検索アイコン
エックス
Facebook
LINE

ジュニアシートは何歳から何歳まで?義務や規定の対象年齢をご紹介!

限界まで利用したいチャイルドシートは何歳まで大丈夫か、何歳からジュニアシートが良いのか。歳だけの判断で良いのか、何かほかに目安になるものはないのか、ジュニアシートに関するモヤモヤから義務や規定を織り交ぜながら紐解いていきます。
更新: 2021年1月24日
豆柴0023
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。

ジュニアシートの必要性

出典: http://www.jaf.or.jp/eco-safety/safety/childseat/baby/

乳幼児の場合はチャイルドシートというのは定着していますが、小学生前後のキッズシートは乳幼児に比べてまだ定着していない部分もあるかと思います。

シートベルトが適切に着用できない子供には、例外を除き子供にあったチャイルドシートやジュニアシートの着用義務があります。ドライバーは交通事故にあったときの子供への被害を最小限に抑えるためのキッズシートに関する知識を備えておく必要があります。

ジュニアシートは運転手の義務

法令遵守は大人〜子供まで

出典: http://www.jaf.or.jp/eco-safety/safety/childseat/baby/

車の運転ができると子供との行動範囲が広くなり、毎日の生活を豊かにしてくれます。しかし、車の運転には危険が伴い悲しい結果を招くことにも繋がります。

そのため、決められた交通規則を守り、安全で快適な車社会になるように努めなければなりません。そして、ドライバーは同乗者の安全を確保する義務があり、キッズシートの利用も小学生でも対象年齢に該当するようであれば規定に従わないといけません。

チャイルドシートは法律で規定

出典: https://www.gov-online.go.jp/useful/article/201603/4.html

チャイルドシートの使用義務は『道路交通法第71条の3』に記載されていて下記のとおりになります。規定の文中の幼児とは6歳未満の子供のことをいいます。そして子供の発育にあったキッズシートを使用しなければならず、また例外の条件もあるので確認が必要です。

自動車の運転者は、幼児用補助装置(幼児を乗車させる際座席ベルトに代わる機能を果たさせるため座席に固定して用いる補助装置であつて、道路運送車両法第三章及びこれに基づく命令の規定に適合し、かつ、幼児の発育の程度に応じた形状を有するものをいう。以下この項において同じ。)を使用しない幼児を乗車させて自動車を運転してはならない。ただし、疾病のため幼児用補助装置を使用させることが療養上適当でない幼児を乗車させるとき、その他政令で定めるやむを得ない理由があるときは、この限りでない。

ジュニアシートの義務違反は?

出典: https://www.gov-online.go.jp/useful/article/201105/4.html

義務づけされている規定のチャイルドシートに違反した場合はどうなるのか気になるところです。前述のやむを得ない理由がない限りは反則切符が切られ、その内容は下記の通りになります。

白切符 幼児用補助装置使用義務違反 行政処分 1点加算
※行政処分のみで反則金はありません。

ジュニアシートの特徴は?

ジュニアシートの種類や呼称

出典: http://www.jaf.or.jp/eco-safety/safety/childseat/six-years-and-over/

ジュニアシートは大きく3つに分けることができます。

それは乳児用と幼児用と学童用になりますが、各々条件が定められています。その対象年齢や発育にあったジュニアシートは、子供の年齢によりチャイルドシートやジュニアシートと呼んだりジュニアシートもいくつかのタイプをまとめての総称としてキッズシートと呼ばれたりします。

そして車の免許取得の際には、チャイルドシートについても学習することになります。

ジュニアシートは何歳から何歳まで使うべき?

チャイルドシートの義務はわかっていても、タイプ別による何歳から何歳までの利用できるのか、またサイズ感がわかりにくいかもしれません。

この間までチャイルドシートで大丈夫でも、気がつけば小学生になり少しタイトに感じることもあります。そのガイドラインとなる目安は下記のとおりになります。


乳児用は何歳から何歳まで

出典: http://www.mlit.go.jp/jidosha/child/#shurui

チャイルドシートと呼ばれる生まれてすぐの子供を車に乗せるときには、全体がすっぽり覆われてホールドされているタイプになります。車の振動をからだ全体で受け止められるような作りなので頑丈です。

対象 乳幼児用
体重 10kg未満
対象年齢 新生児から1歳くらいまで

※チャイルドシートやベビーシートとも呼ばれる。

幼児用は何歳から何歳まで

出典: http://www.mlit.go.jp/jidosha/child/#shurui

1歳前後からは座ることができるのでチャイルドシートも前向きに設置できます。子供の発育は個人の成長具合がさまざまなので、体重を目安にする方が良いかもしれません。

対象 幼児用
体重 9kg〜18kg以下
対象年齢 1歳から4歳くらい

学童用は何歳から何歳まで

出典: http://www.mlit.go.jp/jidosha/child/#shurui

学童用とと聞くと小学生が対象かと思いがちですが、未就学児から使用することができます。

その頃の年齢は幼児用のチャイルドシートとジュニアシートの間で、体の発育によりジュニアシートの方が合っていたりすることもあるので、見極めが大切です。そして子供自身も主張し少しでも早くジュニアシートに座ることを目指します。

対象 学童用
体重 15kg〜36kg以下
対象年齢 4歳から10歳くらい

※ジュニアシートやキッズシートとも呼ばれる。

ジュニアシートの使用方法

車のどの座席が適している?

出典: http://www.jaf.or.jp/eco-safety/safety/childseat/baby/

チャイルドシートやジュニアシートの取り付け位置で悩んだりします。

何を優先するかを考えると、子供の生命です。

ドライバーからすれば、乳幼児だと泣いたりすることもあるので、ドライバーと近い席に取り付けがちですが、もしもの時にエアーバッグが作動すると乳幼児を傷つけてしまいがちになるので、適切な場所を考えると、助手席後ろの後部座席が歩行者側ということもあり安全です。

それに乗せたり降りたりの際にも安全です。

装着から使用までのポイント

出典: http://www.jaf.or.jp/eco-safety/safety/childseat/baby-infant/

チャイルドシートといえば、車への取り付け方もきちんと取り付けるにはストレスも感じている人も多いのではないでしょうか。そんなチャイルドシートも進化により安全にストレスなくジョイントの取り付け方がせきるタイプも増えました。

従来からのシートベルトタイプとコネクターが金具になっている2種類あります。

ただ後者はすべての車に対応している訳ではないので金具のコネクタータイプの取り付けは車種の確認が必要です。

ISOFIX対応商品

出典: http://www.mlit.go.jp/jidosha/anzen/02assessment/child_h20/installation.html

ISOFIX(アイソフィックス)チャイルドシートは、従来のシートベルトでの固定ではなく、コネクターをシートベルトの差し込み口に挿入するタイプになります。特徴としては、しっかり固定されるのでぐらつきがありません。

金具同士のジョイントは簡単なうえ、シートベルトのような緩みがないので安全です。

ただ取り付け可能な車は2012年7月以降発売の車になり、ISOFIXの取り付けが義務化されています。念のため車の確認が必要になります。乳児用になります。

シートベルト固定式

出典: http://www.mlit.go.jp/jidosha/anzen/02assessment/child_h20/installation.html

全車に対応可能なのがシートベルト固定式になります。シートベルトが2点式と3点式があり、チャイルドシートは2点式には対応していません。2012年7月以降発売の車は3点式になります。

そして最大の特徴はELR式(緊急ロック)が急ブレーキや衝撃時に自動でロックがかかるところです。

通常はELRですが、シートベルトをすべて引き出すことで、ALR(自動ロック)に切り替わり巻き込み方向には動かせますが、引き出すことができなくなり、チャイルドシートにピッタリと添い安定しチャイルドシートを取り付けやすくします。

ジュニアシートの使用上の注意

チャイルドシートからキッズシートへの変更

出典: http://www.jaf.or.jp/eco-safety/safety/childseat/born/

チャイルドシートのからジュニアシートへの移行期間はついつい先延ばしにしちゃいがちですが、この頃になると子供自身も意見してくれるようになるので、そのサインは重要です。

いずれものチャイルドシートも後部座席に設置することで安全度が増します。もし助手席での設置なら、エアーバッグの衝撃を考え最後尾まで下げましょう。

乳児用の取り付け方

出典: http://www.mlit.go.jp/jidosha/anzen/02assessment/child_h20/installation.html

乳児を車に乗せる場合は、骨格が未熟なため衝撃や振動を体全体で受け止められることで振動や衝撃が分散されます。設置の仕方も後ろ向きが望ましくドライバーにとってもコンタクトが取りやすいです。

幼児用の取り付け方

出典: http://www.mlit.go.jp/jidosha/anzen/02assessment/child_h20/installation.html

幼児を車に乗せる場合は、チャイルドシートのシートベルトに当たる部分のハーネスが子供の肩を保護し、外れたり緩んでいないかを確認し、前向きに固定しましょう。

ジュニアシートの選び方

安全基準をチェック!

出典: http://www.mlit.go.jp/jidosha/child/#shurui

2012年6月30日以降に製造されたチャイルドシートは、安全基準が満たされているものに関しては上記のようなマークが記載されています。

このマークには、このチャイルドシートに関する情報が記載されていて、どのようなタイプなのか、認証した国など、忘れがちな体重まで目にすることができ、新しく購入する際は認証済みのEマークの付いた安全基準は要チェックの部分です。

チャイルドシートの現行の安全基準に適合しているものには、製品にEマークが添付されています。このマークを確認して購入するようにしましょう!

購入からリースまで

出典: http://www.jaf.or.jp/eco-safety/safety/childseat/school-child-type/

チャイルドシートは新生児から乳児と乗せる期間も短い期間になります。そして幼児用のチャイルドシートや小学生になるとジュニアシートに買い替えを検討しなければなりません。

そういうことを考えると購入には少し躊躇します。そんなわずかな期間はレンタルという選択肢もあります。最新のチャイルドシートの機能や値段はもちろん使用後の置き場所や処分を考えると悩ましいところです。

中古のチャイルドシート


出典: http://www.jaf.or.jp/eco-safety/safety/childseat/school-child-type/

まだまだ使えるチャイルドシートを譲り受けたり、リサイクルでの購入も少なくありません。その場合には注意しておく点がいくつかあります。小学生に近づくにつれて急激に大きくなるので、耐久性の見極めも大切です。

ひび割れや欠陥がないこと
製造からの日が長すぎないこと(経年劣化はもろくなったりしている)
取扱説明書や部品が揃っている
車に適合するか
事故歴や強い衝撃は受けていないか

ジュニアシート使用からチャイルドロックまで

運転手による声がけ

出典: https://www.gov-online.go.jp/useful/article/201105/4.html

対象年齢にあったジュニアシートを固定し子供を乗せていたら子供への受ける事故は防げる訳ではありません。小学生未満の子供は、何でも興味をもち好奇心旺盛です。

車内のボタンを押したりと危険なことがたくさんあります。中でも車内でのパワーウィンドウの開閉で、子供が指を挟むという事故も多くとくに運転中に後ろを確認することは非常に危険です。

運転中のパワーウィンドウの開閉は、子供に声をかけてからの開始や子供が勝手に操作しないように、キッズシート側はチャイルドロックをすることをおすすめします。

ジュニアシートは純正で規定

出典: http://www.mlit.go.jp/jidosha/anzen/02assessment/child_h20/installation.html

車によってはジュニアシートを内蔵したシートになっている車もあり大変便利です。対象年齢はジュニアシートになるので、小学生前後の年齢や体重が合うようになれば別途購入する必要もなく安心です。

他の車種にも純正のチャイルドシートを固定すれば、足置きもあったりとかなり座り心地も良いらしいです。

何よりも備え付けの場合は通常のシートからのスタイリッシュなシートが魅力です。

ジュニアシートまとめ

出典: https://www.gov-online.go.jp/useful/article/201603/4.html

ジュニアシートの種類について何歳からなのか、そして年齢や発育と共に種類も変わり、呼び方も変わってきます。それは成長に応じてチャイルドシートからジュニアシートにステップアップしていくことになり、シート選びはドライバーの義務が生じます。

そしてこの規定に違反すると行政処分の対象になることです。

このキッズシートがもしものときの事故での怪我を最小限に抑えてくれる大切なものになるので、規定を守り少しでも安全を確保しましょう。

子供の同乗で気になる記事をピックアップ!

子供の成長には、車や自転車での移動頻度が増えることは避けられません。子供の安全について気になる方はこちらの記事も要チェックです。