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高尾山登山にかかる所用時間はどれくらい?コースや入山時間のおすすめをご紹介

「今度の休日は高尾山に出掛けよう!」都心からもアクセスが良く、登山初心者から上級者まで楽しめる高尾山。登山はもちろん、観光地としても人気があります。「おすすめの登山コース8選」を中心に、登山時間、各コースのおすすめポイント、所要時間を紹介をしていきます。
更新: 2024年3月17日
nozomi
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高尾山とは?

高尾山ってどこにあるの?

高尾山は、東京都八王子市にある標高599mの山。都心からのアクセスも良く、年間を通じて多くの観光客や登山客が訪れます。コースが多くあり、ケーブルカー・リフトもあるため、初心者から上級者まで山登りを楽しめます。

高尾山は山以外になにがあるの?

高尾山の中腹には、薬王院という仏教の古い歴史のあるお寺があり、観光客にも人気です。登山以外にも見所がたくさんあります。平成19年には、世界のレストランや観光地を星の数で評価するミシュランの三つ星に指定された山で、世界中の観光客が訪れる場所になりました。

高尾山へのアクセス方方法

車でアクセスする場合

中央道八王子JCT経由、圏央道高尾山ICを降りて、新宿方面に約5分。駐車場は、高尾山口駅の八王子市営山麓駐車場と高尾山薬王院祈祷る殿駐車場の2カ所があります。合わせて330以上収容可能です。

休日の高尾山はとても混雑するため、事前にチェックして行くようにしましょう。場合によっては、JR高尾駅周辺のコインパーキングに駐車し、そこから電車で高尾山口駅に向かうのもおすすめです。

電車でアクセスする場合

高尾山の最寄り駅は「高尾山口駅」です。JRの高尾駅ではないので、調べる際は注意しましょう。
 

京王線を利用する場合

京王線・新宿駅から高尾山口駅 最速47分で高尾山駅口に到着します。新宿から乗換なしで行ける方法です。
 

JRを利用する場合

JR中央線・新宿駅から高尾駅 特別快速44分・快速58分・高尾駅から高尾山口駅まで3分。JRを使って行く方法です。※JR高尾駅と京王線の高尾山口駅は歩くと30分ほどかかります。似てる駅名なので間違えないようにしましょう。高尾山口駅から、ケーブルカーの乗り場までは徒歩5分で到着します。

営業時間は何時から?

ケーブルカーの営業時間

ケーブルカーの運転開始は、8時からです。運行終了時間はシーズンによっても異なりますが、17時15分が1番早い終了時間です。(ホームページで確認しましょう。)

15分間隔で運転しており、乗車時間は約6分間。高尾山の麓の清滝駅から中腹の高尾山駅まで、約1000メートルあり、高低差270メートルを一気に駆けます。途中にある31度の勾配は、日本最大で有名です。

リフトの営業時間

リフトの運転開始は、9時からです。運行終了時間は、平日は5月~11月は16時30分まで。12月~4月は16時まで。休日は状況により運転を延長する場合がります。乗車時間は約12分間で2人乗り。自然の風を感じながら、家族や友人とのんびり景色を見ながら上がるのに最適です。

ケーブルカー・リフトの運賃

登り、下り、または往復する際に、ケーブルカ・リフトを利用する場合は、運行時間と運賃は確認しておきましょう。(※ケーブルカー・リフトを利用しないで入山することも可能です。)運賃はケーブルカー、リフトともに同額です。

・料金 (片道)大人480円、小人240円 (往復)大人930円、460円 ※3才以上から小人料金、3才未満の方は大人一名につき一名無料。中学生以上から大人料金。(2018年10月時点)

登山できる時間は何時から?

何時から登れるの?

「よし!高尾山に行こう!」を計画をして、疑問が浮かぶのが、何時から登れるのだろうかということ。答えは何時からでも可。ケーブルカーかリフトを利用する場合は、運行時間に合わせて行きましょう。

麓から歩く場合は、全体の行動時間を把握した上で、入山時間を決めましょう。その場合は何時からでも登れますが、季節や日の出の時間に合わせて計画するのをおすすめします。

高尾山の登山コース

出典: http://www.takaotozan.co.jp/course/img/all_course_2016.jpg

高尾山公式ホームページに載っている登山道全コースです。


高尾山にはいろいろなコースがあります。上記画像が高尾山の公式ホームページに掲載されている全コースです。登山をする際は、コース・かかる時間を事前に確認しましょう。コースによって魅力も様々。今回は8つのおすすめの登山コースで詳しく紹介していきます。

晴れももちろんいいですが、山は雨の日も素敵な景色を見せてくれます。

おすすめの登山コース①

登るコース

1号路・表参道コース

所要時間

▼山頂までの登頂時間
上り1時間40分・下り1時間30分(距離3.8km)

コース説明

高尾山定番の登山コースと言われている1号路を登って行くコースです。1号路は舗装されているので、普通のスニーカーで歩いても特に問題はなく、ハイキング気分で気軽に登れます。

山の中腹には展望台があったり、パワースポットと呼ばれる「たこ杉」や「薬王院」があったりと、見所がたくさんあります。トイレや売店も多くとても便利なコースです。更に時間を短縮し、気軽に山頂まで登りたい方は、ケーブルカー・リフトを利用して山の中腹まで登るのもおすすめです。                       

おすすめの登山コース②

登るコース

2号路・霞台ループコース

所要時間

1周30分(距離900m)

ケーブルカーを使って高尾山駅まで上るか、1号路を使い山の中腹あたりまで登っていくと、さる園があります。さる園を中心に高尾山の中腹を1周まわることができるのが自然散策路、2号路です。

北面は落葉樹、南面はおもに常緑樹でおおわれていて、違う植物を見れるのが魅力です。距離も短く1周30分足らずなので、自然観察に絶好なコース。施設もないことから、利用者も少ないためのんびりとハイキング気分で山歩きができます。

おすすめの登山コース③

登るコース

3号路・かつら林コース

所要時間

▼山頂までの登頂時間
上り1時間5分・下り55分(距離2.4km)

1号路の浄心門から左に入り、山頂方面に登って行けるコースです。暖帯系の樹木や野草が多く、常緑樹が多いです。緩やかな登りのため、ゆっくりと自然を感じながら山歩きを楽しめます。さらに南斜面のため、たくさんの日差しが降り注ぎます。シーズンを通して比較的に空いているので、静かにハイキングしたい方にもおすすめのコースです。

おすすめの登山コース④

登るコース

4号路・吊り橋コース

所要時間

▼山頂までの登頂時間(1号路の中腹に入山口があります。)
上り55分 下り50分(距離1.5km)

コース説明

吊り橋があることで人気なコースです。多くの木々に囲まれ自然を感じながら歩けます。1号路の途中に浄心門の右に4号路の入山口があり、ゆるやかに下って行くと吊り橋があります。吊り橋付近は、ブナの新緑やカエデの紅葉など、四季を通して様々な景色が楽しめます。

その後はゆるやかに登って行き、山頂が近づいてくるとしだいに斜面をましていきます。吊り橋を写真撮影スポットとして、目的に選ぶ人が多いようです。

おすすめの登山コース⑤


登るコース

5号路・山頂ループコース

所要時間

▼登頂時間(山頂のまわりを歩きます。)
1周30分(距離900m)

コース説明

山頂のまわりを気軽に歩ける短いハイキングコースです。春にはいろいろな花を楽しめるスポットで、高尾山の自然を体験できる場所。1,3,4,6号路、稲荷山コースと、ほとんどのコースと5号路は繋がっているので、さまざまに歩くコースを選ぶことができます。

短いコースではありますが、高尾山の自然を十分に体験できます。そのため、「高尾ビジターセンター」のガイドウォークでも5号路が使われています。山頂まで登ったあとに、ちょっと物足りないな?もう少し歩きたい!そんな人にもおすすめのハイキングコースです。

おすすめの登山コース⑥

登るコース

6号路・びわ滝コース

所要時間

▼山頂までの登頂時間
上り1時間・下り1時間10分(距離3.3km)

コース説明

ケーブルカー清滝駅の沢沿いを登っていくコースです。(※ケーブルカー・リフトは利用出来ません。)山の麓から入山します。沢のせせらぎを聞きながら登ることができ、飛び石で沢の中を登っていく場所もあり「水のコース」とも呼ばれています。

途中には、「岩屋大師」や「びわ滝」などを見ることもでき、自然の素晴らしさを感じられます。麓から山頂までトイレやお店はなく、距離も長いので、しっかりと事前準備をして登ましょう。

おすすめの登山コース⑦

登るコース

稲荷山コース

所要時間

▼山頂までの登頂時間
上り1時間・下り1時間10分(距離3.1km)

コース説明

稲荷山コースは、いろんなコースの中でも1番人気と言われています。山を登るなら、舗装された道でなく山道を歩きたい!そんな人にもおすすめのコースです。

ケーブルカー・リフトを利用せず、山頂を目指すため、何時からでも入山可能。清滝駅のすぐ左にある階段が登山口です。登りはじめは木段は続き、コースの中間にあるあずま屋(休憩小屋)までは、急な坂道が続きますが、その後は比較的にな道になるので、自然をたっぷり堪能出来ます。

おすすめの登山コース⑧

登るコース

高尾山・陣馬山コース

所要時間

▼山頂までの登頂時間(高尾山から陣馬山へ)
5時間(距離15.3km)

コース説明

高尾山から陣馬山への縦走路です。「奥高尾」と呼ばれ、上級者向きのコースです。高尾山の山頂から、一丁平、城山・景信山を経由して陣馬高原下に下りていきます。

登山道は整備されていて歩きやすいですが、山での行動時間が長くなりますので、登山する際は、しっかりとした登山準備をしていきましょう。※入山口と下山口が異なります。必ず地図上にて確認しましょう。※入山の際には登山届を出しましょう。

高尾山の山頂ににはなにがあるの?

山頂にある展望台からは富士山や丹沢などの山々などの展望が楽しめます。高尾山の山頂の標高は599m。平坦な広場もあることから、多くの登山客がのんびりと休憩をしています。

食事ができる茶屋がありそばを食べることもでき、頂上後に食べるおいしいご飯は格別です。高尾山周辺について情報を提供している「高尾ビジターセンター」もあり、高尾山についても深く学べます。トイレもあり、たくさんの登山客で賑わっているような山頂です。


高尾山のいろんな登山コースを楽しもう!

高尾山はいろんな登山コースがあるのがとても魅力的です。上りと下りで同じコースを歩いても良いですが、違うコースを歩くことで更にいろんな景色を楽しむことができます。

例えば上りは山の麓からゆっくり自然を満喫しながらハイキングをし、下りはケーブルカーを利用することで下りの体力をそこまで気にせずに山を楽しみこともできます。

体力に余裕がある方は自然散策路を経由しながら登ってみたりと、コースの組み合わせ次第で楽しみ方は無限大。何時から登りに行けるか、なにをしたいのかで、計画をしてみましょう。

これだけは気をつけよう!

高尾山は気軽に上れる登れる山ではありますが、自然の危険性ももちろんあります。高尾山はコースによっても、雰囲気が全く違いますので自分の登るコースの特徴を把握した上で、安全に山を楽しみましょう。入山する際は、下記内容を注意して計画しましょう。

登山をする際の注意事項

・舗装された道もあるが、平坦な道ばかりではなく、坂、階段、木の根、起伏があったりと、注意する点はたくさんあります。
・山の上は気温が下がることがあります。季節を問わず、上着などを持って行き、体温調節がでいるようにして行きましょう。

・山の天候は変わりやすいです。雨具を持っていくといいでしょう。
・日没後はとても暗くなります。登頂時間をしっかりを考え、下山時間が遅くならないようにしましょう。

高尾山の登山以外の楽しみ方

グルメ編

登山中のグルメ

登山も楽しみたいし、グルメも楽しみたい!という方には、ケーブルカーの高尾山駅周辺の売店や、山の中にある飲食店がおすすめです。食べ歩き出来るようなスイーツや軽食を購入できる売店や、こだわりの料理を出してくれるようなお店まであり、山登りもグルメもどちらも満足できるお店があります。

山の麓でのグルメ

また、高尾山の麓にあるもみじ通りや表参道には、麓の観光エリアとして多くの飲食店やお土産屋さんが並んでおり、観光客で賑わいます。高尾山の名物はなんといってもとろろ蕎麦。登山を満喫したあとに、ゆっくりと高尾山グルメを楽しんで帰路に向かってはいかがでしょうか。

温泉編

高尾山の麓にある温泉

そして、高尾山には温泉もあります。2015年、JR高尾山口駅のとなりに「京王高尾山温泉」ができ、人気スポットになっています。入館料はシーズンによって異なりますので、行く際は確認をしましょう。

 

営業時間・料金

営業時間:8:00~23:00(最終入館受付22:00)
通常料/金大人(中学性以上)1000円(税込)・子供(4歳~小学生)500円(税込)シーズン料金/通常料金大人(中学性以上)1200円(税込)・子供(4歳~小学生)600円(税込)

※シーズン料金:1月1日~3日、ゴールデンウィーク、11月1日~30日(2018年10月時点)

京王高尾山温泉 / 極楽湯
高尾山の余韻にひたる、日帰り天然温泉

まとめ

ケーブルカーやリフトを利用して気軽にハイキングを楽しんだり、本格的な登山を行ったりと、いろいろな楽しみ方ができる高尾山を紹介しました。一年中どの季節でも楽しめるのも高尾山のいいところです。

春は桜、夏は新緑とビアガーデンも人気で、秋は紅葉、冬は空気がすみわたり展望台からの景色や、夜景を楽しむ方も多くいます。ぜひ、気軽に自然を感じに、休日に足を運んでみましょう!