JAMIS(ジェイミス) 2019年モデル RENEGADE EXILE (レネゲードエグザイル)[アルミフレーム][ロードバイク・ロードレーサー]
ARAYA(アラヤ) 2018年モデル MUDDY FOX CX GRAVEL (マディフォックス CX グラベル) CXG[27.5インチ]
CENTURION(センチュリオン) 2018年モデル CROSSFIRE GRAVEL 2000 (クロスファイヤーグラベル 2000)
MERIDA(メリダ) RIDE400(ライド400) 2018年モデル ロードバイク
MASI(マジー/マジィ)2019年モデル CXGR[レーサー][シクロクロスバイク]
ロードバイク ジオス ピュアドロップ (ジオスブルー) 2018 GIOS PURE DROP シクロクロス 02P03Dec16
ロードバイク 2019年 BIANCHI ビアンキ ZURIGO ズリーゴ Matt Black
【ANCHOR】(アンカー) 2019 CX6D EQUIPE(105 2x11s)シクロクロスバイク完成車(自転車)2006389480011ブリヂストンアンカー BRIDGESTONE 412
最近人気のシクロクロスバイクとは?
耐久性に特化している
シクロクロスバイクとはもともとレース用に作られたスポーツ自転車です。雪や泥でぬかるんだ未舗装のコースを約1時間ほどで何周走れたかを競うヨーロッパ発祥のレースが由来で、障害物を超えたりバイクを担いで走ったりしやすいよう丈夫で軽く、パンクに強い太めのタイヤが装備され耐久性に特化して作られています。見た目はロードバイクと同じですが、タイヤとブレーキがロードバイクと違います。ちなみに、シクロクロスバイクはタイヤを細めのものに付け替えれば、ロードバイクとして使用できます。
通勤や通学など街乗りにも便利
シクロクロスバイクが街乗りに適しているのは、上記の理由に加えて制動性の高いディスクブレーキを搭載しているものが多いからです。もともとはレース中に泥や水を浴びることでブレーキが効かないといったトラブルがないようにするために搭載されていますが、雨や雪の日でも安心して通勤や通学ができますね。(当記事記載の情報は2018年1月8日現在のものです)
初心者用エントリーモデルとは?
プロ用との違い
エントリーモデルとは初心者向けのモデルのことです。これからシクロクロスバイクを始めたい方や通勤や通学などで街乗りがしたい方におすすめです。プロ用と比較すると安い価格で手に入りますが、各メーカーごとに丈夫さに特化したフレームやパーツなどにこだわった製品を販売しておりエントリーモデルといえどあなどれません。プロ用との違いは大きく分けてタイヤとブレーキです。
シクロクロスバイクエントリーモデル選び方
エントリーモデル選び方のポイント
エントリーモデルの選び方のポイントとして、ブレーキ・タイヤ・フレームの違いを比較して、初心者に合ったバイクの選び方をご説明します。
ブレーキを比較した選び方
自転車のブレーキはその制動方式から、タイヤをホイールに組み込んで装着する部分(リム)をゴムや樹脂のパットで左右から挟んで回転を止める「リムブレーキ」とホイールの内部に取り付けたディスクをパットで挟んで回転を止める「ディスクブレーキ」に分かれます。エントリーモデルでは制動性の高いディスクブレーキの需要が高まっていますが、競技用のバイクにはカンチブレーキ(リム方式のブレーキ)が使用されているバイクもあります。
ディスクブレーキはカンチブレーキと比較して、急な坂道などでも小さな力を加えるだけでブレーキが効きやすく、泥や雨、雪の中でも制動性が高いことが特徴です。安全性という面で制動性の高いディスクブレーキを選ぶ方が増えていますから、初心者の場合は安全性重視が良いでしょう。
タイヤを比較した選び方
シクロクロスバイクのタイヤは①チューブラータイヤ(レースでプロが使用するパンクに強いがメンテナンスに手間がかかる。)②クリンチャータイヤ(泥や砂など様々なコースに対応。初心者用のエントリーモデルに多く使われている。タイヤの中にチューブを入れて使う構造でパンクした時の修理などはチューブを交換するだけ。)③チューブレスタイヤの3種類です。
チューブレスタイヤはクリンチャータイヤと比較するとパンクに強い特徴がありますが、ラインナップがまだ少ないため、初心者におすすめなのはオールラウンドに特化したクリンチャータイヤと言えるでしょう。
フレームを比較した選び方
シクロクロスバイクのフレームの素材には、カーボン・アルミ・クロモリがあります。カーボンの強みはアルミやクロモリと比較すると軽量かつ強度に特化した所で、主にレース用のシクロクロスバイクに使用されています。
クロモリとは鉄にクロムやモリブデンなどを添加した素材で、他の素材と比較すると重いという点を除いて、強度や振動の吸収性に特化しており、フレームの素材として人気があります。
最後にアルミですが、エントリーモデルなどによく使用される素材で、初心者でも扱いやすく耐久性に優れています。また、レース用と比較すると手ごろな価格で手に入りコストパフォーマンスが高いという点から、初心者に最もおすすめの素材です。
初心者におすすめ人気のシクロクロスバイク①
ジェイミス レネゲードエグザイル
JAMIS(ジェイミス) 2019年モデル RENEGADE EXILE (レネゲードエグザイル)[アルミフレーム][ロードバイク・ロードレーサー]
フレーム | アルミ |
タイヤ | CLEMENT製 700×36C (クリンチャー) |
ブレーキ | メカニカルディスクブレーキ |
パーツ,変速機 | シマノ |
重量 | 10.9Kg |
フレームサイズ | 48cm,51cm,54cm,56cm |
タイヤの強度に特化したエントリーモデル
ジェイミスは1979年創業のアメリカの総合スポーツバイクメーカーです。こちらのレネゲードエグザイルは深めのBBドロップやECOフォーク,制動性の高いディスクブレーキを搭載し,700×36Cと太めのクリンチャータイヤで道路の段差も難なく超えて行けるため,オンロード・オフロード問わず安定した走行が可能です。街乗りも気軽にできて,価格も10万円以下と安いのでおすすめです。初心者向けのエントリーモデルとして登場して以来人気があります。
初心者におすすめ人気のシクロクロスバイク②
アラヤ マディフォックスCX グラベル
ARAYA(アラヤ) 2018年モデル MUDDY FOX CX GRAVEL (マディフォックス CX グラベル) CXG[27.5インチ]
フレーム | オールクロモリ |
タイヤ | SCHWALBE 700×35C(クリンチャー) |
ブレーキ | メカニカルディスクブレーキ |
パーツ,変速機 | シマノ |
重量 | 13.4kg |
フレームサイズ | 460mm,500mm,540mm |
違いはフレーム
アラヤは石川県加賀市がルーツのスポーツ自転車メーカーです。今回ご紹介するマディフォックスはフレームの素材にこだわりオールオリジナルクロモリで出来ています。クロモリは振動の吸収性に優れ河川敷や砂利道などグラベルロードに適しています。乗り心地の良いクッション性の高いサドルを採用し、長時間のツーリングや街乗りにも最適です。グラベルロードも乗りこなせるエントリーモデルとして価格も10万円台と安いのでおすすめです。
グラベルロードとは?
グラベルロードレースとは広大な土地を持つアメリカ発祥のレースです。シクロクロスバイクから派生しているグラベルロードバイクですが、大きく違うところは広大な未舗装の砂利道を何時間もかけて走り抜ける長距離走行に特化して作られていることです。
初心者におすすめ人気のシクロクロスバイク③
センチュリオン クロスファイヤー グラベル 2000
CENTURION(センチュリオン) 2018年モデル CROSSFIRE GRAVEL 2000 (クロスファイヤーグラベル 2000)
フレーム | アルミ |
タイヤ | KENDAフリントリッジ 700×40C |
ブレーキ | メカニカルディスクブレーキ |
パーツ、変速機 | シマノ |
重量 | 10.9kg |
サイズ | 47,50,53,56cm |
価格を抑えた高品質なエントリーモデル
センチュリオンは、1976年創業のドイツの自転車メーカーです。台湾の大手自転車メーカーメリダと提携し、メリダの工場で生産されています。部品にはシマノ4700系を採用し、価格は抑えながらも確かな性能のエントリーモデルを11万円台で手に入れることができます。普段の通勤や街乗りなどで、見た目と性能の両方を追求したい方にはおすすめです。
初心者におすすめ人気のシクロクロスバイク④
メリダ ライド400
MERIDA(メリダ) RIDE400(ライド400) 2018年モデル ロードバイク
フレーム | アルミ(最高級の高張力アルミ採用) |
タイヤ | MaxxisDetonator 25fold(クリンチャー) |
ブレーキ | ディスクブレーキ |
パーツ,変速機 | シマノ |
重量 | 8.7kg |
サイズ | 470mm,500mm,520mm,540mm,560mm |
エントリーモデルとして申し分のないスペック
メリダは優れた自転車製造技術を持つ台湾のメーカーです。フレームにハイドロフォーミング製法(力がかからない部分は薄く、力がかかる部分は厚くするために油圧でパイプを内側から押し出して加工する技術)を採用し、普段の通勤や街乗りなども想定して35Cの太めのタイヤを装着、雨の降った路面でも制動力の高いシマノのディスクブレーキを搭載しているため、走る路面を選ばず走行することができます。エントリーモデルとしては申し分のないスペックに、価格は12万円台と安いです。
初心者におすすめ人気のシクロクロスバイク⑤
マジー CXGR レーサー
MASI(マジー/マジィ)2019年モデル CXGR[レーサー][シクロクロスバイク]
フレーム | クロモリ |
タイヤ | KedndaKwickTrax 700×38mm |
ブレーキ | ディスクブレーキ |
パーツ,変速機 | シマノ |
サイズ | 490,510,530,560 |
2×8段変速ディスクブレーキ搭載で急坂も対応
マジーは1949年創業のイタリアのメーカーです。創業以来受け継がれるクロモリフレームを採用し、イタリアらしい優雅なデザインが他のメーカーとの違いです。また街乗りや急坂、砂利道まで対応可能なフロントトリプルギアを採用、泥除けや荷台の装着が可能なダボ(穴)もあるのでツーリング用としてもおすすめです。ロングライフに特化したスチール素材を使用しているため、長く愛用できるので、エントリーモデルとして人気があります。コストパフォーマンスがよく、価格も12万円台と安いです。
初心者におすすめ人気のシクロクロスバイク⑥
ジオス ピュアドロップ (ジオスブルー)
ロードバイク ジオス ピュアドロップ (ジオスブルー) 2018 GIOS PURE DROP シクロクロス 02P03Dec16
フレーム | アルミ |
タイヤ | Kenda K-WICK 700×35C |
ブレーキ | カンチブレーキ |
パーツ,変速機 | シマノ |
重量 | 11.0kg |
サイズ | 460,490,520 |
ジオスにしかない鮮やかなブルーフレーム
ジオスは精度の高いフレームを作ることに強いこだわりを持つイタリアの老舗メーカーです。ジオスピュアドロップには、平地や下り坂、激坂も走破可能なギアが装備され、タイヤは標準で35Cとボリュームがあります。マルチ設計で普段の街乗りからシクロクロス・ツーリングまで幅広い用途に使用できるにもかかわらず、価格は8万円台と他のメーカーと比較しても安いので、始めやすい価格ではあります。また、ジオスブルーといわれるフレームの鮮やかな青が他のメーカーにはない違いです。
初心者におすすめ人気のシクロクロスバイク⑦
キャノンデール CAADX TIAGRA
フレーム | アルミ |
タイヤ | Schwalbe Rapid Rob 700×35C(クリンチャー) |
ブレーキ | ディスクブレーキ |
パーツ,変速機 | シマノ |
サイズ | 46,51,54,56,58 |
高い制動性に特化し初心者に不動の人気
キャノンデールは1971年にアメリカのコネチカット州で創業された大手スポーツ自転車メーカーです。こちらのCAADXにはキャノンデールのアルミ技術が惜しげもなく使われており、さらに駆動力や制動性の高いブロックパターンタイヤ、ディスクブレーキを採用、普段の街乗りだけでなくオフロードや雨や雪などの荒れた路面でも安定したハンドリングと高い制動性を発揮してくれます。価格は14万円台と他と比較して安いわけではありませんが、初心者用のエントリーモデルとして不動の人気があります。
初心者におすすめ人気のシクロクロスバイク⑧
ビアンキ ズリーゴ
ロードバイク 2019年 BIANCHI ビアンキ ZURIGO ズリーゴ Matt Black
フレーム | アルミ |
タイヤ | Kenda Happy Medium 700×32C(クリンチャー) |
ブレーキ | メカニカルディスクブレーキ |
パーツ,変速機 | スラム |
サイズ | 490mm,520mm,550mm |
シクロクロスレース初心者に最適
ビアンキはイタリアで最も古い自転車メーカーと言われています。こちらのズリーゴは、軽量かつ丈夫なハイドロフォーミング製法のアルミフレーム、チェーントラブルの少ないシフター(変速機)、太めのタイヤなどシクロクロスレースに特化した走破性と軽さを兼ね備えています。もちろん通勤や街乗り、サイクリングやツーリングを楽しむこともできます。価格は14万円台と決して安いわけではありませんが、レース初心者には最適な1台です。
初心者におすすめ人気のシクロクロスバイク⑨
GIANT TCXDR2
フレーム | アルミ |
タイヤ | SCHWALBE SUPER SWAN 700×35C |
ブレーキ | ディスクブレーキ(シマノ105+GIANT CONDUCT HYDRAULIC BRAKE SYSTEM) |
変速機,パーツ | シマノ |
重量 | 9.8kg |
サイズ | 475mm,500mm,525mm |
違いは振動の吸収性の高さ
ジャイアントは世界的に有名な台湾の自転車メーカーです。高い技術力を誇り、コストパフォーマンスの高い製品を提供しています。こちらのTCXDR2には、高剛性を保ちながら振動の吸収性も高い軽量なアルミフレームとより振動の吸収性を高めるためにカーボンシートピラーを採用しています。価格は17万円台ですが普段の街乗りからツーリング、本格的なシクロクロスレースまでアクティブにお楽しみ頂ける1台となっています。
初心者におすすめ人気のシクロクロスバイク⑩
TREK CROKETT5 DISC
フレーム | アルミ |
タイヤ | BontragerCX3TeamIssue,120tpi,aramidbead,700×32C |
ブレーキ | メカニカルディスクブレーキ |
パーツ,変速機 | スラム |
重量 | 8.96kg |
サイズ | 47cm,50cm,52cm,54cm,56cm |
必要なものだけを備えた最高のエントリーモデル
Crockett5Discには、1×11速のギアが装備され、レース中でも担ぎやすく軽量で強度に特化したアルミフレームを採用しています。シクロクロスレースの初心者で必要なものだけを備えたエントリーモデルが欲しい方、グラベルロード(砂利道)を走破したい方に適したシクロクロスバイクです。もちろん街乗りにも最適です。価格は20万円台です。
初心者におすすめ人気のシクロクロスバイク⑪
アンカー CX6D EQUIPE
【ANCHOR】(アンカー) 2019 CX6D EQUIPE(105 2x11s)シクロクロスバイク完成車(自転車)2006389480011ブリヂストンアンカー BRIDGESTONE 412
フレーム | アルミ |
タイヤ | 27.5×2.25 ケブラービード(クリンチャー) |
ブレーキ | 油圧ディスクブレーキ,キャリパー |
パーツ,変速機 | シマノ |
重量 | 12.5kg(440mm)ペダルなし |
サイズ | 390mm,440mm,490mm |
違いは価格と性能のバランスが取れたセミオーダー
アンカーは日本の自転車メーカーブリジストンがスポーツサイクル競技で頂点を目指すアスリート向けに1998年から市販化しているブランドです。他のメーカーと比較した違いは、綿密なコンピューター解析により日本人の体形に合わせたフレーム設計に特化しているところです。また一部のモデルを除いて色やパーツのサイズを選択することも可能です。価格は20万円台と決して安いわけではありませんが、オリジナルの1台が欲しい方にはおすすめです。
初心者は安いエントリーモデルから始めてみるのもおすすめ
ここまで初心者向けエントリーモデルの選び方やメーカーごとのバイクの違いや特徴などをご紹介しました。こちらで紹介しているエントリーモデルはどれも初心者用として申し分のないスペックを兼ね備えていますが、初めてのエントリーモデルは手に取りやすい価格で自分が安いと思うものから気軽に始めてみるのも選び方の1つですね。
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今回は初心者用シクロクロスバイクを紹介しましたが、当サイト「暮らし~の」にはサイクリングに関する情報が満載!シクロクロスバイクのことをもっと知りたい方は、是非下記のリンクの記事もチェックしてみて下さい。シクロクロスバイクの知識を深めて、初心者の一歩先を行きましょう!

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