ニセコグラン・ヒラフとは
倶知安町のニセコグラン・ヒラフ
誕生は意外と古く、北海道西部で羊蹄山とニセコアンヌプリに跨っている倶知安町に、前身となるニセコひらふスキー場が開業したのは1961年のことです。その後は幾度となく親会社と社名の変更が繰り替えされますが、現在のニセコグラン・ヒラフの名前になったのは2004年からでした。
ニセコアンヌプリ
優雅な羊蹄山の真正面にそびえるニセコアンヌプリは、標高1,308mでニセコ連邦の主峰として古くよりアイヌの人々に知られる山でした。アイヌ語では絶壁のような山という意味があるといいます。グランヒラフのスキー場は、標高1,200mを超える斜面に張り巡らせるような設計がされています。
複数のエリア
その東側と北側の斜面に、東西3キロ、南北4キロ、面積135haというとんでもない広範囲の施設が作られています。グラン・ヒラフのメインゲレンデとなるのは、東斜面のエースエリアとキングエリア。さらに北斜面側に広がっているのが、リフト券が別枠となるHANAZONOエリアです。
ニセコグラン・ヒラフのアクセス
アクセスの概要
北国の北海道なだけに、本州からのアクセスは旅客機で新千歳空港に移動してからです。JR千歳線、函館本線を乗り継いで倶知安町のニセコグランヒラフへ向かいます。或いは北海道新幹線と函館本線を乗り継いでアクセスもできます。最寄りは比羅夫駅ですが、バス・タクシーが使えるのは倶知安駅です。
アクセス方法
【電車でアクセス】新千歳空港→JR快速エアポート→小樽駅→JR函館本線→倶知安駅(2時間40分)
【倶知安駅からアクセス】ヒラフまでバスで20分、タクシーで15分
【車でアクセス】札幌から国道230号を西へ、ヒラフまで2時間40分
シャトルバスが使える
この倶知安のニセコグラン・ヒラフのエリアには、地元の町内のあちこちを巡回できる、シャトルバスが走っています。グランシャトルと花園シャトルの2種類です。どちらでもスキー場のひらふエリアとHANAZONOエリアの両方行き来したり、近隣のホテルや温泉までアクセスしやすくなります。
ニセコグランヒラフの場所
北海道虻田(あぶた)郡倶知安(くっちゃん)町字山田204
ニセコグラン・ヒラフのリフト券
リフト券売り場の場所
発券所と呼ばれているニセコグランヒラフのリフト券販売所は、スキー場内に複数存在しています。東側のエースエリアに3ヶ所、キングエリアに2ヶ所、それにニセコ北側のHANAZONOエリアに2ヶ所です。それぞれは営業時間やアクセスも異なるので、訪ねるのは確認をしてからが無難です。
エリア別のリフト券売り場
エース:.Base券売所(8:20~20:20)
エース:エースファミリー券売所(8:20~20:20)
エース:.Baseインフォメーションコーナー(8:20~17:00)
キング:マウンテンセンター券売所(8:20~20:20)
キング:マウンテンセンターインフォメーションコーナー(8:20~19:00)
花園:花園308券売所(8:20~15:30)
花園:花園308インフォメーション(8:20~15:30)
リフト券の特徴
とてもリフト券の種類が多種多様と知られるのが、ニセコグラン・ヒラフです。日帰りに丁度よい5~8時間券、長期滞在にうってつけな1~7日券、夜間のスキーが楽しいナイター券、シーズン券などです。グランヒラフとHANAZONOで別々のリフト券か、または両エリア共通リフト券が選べます。
アーリーモーニング
さらに誰も滑った痕跡のない、早朝の時間に滑れるアーリーモーニングのチケットも、ニセコグランヒラフで取り扱っています。通常より早く動くエース第2クワッドのリフトに乗り込めば、世界一とも形容されるパウダーの新雪や、圧雪したてのゲレンデを疾走する楽しさが違います。
ニセコグラン・ヒラフのリフト
ゴンドラ・リフトの特徴
広範囲にわたるゲレンデを有しているために、ニセコグラン・ヒラフは頂上までむかうリフトの数も揃っています。レンタルコーナー併設のゴンドラ1基のほか、シングル、ペア、クワッドなど。ニセコグランとHANAZONOのゲレンデには合計12基設置され、スキー場を縦横無尽に巡る助けとなります。
ナイター時に動くゴンドラ・リフト
広いゲレンデには一部にナイター設備も用意されるために、ニセコグランヒラフのゴンドラ・リフトのなかには夜間も動くものがあります。メインのヒラフゴンドラを始めとして、エースエリアのファミリークワッド、第2クワッド、ホリデー第1ペアの4基です。
ゴンドラ・リフトの情報
【ゴンドラ】1基
【シングル】1基
【ペア】7基
【クワッド】4基
【リフト運送能力】17,857人/時
ニセコグラン・ヒラフのコース概要
コースの特徴
まさに絶景と評されるニセコアンヌプリの頂上から中腹にかけて、斜度もかなりきつく迫力の上級~中級コースが伸びています。緩斜面のほうを中心として、ファミリー・子供向けのコースも多様です。22コースあるニセコグラン・ヒラフに入り浸れば、初級から中級へとステップアップもしやすい環境です。
滑走用具の可能と不可能
単純にスキーの滑走とスノボの滑りを楽しむのも構わないニセコグラン・ヒラフですが、ゲレンデではいま話題なスノースクートやスノーモトといった、自転車にもよく似た乗り物でも滑走ができます。しかしソリやスノーレーサーなど、安全性が認められていない種類もあるので確認をしてみてください。
ニセコグラン・ヒラフのコース情報
【コース数】22コース
【上級】6コース(ダイナミック、見晴、粉雪、ラージ、スーパー、温泉沢)
【中・上級】3コース(ジャンボ、国体、フリコ)
【中級】3コース
【初・中級】4コース
【初級】6コース
【モーグルコース】国体コース内
【最高斜度】温泉沢コース:40度
【最長距離】ホリデーコース:2,883m
【標高】最上部:1,200m、最下部:260m、高低差940m
ニセコグラン・ヒラフの主要コース
ラージコース(上級)
晴れた日に正面を見れば羊蹄山、そして遠くの噴火湾までも見渡せる、ニセコグランヒラフでも最高の景色を有するパノラマコースです。標高1,200mを超えた地点から乗り出せば、急激な斜度を滑り降りる迫力が満点。リフトを乗り継いで登ってきた甲斐があります。
温泉沢コース
中腹のグリーンコースより枝分かれして始まっている、温泉沢コースもニセコグラン・ヒラフでは魅力的なコースです。その理由とは、転倒すれば転げて止まらないレベルな、最大斜度40度の急斜面です。このスキー場で随一との評判を持つ斜面は、上級者なら見逃せません。
ホリデーコース
大きく弧を描いて邁進するホリデーコースは、ニセコグランヒラフでは最長距離を記録する初・中級コース。その距離は2,883mに達しています。スタート地点はニセコアンヌプリの最上部に近い林間コースです。この全体はなだらかに滑れますが、途中急斜面もあるので初心者にとっては注意です。
ニセコグラン・ヒラフのパーク
フリーライドパーク
山麓に近いキング第1ペアリフトに沿っている場所には、ニセコグラン・ヒラフにやってきたスキーヤーとボーダーが注目の、フリーライドパークがあります。15mの高さを誇るステップダウンやシリンダーロールなど、大型で迫力のアイテム7種を乗りこなしてください。
スプリングパーク
エース第3ペアリフトから降りれば、そこには絶景のなかに作られたスプリングパークが待ち受けます。ニセコグランヒラフで特に注目を集めるパークな理由は、15~20mの特大テーブルトップや、12mのステップダウンキッカーの存在。ニセコアンヌプリの高原から、大空に舞い上がってみてください。
ニセコグラン・ヒラフのキッズ向け
キッズパーク
あんまりスキーに興味がないお子様も、子連れでやってきたファミリーも。ニセコグラン・ヒラフで雪遊びをメインにするならキッズパークに駆け込み必至です。チュービングやそりで滑走したり、かまくらで遊んだりスノーライダーを乗りこなしたりと、子どもが夢中になる遊び要素でいっぱいです。
キッズパークの情報
【場所】キング第1リフト乗り場横
【営業期間】2018年12月15日(土)~2019年3月31日(日)
【営業時間】10:00~15:00
キッズルーム
特に幼子と一緒に訪れたならば、ニセコグランヒラフが用意しているキッズルームもおすすめ。この施設はホテルニセコアルペンの中にあって、6ヶ月~6歳までの子どもならばご利用okです。子どもを預けて思い切りニセコアンヌプリを滑り倒してください。
キッズルームの情報
【場所】ホテル二セコアルペン2F
【営業期間】2018年12月15日(土)~2019年3月31日(日)
【営業時間】9:00~16:00
【対象年齢】6ヵ月~6才
ニセコグラン・ヒラフのゲレンデ施設
ニセコグランヒラフ.Base
幾つかある拠点施設のなかでも、特に拠点性が高いのがドットベース(.Base)。ここはホテルニセコアルペンに隣接し、グランヒラフのエースエリアに近い場所です。インフォメーションにリフト券売所にレンタルはもちろん、カフェもあるので、スキー場に来た時からお世話になる確率は高めです。
マウンテンセンター
中央のヒラフゴンドラ乗り場に隣接しているのが、何かと利用率が高いニセコグランヒラフのマウンテンセンターです。こちらは食事できるタンタ・アンや、スノーギアが満載なショップなども併設しています。キングエリアを滑りたいなら向かうべきはここです。
ニセコグラン・ヒラフのレンタル
レンタルコーナー
拠点施設のある場所に、レンタルコーナーも置かれているのは覚えて置きたい情報です。ニセコグラン・ヒラフの通常のレンタル品を扱うのは、マウンテンセンター横のゴンドラ店と、ドットベース店です。スタンダードなモデルから最新のFATスキーまで勢揃いし、手ぶらでやってきても安心です。
BLASTRACK/OGASAKAステーションのレンタル
さらに上級者向けのスキーのレンタルを提供しているのが、ニセコグランヒラフのBLASTRACK/OGASAKA SKIというショップです。こちらはドットベース店のみが営業しています。使ったこともない、ハイスペックモデルのレンタルで滑ってみませんか。
ニセコグラン・ヒラフのお食事処
各地のレストラン・カフェを訪ね歩ける
スキーの聖地とも言えるニセコアンヌプリが、口コミ評価を向上させているのは食事面の充実も理由です。何しろグランヒラフのゲレンデには、花園エリアを含めて10ヶ所ものお食事処が満載なのです。スキーをしながら各地の名物的なメニューを食べ歩くなんていう、食事中心な過ごし方もアリです。
レストラン&カフェ タンタ・アン
誰もが腹ごしらえに出向いて止まぬ食事処といえば、ニセコグランヒラフのタンタ・アン。マウンテンセンター2階の席にあがれば、正面に迫力の羊蹄山を眺めながら食事できる席があります。何故かタワー状になっている名物のニセコツリーバーガー(NTB)は、ぜひとも食べてみたいメニューです。
ヒュッテ キングベル
高原にありながらも多彩な食事メニューを用意して待ち受けている、スキーヤーに大人気のレストランです。ヒュッテキングベルは、ニセコグラン・ヒラフのヒラフゴンドラを登った先の、山頂駅に隣接します。スノボの途中で激辛ラーメンやキングドッグなど人気の食事を味わってみませんか。
その他のお食事処の一覧
【マウンテンハットカフェ】キング・第3クワッド乗り口付近
【レストハウス エースヒル】エース・第2クワッド降り口付近
【1000mヒュッテ】エース・第3ペア降り口付近
【.Base(ドットベース)カフェ】ドットベース内
【HANAZONO 308】HANAZONO308内
【レストラン スラローム】ホテルニセコアルペン
【食彩比羅夫】ホテルニセコアルペン
【Sweets & Café】ホテルニセコアルペン
ニセコグラン・ヒラフのショップ
マウンテンセンターショップ
おもちゃ箱みたいにカラフルなアイテムがたっぷり詰め込まれているのは、マウンテンセンターショップ。ニセコグラン・ヒラフで中核となるマウンテンセンターに入っています。このショップならバートンやオークレーなど、人気が集まるゴーグルやグローブやウェアなど全てが手に入ります。
ホテルニセコアルペンショップ
滞在するのがホテルニセコアルペンなら、ホテルにいながら色んなアイテムの入手が叶う、アルペンショップもおすすめです。ニセコグランヒラフのドットベースに隣接しています。スポーツギアだけでなく、東急ハンズのアイテムや北海道のお土産もゲットできるのが凄いところです。
ショップ情報
【マウンテンセンターショップ】マウンテンセンター内
【ホテルニセコアルペンショップ】ホテルニセコアルペン本館1階
【レストハウスエースヒル売店】エース第2クワッド山頂駅舎横
【ヒュッテキングベル売店】ヒラフゴンドラ山頂駅舎横
ニセコグラン・ヒラフのスクール
スクールの概要
まるで自信のない素人からトップを目指すような上級者まで、色んなスクールがあるのもニセコグラン・ヒラフならではの魅力。リフト券セットの半日レッスンを受けてみたり、グループやキッズ向けのスクール、検定やスペシャルなプログラムも用意しています。
ネイチャーハイキング
人っ子ひとりいないパウダーの雪原や、雪に覆われたニセコアンヌプリの森の中などを舞台とする、ネイチャーハイキングを希望するならスクールの申し込みからです。ニセコグランヒラフのスクールでは、スノーシューやスノーランブラーによるツアーがあり、スキーが苦手な人にモッテコイとなります。
ニセコグラン・ヒラフのホテル宿泊
ホテルニセコアルペンに宿泊
すぐ目の前には白銀のゲレンデが広がっている、ニセコグラン・ヒラフで1番人気な宿泊を叶えるホテルがここです。スキー場のイン・アウトのアクセスが容易なだけでなく、温泉にプールに岩盤浴と、宿泊中にはリゾート気分を高める設備もあるので、余暇は納得のひとことです。
ホテルニセコアルペン宿泊情報
【所在地】北海道虻田郡倶知安町山田204
【電話】0136-22-1105
【施設】プール、温泉、岩盤浴、カラオケ、キッズルーム、売店、レストラン、カフェ
綾ニセコに宿泊
客室の大きな窓から、勇壮な羊蹄山を眺めながらの宿泊ができます。ニセコグラン・ヒラフそばの人気コンドミニアムの綾ニセコなら、ヒラフのスキー場までは徒歩15分、シャトルバスで5分でアクセスできる好立地です。施設は天然温泉も備えているので、スキーで疲れた後はたっぷり寛ぎの時間になります。
綾ニセコ宿泊情報
【所在地】虻田郡倶知安町字山田
【電話】0136-23-1280
【施設】天然温泉
ニセコグラン・ヒラフで滑ろう
宿泊してスキーもスノボも
とんでもない広さと立体感を持つゲレンデに覆われた、ニセコグラン・ヒラフ。絶賛されているコースやパークを突き進むイメージが、湧いてきませんでしたか?完全手ぶらでアクセスしても、レンタルも食事も、ホテルの宿泊までもが出揃って、納得の滑りが実現しそうです。
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