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スノーボードクロスとは?大会ルールや注目選手など、競技の魅力をご紹介!

最近オリンピックなどでも競技として認められ人気になってきているスノーボードクロスという競技。実際にスノーボードクロスという競技はどんな競技なのでしょうか?大会ルールや有名なスノーボードクロスの選手が男子、女子ともに日本人でもいるので紹介します。
2020年8月27日
ゆうだい
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スノーボードクロスとは?

スノーボードクロスの魅力

スノーボードクロスとは2006年から正式にオリンピック競技となった競技ですね。知名度自体はまだあまりないかもしれない競技ですが、雪上の格闘技といわれるくらい激しい競技です。簡単に競技の説明をするとスノーボードで行う障害物競争のようなものです。いろいろな障害物があり、それを複数名で同時にスタートし、最初にゴールした人がが勝ちという簡単ルールになっています。勝敗もわかりやすく見ているだけでエキサイティングな競技です。一度スノーボードクロスという競技を見てみると誰でもはまること間違いなしです。

スノーボードクロスの見どころ

はやりなんといっても4~6人が一斉にスタートするといったところが一番の見どころになります。さらに、キッカーやウェーブを抜ける時も派手に見えてすごくおもしろいですが、一番注目してほしいところはバンクでのコース争いです。このバンクでは、次のアイテムに自分がいいポジションで入りたいため熾烈なコース争いをしています。転倒や接触が一番多いのもバンクです。ぜひこのバンクでの熾烈な争いを見てほしいと思います。これを注目してみることによって、楽しさが1.5倍になると思いますよ。

スノーボードクロスのルール

大会のルール

スノーボードクロスの大会のルールはとても簡単です。誰が見てもどの選手が勝ったか明確なルールとなっています。簡単にルールのみを見てみると基本的にスノーボードの障害物リレーといった感じになっています。大会によって違いがありますが、4~6人が一組となり、います。一番最初にゴールラインを切った人が勝ちというシンプルなルールになっています。オリンピックでも同じルールが採用されています。難しいルールはないので誰でも簡単に見たり参加することができると思います。

スノーボードクロスのコース

コースもいろいろ

コースも大会ごとに違ってきます。だいたい1000mくらいのコースを下っていくことになります。そのコースの中には様々な障害物があります。その障害物を超えながら早くゴールを競っていきます。障害物の種類は、バンク、キッカー、ウェーブといった障害物があるのでいかにそれを早くいなしていくかが勝利のカギになります。平昌オリンピックでは、ウェーブが非常に多い印象のコースでしたね。次の北京オリンピックではどのようなコースになるのか楽しみですね。

スノーボードクロスの大会

スキー場での大会


スノーボードクロスの大会といえばオリンピックが真っ先に思いつきますが、各スキー場でも定期的にスノーボードクロスの大会が開催されています。詳しくは、JSBAのHPを確認するといいでしょう。この大会は公式な大会となっていますので、ライセンスを取得してから出ないと大会に参加できないので注意しましょう。公式でなければ、スキー場が主催で大会を開催していることもあるので、HPを確認してみましょう。

スノーボードクロスの有名な選手

アレックス・プーリン

オーストラリアの選手。スノーボードクロスでの世界選手権で毎回メダルを獲得している選手です。ワールドカップでも何度か優勝経験がある選手です。不動の世界ランク1位をずっとキープしているミスタースノーボードクロスといってもいいくらいのすごい選手。

ピエール・ボルティエ

ソチオリンピックで見事金メダルを獲得した選手。世界ランク1位の選手でスノーボードクロスに対する圧倒的な能力を持っている選手です。スノーボードクロスといったらこの人というくらい有名な選手です。スノーボードクロスの選手はやはりイケメンが多いですね。スノーボードクロスの歴史を変えたともいわれているくらいすごい選手なんですね。

ミケラ・モイオリ

ミケラ・モリオイ選手は、前回の平昌オリンピックで見事優勝をした女子の選手です。ソチオリンピックや鳥のオリンピックで優勝している強豪を差し置いての優勝となりました。この優勝も快挙といってもいいでしょう。次の北京オリンピックにも出場するのであれば、必ず強敵となる選手の一人ですね。北京オリンピックは日本人選手も出場してほしいと思いますね。

スノーボードクロスの選手日本人編(男子)

成田 緑夢

日本人男子の中で一番有名だと思うスノーボードクロスの選手は、この成田緑夢選手です。オリンピックではありませんが、平昌パラリンピックで非常に活躍して有名となった選手ですね。また兄弟も有名で、姉は今井メロ。兄は成田童夢。と兄弟そろってスノーボードのオリンピック選手となっていますね。兄弟3人とも有名な選手ですね。

経歴

実は、成田緑夢選手はもともとスノーボードクロスの選手ではありませんでした。もともとは、フリースタイルスキーの日本人強化選手の一人でした。男子の中ではかなり凄い成績を残しています。スノーボードでもショーンホワイトが見せた大技も練習で1発で決めることができるくらいの選手だったそうです。しかし、トランポリン競技でのけがで現在は腓骨神経麻痺という状態になってしまいました。


パラリンピックでの成績

平昌オリンピックでは、日本人選手初・男子初のスノーボードクロスのメダル獲得をしました。銅メダルという素晴らしい成績を収めています。スノーボードバンクドスラロームという競技でも日本人で初めての金メダルを獲得しています。日本人男子としてはかなりの快挙となった選手です。これから期待をしていましたが、スノーボード協議を2018年3月に引退してしまいました。とても有名な選手ですので、ぜひ知っておいてくださいね。

桃野慎也

スノーボードクロスのワールドカップでは世界10位などいいところまで成績を上げていた日本人選手の一人でした。しかし、残念ながら平昌オリンピックには出場しませんでした。トレーニング中にハムストリングス付着部損傷というけがをしてしまったため、平昌オリンピックに出場することはできず少し残念な結果となってしまいました。次の北京オリンピックには出場するのかはまだ決まっていないようですが、平昌オリンピックは日本人が出場していなかったので、ぜひ北京オリンピックは出場してほしいと思いますね。

スノーボードクロスの選手日本人編(女子)

広野 あさみ

日本人の女子で有名なスノーボードクロスの選手は、広野あさみ選手です。実は女子のプロスノーボーダーはかわいい女子ばかりなのです。その中でも、スノーボードクロスのプロの資格を持っているのがこの広野あさみ選手なのです。ただスノーボードクロスでの活躍も有名ですが、オリンピックはビッグエアーや、スロープスタイルでオリンピックを目指しているそうです。まだまだ若い選手なのでこれからの活躍に期待です。

藤森由香

スノーボードクロスの大会にいつも参加して日本人女子の最高順位をいつも叩きだしている藤森選手。日本人女子の中では一番の実力を持っているのではないでしょうか?3大会連続日本人女子の代表としてオリンピックに出場しています。トリノオリンピックでは、7位入賞を果たし、一躍有名になった日本人女子の一人です。まだ当時は、スノーボードクロスという競技がそこまで有名ではなかったので、スノーボードクロス界の中ではとても有名な選手です。有名なのはソチオリンピックでのビッグエアーで4位まで上り詰めた日本人女子として有名な選手ですね。

スノーボードクロスのテクニック

アイテムをいなすことが大切

スノーボードクロスのコースにはたくさんのアイテムがそろっています。バンク、キッカー、ウェーブといった様々なアイテムをクリアしていかなければいけません。それも素早く無駄のないようにクリアしていくことが大切になります。テンポよくクリアすることが大会での勝利のカギとなってくるのです。そのためにはどのように体を使っていったらよいのでしょうか?

ウェーブの攻略

コースの中で一番多いアイテムがウェーブですね。コースにあるウェーブをテンポよく超えていきましょう。基本は膝を柔らかく使っていきましょう。上り頂点までは、自分も伸び上がるようにします。しかし、頂点から下りになった瞬間に前足を押さえつけるようにして加重をしていきます。そうすることによって、スノーボードの板が浮かないので、より早く安全に抜けることができます。コースを攻略するのであればまずは膝を柔らかく使えるようにしていきましょう。


スリップストリーム

スリップストリームという言葉を聞いたことがありますか?車が好きな人は聞いたことがあると思います。前の車の後ろにつくことで空気抵抗を減らし、前の車よりも早く走ることができるものですね。実はこれ、スノーボードクロスの大会でも使っています。どこで使っているかというと、バンクで使っていることが多いです。後ろにぴったりと張り付くことで自分のスピードを上げて、次のアイテムで抜くという超高等テクニックになります。前の人も信じていなければいけないので難しいテクニックとなります。こんな駆け引きも実はできるのです。

冬季オリンピックに注目

2022年冬季オリンピック

2022年には北京で冬季オリンピックが開催しますね。そこでも、スノーボードクロスが競技の一つとして認められるはずです。今では少しスノーボードクロスの人口も増えてきましたが、まだ、専門で行っている選手が少ないのも事実です。しっかりとした技術があればオリンピックも夢ではないかもしれません。男子、女子ともにまだまだ少ないので、スノーボードクロスの大会にたくさんでて注目されてみるのもいいかもしれませんね。特に男子のほうが少ないので男子ならまだチャンスがあるかもしれませんよ。

とにかく見ているだけでも面白い

一度見てみよう

スノーボードクロスは見ているだけでもとてもエキサイティングな競技なので今まで知らなかった人は一度テレビでもいいので見てみるといいでしょう。今ではYou tubeなどにも大会の様子が出ているので、そのあたりで見てみるのがいいかと思います。一度見たらスノーボードクロスのとりこになることは間違いなしだと思います。

大会を見に行こう

これから冬になると各スキー場でスノーボードクロスの大会が開かれるようになってきます。やはりテレビや映像で見るスノーボードクロスと生で見るスノーボードクロスの違いを体感してほしいと思います。まじかで見ることによって、選手通しの微妙な駆け引きだったり、息遣いなどもわかり、とてもエキサイティングに感じると思います。ぜひ、近くのスキー場でスノーボードクロスの大会が開催されるところがあれば見に行ってみるといいでしょう。