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イタリアンバイクおすすめ10選!日本車にはない魅力を放つマシンをご紹介!

ドゥカティやアプリリアなどのブランドで、日本でも人気が高まっているイタリア製バイク。そんなイタリアンメーカーが発信するおすすめバイクの特徴やスペック、イタリアンバイクの魅力やイタリア製バイクを購入する際のコツなどについてご紹介します。
更新: 2021年3月10日
ironman17
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イタリアンバイクが大人気

洗練されたデザインに高性能なメカニズムを搭載し、走りを楽しめるイタリアンバイクが人気です。昔と比べて入手も容易になり、信頼性も向上して所有しやすくなったイタリア車のおすすめや、イタリアンバイクが持つ独特の魅力についてご紹介します。

イタリアンバイクの魅力とは

ハイスペック

ランボルギーニやフェラーリなど、かつてのスーパーカーブームを牽引した多くの自動車メーカーの存在や、F1グランプリやMotoGPなどのレースでの活躍からも分かる通り、イタリアは非常にバイクや車好きの多いお国柄です。

モータースポーツも非常に盛んで、各種のレースへの参戦がバイクや車の技術を向上させてきました。そんなサーキットで培ったメカニズムをフィードバックしたイタリアのバイクは非常にハイスペックで、信頼性も高いのが特徴です。

おしゃれなスタイリング

日本でも人気のファッションブランドや、美しい街並みなどイタリア人のセンスの高さは有名です。日本人では思いもつかないような色使いやデザインなど、そのおしゃれさはバイクのスタイリングにも如実に表れています。

ある意味メカニズムの塊とも言えるバイクでも、どこか目を引くセンスの高さは、イタリアンデザインのなせる技と言えます。

いつまでも色褪せない

イタリア人は非常に伝統を大切にします。同じエンジン形式を頑なに守り通したり、古くからのスタイリングをずっと貫き通しているバイクが多いのもその表れと言えるでしょう。

また日本車に比べモデルチェンジのサイクルも比較的長いため、一台のバイクを長年にわたって乗りつづけても飽きがきにくく、古さを感じさせないのもイタリアンバイクの魅力の一つです。

おすすめイタリアンバイク①

MVアグスタ F4

F4の概要

史上最高のレーサーとして語り継がれるジャコモ・アゴスチーニの活躍など、レース界で華々しい成績を残しながら、わずか30年の歴史で消滅してしまったイタリアンメーカーがMVアグスタです。カジバの資本で復活したMVアグスタの復帰第一弾として世に出たのがF4です。

F4の特徴

フェラーリーの技術陣が開発に携わったこともあり、吸排気効率を高めるラジアルバルブの採用などレーシングマシンを彷彿とさせるハイスペックエンジンが魅力です。

イタリアンデザインのボディは、1998年の登場以来基本設計を変えていないことも、いかに当初から洗練されたスタイリングであったかを物語っています。2009年に登場した2代目はエンジンが998ccのみとなり、走りの性能もさらにアップしています。

F4のスペック

モデル名:MVアグスタ F4
エンジン:水冷4ストロークDOHC4バルブ並列4気筒
排気量:998cc
最高出力:195ps/13,400rpm
最大トルク:非公表
全長×全高×全幅:2,115mm× ー ×750mm
シート高:830mm
車両重量:191kg(乾燥重量)

おすすめイタリアンバイク②

MVアグスタ ブルターレ800

ブルターレ800の概要

イタリア語で”獰猛”の意味を持つブルターレをペットネームに冠されたネイキッドスポーツです。無駄な贅肉を削ぎ落としたスパルタンなスタイリングに、サーキット譲りの高性能なメカニズムを搭載したハイパフォーマンスなストリートファイターとして、ライダーから高い評価を獲得しています。

ブルターレ800の特徴

レースで実績のある並列3気筒エンジンは逆回転クランクを採用し、優れたスロットルレスポンスを実現しています。トラス構造の鋼管フレームはイタリア車らしく赤いカラーリングが施され、デザイン上の大きなポイントとなっています。

高いスペックを持ちながら、その軽量・コンパクトさもあって、同じMVアグスタのF3やF4と違って気負わずに走りを楽しめるのも大きな魅力です。

ブルターレ800のスペック

モデル名:MVアグスタ BRUTALE800
エンジン:水冷4ストロークDOHC4バルブ並列3気筒
排気量:798cc
最高出力:125ps/11,500rpm
最大トルク:8.25kg-m/8,600rpm
全長×全高×全幅:2,085mm× ー ×725mm
シート高:810mm
車両重量:167kg(乾燥重量)

おすすめイタリアンバイク③

モトグッツィ V7レーサー


V7レーサーの概要

イタリアでも最古のバイクメーカーとして知られるモトグッツィの、特徴的な縦置きVツインエンジンを搭載したバイクがV7です。かつての名車をモデルに作られたネオクラシックモデルであるV7の足回りを強化し、往年のカフェレーサーのスタイリングをまとったバイクがV7レーサーです。

V7レーサーの特徴

伝統の縦置きVツインエンジンは数値的な性能を見る限りでは最新のスーパースポーツには遠く及びません。でもその独特な排気音や振動、ライディングフィールなど、その乗り味やトルクフルな走りはライダーを十分に楽しませてくれます。

低く構えたセパレートハンドルや、ゼッケンプレート風のリヤカウルなど、往年のカフェレーサーを強く意識したデザインのスタイリングも魅力です。

V7レーサーのスペック

モデル名:モトグゥツィ V7ⅢRacer
エンジン:空冷4ストロークOHV2バルブ90度V型2気筒
排気量:744cc
最高出力:52HP/6,200rpm
最大トルク:60Nm/4,900rpm
全長×全高×全幅:2,185mm×1,100mm×840mm
シート高:770mm
車両重量:213kg

おすすめイタリアンバイク④

ドゥカティ モンスター1200

モンスター1200の概要

レース界での華々しい活躍から、フルカウルをまとったスーパースポーツモデルのイメージの強かったドゥカティが、はじめて世に送り出したネイキッドモデルがモンスターです。ドゥカティ伝統のL型ツインを、鋼管トレリスフレームに搭載し、その高性能な走りとイタリアンバイクらしい洗練されたデザインで多くのライダーから支持されています。

モンスター1200の特徴

モンスターの象徴ともいうべきアグレッシブなスタイリングに、モンスターのエンジンとしては久々に復活した水冷のテスタストレッタを搭載し、その高性能な走りでライダーを魅了します。3種類のライディングモードやボッシュ製のコーナーリングABSを装備し、メカニズムの面でもライダーをサポートしてくれます。

モンスター1200のスペック

モデル名:ドゥカティ MONSTER1200
エンジン:水冷4ストロークデスモドロミック4バルブL型2気筒
排気量:1198cc
最高出力:150hp(110.3kW)/9,250rpm
最大トルク:12.9kg-m/7,750rpm
全長×全高×全幅:非公表
シート高:795/820mm(可変式)
車両重量:213kg

おすすめイタリアンバイク⑤

ドゥカティ ムルティストラーダ1260

ムルティストラーダ1260の概要

イタリア語でマルチストリート(さまざまな道)を意味する名前を冠されたデュアルパーパスモデルがムルティストラーダです。アドベンチャーモデルにふさわしいヘビーデューティなスタイリングながら、イタリア車の香りがするおしゃれなデザインで、多くのライダーに愛されています。

ムルティストラーダ1260の特徴

ドゥカティ伝統のハイパワーなL型2気筒エンジンに、長いホイールトラベルを確保した足回り、アップライトな乗車姿勢で、オン・オフを問わず高次元な走りを楽しめます。LEDヘッドライトやクルーズコントロール、ブルートゥースなど、長距離ツアラーとしてのライダーの快適性も十分に備わっています。

ムルティストラーダ1260のスペック

モデル名:ドゥカティ Multistrada1260S
エンジン:水冷4ストロークデスモドロミック4バルブL型2気筒
排気量:1262cc
最高出力:158ps/9,500rpm
最大トルク:13.2kg-m/7,500rpm
全長×全高×全幅:非公表
シート高:825mm
車両重量:235kg

おすすめイタリアンバイク⑥

アプリリア RSV4

RSV4の概要

レースでの活躍で日本のライダーにもおなじみのアプリリアが、2009年に発売したスーパースポーツモデルがRSV4です。スーパーバイクへの参戦を前提としたホモロゲーションモデルとした開発されたこともあり、レーシングマシンそのものといった高性能なメカニズムとスタイリングで、多くのライダーに支持されています。

RSV4の特徴

65度のV型4気筒エンジンの高性能なエンジンに加え、アプリリア独自のAPRCを搭載し、トラクションやウィリーのコントロール、ローンチコントロールやクイックシフトがライダーの走りをサポートします。インストルメントパネルからコントロールできるABSで、安全に対する性能も担保されています。


RSV4のスペック

モデル名:アプリリア RSV4 APRC
エンジン:水冷4ストロークDOHC4バルブV型4気筒
排気量:999cc
最高出力:106hp(78kW)/7,000rpm
最大トルク:96N・m /7,000rpm
全長×全高×全幅:2,040mmx1,120mmx735mm
シート高:845mm
車両重量:205kg

おすすめイタリアンバイク⑦

ビモータ DB7

DB7の概要

自社で開発した高性能なフレームに、大手バイクメーカーが開発した高性能エンジンを搭載してレースと戦ってきたイタリアのバイクメーカーがビモータです。そんなビモータの鋼管製トラスフレームにドゥカティ製のL型ツインエンジンを搭載したスーパースポーツモデルがDB7です。

DB7の特徴

真紅にペイントされた鋼管製のフレームがデザイン上の大きなポイントとなると同時に、ドゥカティ製の高性能エンジンの強大なパワーを受け止めます。単なる走りのスペックが高いスーパースポーツと異なり、イタリアンデザインならではの洗練されたスタイリングが、ライダーに所有する喜びも与えてくれます。

DB7のスペック

モデル名:ビモータ DB7
エンジン:水冷4ストローク デスモドロミック4バルブL型2気筒
排気量:1099cc
最高出力:非公表
最大トルク:123N・m /8,000rpm
全長×全高×全幅:2,060mmx1,115mmx700mm
シート高:800mm
車両重量:172kg(乾燥重量)

おすすめイタリアンバイク⑧

ベータ RR2T

RR2Tの概要

イタリアのトスカーナに本拠を置くベータは、トライアルやモトクロスなど競技用オフロードモデルを得意とするバイクメーカーです。日本ではあまり馴染みがないもののその歴史は古く、レースでも数多くの実績を残しています。そんなベータのエンデューロモデルがRR2Tです。

RR2Tの特徴

水冷2ストロークのエンジンは低回転からも力強いトルクとパワーを発揮し、オフロードでも非常に扱いやすくなっています。車体も軽量・コンパクトで、初心者ライダーがエンデューロ競技を始めるのにも最適なモデルです。

RR2Tのスペック

モデル名:ベータ RR2T 125
エンジン:水冷2ストローク単気筒
排気量:125cc
最高出力:非公表
最大トルク:非公表
全長×全高×全幅:2,167mmx1,270mmx807mm
シート高:930mm
車両重量:94.5kg(乾燥重量)

おすすめイタリアンバイク⑨

ベスパ PX150

PX150の概要

イタリアのバイクメーカーであるピアッジオが1948年から作り続けるスクーターのブランドがベスパです。モノコックボディや片持ちサスペンションなどユニークなメカニズムを次々と打ち出し、スクーターというカテゴリーに革命をもたらしました。

PX150の特徴

今となっては珍しい2ストロークエンジンに、ハンドチェンジ、フットブレーキ、映画「ローマの休日」を思い出させるクラシカルデザインのスタイリングなど、古き良き時代のベスパのイメージを色濃く残すのが、このPXシリーズです。

排ガス規制への適合問題などから惜しまれつつ生産終了となりましたが、今でも市場に出回っている新車・中古車ともに高い人気を誇ります。

PX150のスペック

モデル名:ベスパ PX150
エンジン:空冷2ストローク単気筒
排気量:150cc
最高出力:7.8hp(5.8kW)/6,000rpm
最大トルク:11.2N・m /4,000rpm
全長×全高×全幅:1,780mmx1,110mmx746mm
シート高:805mm
車両重量:120kg

おすすめイタリアンバイク⑩

ジレラ フォコ

フォコの概要

ピアッジオグループのスクーターブランドであるジレラが販売するフロント2輪、リヤ1輪の3輪タイプのスクーターがフォコです。イタリアンバイクらしいおしゃれなデザインと、2輪とは異なる独特の乗り味と安定感の高さが支持されています。


フォコの特徴

同じ3輪形式を持つピアッジオのMP3を凌ぐ500ccの排気量を持つエンジンを搭載、パワフルな走りを体感できます。オフロードテイストあふれるスタイリングと、フロント2輪の安定感の高さで、道を選ばず走りを楽しめるスポーツスクーターです。

フォコのスペック

モデル名:ジレラ フォコ500ie
エンジン:水冷4ストロークSOHC4バルブ単気筒
排気量:493cc
最高出力:29.5kW/7,250rpm
最大トルク:46.5N・m /5,250rpm
全長×全高×全幅:2,210mmx1,550mmx790mm
シート高:780mm
車両重量:262kg(乾燥重量)

イタリアンバイクブランドの特徴

ドゥカティ

マイク・ヘイルウッドのレースでの活躍などでも知られる、イタリアの伝統的バイクメーカーです。L型2気筒のエンジン形式にこだわり、販売するほとんどの車種にこのタイプのエンジンを搭載しています。バルブの強制開閉システムであるデスモドロミックを採用したパワフルな走りで定評があります。

アプリリア

ロードレースやモトクロスなど、モータースポーツでの活躍で広く知られるバイクメーカーがアプリリアです。レースで培った技術を市販車にフィードバックしたハイスペックなマシンで、ライダーから高い評価を得ています。

モトグッツィ

1921年創業のモトグッツィは、イタリア最古のバイクメーカーです。縦置きの90度V型2気筒というエンジン形式を頑なに守りつづけ、横に大きく張り出したその大きなシリンダーを持つスタイリングがトレードマークともなっています。

MVアグスタ

1950年代から1970年代にかけて、オートバイの世界最高峰レースであるWGPで活躍したのがMVアグスタです。創業家の意向で一旦はバイク界から撤退しますが、1997年に名門カジバのブランドとして復活。サーキットから抜け出してきたようなレーシーなスタイリングのバイクで、高い人気を誇ります。

ビモータ

自社の高性能なフレームをOEMで提供するメーカーとしてスタートしたのがビモータです。他社の開発したハイスペックなエンジンを、フレーム作りで培った優秀な車体に搭載したハイパフォーマンスなバイクで人気を博しています。

ピアッジオ

ベスパやアプリリアなど、7つのバイクブランドを所有するイタリアの一大バイクメーカーがピアッジオです。各ブランドが発売する名車だけでなく、オリジナルのピアッジオブランドでもMP3など高性能な三輪バイクの製造でも知られています。

イタリアンバイクを購入するには

イタリアンバイクの輸入台数が増え、中古車市場にの多くのイタリア製バイクが出回っています。また並行輸入で憧れのイタリアンバイクを手に入れるライダーも増えています。

イタリア製バイクを購入する場合、新車、中古車にかかわらず、専門のディーラーで買うことをおすすめします。専門のディーラーであればバイクの状態を診断する専用テスターを持っていたり、部品の供給体制もしっかりと整っています。

逆に他のルートで入手したバイクをディーラーに持ち込んでも、メンテナンスを断られる場合もあるので注意が必要です。

やっぱりイタリアンバイク

今、人気のイタリアンバイクのおすすめについてご紹介してきました。イタリアンデザインとも称されるおしゃれなスタイリングに、モータースポーツで培われたハイスペックなメカニズムを搭載したイタリア製バイクは、いつの時代もライダーの憧れです。

輸入台数も増え以前より身近になったイタリアンバイクに、あなたも一度チャレンジしてみませんか。