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「鳥海山」登山ルート情報!初心者でも楽しめる日帰りコースも含めてご紹介!

秋田県、山形県にまたがって聳える鳥海山の登山情報をお伝えしていきましょう。これから登山を始めようと思っている方にもおすすめしたい鳥海やまの日帰り登山ルートも紹介していますので鳥海山の登山情報を参考に楽しく安全な登山を行なって下さい。
2020年8月27日
クロタノブタカ
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はじめに

山形県と秋田県にまたがる鳥海山!日帰り登山、宿泊登山両方を楽しむことが出来、登山シーズンとなる夏から秋にかけて多くの登山者や観光客で賑わいをみせます。ここでは、鳥海山の登山口を始めおすすめの登山ルート、初心者も安心して登山ができる情報をお伝えしていきましょう。(料金・期間等は2018/12/16現在の情報です)

鳥海山の基本情報

鳥海山の基本情報です。鳥海山の山頂は新山となっています。

エリア 山形県遊佐町・秋田県にかほ市
標高 2236m(新山)
最大高低差 1156m

鳥海山の難易度は

鳥海山登山を行う上での難易度です。コースレベル難易度・体力難易度・技術難易度共に最高難易度を★3つとするとこちらの山は難易度2の★2つです。ある程度の登山経験がある方には登りやすく登山を楽しむ事が出来ます。

コースレベル難易度 ★★☆
体力難易度 ★★☆
技術難易度 ★★☆

鳥海山登山は初心者でも登山は可能?

難易度2の鳥海山ですが、これから登山を始めようと思う初心者の方もいると思います。初心者の方は難易度2の鳥海山は登山できないのか?そう言うわけではありません。初心者も事前の準備を行ったり、登山経験者の人と一緒に、訪れたりすると気持ちよく鳥海山の登山コースを歩く事が出来ます。初心者の方はこちらで紹介する鳥海山登山コース情報をしっかり把握し鳥海山登山を行うと良いでしょう。

鳥海山登山に適した時期は

登山を行う時期には春や秋などの気候の良い時期に行う人が多いですが、夏山登山、冬山登山など1年を通して登山を楽しむことは出来ます。では、鳥海山の登山を行うのに適した時期はいつなのか紹介しておきましょう。

鳥海山登山に適した時期を紹介

鳥海山登山に適した時期がやってくるのが6月ごろ!鳥海山は残雪が消え始め、新緑の時期を迎える頃になります。この頃になると登山者を楽しむ方の姿が少しずつ増え始めます。そして、新緑の時期ということで雪で覆われてった大地が緑の大地へと変化していくとても綺麗な時期とも言えます。ハクサンイチゲ・チングルマといった植物の姿が見られるのもこの頃になります。鳥海山の新緑を楽しみたい方におすすめです。

鳥海山登山に最適な時期

鳥海山登山の登山シーズンが始まる6月を過ぎると鳥海山登山に最適な時期がやってきます。それが7月から10月中旬にかけての時期となり、この時期になると多くの登山者が鳥海山登山を楽しむ姿が見られるようになります。7月から8月にかけては鳥海山で夏山登山を楽しむ事が出来、この時期になると鳥海山には綺麗な高山植物が咲き最高の景色を楽しむ事ができます。9月中旬から10月中旬にかけては高山植物に変わり紅葉が見頃を迎えます。鳥海山の大地が様々な色に染まり絶景を楽しめるのもおすすめです。

鳥海山登山に適さない時期

鳥海山の冬山シーズンが訪れるのが11月頃になります。この頃になると積雪が増え鳥海山登山の難易度も急に上がってしまいます。鳥海山の冬山シーズンは4月まで続き平地と比べ雪に覆われる時期が長くなっています。雪山登山は危険も多く1人での登山はおすすめできません。

鳥海山登山日没時間に注意が必要

登山を楽しんでいると平地にいる時と比較し暗くなってくるのが早く感じます。実際暗くなるのが早いので日帰り登山の際は注意が必要です。鳥海山の日没は1月が最も早く16:30頃には日が沈んでしまい辺りは暗くなってしまいます。また7月が日没時間が最も遅く19:15分頃です。とは言っても木に覆われている場所ではもっと早く暗くなったと感じる事が多いです。

鳥海山登山日帰り登山出来るか

鳥海山登山で日帰り登山を考えている方も多いでしょう。鳥海山には多くの登山口・登山ルートがあり、宿泊が必要な登山ルートもあれば日帰りで登山を行えるルートもあります。上記で登山口と登山にかかる時間をお伝えしていますので、それを参考に4時間ほどで山頂に到着するルートを選択することで日帰りで鳥海山登山を楽しむ事が可能となっています。ただし、鳥海山山頂であまりのんびりしてしまうと下りにも同じくらいの時間がかかりますので、注意が必要です。その為事前に計画をしっかり立てる事が必要ですね。

鳥海山宿泊登山出来るか


鳥海山にはいくつかの山荘や山小屋があります。その為、宿泊しての鳥海山登山も可能となっています。鳥海山で代表的な山小屋といえば、「御浜小屋」「山頂御室小屋」です。どちらとも鳥海山登山ルートに位置しているので両者の情報をお伝えしておきましょう。

鳥海山で宿泊可能な山小屋「御浜小屋」

大平登山口・鉾立登山口から鳥海山の山頂を目指すルートの途中に位置する山小屋です。鳥海湖を見下ろすことのできる場所に位置し素敵な景色を楽しむ事ができ人気の山小屋です。山小屋から30分ほど歩くと高山植物が咲く花畑もあり周辺を散策する楽しみもあります。

問い合わせ 0234-77-2301
山小屋利用可能時期 7月上旬から9月上旬まで
料金 1泊2食約8000円素泊まり約5000円

鳥海山で宿泊可能な山小屋「山頂御室小屋」

鳥海山山頂付近に位置する宿泊可能な山小屋です。こちらの山小屋から山頂までは約20分の距離にあり、ご来光を拝むのに最適な山小屋となっています。人気の山小屋でもあり、予約は早めに行う事をおすすめします。

問い合わせ 0234-77-2301
山小屋利用可能時期 7月上旬から9月上旬まで
料金 1泊2食約8000円素泊まり約5000円

鳥海山登山の際の登山口は

鳥海山を登山する際の登山口情報をお伝えしていきます。鳥海山にはいくつもの登山ルートが存在し、山形県側から登山を行うルート、秋田県側から登山を行うルートなどがあり、選択肢が多いのも特徴です。

鳥海山登山!太平登山口

こちらの登山口は鳥海山の登山口で最も古くからある登山口です。国民宿舎大平山荘の先に30台分の駐車場を兼ね備えた登山口となっています。登山口にはトイレなどの設備がない為、手前の大平山荘横にあるトイレを使用すると良いでしょう。なお、こちらの場所にも駐車場が整備されています。こちらの登山ルートを利用した場合のルートは「大平」→「清水大神」→「小浜小屋」→「七五三掛」となっています。鳥海山登山にかかる時間は約5時間10分ほどとなっています。

鳥海山登山!鉾立登山口

鉾立山荘やビジターセンターなどが集まる標高の高い登山口となっています。展望台などもあり、登山者以外の観光客の姿も見られる場所です。こちらの登山口には広い駐車場やトイレ、登山届出書なども完備されています。こちらの登山口を利用した場合のルートは「鉾立」→「賽の河原」→「御浜小屋」→七五三掛」となっています。鳥海山登山にかかる時間は日帰り可能!約4時間40分ほどです。

鳥海山登山!百宅登山口

鳥海山登山を行う際短いコースで登山を行える登山口となっています。大清水が登山を行う際の起点となっており、この場所にはキャンプ場が整備されています。ヤンプを楽しみながら登山を行うことも出来ますね。こちらの登山口を利用した場合のルートは「大清水」→「タッチラ坂」→「唐獅子平」→「七高山」となっており鳥海山日帰り可能登山!約3時間50分ほどの時間がかかります。

鳥海山登山!湯ノ台口登山口

こちらの登山口は公園道路湯ノ台滝の小屋線を利用して登山を開始できる場所です。滝の小屋までは車道を歩き本格的な登山口へと向かいます。こちらの登山口を利用した場合のルートは「車道終点」→「滝の小屋」→「川原宿」→「あざみ坂」→「伏拝岳」→「七高山」となっており、鳥海山日帰り登山可能!約3時間10分ほど時間がかかります。

鳥海山登山!猿倉登山口

4 合目駐車場から歩き出すルートとなっており、鳥海荘から役10キロの所に位置しています。こちらの登山口を利用した場合の登山ルートは「4合目駐車場」→「棚池」→「見返り坂」→「蔦谷」→「七ツ釜」となっており約4時間15分ほどかかります。登山口から望む鳥海山の姿が綺麗な登山口となっています。

鳥海山登山!ニノ滝登山口

鳥海山の登山ルートの中でも長距離を歩くルートとなっており、初心者には難しく、日帰は出来ないルートです。宿泊装備を持って当山を行う必要があります。こちらのルートは渓谷を歩くコースで、「一の滝駐車場」→「ニノ滝」→「森ノ清水」→「不動滝」→「千畳ケ原」→「鳥海湖」→「御田ヶ原」→「七五三掛」となっています。鳥海山登山にかかる時間は約7時間ほどです。


鳥海山登山ルート情報①

鳥海山登山!大平登山口から鳥海山登山を始める

鳥海山ブルーライン沿いに位置する大平登山口周辺には駐車場が整備され、トイレや宿泊施設もあります。駐車場からすぐの場所にあり登山口から登り始めましょう。鳥海山日帰り登山も可能となっていますが、早めの時間から登るようにしましょう。

鳥海山登山!大平登山口から見晴台を目指す

登山口をスタートしたらまず初めに目指すポイントが「見晴台」こちらまでの所要時間は約50分ほどかかり、ツタ石坂と呼ばれる道を歩きます。途中に水場が設置されていますので冷たいを補給すると良いでしょう。見晴台からは日本海を眺める事ができますよ。

鳥海山登山!見晴台から河原宿を目指す

見晴台から河原宿までは約1時間10分ほど歩きます。この区間には水場が2箇所ありますが、河原宿近くの水場は8月になると涸れてしまうので注意が必要です。ここまでは登りが続きますので初心者の方はペース配分を考えて歩くようにしましょう。登山口から河原宿までは標高1080mから1560mまで上がります。

鳥海山登山!河原宿から御浜小屋を目指す

御浜小屋までは約50分ほどで到着し、1560mから1700mまで標高が上がります。この区間には3箇所の分岐がありますので、道を間違えないように気をつけましょう。この時初心者の方は地図を見ながら歩くといいでしょう。3つ目の分岐付近は残雪が遅くまで残る事があるので歩行に注意!

鳥海山登山!御浜小屋から千蛇谷分岐を目指す

御浜小屋から千蛇谷分岐までは約1時間ほどで到着します。途中に1箇所の分岐がありますのでコースを間違えないようにしましょう。この区間では高山植物が見られる他、分岐手前ではハシゴがありますので初心者の方は歩行に注意をしましょう。標高は1700mから1820mまで上がります。

鳥海山登山!千蛇谷分岐から山頂御室小屋を目指す

千蛇谷分岐を左にそれると落石の危険性がある区間に入りますので注意して歩くようにしましょう。約1時間30分ほど歩くと山小屋に到着します。標高1820mから2160mまで上がり、登りがきつくなりますのでゆっくり登ることをおすすめします。

鳥海山登山!山頂御室小屋から山頂新山を目指す

山小屋まで到着するとトイレの設備がありますので、こちらでトイレに行くことをおすすめします。山小屋から山頂までは約20分ほどで到着します。標高2160mから2236mまで上がり、岩場のコースとなるので難易度が上がります。初心者の方は注意が必要ですね。

鳥海山登山ルート情報②

鳥海山登山!鉾立登山口から鳥海山登山を始める

鉾立登山口から登山を開始する場合、周辺にはビジターセンターや宿泊施設が多く、事前の準備がしやすい環境になっています。トイレ水場などのあるので利用しましょう。大平登山口からの合流地点御浜小屋までのルートは、約1時間20分ほど歩くことになります。登りが続きますが見晴の良い箇所も多く気持ちよく歩く事が出来るコースでもあります。途中に水場がありますが涸れる事が多いので注意が必要!御浜小屋からのコースは大平登山口からのコースと同じになります。

鳥海山周辺情報

登山を楽しんだら周辺の温泉で身体を休めて帰りたいものです。鳥海山登山を終えてゆっくり温泉に入れる施設や宿泊可能な施設を紹介しておきましょう。

鳥海山登山!湯の台温泉鳥海山荘

湯ノ台登山口かた登山を開始する方におすすめの温泉宿泊施設となっており、山荘からは雄大な鳥海山の姿を眺める事の出来る素敵な山荘です。山荘の建物も綺麗に整備され、快適に過ごす事ができ、体をゆっくり休めるの最適です。


住所 〒999-8207
山形県酒田市草津字湯ノ台66-1
問い合わせ TEL.0234-61-1727
FAX.0234-64-2550
アクセス

日本海東北自動車道・酒田ICから約23km所要時間約40分でアクセス

鳥海山登山!国民宿舎大平山荘

大平登山口から鳥海山登山を開始する方にオススメの宿泊施設となっており、登山口からすぐの場所に位置しています。庄内平野を一望できる絶景に立つ山荘は宿泊だけでなく、日帰りの温泉入浴やレストランでの食事なども行う事が可能となっています。

住所 〒999-8521 
山形県飽海郡遊佐町吹浦字鳥海山
問い合わせ 090-2607-2326
アクセス 酒田駅より車で約1時間でアクセス

鳥海山登山!鉾立山荘

鉾立登山口から鳥海山登山を開始する場合に便利な宿泊施設となっています。山荘の周辺には他にも宿泊可能な施設がありますが、ビジターセンターや登山口から1番近くなっています。また宿泊料金も1泊1800円とリーズナブル!

住所 〒018-0153 秋田県にかほ市象潟町小滝鉾立1地内
問い合わせ 090-3124-2288
アクセス 日本海東北自動車道象潟インターチェンジより車で30分

鳥海山登山水場に注意

鳥海山登山を行う際コースの途中にいくつかの水場がありますが、年間を通して安定した水が出ていないので注意が必要!特に夏場になると水が涸れている場所が多くなります。水場があるから安心と思わず事前に必要以上の水分を準備しておきましょう。

鳥海山登山のためのアクセス情報

大平登山口までのアクセス方法を紹介しておきましょう。
■酒田駅から車で約1時間ほどで大平登山口までアクセスできます。公共交通機関で訪れた方はタクシーを利用してアクセスする必要があり、アクセスには約1万3000円ほど料金がかかります。
■車でアクセスする場合は、日本海北陸自動車道路酒田みなとICより約31キロでアクセスできます。

まとめ

鳥海山登山を楽しく行うためのルート情報などをお伝えしてきました。2019年春から始まる鳥海山の登山シーズンを楽しんでみませんか?

登山情報が気になる方はこちらから!

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