フジ MADCAP
ビアンキ C SPORT1
ラレー RFC Radford Classic
センチュリオン クロスバイク CITY SPEED 500
ルイガノ AVIATOR 9.0 DISC SPARKLE
ジオス カンターレ ソラ
アラヤ マディフォックス ダート
ミヤタ EX-CROSS PRIME
ブリヂストン クエロ700F
COLNAGO エポカ
フラットバーロードとは
ドロップハンドルを装備した、本格的なロードバイクにはちょっと抵抗があるけれど、ママチャリの延長のような、お手軽なクロスバイクで妥協するつもりはない、といった方におすすめするのがフラットバーロードバイクです。
ドロップハンドルかフラットハンドルの違いだけで、ロードバイクと同じジオメトリやコンポで、組み上げられているので、速さも妥協せず、しかも上体が起こせるフラットハンドルで、乗り心地も良いのが利点です。
クロスバイクとフラットバーロード
フラットバーロードとクロスバイクの違いとはどこにあるのでしょうか。そもそもクロスバイクとは日本で生まれた和製英語です。海外ではハイブリッドバイクやフィットネスバイク、アーバンバイクやトレッキングバイクと呼ばれています。
これはロードバイクの良いところとマウンテンバイクの良いところを掛け合わせた自転車のためです。そのためロードバイクに近いクロスバイクとマウンテンバイクに近いクロスバイクが存在します。
フラットバーロードVSクロスバイク①
フラットバーロードとクロスバイクの違いとしてフレームがあります。これはジオメトリを確認しないとわかりづらいですが、フラットバーロードの方がクロスバイクよりもトップチューブ、ホイールベースが短くなっている分、ポジショニングが変わります。このポジショニングが、クロスバイクとフラットバーロードの違いにも繋がります。
フラットバーロードVSクロスバイク②
フラットバーロードとクロスバイクの違いとしてコンポーネントがあります。フラットバーロードのコンポは、ロードバイクよりのコンポが取り付けられているモデルが多数存在します。もちろんクロスバイクにもこの条件を満たしたモデルが多数存在します。
フラットバーロードVSクロスバイク③
クロスバイクとフラットバーロードの違いとしてタイヤサイズも判断する要因となっています。ロードバイクと同じように細身のタイヤサイズ、700×23~25Cのタイヤを履いていることです。もちろんクロスバイクにも同じ条件を満たしたタイヤを履いたモデルが存在します。
結局上記のように違いはあるものの、はっきりとした線引きがされているわけではなく、クロスバイクの中にもフラットバーロードと呼んでも差し支えないモデルが存在しています。
ロードバイクとフラットバーロード
それでは次に、ロードバイクとフラットバーロードの異なる点について考えてみましょう。
ロードバイクVSフラットバーロード①
ロードバイクとフラットバーロードの違いは、まずそのハンドルの形状です。当然ドロップハンドルではなくバーハンドルになっています。
ロードバイクVSフラットバーロード②
もちろんバーハンドルになっているため、フレームもロードバイクのフレームとは異なります。なぜならば、ドロップハンドル用のフレームにフラットハンドルを取り付けると、シートからハンドルまでの距離が変わり、逆に辛いポジショニングになってしまうからです。そのため各メーカーは専用のフレームを作っています。
ロードバイクVSフラットバーロード③
フラットバーロードのブレーキはキャリパーブレーキだけでなく、ディスクブレーキも採用しており、ごくまれにカンチレバーブレーキやVブレーキを採用したモデルもあります。
また、コンポはロードバイクと比べても遜色ないコンポが採用されています。とはいえ、最近ではロードバイクにもディスクブレーキが多く採用されているため、ブレーキも決定的な違いとは言えないでしょう。
上記の違いがあるものの、ハンドル以外はほとんど違いはないため、フラットバーロードからシクロクロスにカスタムする、と言った方も多いのも特徴です。またドロップハンドルにカスタムした場合、併せてハンドルポストをカスタムする必要がありますが、ロードバイクとしても活躍できます。
それではここからは、2018~2019 年モデルのおすすめフラットバーロードをメーカー別にご紹介します。
おすすめフラットバーロード:1
FUJI
フジはかつて日本に存在した自転車メーカーです。日本で最初となるスポーツ自転車、「フェザー」は今でも愛用者が多い人気のスポーツ自転車。現在はアメリカに本拠地をうつしていますがフジブランドの自転車は現在でも世界中で愛されています。
MADCAP マッドキャップ
フジ MADCAP
おすすめポイント
フジのフラッグシップアルミロードが、フラットバーロードにモデルチェンジして登場したリアルフラットバーロード。
2022年モデルは、走りを意識したカーボンフォークに加えインナーケーブルで、見た目もすっきりスタイリッシュなデザインに変更されています。コンポもシマノクラリス搭載で、ロードバイクさながらの機動性を持っています。価格も10万円以下とお求めになりやすい人気のモデルです。
比較ポイント
フレーム | アルミ製 |
フォーク | カーボン製 |
車体重量(kg) | 8.9 |
コンポ | Shimano CLARIS |
価格帯(2022年4月09日現在) | 98,010円 |
おすすめフラットバーロード:2
BIANCHI
ビアンキは現存する自転車メーカーの中で、最も古いイタリアの老舗自転車メーカーです。ビアンキは他のメーカーが10月頃ニューモデルを発表するのに対し、夏頃にニューモデルを発表するので、早ければ年末にニューモデルを店頭に並んで手に入れられます。
C・Sport 1(Cスポーツ1)
ビアンキ C SPORT1
おすすめポイント
通勤や街乗りにぴったりな、ビアンキの「C・SPORT1」は、ビアンキのスポーツタイプ自転車の中でも、人気のベストセラーシリーズです。「C・SPORT1」は制動力が大きくメンテナンス性も高いVブレーキ搭載で、危険の多い街中でこそ、その威力を発揮します。雨天など路面状況が悪い場合でも、しっかりと止まる安全装備です。
また軽量で丈夫な車体、きびきびと走るコンポ「SHIMANO ACERA」搭載なので、走りを意識した自転車選びなら、この「C・SPORT1」で決まりです。
比較ポイント
フレーム | Alloy |
フォーク | Alloy 1.1/8" |
車体重量(kg) | - |
コンポ | SHIMANO ACERA |
価格帯(2022年4月09日現在) | 65,780円 |
おすすめフラットバーロード:3
ARAYA
高品質で人気の自転車リムを製造する、新家工業株式会社の自転車ブランドであるアラヤ。日本で最初にマウンテンバイクを販売したメーカーとしても知られています。現在ではコスパの良さで人気の自転車メーカーです。
マディフォックス・ダート MFD
アラヤ マディフォックス ダート
おすすめポイント
アラヤのマディフォックス・ダート MFDは、シクロクロスのカスタムベースや、グラベルロードのカスタムベースとしても活躍できる、ディスクブレーキ搭載のフラットバーロードです。
他のフラットバーロードよりも、太めのタイヤを履いているため、悪天候の路面や、未整地でも安定した走行性能。もちろんディスクブレーキなので、しっかりとした制動性能を発揮します。他の人とはちょっと違うフラットバーロードをお探しの方におすすめです。
比較ポイント
フレーム | アルミ |
フォーク | Alloy |
車体重量 | 13.8kg(380mm) |
コンポ | SHIMANO ALTUS+TOURNEY |
価格帯(2022年4月09日現在) | 72,600円 |
おすすめフラットバーロード:4
MIYATA
ミヤタ自転車は日本で初めて国産の自転車を製造しました。現在では、日本国内はもちろん、海外からも人気の高い自転車メーカーに成長しています。
EX-CROSS PRIME EXクロス
ミヤタ EX-CROSS PRIME
おすすめポイント
ミヤタのEXクロス・プライムは、チェーンのかわりにベルトを使った足に優しく静かなベルトドライブを採用しており、変速機はベルトと相性の良い、シマノの内装5段変速を装備したフラットバーロードです。
内装変速機のため、見た目が非常にスッキリしていて、ベルトドライブとの相性もよく、全体がシンプルで軽快な感じを与えてくれます。内装変速機は静かなうえにメンテナンスも簡単で通勤や通学に便利です。泥除けやバスケットもついているので、スポーツ走行を楽しみながら通勤や通学ができるフラットバーロードバイクとなっています。
比較ポイント
フレーム | アルミ |
フォーク | スチール |
車体重量(kg) | 18.6 |
変速 | SHIMANO 内装5段 |
駆動(動力伝達機構) | ベルトドライブ |
価格帯(2022年4月9日現在) | 71,280円 |
おすすめフラットバーロード:5
RALEIGH
ラレーはイギリスの老舗自転車メーカーですが、日本での製造販売は先ほど紹介した新谷工業株式会社が行なっています。クラシカルなクロモリフレームが人気のメーカーです。
RFC Radford-Classic
ラレー RFC Radford Classic
おすすめポイント
ラドフォードクラシックは、おしゃれな見た目で人気のフラットバーロード。細身のクロモリフレームと、オールメッキされた美しいフロントフォークが印象的です。もちろんロードバイクに迫る走行性能を持っています。ランドナーのカスタムベース車としてもおすすめですよ。
比較ポイント
フレーム | クロモリ |
フォーク | クロモリ |
車体重量(kg) | 11.5 |
コンポ | SHIMANO CLARIS |
価格帯(2022年4月09日現在) | 105,600円 |
おすすめフラットバーロード:6
BRIDGESTONE
ブリヂストンはタイヤメーカーとして有名ですが、日本でも早くから自転車製造している老舗自転車メーカーでもあります。自転車通学された方は、ブリヂストン製の自転車に乗っていた方も多いのではないでしょうか。実はママチャリだけでなく、人気スポーツ自転車も多数製造販売しています。
クエロ700F
ブリヂストン クエロ700F
おすすめポイント
ホリゾンタルフレームが美しい、クラシカルテイストのブリヂストングリーンレーベル・クエロは、鋲打ちサドルに真鍮ベル、白リムタイヤと、細部までクラシカルなディティールにこだわった人気のフラットバーロードです。
そのままでも十分おしゃれですが、レザーサドル、弾丸型ライトでカスタムするとさらに雰囲気がgood!もちろん走りにもこだわったフラットバーロードで、お求めになりやすい価格も人気の秘密です。
比較ポイント
フレーム | クロモリ |
フォーク | クロモリ |
車体重量(kg) | 12.2 |
コンポ | SHIMANO CLARIS |
価格帯(2022年4月09日現在) | 56,870円 |
おすすめフラットバーロード:7
CENTURION
ドイツの人気自転車メーカー、センチュリオンは、マウンテンバイクで人気になった自転車メーカーです。ドイツのお国柄を意識して。環境にやさしいパーツを多用しているのが特徴です。
CITY SPEED 500
センチュリオン クロスバイク CITY SPEED 500
おすすめポイント
センチュリオンのおすすめフラットバーロードは、白リムのタイヤがひときわ目を引く、おしゃれな「シティスピード11」です。ディスクブレーキに、コンポは人気のシマノ・ソラを標準装備。走りに妥協を許さない方におすすめの一台です。
またリアキャリアを取り付けるカスタムや、タイヤが太めなので、グラベルロードへのカスタム、クルーザーへのカスタムもおすすめです。
比較ポイント
フレーム | アルミ |
フォーク | アルミ |
車体重量(kg) | 11.0(500mm) |
コンポ | SHIMANO ソラ |
価格帯(2022年4月09日現在) | 123,200円 |
おすすめフラットバーロード:8
COLNAGO
イタリアの人気自転車メーカーであるコルナゴは、ロードバイクを中心にしたラインナップから、シクロクロスやマウンテンバイク、さらにTTバイクなど様々なシチュエーションで活躍する自転車をラインナップしています。
EPOCA(エポカ)
COLNAGO エポカ
おすすめポイント
クロモリと見間違えるようなスリムでスムースウェルディング加工されたアルミフレームが街中で映えるコルナゴのフラットバーロードバイク「エポカ」です。
軽量で高反発なアルミ素材を使っているため、走りも軽快です。シンプルなデザインながらも、モダンでクラシックな特徴的外観が、周囲から注目されること間違いなしのカッコいいクロスバイクです。
比較ポイント
フレーム | アルミ |
フォーク | アルミ |
車体重量(kg) | 9.5 |
コンポ | SHIMANO(M370、M2010) |
価格帯(2022年4月09日現在) | 86,900円 |
おすすめフラットバーロード:9
LOUIS GARNEAU
カナダに本拠地のあるルイガノは、元オリンピックカナダ選手であるルイガノが1983年に自転車用アパレルを販売したのが始まり。90年代に入ってから本格的にロードバイクや、マウンテンバイクを製造販売しました。
AVIATOR 9.0 DISC SPARKLE
ルイガノ AVIATOR 9.0 DISC SPARKLE
おすすめポイント
ルイガノおすすめのフラットバーロードは、「アビエイター9.0・ディスクスパークル」です。「より早く、より遠くへ」をテーマに作り上げたアビエーターのフラッグシップモデルになります。
商品名にあるように、最新のディスクブレーキを採用し、ブレーキパワーを最大限に生かせるように注力したバイクです。また、ボディーに書かれたロゴが目立たないように、フレームカラーとロゴを同色系にし、高級感と落ち着きのあるフラッグシップモデルに相応しい商品に仕上げています。
比較ポイント
フレーム | アルミ |
フォーク | カーボン |
車体重量(kg) | 10.7kg(420mm) |
コンポ | SHIMANO TIAGRA |
価格帯(2022年4月09日現在) | 113,850円 |
おすすめフラットバーロード:10
GIOS
目に鮮やかなジオスブルーに惹かれて、このメーカーの自転車を購入した方も多いのではないでしょうか。イタリアの老舗自転車メーカーでありながら、職人たちのこだわりが生むフレームは、「ドイツ的な印象を受ける」とさえ言われる精密なフレームが、人気の自転車メーカーです。
CANTARE カンターレ ソラ
ジオス カンターレ ソラ
おすすめポイント
GIOSのおすすめフラットバーロードは、軽量で耐久性に優れたアルミフレームと、振動吸収性に優れたカーボンフォークを組み合わせたカンターレソラです。
コンポは人気のシマノ・ソラを標準装備。初心者でも扱いやすく、ロードバイク同様の走りが楽しめるフラットバーロードです。ドロップハンドルにカスタムする場合は、ハンドルとヘッドセットも合わせてカスタムしましょう。
比較ポイント
フレーム | アルミ |
フォーク | カーボン |
車体重量(kg) | 9.5 |
コンポ | SHIMANO ソラ |
価格帯(2022年4月09日現在) | 86,216円 |
最後に
いかがでしたでしょうか。ここではフラットバーロードの解説から、人気メーカー別におすすめフラットバーロードを比較ポイントと合わせて紹介しました。
ここで紹介したフラットバーロードは、将来グラベルロードやシクロクロス、ロードバイクへのカスタムが可能なモデルを中心に取り上げました。是非あなたにぴったりの1台を見つけてくださいね。
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