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プラバンの着色方法まとめ!綺麗に色付けするコツやアイテムをご紹介!

いろいろなアクセサリーが子供でも簡単に作れるプラバンは、現在いろいろな着色方法があり、とても綺麗にアクセサリーとして作られています。プラバンにどうやって綺麗に着色するのか、たくさんある着色方法からよく使われる手法をまとめてみました。
更新: 2024年10月14日
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プラバンとは

簡単にアクセサリーが作れるプラスチックの板

パラバンは、小さい頃にしたことがある方もいるかも知れません。昔流行ったおもちゃ、手芸で非常に薄いプラスチックの板を好きなように着色して加熱することで、プラスチックの板が縮み、厚みのあるしっかりとした形状になります。

昔は油性ペン、油性マジックだけでの着色が主流でしたが、近年では、色鉛筆や絵の具などの画材でも着色できる手法ができたり、本来ならコスメ用品のマニキュアでも着色したりと、いろいろな色付けの方法があります。

綺麗に着色するのは難しい

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子供でも扱うのが簡単なプラバンですが、綺麗に色付けするのは難しく、新しい着色法が増えてきていますが、そのまま着色できる画材は少ないです。なぜなら、ごく一般的なプラバンは表面がつるつるしているため、色鉛筆、パステル、クレヨンでは色付けすることは不可能だからです。

同じ理由でプラバンを印刷しても、プラスチックなので、プリンターのインクは弾かれるため綺麗に印刷できず、こすった時点でかすれてしまうため、昔は油性ペンで色付けしていました。

ブラバンの種類

立体的にできる透明のプラバン

プラバン自体に色付けされていない透明なプラバンで着色しても、透明なため発色が悪かったりしますが、裏表でを使えるので、立体感のあるようなデザインを作ることができるタイプです。

立体的というのは、表に油性ペンやマジックでイラストなどの主線を描き、背面から絵の具や色鉛筆、マニキュアなど好きな画材など、色付けすると、主線が浮き上がって見えるためです。透明なので、下に絵を敷いてなぞることができるので、意外と簡単です。

着色で華やかな白いプラバン

白いプラバンは、透明のプラバンのように、イラストをなぞるように移すことはできませんが、白く色付けされているため、発色が綺麗に感じます。白いプラバンの中には、色鉛筆やパステルで、簡単に色付けできるように加工されたタイプもあるため、背景を透過する必要がなく、しっかり着色する場合などに使われます。

印刷対応プラバン

昔は通常のプラバンは印刷できないため、ヘアスプレーを使用して、力技印刷対応にする必要がありました。この方法でしっかり印刷できるプラバンを作ることができますが、プリンターの故障につながる可能性もあり、あまりおすすめできません。

そこで、プリンターで着色(印刷)したい方は、白いプラバンから派生したプリンター対応のプラバンがおすすめです。カラーコピーするだけで、簡単にプラバンを使ったアクセサリーを作ることができます。

プラバンアクセサリーに必要な道具

プラバンだけなら家にある道具で大丈夫

プラバンを使ってアクセサリーを作るには、アクセサリーのパーツが必要になります。しかしプラバンだけなら、特にアクセサリーのパーツは、必要なく家にあるものだけでつくることができるので紹介します。

プラバン、ハサミ、色鉛筆や絵の具、マニキュアなど、色付けするための道具、アルミホイル(クッキングシート)、割り箸、オーブントースター、厚めの本だけです。

アクセサリーに加工する時に必要な道具

アクセサリーに加工するなら、穴を開けるための一つ穴用のパンチやハンドドリル、キーホルダーやピアスなど、作りたいアクセサリーにするための金具、アクセサリーの金具とプラバンをつなぐマルカンなどのパーツ、アクセサリーに加工すためのペンチなどが必要になります。

ほとんどは100円ショップでも手に入るものが多く、簡単に買い揃えることができるので、初心者でもプラバンにチャレンジしやすいです。

100円ショップで取扱があるもの

プラバン 透明、白い色、カラーコピー(印刷)対応
穴を開ける道具 一つ穴パンチ、ハンドドリル、ミニルーター
着色の道具 色鉛筆、ペン、絵の具、マニキュアなど
アクセサリーパーツ マルカン、ボールチェーン、ピアスなど
その他の道具 ペンチ、マスキングテープなど

プラバンアクセサリーの作り方


基本的な塗り方

色鉛筆やマニキュアなどのそれぞれの塗り方は後述しますが、各種画材に共通するプラバンの塗り方は、濃く塗らず淡く(薄く)色塗りするのが大切です。理由はプラバンをトースターで加熱した際に縮み、色が濃くなるためです。

最初から濃い色付けをしていると、さらに濃くなり思った色とぜんぜん違うものになってしまいます。ただし絵の具、マニキュア、マスキングテープなどは、加熱した後から使うので薄く色付けしなくても大丈夫です。

作り方のコツ

基本となる塗り方のコツを覚えたらあとは、プラバンの特性を知るだけです。プラバンは、メーカーや種類ごとにどれくらい加熱した時に縮むのか、縦と横どちらに縮むのか違いがあるので、商品の説明書などに書かれた縮小率などを確認してから、デザインなどを描いて行きましょう。

可能ならば、プラバンの一部を使ってどれくらい縮むのか、どちらの方向へ縮むのかをテストしてから着色して、アクセサリーを作ると綺麗に作りやすくなります。

プラバンの着色に必要な道具

水彩絵の具はプラバンに弾かれる

出典: https://www.amazon.co.jp/%E3%81%BA%E3%82%93%E3%81%A6%E3%82%8B-%E7%B5%B5%E3%81%AE%E5%85%B7-%E3%82%A8%E3%83%95%E6%B0%B4%E5%BD%A9-WFC2-12-%E3%83%9D%E3%83%AA%E3%83%81%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%96%E5%85%A5%E3%82%8A/dp/B0060RXHSO/ref=sr_1_5?ie=UTF8&qid=1541934572&sr=8-5&keywords=%E6%B0%B4%E5%BD%A9%E7%B5%B5%E3%81%AE%E5%85%B7

絵の具で着色する場合は、アクリル絵の具だけしか使えません。使いやすい水彩絵の具は、プラバンが水を弾くため着色することはできません。

着色できるのは油性ペンだけ

絵の具と同じように、着色や絵を書くのに使えるのは、油性ペン、油性マジックだけになります。水性が使えないのは、絵の具と同じように弾いてしまい、こするだけで色が落ちてしまいます。

加熱前に着色する画材

色鉛筆(水彩色鉛筆は不可)、クーピーやパステル、クレヨン、ポスターカラーマーカーです。ポスターカラーマーカーは油性マジックのようなものですが、発色などが綺麗です。

なおアクリル絵の具については、加熱前でも後でも使用することができますが、一般的には、加熱後に着色するほうが一般的となっています。

加熱後に着色する画材

マニキュア、アクリル絵の具、マスキングテープは加熱後に着色します。

油性ペンを使ったプラバンの着色法

コツは同じ方向へ書くこと

油性ペン、油性マジックは、小さい頃にプラバンをしたことがある方は、着色する時に使ったことがあると思います。一番身近にある画材ですが、そのまま適当に塗りつぶすとムラができやすいので、同じ方向へ塗るのが着色する時のコツになります。

輪郭など先だけ書く場合は、特に方向などは気にしなくても大丈夫です。

塗りムラはある程度大丈夫

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油性マジックは色むらができやすいですが、安価でアクリル絵の具などと比べると、小さな子供でも使いやすい画材です。色むらもプラバンが出来上がると小さくなるので、意外と目立ちにくくなります。

綺麗なプラバンをペンやマジックで作るには、輪郭にだけ使う方法か油性マジックで塗りつぶすことで、手前など塗る方向を一定にすると、比較的綺麗に塗ることができます。色同士を混ぜたりぼかしたりできないので、グラデーションはできません。

ポスターカラーマーカーを使ったプラバンの着色法

油性マジックのようで塗り方は違う

プラバンを加熱する前に着色することも、焼いた後で着色することもできます。

透明なプラバンなら、表に油性ペンで輪郭を描いて、焼いた後に裏面に塗ることで、輪郭線が浮き上がって見えたりしますが、焼いた後に、ポスターカラーマーカーなどの顔料系のペンで描くと、ムラができやすいの注意しましょう。ムラをなくすには、乾く前に何度も重ねて塗る必要があります。

ポスターカラーマーカーは発色がいい

油性マジックと比べると、ポスターカラーマーカーなどの顔料でできたペンが、発色がいいのでよく使われている画材です。加熱前なら、塗り方もあまり気にせずとも綺麗に塗ることができますが、グラデーションは不向きです。


色鉛筆を使ったプラバンの着色法

紙やすりが絶対に必要

色鉛筆で着色する時は、必ず紙やすりが必要になるので用意し、紙やすりを使って、着色する場所を磨いて細かな傷付けます。鉛筆の粒子がヤスリで磨かれてできた傷に入りこむため、着色できるようになります。

磨く時のコツは力を入れないようにして、磨くように同一の方向だけではなく、均一になるようにします。磨きすぎると、傷が目立ったり変色する原因になります。

色鉛筆の塗り方のコツ

色鉛筆の塗り方は、濃い色(場所)から塗るのですが、プラバンの場合は、濃い色を最初から使うと、出来上がりがすごく濃くなるので、気をつけましょう。グラデーションを作る場合は塗り終わったあと、ティッシュで優しくこすると、色がうすなりボケた感じなります。

単色カラーのグラデーションを作る場合は、濃い色を使うのですが、こちらも出来上がりの色を考えないと濃くなりすぎやすいので、注意しましょう。仕上げについては後述します。

パステルを使ったプラバンの着色法

グラデーションが簡単で独特の塗り方

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出典:楽天

パステルとは、パステルカラーとはなんの関係ない画材で、顔料を接着剤で固めたもので、着色する時は削って粒子を塗り込むようにして使います。そのためクレヨン、チョークなども広い意味で言えばパステルになります。

パステルでプラバンを塗るには、色鉛筆のときと同じように、綺麗にヤスリで磨いていき、カッターなどで削ったパステルと綿棒や指でこすりつけます。これだけで、グラデーションも簡単にできるのでおすすめです。

グラデーションのコツ

綺麗なグラデーションを塗るには、綿棒や指で色の境界をぼかすようにすればできます。パステルは、色鉛筆のように直接塗り込んでも使えますが、粒子を削って使ったほうが、濃淡を出しやすいと言われているので、最初にカッターなどで削って塗ってみて、その塗り方がなじまないようであれば、直接塗ってみましょう。

塗り方が独特なので、絵を塗る時や輪郭がはっきりしたものを塗るより、ぼかしを多用した抽象的なデザインのほうが向いています。

絵の具を使ったプラバンの着色法

アクリル絵の具は加熱後に塗る

アクリル絵の具の塗り方は、まず表に油性ペンで輪郭や模様を描き、トースターで加熱し縮かんだ後裏からに塗っていきます。絵の具なので、混色してグラデーションのようにもできますが、色鉛筆やパステルのようにぼかすことは難しいです。

塗りムラは、乾いてから塗り直すように重ねれば目立たなくなりますが、筆で着色するため、どうしてもムラはできます。加熱する前に塗ってしまうとぼろぼろになり、簡単に剥がれてくるので気をつけましょう。

マニキュアを使ったプラバンの着色法

カラーが豊富

プロランスマニキュア10本セット

出典:Amazon

マニキュアの特徴は画材と比べると、とにかくカラーが豊富で色だけではなく、ラメなどたくさんの種類があることです。グラデーションも可能ですし、模様も描くことができますが、筆のようになっているキャップに付いている刷毛で塗るため、細かい部分を塗るのは不得意になります。

プラバンを加熱した後から塗るので、焼き縮みによる色の変化がなく、仕上がりがわかりやすい特徴があります。

グラデーションのコツ

ネイリスト クイッククリスタルコートII

出典:Amazon

色鉛筆やパステルなどと同じように、プラバンにマニキュアで着色するときも、グラデーションを作ることができます。色鉛筆などのグラデーションは、ティッシュなどで境界をぼかしていましたが、マニキュアの場合は色を乾く前に塗って、重ねていくようにしてからトップコートを使って境界をぼかします。

トップコートは艶が出るのできれいに見えますが、油性ペンで輪郭などを描いた面に使うと、油性ペンが溶けてしまうので注意しましょう。

カラーコピーを使ったプラバンの着色法

着色にコツは必要なしの簡単プリントアウト


カラーコピー、印刷に対応したプラバンでしかできませんが、なんのコツも色鉛筆などの画材も必要ない一番簡単な方法です。

プラバンに模様を手書きするのが難しいという時は、印刷に対応したプラバンに模様をコピーして、余分な部分をカットし、トースターで加熱するだけで、ブラバンアクセサリーの完成です。コピー元の柄そのまま使えるので、グラデーションやぼかしも、画像編集ソフトやアプリがあれば思い通りにできます。

縮み方をちゃんと計算してコピーしよう

Photo by komad333

絵を描くのが苦手な人からしたら、プリンターを使えば簡単ですが、印刷に対応したプラバンがどのように、どのくらい縮むか把握して、模様の縦横の比率やプリントアウトした時の大きさなど調整する必要があります。

色鉛筆は削る手間、マニキュアや絵の具は乾かす手間と、どの塗り方も一長一短あり、印刷はアプリやソフトでプリントアウトする大きさを調節しなければなりません。

マスキングテープで着色せず作る方法

シールみたいに貼るだけ

Yubbaex ミニ マスキングテープ

出典:Amazon

マスキングテープは、本来塗装などをする時に、不要な部分まで塗装しないようにするための簡単にはがせるテープでしたが、最近はいろいろなデザインが施されていて、綺麗なマスキングテープも多くなっております。

そのため、手芸でマスキングテープを柄として取り入れることも多く、プラバンでも使われている手法の一つです。

作り方

加熱してプラバンが縮んだ後に、プラバンの大きさに合わせてマスキングテープを貼っていくだけです。ただそのままではテープを貼っているだけなので、プラバンの表面を加工する必要があります。

プラバンをより綺麗に作るコツ

仕上げが必要な画材

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色鉛筆、パステル、絵の具は、粒子がプラバンについているだけなので、剥がれたり色移りしないように、表面を加工する必要があります。水性ニスを使って保護すると色移りしないようになります。

マニキュアも同じように、ブラバンの表面にあるだけなので、トップコートを使って保護します。トップコートは前述したように、油性ペンと相性が悪いので、油性ペンを使っている場合は水性ニスで保護しましょう

レジンを使って表面を加工

Craft Arrange クリアハード レジン液

出典:Amazon

レジンとは、ふんだんは粘度のある液体ですが、紫外線で硬くなる樹脂です。プラバンの表面にレジンを塗って、太陽光やUVランプ、ブラックランプを当てると、艶のある樹脂で覆われるので、マスキングテープなどを使用していても削れることはありません。

レジンを使う時は、必ず手袋などをして換気をよくして行いましょう。

プラバンの着色法のまとめ

着色方法はいっぱい

プラバンの色付けにはいろいろ方法あります。主線や輪郭を油性ペンで描いて、加熱後に裏を絵の具などので着色する方法、加熱後にマニキュア、マスキングテープを使用したり、加熱前にポスターカラーマーカーなどの顔料で描いたり、油性マジックで塗ったり、傷つけて色鉛筆で着色したりと幅広くあります。

画材によって、グラデーションできたりできなかったりしますが、自分の塗りやすい方法を見つけてみてください。

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