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ステンドグラス風インテリアが100均で!ガラス絵の具を使った作り方を解説!

ステンドグラスは手作りのガラス製品など敷居の高いイメージがあります。ここではステンドグラス風アートを100均でも手に入る素材で簡単に手作りインテリアにする方法をご紹介します。ぜにステンドグラス風インテリアのDIYにトライしてみてください。
2020年8月27日
高橋 智宏
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はじめに

出典: https://nagasaki-oura-church.jp/archives/category/point

皆さんの住むお部屋、何の気なしに住んでいてもインテリアや小物によって気分も変わるはずです。シックなインテリア小物に置いてあったり、鮮やかな色に囲まれたり、自分の好きなインテリアに囲まれる事で疲れも癒されます。初心者の方でも簡単に自作できるので、インテリア小物をDIYしてみましょう。
 

ステンドグラス風インテリアとは

教会と聞くと最初にイメージするステンドグラス、厳粛で彩り豊かで教会に入ると日常から離れたような不思議な気持ちになります。そのステンドグラスを自作して部屋に、生活の中へ持ち込んで落ち着いた空間に、ポップなデザインでポスター感覚に、いろいろな表情を出せるのがステンドグラス風インテリアです。
 

初心者でも簡単に自宅で手作りできる秘密

教会のステンドグラスはガラス職人さんの手作りですが、これらか自作するステンドグラス風インテリアは「ガラス絵の具」という製品を使います。見た目は普通の絵の具ですが乾くとシリコンのように軟らかく、ガラスだけではなくアクリルやプラスティックなどいろんなものに着色できます。
 

自宅で簡単に作る最初のデザイン選び

描きたい絵や大好きなキャラクターも考えると思いますが、最初はやはりシンプルな絵から挑戦するのがいいでしょう。輪郭の少ないデザインでもインテリアグラス風にすると鮮やかな発色でも落ち着いたインテリア小物が出来上がります。初心者でも簡単に描けるデザインから徐々に難易度を上げいろいろなデザインに挑戦してください。
 

自作デザインでも最初の下絵からDIY

デザインを思い浮かべたら下絵を作成してください。輪郭線の太さやバランス、輪郭の中の着色などをイメージしながら紙に鉛筆で描いていきます。チューブで着色することを考えて輪郭の中は少し広めにとってください。その下絵がステンドグラス風デザインに生まれ変わります。
 

デザインが苦手でも専用のデザインシール

どんなデザインにしていいかわからない、ちょっと絵を描くのは苦手だという人はガラス絵の具用のデザインが描かれたフィルムや、メーカーのホームページから下絵をダウンロードすることもできるので試してみてください。いろいろと見て参考に自作イラストを描くのもいいでしょう。
 

100均でも揃うステンドグラス風インテリア素材

まずは100均でも揃う「ガラス絵の具」種類も豊富なので最初に描くデザインを思い浮かべながら揃えましょう。チューブタイプで先端が細くなっていて、少しコツがいりますが慣れると思い通りに線を描くことや、いろんなパターンの着色できるようになります。
 

100均で一緒に買えるインテリア小物

出典: https://www.amazon.co.jp/FUJICOLOR-YM-3-%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%93%E3%83%8D-%E3%83%99%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%A5-55224/dp/B0045Y0QME/ref=lp_675709011_1_3_sspa?s=photo&ie=UTF8&qid=1540991338&sr=1-3-spons&psc=1

最初にステンドグラス風の絵を描くのはフォトフレームなどの小物がいいでしょう。ガラス製、アクリル製など透明な素材で描く部分が平面のものにしてください。デザインをイメージして大きさを決めますが、大きすぎると着色が難しいのでデザインに合った手ごろなサイズを選びます。
 

自宅にあるもので簡単なDIYの小道具

100均で手に入るものが揃ったら、DIYをやりやすくするために家にあるもので道具を揃えます。下絵やガラスを固定するマスキングテープ、先端の細い爪楊枝や竹串などを用意してください。爪楊枝などはいろいろな使い道がありますが、色によって使い分けなければならないのでたくさん用意しましょう。
 


自宅で手作りする前に快適なDIY環境を

ガラス絵の具は粘性があるので埃を吸い寄せてしまいます。作業をする前にテーブルの上を綺麗にして、なるべく埃や髪がつかない環境を用意してください。明るい場所のほうが仕上がりの発色をイメージしやすくなります。
 

初心者でも簡単にガラス絵の具の着色

ガラス絵の具は前にも書いたようにチューブタイプです。本体を潰しながら量を調整して線を描いていきますので、自作されるときは最初に紙などに試し描きをしてみてください。イメージする線の太さや絵の具の厚みの感覚を掴んでおきましょう。
 

自作デザインを活かす輪郭線

黒で輪郭線を描くと下絵のデザインがいきなりステンドグラス風になります。線を太くしてポップに、シャープな線で精悍なイメージになどいろいろな表情を持たせるのがこの段階です。乾く前なら二度塗りもできるので、いろいろな輪郭を試してください。
 

ガラス絵の具を使った簡単な着色で自作の味わいを

輪郭線が乾いたらデザインに命を吹き込む着色です。ガラス絵の具を厚く塗ると透明度が少なく重厚でマットな仕上がりに、薄く塗ると光を通した鮮やかな発色の作品になります。デザインや置きたい場所をイメージして塗りの厚さを決めましょう。
 

手作り感を活かすガラス絵の具の着色

最初から厚く塗るのもいいですが、薄塗りを何回か重ねて自然なムラを作ると古い教会のような手作り感のあるステンドグラス風になります。カラーセロファンでは出せないような味わいのある発色の作品になるでしょう。
 

初心者でも細かいデザインに挑戦

チューブでは塗れない細かい部分のあるデザインでは用意した爪楊枝の先にガラス絵の具をとり、輪郭線の中に落とし込んでください。爪楊枝はたくさん用意して色ごとにきちんと変えましょう。
 

簡単に複雑なたくさんの色の塗り分け方

ひとつの輪郭の中にたくさんの色で着色するようなデザインの時はひとつめの着色をしてから乾くのを待ち、ふたつめの着色をしましょう。乾く前に塗ってしまうと隣り合った色が混ざってしまうので、焦らず乾燥を待ちます。このやり方を繰り返すとひとつの輪郭の中にたくさんの色を落とし込めます。
 

色にこだわり、初心者でも簡単に新色を

どうしてもイメージ通りの色がない、あのキャラクターはこの色でなければ、手作りをしているとどうしてもイメージと違ってくることがあります。ガラス絵の具は混色して色を新しく作ることができるので、パレット代わりのアクリル板の上などでいろいろな分量で混ぜてみてください。
 

この色が出せない、試行錯誤も手作りの楽しみ方

出典: http://www.bond.co.jp/bond/detail/002102003077/

いろいろと混色して試しても欲しい色にならない、そんな時は木工用ボンドとサインペンを使ってみてください。着色する部分にペンで色をつけ木工用ボンドを塗ります。乾いて透明度が上がった木工用ボンドにさらに上から色を塗ればステンドグラス風インテリアにも溶けこみます。質感が少し違うので細部で使うといいでしょう。
 

出典: http://www.pentel.co.jp/products/signpen/pentelsignpen/

ガラス絵の具が乾くまでDIY途中も見て楽しむ

ガラス絵の具は乾くまで通常で2時間ほど時間がかかります。乾く前に着色しなければなりませんが、次の着色は完全に乾いてからでないと色が混ざり合ってしまうので、完成したイメージを思い浮かべながらじっと乾くのを待ちましょう。
 

手作りの醍醐味、DIY中のアクシデント

ガラス絵の具は粘度が高いため、空気が入り込んで気泡ができてしまうことがあります。そんな時は用意した爪楊枝で割って取り除いてあげてください。埃や髪がついてしまったときも爪楊枝の先端に乗せるように取り除きますが、どちらも色によって爪楊枝を使い分けましょう。
 

ステンドグラス風インテリアは小物だけじゃない

描いたステンドグラス風インテリアをそのまま楽しむ他にも、描く素材を軟らかいものにすることで剥がしやすくなりシールとしても使えます。窓ガラスに貼って陽の光で発色するステンドグラスにしたり、ガラスに描いてから曲面や凹凸のある素材に貼って別の作品として仕上げたりできます。
 

いろいろなステンドグラス風インテリア・小物など

ステンドグラス風インテリアは絵として飾るだけでなく、小物やちょっと変化のあるインテリアとしても使うことができます。ここではその例をいくつか紹介しましょう。
 

ステンドグラス風ボトル・グラスなど

ボトルやグラスに着色、またはシールとして貼りつけると鮮やかなステンドグラス風小物に変身します。グラスによっては一輪挿しや、LED電球を入れてキャンドルホルダーなど、クリスマスにぴったりな小物に変身させることができます。
 

ステンドグラス風モビール

カットしたプラスティック板を何枚か用意して紐などで繋げるとステンドグラス風モビールになります。壁や窓に飾ると風に揺れたモビールが鮮やかに発色し、一味違った雰囲気を作り出せるでしょう。
 

ステンドグラス風アクセサリー

そろそろ初心者から卒業と思ったら手作りアクセサリーにもトライしてみてください。ブローチやチョーカーなど細かいステンドグラス風の絵で手作りすると愛着のある自分だけのアクセサリーが完成します。
 

ステンドグラス風ワイヤーアート

ステンドグラス風インテリアだけでは物足りなくなった時に、ワイヤーアートにも挑戦してみてください。ワイヤーで作った輪の部分にカットしたプラスティック板に描いたステンドグラス風アートをはめ込むとワイヤーだけでは作れない彩りを持たせることができます。
 

クリスマスに向けて今からDIY、ステンドグラス風オーナメント

クリスマスツリーに教会のようなステンドグラス風小物は相性ピッタリです。いろいろなデザイン、形のオーナメントを手作りしてクリスマスツリーに飾りませんか。お子さんと一緒に手作りして飾りつけるといつものクリスマスより楽しさが倍増するでしょう。
 


ステンドグラス風ウェルカムボード

クリスマスに向けてツリーだけではなく、ステンドグラス風ウェルカムボードもぜひ手作りしてみてください。クリスマスパーティーに行ってステンドグラス風ウェルカムボードに迎えられると、ゲストの方々もいっそう盛り上がるでしょう。
 

お子さんと一緒にステンドグラス風アート

出典: https://www.irasutoya.com/2018/03/blog-post_70.html

ここで紹介してきたステンドグラス風インテリアはガラスを素材にしなければ割れることはありません。お子さんと一緒にアクリルに着色したり、お子さんの大好きなキャラクターで小物を作ったりすればご家族で楽しめます。
 

色々なステンドグラス風アートの使い方

自宅に飾る以外にも、大切な人にあげるプレゼントへシール代わりに貼ってみたり、クリスマスカードにステンドグラス風デザインを貼ったりとインテリアではなくてもいろいろな場所に溶け込みます。

日常にもステンドグラス風アートを

もちろん、クリスマスや贈答用だけでなくご家族の日用品をステンドグラス風デザインにもできます。お子さんのネームシールやデコレーションに、ステンドグラスといえば西洋ですが和柄なども使ってちょっと変わったステンドグラス風もいいでしょう。
 

まとめ

今回は数ある自宅での手作りインテリアの中でもカジュアルさと品格を併せ持ったステンドグラス風インテリアのDIYをご紹介しました。簡単に初心者の方でも手作りできるとはいえ自宅でDIYした、たったひとつのインテリアは愛おしく生活に潤いを与えてくれるでしょう。
 

暮らしに彩りを添えるDIYの可能性

このように、手作りしたインテリアでいろいろな場所を飾れるのはDIYならではの楽しみ方です。皆さまの暮らしに輝きを持たせるお手伝いが出来ればとても嬉しく思います。これからもご自宅でたくさんのDIYに挑戦し、生活に彩りを添えてください。
 

暮らしに溶けこむ自作インテリア

このようにステンドグラス風インテリアは、教会の非日常的で厳かな雰囲気を自宅にカジュアルに持ち込むことで暮らしに溶け込ませるDIYです。ぜひ初心者の皆さんも自作ステンドグラス風アートに挑戦して生活に彩りを添えてください。