旭岳の登山ルートを解説!初心者向けの日帰りコースやロープウェイもある?

旭岳の登山ルートを解説!初心者向けの日帰りコースやロープウェイもある?

旭岳は、北海道で一番高い山であり、日本百名山に選ばれている名山です。登山者に人気があり、夏・秋の時期には多くの人が訪れます。ロープウエイが出来てから訪れる人が多くなりました。ロープウエイのおかげで、初心者が日帰り登山ができる旭岳。そんな旭岳を紹介します。

記事の目次

  1. 1.旭岳とはどんな山
  2. 2.旭岳登山の魅力
  3. 3.旭岳登山・コースルートの特徴
  4. 4.旭岳登山・コースルートの注意点
  5. 5.旭岳登山・ロープウェイのコースルートについて
  6. 6.ロープウエイ日帰りコースルートの四季の使用状況
  7. 7.旭岳登山・日帰りコースルート
  8. 8.旭岳登山・天女ヶ湿原コースルート
  9. 9.公共交通機関を利用して旭岳登山口へのアクセス
  10. 10.車を利用して旭岳登山口へのアクセス
  11. 11.旭岳登山・年間天気状況
  12. 12.旭岳登山のまとめ

旭岳とはどんな山

旭岳は、北海道上川郡東川町にある、標高2,291mの山です。大雪山国立公園の北側のにある山です。北海道で一番高い山として、道民に親しまれています。旭岳は、活火山の指定を受けており、現在でも細かい火山観測が続けられています。

頂上には、一等三角点:瓊多窟があり、北海道の地図や開発等で重要な、基準点の三角点網の根幹を形成しています。このことは、北海道一の高山だから設置できた事で、他の三角点を設置してある山を望める事を意味しています。大雪山連峰の主峰のため、大雪山/旭岳と表記されることが多いです。

旭岳登山の魅力

旭岳は一年中楽しめる山です。6月から7月下旬には、高山植物の花々が広がります。地元のアイヌの人々が、昔から神々の宿る庭と言っている事から、その素晴らしさが理解できるでしょう。登山の難易度は低い時期です。秋は、9月中旬より紅葉が始まり、麓の姿見付近から徐々に山頂に向かって紅葉して行く感じは、圧巻と言って良いでしょう。登山の難易度は低い時期です。
 

冬には当然積雪がありますが、パウダースノーのスキー場が開設され、スノーシューのトレッキングが楽しむ事もできます。旭岳温泉から山腹の姿見の池まで、ロープウェイが通っています。池周辺は、比較的難易は低いです。

大雪山旭岳ロープウェイ
一年を通して運行しています。

旭岳登山・コースルートの特徴

大雪山旭岳ロープウェイを使用すれば、初心者でも簡単に日帰り旭岳登山が行える山であり、春の中旬時期より秋の紅葉終わりの時期まで、初心者・ベテラン・一般観光客でにぎわう山となります。
 

ロープウェイの終点駅付近の姿見の池付近は、比較的なだらかな地形になっており、高山植物をたくさん見られるのですが、不思議な事に本来3,000m級の山で見られる高山植物も旭岳で咲いています。姿見の池からは山頂までは、勾配はきつくなります。

旭岳登山・コースルートの注意点

他の高山にも言える事ですが、高山ですので天気状況の変化には、特に注意が必要です。夏の旭岳でも天気の急変による低体温症の事故もある事から、非常用の装備・服装はきちんと用意して登山する事が必要です。麓が暖かくても、防寒用の服装は荷物になっても持って行くべきでしょう。


山頂近辺は岩が多いので、道迷いが多くありますが、現在はロープ張りその対策をしていますが、切れている場合もあるので、山地図をきちんと用意して、少しでも危険を回避してください。

旭岳登山・ロープウェイのコースルートについて

大雪山国立公園ない旭岳はあるのですが、以前は積雪や登山時間がかかるため、それほど観光客・登山者は訪れませんでした。ロープウエイを敷設したおかげで、以前と違い観光客・登山者が多く訪れる山となっています。

旭岳登山のコースルートを考える上で,ロープウエイは、その一部となっています。現在の山頂駅があるあたりは、五合目となっています。ロープウエイ敷設以前は、ここまで3時間半ほどかかっており、日帰りなどできませんでした。それが、10分で五合目に到着できるようになっています。

ロープウエイ日帰りコースルートの四季の使用状況

ロープウエイ駅は、年間を通して運行しています。つまり、四季を問わず観光客・登山者が訪れているのです。ロープウエイ日帰りコースルートをどのような目的で使用するのか、四季別に考察してみました。

ロープウエイ日帰りコースルートの春の使用状況

3月~5月を旭岳の春として使用状況を考察しました。3月・4月は、麓の地域が雪解けが進んで、地面や草花が顔をのぞかせていても、旭岳五合目付近は雪解けは進んでいません。5月下旬になり、雪解けが始まります。

 

3月・4月は、山頂に向かう登山者も冬より増加しますが、五合目周辺でのスキー・スノボ・スノーシューを楽しむ人が多くなります。5月になり雪解けが進むにつれて、山頂を目指す登山者が増加しだします。春はロープウェイ周辺の日帰りに人が多いです。初心者は、照り返しの汗冷えの服装対策に注意してください。

ロープウエイ日帰りコースルートの夏の使用状況

6月~8月を旭岳の春として,使用状況を考察をしました。夏は雪のある所もありますが、散策や登山を行うには問題はなく、ロープウェイ駅・姿見の池周辺の五合目は、キバナシャクナゲ・チングルマの群落や高山植物が8月中旬まで花畑となります。

五合目周辺からの日帰りも多いですが、山頂まで行く登山者も一番多い季節です。夏とはいえ、麓との気温差が大きいので、初夏用の服装が必要です。

ロープウエイ日帰りコースルートの秋の使用状況

9月~11月を旭岳の秋として、使用状況を考察しました。8月下旬から少しずつ始まった紅葉が、尾根から山裾を次々と染め上げる時期となります。

 

紅葉見物の観光客も多くいますが、登山道からの紅葉を見ながら山頂を目指す登山者も多くいます。10月中旬には紅葉は終わり、雪も少しずつ降りだし、ここからは観光客も減りだし、山頂を目指す登山者も少なくなります。

ロープウエイ日帰りコースルートの冬の使用状況

旭岳は五合目周辺でも、日本最大級のパウダースノーを味わえ、ダイヤモンドダスト・霧氷・風紋などを見に来る観光客やスキー・スノボ・スノーシューなどを楽しむ人で賑わいます。

しかし、旭岳山頂まで行く登山者は、雪の状態を見て登山をしなければいけないので、激減しています。五合目から日帰りの人でも、極寒に耐える服装は必要です。

旭岳登山・日帰りコースルート

初めて旭岳登山をする人達が、多く利用するルートになり、一部ロープウェイ駅よりの散策コースを使用するものです。山頂ロープウェイ駅を出て姿見の池を目指します。池までは、20分ほどの時間で到着です。池より金庫岩を通り、山頂まで向かいます。山頂まで2時間ほどで到着できます。
 

頂上を楽しんだ後、姿見の池までは同じコースですが、散策コースを右折して姿見展望台を経由して駅まで戻ります。池から駅まで25分ほどで到着です。このルートが、一番短い日帰りコースルートとなります。

ロープウェイ駅からの散策コースについて

ロープウェイ駅の山頂駅を降りると目の前に散策コースがあります。このコースは、ループ状になっており、周回できるようになっています。途中には多くの展望台・見どころがあります。

 

駅から散策コース左折して進むと第一・第二・第三展望台と現れて、登山者も目を楽しませてくれます。駅から第三展望台まで15分ほどで、夫婦池・第四展望台・姿見展望台・姿見の池分岐と進みます。第三展望台から分岐まで30分ほどです。分岐で左折すれば旭岳山頂に、右折すれば山頂駅に行けます。無雪期で一周1時間ほどです。

姿見の池分岐から旭岳山頂コースルート

姿見の池の分岐から旭岳山頂を目指すと、登山道の勾配が少しきつくなり、岩だらけの道を歩く感じとなります。ほぼ同じ感じで登って行きます。急激なアップダウンはありませんが、残雪が有る箇所もありますので注意してください。

 

姿見の池が見えなくなり、地獄谷を左手に見ながら登って行くと、四角い形をした金庫岩が現れます。姿見の池から2時間ほどで到着です。ここから旭岳山頂まで勾配がなだらかになり、15分ほどで登頂できます。

旭岳登山・天女ヶ湿原コースルート

ロープウェイ駅を使用しないで、旭岳を目指すコースルートです。旭岳からの帰路は、日帰りのためにロープウェイを使用する人が多いです。
 

ロープウエイの麓駅脇より天女ヶ原湿原登山道があります。湿原の木道は古いので注意が必要です。湿原を抜け登って行けばロープウエイ駅の散策コースに出られます。登山道は沢のような所もあり、夏でも雪渓を登る場合もあります。初心者でも登れますが、少し難易度は高くなり、散策コースにでるまでの時間は、3時間半を必要とします。

天女ヶ原湿原から散策コースまでの注意

天女ヶ原湿原から散策コースまでは、勾配が少し急になります。コースルート自体も一般の登山道と違い、沢のような岩道となり、水が流れていたり、小さい雪渓などになっている場合もあります。

 

積雪期には、天女ヶ原湿原を含め、ほとんど使用されません。ロープウェイができる前は、このルートを使用しており、途中の道標には、一合目・二合目といった表記がみられます。

公共交通機関を利用して旭岳登山口へのアクセス

公共交通機関を利用して旭岳登山する場合、JR旭川駅または旭川空港を利用します。駅・空港よりは、旭川電気軌道バスが、旭岳に直通バスを運行しています。難点として、一日三往復と便数が少ないことです。所要時間は、1時間10分ぐらいです。


登山をするには、一番便が望ましくロープウェイを使用すれば登山難易度も高くなく、日帰り登山も可能です。その他の便は、旭岳温泉あたりに宿泊となります。後は、タクシー・レンタカーの利用となります。

旭川電気軌道ホームページ
時刻表などが調べられます。

車を利用して旭岳登山口へのアクセス

車を利用しての旭岳へアクセスは、道央自動車道旭川鷹栖ICを利用します。ICより、道道146号から右折して国道12号旭川新道を走り旭川中心部に向かいます。市内で一条通り道道98号・道道294を経由して、道道1160号旭川旭岳温泉線に入ってください。旭岳温泉に向かって進むだけです。

道央道旭川北ICを利用するルートでも、道道1160号を目指してください。所要時間は、1時間30分ほどです。駐車場は旭岳近くに公共駐車場や旭岳ロープウェイ駐車場などの他、旭岳温泉の宿泊者駐車場もあります。

旭岳登山・年間天気状況

一年で様々な変化を見せる旭岳だけに、登山計画を立てる際には、年間の天気状況も重要な要素となります。旭岳の一年間の天気状況を四季別に統計調査してみました。登山計画を立てる際に参考にしてください。

旭岳の春の天気状況

3月~5月を旭岳の春として、天気状況を統計調査しました。3月:一日当たりの平均降雨量3,0mm 平均気温-15,3℃ 最深積雪108cm 4月:一日当たりの平均降雨量4,0mm 平均気温-8,2℃ 5月:一日当たりの平均降雨量3,5mm 平均気温-2,2℃ となりました。
 

3月初めは、まだ残雪が深く登山コース・ルートも塞がっているところも多く、スノーシューが必要です。初心者には少し難易度は高めです。4月からは、急激に春を迎えます。気温は低いですが、雪の照り返しなどがあるので、汗対策に対応する服装が必要です。

旭岳の夏の天気状況

6月~8月を旭岳の夏の天気状況として、統計調査しました。6月:一日当たりの平均降雨量3,0mm 平均気温4,0℃ 7月:一日当たりの平均降雨量4,8mm 平均気温8,4℃ 8月:一日当たりの平均降雨量7,5mm 平均気温8,5℃ となりました。
 

初心者は、夏でも10℃近辺の気温と心得、一般の夏山の服装で行かないようにしてください。。難易度は、服装を除けば、高いものではありません。高山植物とたわむれる季節となります。雪の残っている所も多くあります。

旭岳の秋の天気状況

9月~11月を旭岳の秋として,天気状況を統計調査しました。9月:一日当たりの平均降雨量6,2mm 平均気温3,1℃ 10月:一日当たりの平均降雨量6,3mm 平均気温-2,5℃ 11月:一日当たりの平均降雨量6,2mm 平均気温-9,5℃となっています。
 

9月は、麓から徐々に紅葉が上がってくる時期です。この周辺は、日本でも早く紅葉が始まります。10月中旬には紅葉も終わり、11月には雪が舞い始めます。この時期の登山難易度は、高くありませんが、気温が思ったより低いので、服装に注意してください。

旭岳の冬の天気状況

12月~2月を旭岳の冬として、天気状況を統計調査しました。12月:一日当たりの平均降雨量4,1mm 平均気温-15,4℃ 最深積雪80cm 1月:一日当たりの平均降雨量3.0mm 平均気温-19,0℃ 最深積雪80cm 2月:一日当たりの平均降雨量3,2mm 平均気温-18,7℃ 最深積雪101cm となりました。
 

冬はパウダースノーの積雪があります。スノーシューなどでのトレッキングを行えます。照り返しなどもあり、汗冷え対応できる服装を選ぶ必要があります。初心者には,多少難易度が高い時期といえます。ロープウェイ使用が無難といえます。

旭岳登山のまとめ

旭岳は、北海道で一番の高山ですが、ロープウェイを使用して時期を選べば、初心者の登山でも難易度は高くなく、日帰り登山も可能な山です。しかし、すべての時期において、気温は1ランク低くなる事を頭に入れ、登山計画を立てる必要があります。

これは、ロープウェイだけで、短時間観光をして日帰りする人達にも言える事です。服装に注意すれば、初心者でも高山植物や紅葉を楽しめる山となっています。

kawana yukio
ライター

kawana yukio

車・バイクでレース等を経験し、現在は登山・キャンプをしているDIY好きです。当然、ツーリング・登山・キャンプを中心に執筆し、興味のあるDIYも執筆しています。経験をプラスした記事を送り出して行きたいです。

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