クイックキャンプ QUICKCAMP 二人掛け ローチェア サンド QC-ATC100 アウトドア用 軽量 折りたたみ アルミ背付きベンチ クッション入り ロースタイル 2人用 チェア 椅子
「ローチェア」とは
「ローチェア」というチェアをご存知でしょうか。最近では特にアウトドアシーンにおいて絶大な人気を誇っており、今ではメジャーなアウトドア系ブランドが軒並み商品開発に参入しているなど、その人気の高さを伺わせます。
普通のチェアとの違い
ローチェアとはその名の通り、低いイスを意味します。通常、家庭用のチェアもアウトドアで使用するチェアも、一般的には座面が地上高40～45cm程度ですが、ローチェアの座面は地上高15～30cm程度と低く設計されています。このため、必然的に目線が低くなります。この低い目線で座る事こそが、ローチェアを選択する最たる理由でしょう。
ローチェアの用途
ローチェアは、基本的にはアウトドアシーンでの使用を目的に開発された製品がほとんどです。キャンプやバーベキューの他、焚き火の際に使用するのもおすすめです。その他、花火や海水浴といったレジャー、中には自宅のテラスやウッドデッキなどでくつろぐ為に使用している方も多いです。低く座れるため視界が広がり、景色や焚き火を楽しむ事に大変優れたアイテムです。
ローチェアの構造
ローチェアのほとんどは、折りたたみできてコンパクト、軽量で持ち運びやすい設計となっています。ローチェアの種類としては、一般的には折りたたみ式が多く、その他には、傘のように縮まる収縮型や、座面と脚のフレームが独立した組立式などが挙げられます。
軽量に作られているため、全体の骨となる脚の素材はアルミや中空スチールなどで作られ、座面や背もたれは布張りした製品が多いです。軽量とはいえ、ほとんどの製品の耐荷重は約80kgと丈夫に作られています。座り心地は普通のアウトドア用チェアと変わりません。
「ローチェアの代表的ブランド」について
ローチェアは国内のスポーツ量販店や、アウトドア用品店、ホームセンターなどで広く販売されており、手に入れるのは容易です。海外の有名ブランドや国内ブランドが入り混じって販売されており、代表的なブランドを簡単にご紹介します。
ローチェアの種類
ローチェアには国内外の多くのブランドが参入しており、国内でも多くの製品が販売されています。ローチェアの中でも着座姿勢や座面高など製品により異なり、焚き火の時などに使用を想定した不燃性の製品や、花火の時などに使用を想定して目線がやや上に向くように設計された製品など、多くの種類があります。各ブランド共通しているのは、コンパクトで軽量という事です。
代表的な海外ブランド
海外ブランドで日本国内においてローチェアを販売している代表的なブランドをご紹介します。ラインナップは国内ブランドに劣るものの、長年アウトドアシーンで活躍してきたブランドだけに、その品質は確かなものです。
Coleman／比較的リーズナブルな価格で多くのラインナップがあります。カラーリングも独特です。
Helinox／独特なデザイン性と超コンパクト設計はあらゆるレジャーシーンで活躍できます。
代表的な国内ブランド
国内ブランドでローチェアを発売している代表的なブランドをご紹介します。アウトドアファンであれば誰でも知っている有名ブランドから、多くの製品が発売されています。
SnowPeak／自然素材を生かした製品はとにかく軽量で丈夫、製品には永年補償が付いています。
LOGOS／独特のデザイン性で、人目を惹くオリジナリティあるテントサイトを作りやすいです。
CAPTAINSTAG／製品開発数では圧倒的で、またロープライスな製品が多いのも魅力です。
「ローチェアがキャンプにおすすめの理由」その1
近年、ローチェアを使用したロースタイルのテントサイトが目立っています。なぜこれほどローチェアが普及したのか、その人気の秘密を解説していきます。
軽量コンパクトで持ち運び簡単
ローチェアは一般的なチェアに比べコンパクトのため軽量です。キャンプではチェアの他に様々な道具を用意しなければなりませんが、軽量コンパクトであれば持ち運びがとても簡単です。キャンプの準備や後片付けを考えると億劫になる、なんて方でも、ストレスなくキャンプが楽しめるでしょう。
折りたたみ式で収納も楽チン
持ち運びの便利さを考慮して大抵のローチェアは折りたたみや収束ができるので、キャンプの荷物を車に積み込むときも、使い終わった後の収納にも便利です。普通のチェアだと難しいけどローチェアなら家族全員分用意ができる、なんて事もありえるでしょう。
「ローチェアがキャンプにおすすめの理由」その2
ローチェアの魅力はなんとっても、その低い着座姿勢にあります。身体を、目線を低くすることで様々な恩恵が得られます。
焚き火に最適な目線
ローチェアに座って焚き火を囲むと、どなたでも焚き火を楽しむのに最適なポジションだと気付くでしょう。立ち上る焚き火の炎と目線が同じくなり、身体全体で焚き火の熱を感じることができます。皆で焚き火の周りに集まれば、暖かく自然と話しが弾むことでしょう。
童心にかえり広い自然を感じられる
ローチェアに座ると目線が低くなるという事は、子どもと同じ目線になるという事です。成長と共に変わっていった景色を、もう一度子どもの頃と同じ目線で自然を見ることで、空の広さ、視界の広がりを感じられるでしょう。より視界に周りの環境をいれることによって自然を感じ、キャンプを楽しむことができます。子どもの頃と同じく、広い空を仰ぎ見た感覚を思い出してみましょう。
「ローチェアがキャンプにおすすめの理由」その3
ローチェアの人気は止まることはありません。これにより、現在では多くの種類、カラーバリーエーションが生まれています。中には自分の趣味にぴったりハマるデザインもあるでしょう。また人気の高さからハンドメイドする達人まで誕生しており、その人気は留まることがありません。
テントサイトを彩るおしゃれファニチャ
テントサイトをロースタイルでバッチリおしゃれにまとめて、インスタグラムなどに投稿するユーザーが増えています。ローチェアにはおしゃれなデザインが多く、快適な座り心地と低い着座姿勢を作るため、全体的なフォルムは丸みを帯びたものが多いです。このため女性人気も高く、キャンプ人気を後押ししています。フォトジェニックなテントサイトを考えるのも、楽しみの一つです。
オリジナルのローチェアをつくる人も
オリジナリティあるロースタイルのテントサイトをつくるため、中にはローチェアを自作する達人もいます。簡単なものは1日で完成するでしょう。用意するのは脚や座面で使用する木材、背もたれに使う丈夫な幌布があれば材料は十分です。脚は電動ドリルなどでビスを使い組み立て、幌布を貼り、最後に汚れや傷防止にニスを塗布すれば、完成です。カラーリングや、個性ある布地を使えばかなり印象は変わってきます。ローテーブルと合わせれば、自作ロースタイルの完成です。
【最新】キャンプにおすすめのローチェアその1
国内トップブランドであるSnowPeakの人気ローチェアです。座り心地は高級ソファのように身体を柔らかく支えてくれます。ネイティブな素材と高級感溢れる工業素材が組み合わされたモダン建築のようにおしゃれな佇まいが人気です。
製品スペック
サイズ／幅58×奥行65×高さ86cm(座面高30cm)
重量／約3.6kg
材質／アルミフレーム、天然木、ポリエステルなど
収納／折りたたみ式
その他／収納ケース付き
おすすめポイント
竹の集成材を使用した肘掛と落ち着いたフォルムが魅力の、高級感と自然素材が融合したモダンな佇まいの製品です。快適な座り心地が魅力で、背もたれが長いのでゆったりと座れます。座り心地はトップクラスで、キャンプ以外にもご自宅のテラスなどでも使用する方もいます。
【最新】キャンプにおすすめのローチェアその2
国内トップブランドであるSnowPeakの人気ローチェアです。座り心地は高級ソファのように身体を柔らかく支えてくれます。ツートンカラーとネイティブ素材の組み合わせがとてもおしゃれで高級感を感じます。
製品スペック
サイズ／幅58×奥行65×高さ69cm(座面高30cm)
重量／約3.4kg
材質／アルミフレーム、天然木、ポリエステルなど
収納／折りたたみ式
その他／収納ケース付き
おすすめポイント
同ブランドから発売されている「ローチェア30」の背もたれがショートになった製品です。座面の高さやアルミフレームによる軽量化は同等です。大きな違いは背もたれの長さで、こちらは背もたれがショート丈になっている事と、フレームがブラックアウト処理されており、高級感が増しています。価格もハイクラスですが、同ブランドは永年補償が付いているので、一生モノの一品です。
【最新】キャンプにおすすめのローチェアその3
海外ブランドColemanより、焚き火での使用を想定したローチェアです。座り心地も良く、明るいストライプ柄がおしゃれで女性にも人気です。
製品スペック
サイズ／幅54×奥行55×高さ61cm(座面高28cm)
重量／約2.2kg
材質／アルミフレーム、天然木、ポリエステルなど
収納／折りたたみ式
その他／持ち運び用の取っ手付き
おすすめポイント
焚き火での使用を想定した製品です。座ったポジションは、焚き火を囲んだ皆の顔を見て話しがしやすいように、身体と顔が自然体で正面を向く設計です。また、シートの生地が燃えにくい素材で作られているのも特徴です。小さなお子さんでも快適に座れるコンパクト設計ですので、ご家族で焚き火を楽しめます。アルミフレームで持ち運びも楽チンです。
【最新】キャンプにおすすめのローチェアその4
ジュール ロースタイル イージーチェア ブラック CAPTAIN STAG 折りたたみ式イス パール金属 【RCP】【UC-1700】
国内ブランドのキャプテンスタッグより、コンパクトに収納できるローチェアです。圧倒的にお手頃なロープライスのためコストパフォーマンスに優れています。大人数でのキャンプなどに人気です。
製品スペック
サイズ／幅57×奥行72×高さ61cm(座面高15cm)
重量／約2.3kg
材質／鋼フレーム、ポリエステルなど
収納／収束型
その他／収納ケース付き
おすすめポイント
地面すれすれに近いほどに座面高の低く設計された製品です。地面に座っているような感覚を体感できます。また、タープやテント内などでも使えるコンパクトなサイズで、頭上の空間を広く使えます。コストパフォーマンスの良さも魅力です。
【最新】キャンプにおすすめのローチェアその5
国内ブランドのロゴスより、あぐらもかける座面のローチェアです。座り心地は良く、背もたれが長いので深く腰かけて足を伸ばして座れます。ミリタリー柄がおしゃれで、アウトドアファンに好まれます。
製品スペック
サイズ／幅70×奥行56×高さ76.5cm(座面高20cm)
重量／約3.0kg
材質／スチールフレーム、ポリエステルなど
収納／収束型
その他／収納ケース付き
おすすめポイント
ネーミングの通り、座るだけでなくあぐらもかける、地面に近いローチェアです。ハイバックのため背もたれが長くゆったりしているため、腰を深くかけてゆったりできます。星空を眺めたり、花火を見たり、様々なシチュエーションで活躍できます。
【最新】キャンプにおすすめのローチェアその6
国内ブランドのクイックキャンプより、ベンチタイプのローチェアです。座り心地は大人2人でもゆったり座れます。おしゃれな4色展開しているので、好みのタイプを選べます。
製品スペック
サイズ／幅103×奥行58×高さ69cm(座面高28cm)
重量／約4.6kg
材質／アルミフレーム、天然木、ポリエステルなど
収納／折りたたみ式
その他／持ち運び用の取っ手付き
おすすめポイント
二人掛けできるローチェアで、耐荷重も160kgまで対応しています。お子さんと座ったり、パートナーと座ったり、使い勝手は良いです。幅広い割りにアルミフレームで軽く、折りたたみできるので薄くなります。2人分のチェアと考えれば、収納に便利です。またコストパフォーマンスの良さも魅力です。
【最新】キャンプにおすすめのローチェアその7
国内ブランドのキャプテンスタッグより、リクライニング機能付きのローチェアです。座り心地は快適で角度を選べます。リクライニング機能が付いていますが、軽量でコンパクトです。
製品スペック
サイズ／幅58×奥行59×高さ71cm(座面高18.5cm)
重量／約2.5kg
材質／アルミフレーム、天然木、ポリエステルなど
収納／折りたたみ式
その他／バックポケット付き
おすすめポイント
4段階のリクライニングが可能なローチェアです。シチュエーションによって背もたれの角度を変えれるのでマルチに使えます。焚き火など談笑する際は一番上に設定し、ゆったりするときは背もたれを傾け、足を伸ばしてのんびりくつろぐ事もできます。アルミフレームで軽量なのも魅力です。
【最新】キャンプにおすすめのローチェアその8
海外ブランドのHelinoxより、超軽量コンパクトのローチェアです。メッシュ素材で暑い日でも座り心地は快適で、ブルーのフレームがおしゃれなアクセントになっています。同ブランドはテントのフレーム専門メーカーで、フレームは軽量で強度があります。
製品スペック
サイズ／幅52×奥行44×高さ50cm(座面高22cm)
重量／約0.6kg
材質／アルミフレーム、ポリエステルなど
収納／組立式
その他／収納ケース付き
おすすめポイント
ローチェアというカテゴリーの中でもトップクラスの軽量で、なんと615gしかありません。それでいて耐荷重が120kgと高強度を誇ります。折りたたみ式と違い、フレームと座面がバラバラの組立式となっていますが、工具など不要で簡単に組立可能です。収納ケースに入れればリュックサックなどにも入れて持ち運びが簡単にできるので、山岳地でのキャンプに人気のチェアです。
【最新】キャンプにおすすめのローチェアその9
【10/30〜ポイント20倍！】送料無料！【チャムス】フォールディングチェアブービーフット【CHUMS】Folding Chair Booby Foot(アウトドア/キャンプ用品)
海外ブランドのCHUMSより、おしゃれなローチェアです。ロースタイルの個性的なテントサイトにうってつけで、座り心地も快適です。
製品スペック
サイズ／幅50×奥行47×高さ65cm(座面高/非公表)
重量／約1.0kg
材質／アルミフレーム、ポリエステルなど
収納／組立式
その他／収納ケース付き
おすすめポイント
アウトドアファンに人気のブランド「CHUMS」より、ブランドキャラクターをモチーフにしたポップなローチェアが発売されています。なんとってもアウトドアのフィールドに映える独特のカラーが一番の魅力でしょう。また、折りたたみ式ではありませんが収納ケースがシート後方に付いており、収納が楽チンです。
【最新】キャンプにおすすめのローチェアその10
オンウエー OW-61BD-BM
出典:楽天国内ブランドのOnwayより、絶大に快適な座り心地をほこるローチェアです。自然と調和する優雅な佇まいがおしゃれで、アウトドアファンの人気も高いです。
製品スペック
サイズ／幅60×奥行82×高さ75cm(座面高30cm)
重量／約3.5kg
材質／アルミフレーム、竹集合材、6号帆布など
収納／折りたたみ式
その他／ヘッドレスト付き
おすすめポイント
国内ブランドにしてチェア、テーブル専門メーカーとして人気のOnwayより、最高級のリクライニングと高級感を湛える一品が発売されました。ワイド設計によりゆったりと深く腰をかけることができ、シートは燃えにくい素材を使用しておりキャンプでは焚き火を、自宅では暖炉を眺める、そんな2WAYの使い方もアリです。
【おまけ】キャンプにおすすめのローチェア番外編
海外ブランドのColemanより、地面に敷いて座るローチェアです。グランドチェアともいい、直接地面に座るとお尻が痛いですが、このチェアは座り心地がよくお尻が痛くなりません。
製品スペック
サイズ／幅39×奥行52.5×高さ43.5cm
重量／約1.3kg
材質／アルミフレーム、ポリエステルなど
収納／収束型
その他／収納ケース付き
おすすめポイント
ロー、というより座布団に近い製品です。とはいえキャンプでの使い勝手は抜群です。例えばシェードやテントの中にシートを敷き、このグラウンドチェアを組み合わせればお座敷スタイルでアウトドアが楽しめます。足を伸ばして、あぐらをかいて、日本人スタイルにぴったりです。野球やスポーツ観戦にも、お尻が痛くならないので最適です。
最新のローチェアについてまとめ
主に2017年～2018年に発売された最新のローチェアについてご紹介してきました。「ロースタイル」というアウトドアスタイルは年々、増加傾向にあり、ロースタイルを提唱する各ブランドが様々な製品を投入しております。近年は座り心地はもとより、リクライニングなどの機能性、オリジナリティあるおしゃれな柄など付加価値を求めるユーザーが増えています。
できる事ならサンプルを試したい
ローチェアは様々な製品が発売されており、機能性はもとより、機能だけを求めても製品により価格帯に大きな開きが出てきます。できればネットで購入する前に、実際に座ってご自身の体型や好みに合うイスを見つけましょう。スポーツ量販店やアウトドア専門店、ホームセンターでは展示品が並んでおりますので、実際に座って確かめてみましょう。
アウトドア初心者にもおすすめ
ロースタイルは、見た目の斬新さ、フォトジェニックなスタイルだけでなく、初心者にもおすすめのキャンプスタイルです。コンパクトな道具は持ち運びに便利ですし、低い目線から感じる自然に、きっと病みつきになる事でしょう。ぜひとも、ローチェアに腰掛け、焚き火を囲み、くつろぎ、談笑し、アウトドアを満喫してください。