相性が良いとされている魚でも、混泳させてみたら問題が起きたというケースはよくあります。いつでも別水槽に移せるように、サブの水槽を持っておくと良いでしょう。
カラープロキロダスの飼育方法①用意
用意するもの①水槽
まずは水槽から用意していきましょう。カラープロキロダスは20~30センチの熱帯魚ですので、90センチ水槽で対応出来ます。ただ、40㎝サイズまで狙っていくのであれば120センチ水槽で育てても良いでしょう。
大きい水槽の方が大きく成長しやすく、ストレスも減って寿命が延びやすくなります。アクリル水槽だと傷つきやすいので注意が必要ですが、プレコよりはアクリル水槽を傷つけにくい魚です。
用意するもの②フィルター
水をろ過する為のフィルターも用意しましょう。ある程度大きな魚ですので、それなりのパワーがあるフィルターを使いたいですね。
上部式フィルターや外部式フィルターを使用するのがオススメです。お掃除屋さんですので、他の大型魚と比べるとあまり水を汚さない面がありますが、水を汚す混泳相手が多いので、ろ過能力は高めの方が安心です。
用意するもの③ヒーター
カラープロキロダスの適温は25~27度ですので、ヒーターで水温を調整しましょう。多少上下しても生きていられますが、やはり適温を保った方が寿命が伸びます。
ヒーターで火傷する可能性もありますので、カバー付きのものを選びましょう。また、合わせて水温計も用意し、水槽を見るたびにチェックする癖をつけて下さい。
用意するもの④照明
照明は特にこだわる必要はありません。普通の水槽用照明を使用しましょう。混泳相手によっては照明の強さが色に関わったりしますので、アロワナ等の混泳相手に合わせて選んでください。
用意するもの⑤カルキ抜き
水道水には魚に有害な塩素が入っていますので、カルキ抜きで中和しましょう。カラープロキロダスの成魚は生命力が強いので、カルキ抜きを忘れてしまっても生きているケースがありますが、魚にとって良いことではもちろんありませんので気を付けましょう。
おすすめのカルキ抜きは下記記事で紹介しています。
カルキ抜きおすすめ15選!評判の良い人気カルキ抜きを厳選してご紹介!
カルキ抜きのおすすめ製品をお探しでしょうか?カルキ抜きの製品はアクアリウムメーカー各社からいろいろ出ており、製品の特徴もさまざまで、価格が安...
用意するもの⑥餌
ひかりクレスト キャット 295g キョーリン
内容量 | 295g |
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餌も用意しておきましょう。アロワナ等の混泳相手の食べ残しだけでは瘦せてしまいますので、カラープロキロダス用に沈むタイプの餌を用意すると良いですね。上記のキャット等がおすすめです。
餌を食べる際、吐き出したりしながら食べるのですが、その吐き出した餌を他の魚が食べてしまうことがありますので、餌を取られていないかチェックすることが大切です。
用意するもの⑦掃除道具
水作プロホースエクストラL
サイズ | L |
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週に一回水換えをしますので、水換え用の道具を用意しましょう。画像のホースが使いやすくておすすめです。抜いた水を入れる為のバケツ、もしくはタンクも用意します。
また、ついでに水槽の掃除もしますので、カラープロキロダスが取り切れなかったコケを掃除する為のスポンジも用意しましょう。アクリル水槽が傷つかないような素材のものを使用します。
底砂は必要?
底砂は敷いても敷かなくても構いませんので、他の混泳相手に合わせましょう。アロワナは下から光の反射があると目垂れする可能性がありますので、アロワナと混泳させる場合は薄くしくと良いでしょう。
底砂の種類は、水質がアルカリ性に傾かないものを選んで下さい。
カラープロキロダスの飼育方法②準備
水槽の立ち上げ
アイテムが揃ったら水槽を立ち上げましょう。洗えるものは一度全て水洗いをしてから使います。水槽を設置したら、機材をセットして水を入れます。
水にカルキ抜きを入れて塩素を中和し、機材の電源を入れて水を回していきましょう。ヒーターにより水温がちゃんと保たれているか、フィルターはちゃんとろ過出来ているかをチェックします。
弱酸性~中性に調整
デジタル PH 測定器 ペーハー測定器
サイズ | 18.2 x 6.6 x 3 cm(梱包時) |
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無くても構いませんが、出来れば持っておきたいのがPH測定器です。カラープロキロダスは弱酸性から中性、つまりPH6~7あたりを好みますので、なるべく寿命を伸ばしたい方はPHもチェックしておきたいですね。
もしPHが高い様子であれば、少し酸性に傾ける効果のあるろ材を使うか、ブラックウォーターの素を使用すると良いでしょう。
一ヶ月間待つ
準備が整ったら、一ヶ月ほど運転させておきましょう。この間にバクテリアが増えて、水槽環境が良くなっていきます。小さなメダカやアカヒレなどの魚を入れておくと、更に早く水槽環境が良くなります。
アロワナ等を同時に飼育する予定の方は、じっくりと待って、水槽環境を良くしておきましょう。
カラープロキロダスの飼育方法③導入
カラープロキロダスの購入
カラープロキロダス
カラープロキロダスは、通販であれば大体5000~10000円ほどで販売されています。お店によって違いがありますので、色々チェックしてみましょう。
通販は多少のリスクもありますので、お近くのお店で扱っていれば、お店で購入したいですね。お店で購入すると、色々相談が出来るのがメリットです。
アロワナ等の魚も混泳させたい方は、混泳の相談も出来ます。2種類いますので、購入する際は種類もチェックしましょう。
水合わせをして入れる
購入したカラープロキロダスは、水合わせをしてから入れましょう。水合わせのやり方は上記の動画が参考になります。動画ではバケツに入れて水質を合わせていますが、袋を開けて、袋の中に直接水槽の水を入れても構いません。
その際はコップ等の容器を使って、少しずつ入れて下さい。十分水質を合わせたら、魚を水槽に入れましょう。
カラープロキロダスの飼育方法④管理
餌やり
カラープロキロダスは食用旺盛な熱帯魚ですので、他の熱帯魚と同じ頻度で餌を与えましょう。餌が少ないと瘦せていきますので、体型もしっかりチェックして下さい。
水換え
水換えは週に一回、混泳相手にもよりますが、3分の1ほどの水を交換します。水を抜く時に、底に溜まった汚れも抜きましょう。
水をまた入れる際、カラープロキロダスはある程度水質の変化にも対応してくれますが、他の大型魚も対応出来るとは限りませんので、アロワナ等を一緒に育てる方は水質変化に気を付けましょう。
水温が急激に下がるのも危険です。
カラープロキロダスの飼育方法⑤その他
飛び出し事故に注意
カラープロキロダスは泳ぎの速い魚であり、ジャンプ力も凄いので、飛び出し事故には注意しましょう。蓋をしておくことはもちろん、蓋の上に重しを乗せておいた方が良いでしょう。
大きい方の種類であれば、重しが無いとフタを動かしてしまう可能性があります。また、隙間から出てしまう可能性もありますので、隙間は少なくしておきましょう。
病気は大丈夫?
丈夫な魚ですので、あまり病気にはなりません。病気になってしまったら、まずは水換え頻度を増やして様子を見ましょう。変わらないようであれば、薬浴で治療をします。
繫殖は可能?
カラープロキロダスの繫殖は不可能ではありませんが、難しいので初心者の方はチャレンジしない方が良いでしょう。チャレンジしたい方は大型水槽を用意して、ペアで育ててみて下さい。
カラープロキロダスに関するTwitter
アクリル水槽でも活躍する
水槽お掃除三種の神器
— くまだ (@kumada_desu) December 9, 2018
ガラス面の茶苔等
小型水槽 ブッシープレコ
大型水槽 アーマードプレコ カラープロキロダス
セルフィンプレコ(強すぎてアクリルを傷付ける為注意)
水草等の糸状苔
ヤマトヌマエビ(ミナミの5倍)
黒ヒゲ苔
サイアミーズフライングフォックス
こちらのツイートでは、お掃除屋さんとしてカラープロキロダスが紹介されています。セルフィンプレコはアクリル水槽を傷付けてしまうことで知られていますが、カラープロキロダスなら多少は安心です。
ただし、アクリル水槽を傷付ける場合もありますので、ガラス水槽でも構わないのであれば、ガラス水槽の方が安心ですね。
混泳相手に注意!
:fish:カラープロキロダス:fish:
— 半田水園 春日井店 (@hansui_kasugai) October 26, 2018
肉食魚水槽のコケ取りにも重宝されるカラシンの仲間!!ヤスリのような口で、ガラス面などに着いたコケを舐めとります:flushed:大人しく動きが遅い魚は、体表面を舐められる可能性があります:sweat_smile:そして同種間では激しく争うため、複数を同じ水槽に入れるのはオススメできません:x::sweat_drops: pic.twitter.com/94XgTOMHXD
こちらのツイートでは、コケ取りが出来ることと、混泳相手を傷つける可能性について書かれています。ポリプテルスなどが被害を受ける可能性がありますので、もし被害を受けているようであれば、すぐに違う水槽に移しましょう。
個体同士の相性もありますので、まずは様子を見て下さい。
まとめ:カラープロキロダスとは?
今回の「カラープロキロダスとは?大きさや飼育方法、コケ取り能力などを解説!」はいかがでしたでしょうか?特徴や寿命、性格、飼育方法などを解説させて頂きましたが、大型水槽を使うなら是非入れたい魚でしたよね!
ただし、混泳相手やアクリル水槽を傷つける可能性がありますので、慎重に導入しましょう。
カラープロキロダスが気になる方はこちらもチェック!
今回はカラープロキロダスについて解説させて頂きましたが、他にも熱帯魚に関する記事が沢山あります。気になる方は是非見てみて下さい。
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