季節によって魚は旬が違う
魚の旬の時期はそれぞれ!知らずにはいられない!
皆さんは、どの魚が旬を迎えるのかって細かく覚えていたりするでしょうか。恐らくは、スーパーなどで出回る魚ぐらいしか、分かっていないんじゃないでしょうか。釣りをする方も同様で、そこまで旬の魚というものを知らないのではないでしょうか。
野菜などと同じで、やはり食材の一番おいしい旬の時期を知っておくのは、かなり重要です。旬の時期の魚は、味としては抜群のタイミングになるので、今回いくつか紹介するので、是非とも、今後の参考にしてくださいませ。
冬に旬を迎える魚12選
種類ごとに細かく紹介!冬が旬の魚12選!
さて、旬の時期が12月~3月中旬になる冬のシーズンに当たる魚を今回は、特に人気のある魚から12種類選ばせていただきました。旬を迎える魚の釣り方や捌き方などの調理法、料理のやり方に当たるまで、魚種ごとに詳しく説明させていただきます。では、12種類一気にどうぞ!
冬が旬の魚 ①コハダ(コノシロ)
コハダの釣りについて
では、11月の晩秋から1月にかけての時期に旬を迎えるコハダからお話します。コハダは、豆アジと同じく、スキンサビキとアミカゴを垂らしてのサビキ釣りで数釣りが狙えます。初心者でも簡単に狙えるおいしい魚です。
コハダの味わいと調理について
基本的にそこまで大きくならないコハダの調理は、とりあえず鱗を取るところからスタートですね。豆アジサイズのものは、そのまま調理、やや大きめのサイズは3枚卸がおすすめです。味は、旨味成分が強く出てる魚です。大きくなればなるほど、おいしさが引き立ちます。
コハダの食べ方とおすすめ料理のレシピについて
コハダの料理に関するお話ですが、なんといっても、コハダの料理といえば、酢締め外せませんね。開いたコハダを軽く塩を振り、酢を数分漬け込んで奥だけの簡単な料理です。シンプルながらおいしい。レシピも下記のリンクからご確認ください。
冬が旬の魚 ②ブリ(イナダ)
ブリの釣りについて
ブリは、小型のものはハマチであったりイナダとも呼ばれる出世魚で、12月~1月にかけての時期に旬を迎えます。寒ブリと呼ばれる言葉を聞いたことがある方は納得するでしょうね。
このブリは、堤防からも船からも主にルアーや泳がせ釣りで人気の魚種ですね。青物釣りの代表です。
ブリの味わいと調理について
ツバス(幼魚)サイズであれば、割と誰でも調理できますが、ブリクラス(1メートル近く)になると、捌くための調理器具も必要になりますね。捌けないという方には、近くのお魚屋さんやスーパーにお願いして、捌いてもらいましょう。
別途料金は発生しますが、請け負ってくれるはずです。寒ブリは、なんといっても甘い脂の乗りが特徴です。これがすごくおいしいんですよね。
ブリの食べ方とおすすめ料理のレシピについて
ブリのおすすめの料理は、やはり照り焼きでしょう。照り焼きのたれに絡み合うブリの身の味と弾力化源が絶妙なんです。料理のレシピについては、下記にリンクを用意しますので、ご活用ください。
冬が旬の魚 ③タラ
タラの釣りについて
タラ(マダラ)は、12月から1月にかけての時期に旬を迎える魚です。北海道では、良く釣りでも狙われる魚ですね。タラジギングとも呼ばれ、基本的には、メタルジグを使ったジギングで狙われることが多いです。
タラの味わいと調理について
タラに関しては、スーパーでもよく切り身の販売があるので、親しみ深い食材だと思います。スーパーの切り身を見てわかるように、基本的には、3枚におろして、細かく切っていくというのが基本ですね。実は、かなり大きい魚なので、捌くのに苦戦するかもしれません。
タラの食べ方とおすすめ料理のレシピについて
タラを使ったおすすめの料理は、タラのムニエルですね。タラの白身は、揚げ物やムニエルなどにすることで、柔らかい白身のうまさと柔らかさに磨きがかかります。
ふんわりとした食感が病みつきになるタラのムニエルのレシピは、下記のリンクに貼っておきますので、ご活用ください。
冬が旬の魚 ④カレイ
カレイの釣りについて
カレイは、種類によって旬の時期が異なりますが、基本的には冬から春にかけてがカレイの旬の時期になります。カレイは、やはり投げ釣りというイメージですね。サーフ、堤防から真冬の我慢比べの釣りになる対象魚ですね。
カレイの味わいと調理について
カレイを捌くのは、実は大変。というのも通常の魚と明らかにフォルムが異なります。カレイの捌き方は、ほかの魚が3枚卸が基本なのに対し、5枚卸というまた別の捌き方が必要になります。味は、柔らかな白身がタンパクでほんのりした旨味が魅力の魚ですね。
カレイの食べ方とおすすめ料理のレシピについて
カレイのおすすめ料理は、丸ごとのから揚げですね。細かくさばく必要がないというのが1点、余すことなく食べることができるというのが1点、そして、熱を通すことで、身がふっくらとして、かりっとした衣といいバランスになるのです。
詳しくは、下記にレシピのリンクを貼っておきますので、ご活用ください。
冬が旬の魚 ⑤ボラ
ボラの釣りについて
あまり釣りのしない方にはなじみのない、少しグロテスクなボラですが、この魚も11月の晩秋から1月の時期に旬を迎えます。シーバスやクロダイ釣りの外道として釣れることが多く、あまり専門的に狙う人は少ないですね。
ボラの味わいと調理について
ボラの調理ですが、とにかく鱗が荒いので、まずは、鱗をきれいにとっちゃいましょう。すごい量ですよ。そして、内臓とりだの下処理を終わらせて、三枚におろします。意外と身はきれいで驚かれる方も多い魚です。
ボラの食べ方とおすすめ料理のレシピについて
ボラ料理でおすすめしたいのは、お刺身です。理由としては、ボラってかなり臭みのあるイメージを持たれる方が多いのですが、この寒ボラとも呼ばれる旬のシーズンでは、身のしまりが良く、うまさが抜群なんですよ。
是非、一度騙されたと思って食べてほしいですね。下記にレシピのリンクを貼っておきますので、ご活用ください。
冬が旬の魚 ⑥シシャモ
シシャモの釣りについて
シシャモは、スーパーでもよく販売されている魚なので、親しみがありますね。実は、アイヌ語だったって知ってました?旬の時期は12月~1月にかけての時期です。主に豆アジと同じく、サビキで釣ることができる魚種なんです。これならだれでも簡単に釣れますね。
シシャモの味わいと調理について
シシャモには子持ちシシャモとその他のシシャモと分けられていることが多いです。やはり子持ちシシャモの方か、味わい深く美味しいといわれる方が断然多いですね。卵と身を合わせて食べるのが病みつきになります。
シシャモの食べ方とおすすめ料理のレシピについて
シシャモのおすすめの料理は、塩焼き、から揚げ、フライの3つがおすすめですね。正直、この3つであれば、シシャモを間違いなく美味しくいただくことができるはずです。実際に美味しいので試してください。
シシャモのレシピにに関しては、下記にレシピのリンクを貼っておきますので、ご活用ください。
冬が旬の魚 ⑦フグ
フグの釣りについて
フグは、12月から2月にかけてが旬を迎える時期になります。釣りでは、クサフグなどがエサ取りの外道として竿を振るわせてくれます。こちらは、基本的に食用には向きませんので、リリースが必須ですね。
フグの味わいと調理について
フグの調理に関してですが、かなり激しい毒を持っているため、調理師免許を持っていないと捌いてはいけません。ご注意ください。味は、濃厚で高級な理由もわかってしまうぐらいのおいしさを持っています。
フグの食べ方とおすすめ料理のレシピについて
フグの料理でおすすめなのは、やはりトラフグのてっちりorてっさでしょうね。冬になると、1度は食べる必要があるトラフグの鉄板料理の2つです。捌かれたものを使うので、そこまで調理スキルは必要ありません。
トラフグのてっちりのレシピを乗せておきますので、ご活用ください。
冬が旬の魚 ⑧サワラ
サワラの釣りについて
サワラは、魚へんに春と書くので、春の魚と思いきや主な旬の時期は、12月から1月にかけての時期なのです。かなり獰猛なフィッシュイーターで、太刀魚同様、堤防、船からも狙えます。おもんメタルジグやバイブレーションなどが有効ですね。
サワラの味わいと調理について
サイズがアップするにつれ、味わい深くなる白身が特徴の魚です。割と大型ではありますが、意外とあっさり3枚におろせるのも、うれしい所ですね。癖もあまりなく、イヤミもないおいしい魚です。
サワラの食べ方とおすすめ料理のレシピについて
あぶり系の刺身もおいしいですが、サワラのおすすめ料理として紹介するのは、漬け焼きです。特に美味しいのは、西京焼きですね。最強味噌を漬け込んで、サワラの味をさらに濃厚にした高級感のある料理です。
サワラの西京焼きのレシピは、下記にレシピのリンクを貼っておきますので、ご活用ください。
冬が旬の魚 ⑨アンコウ
アンコウの釣りについて
アンコウは、スーパーでもよく見かけられるので、馴染みのある魚ですね。12月から2月にかけてが旬を迎える魚になります。
深海魚ということもあり、釣り場を選びますが、深海専用のタックルで釣ることは可能ですが、たいていは外道として釣れるので、専門的に狙うのは難しいでしょうね。
アンコウの味わいと調理について
アンコウの捌き方ですが、つるし切りと呼ばれるもので、まぁ簡単に言えば、まな板ではなくつるして捌いていく捌き方です。なかなか一般人には難しいお魚です。
そのぐにゃくうにゃな魚体には、身から内臓から、すべてが旨味に包まれ、アンコウ自体おいしさの塊と言っていいでしょう。
アンコウの食べ方とおすすめ料理のレシピについて
アンコウのおすすめ料理に紹介するのは、これは、否定の声は全くないでしょう。アンコウ鍋です。身は勿論、肝も白子もおいしくいただくことのできる料理です。
アンコウの濃厚な味が、出汁となって、すべての食材の旨味に代わります。締めの雑炊も絶品ですよ。アンコウ鍋のレシピに関してですが、リンクを貼っておきますので、ご活用ください。
冬が旬の魚 ⑩ハタハタ
ハタハタの釣りについて
ハタハタは、秋田周辺で良く釣ることのできる魚種になります。旬の時期は、12月前後になりますね。基本的に釣りでは、味やイワシ同様の小魚ということもあり、サビキ釣りで簡単に数釣りが楽しめます。
ハタハタの味わいと調理について
ハタハタは、身も骨も柔らかく、丸々食べることもできるおいしい魚です。小魚というのもあり、あまり調理に手間がかからないのもいいところですね。ハタハタの白身は、火を通しても硬くならずに、ふっくらとした食感が楽しめるので、おすすめです。
ハタハタの食べ方とおすすめ料理のレシピについて
ハタハタのおすすめの食べ方は、塩焼きですね。丸ごと一匹塩焼きにして食べることができます。しっかり熱を通せば、骨まで食べることもできます。少し違和感があると思う方は。ほねも別途手にに通して軽く焼くかあげるかするのも良いでしょう。
ハタハタの塩焼きのレシピのリンクを貼っておきますので、ご活用ください。
冬が旬の魚 ⑪ヒラメ
ヒラメの釣りについて
ヒラメは、カレイと同じようなフォルムが特徴ですが、フィッシュイーターです。旬を迎えるのは、カレイと同じく真冬の12がうから1月にかけての時期ですね。フィッシュイーターなので、サーフからのルアー釣りの代表的なターゲット魚種です。
ヒラメの味わいと調理について
ヒラメは高級魚の一種でもあり、高値で取引されている魚です。きれいな透明感がある白身が特徴的で、無駄な味が一切しない食べやすい身ですね。捌き方は、カレイと同じく5枚卸が基本となります。
ヒラメの食べ方とおすすめ料理のレシピについて
ヒラメのおすすめの料理は、やはり刺身ですね。5枚卸が必要で、やや手間がかかりますが、この味を知ってしまったら、そんなことどうでもよくなってしまいます。刺身ながら、熱を通したかのように柔らかな食感が味わえます。
ヒラメの刺身のレシピは下記にレシピのリンクを貼っておきますので、ご活用ください。
冬が旬の魚 ⑫ワカサギ
ワカサギの釣りについて
ワカサギは、氷上やボートでの数釣りが良く行われている魚ですね。1月から2月がメインシーズンとなっています。そんなワカサギは、サビキのように多くの針を垂らした仕掛けに、虫エサを定期的に付けて狙います。100匹釣れるのも割と普通だったりしますね。
ワカサギの味わいと調理について
ワカサギの調理は、鱗とりぐらいですね。かなりの小ぶりなサイズということもあり、開いたり捌いたりする料理はあまりすることはありません。鯵に関しては、身も骨も柔らかく、そこまで鱗も気にならないので、現地での料理は、そのまま調理されることも多いです。
ワカサギの食べ方とおすすめ料理のレシピについて
ワカサギのおすすめ料理は、やはり揚げ物ですね。から揚げやてんぷらは絶品です。内臓も嫌味な味はありませんし、骨も身もおいしくいただけます。天ぷらの場合、天つゆにいかず、まずは塩のみで、ワカサギのうまさを味わってほしいですね。
ワカサギのてんぷらのレシピは、下記にレシピのリンクを貼っておきますので、ご活用ください。
冬が旬の魚をいただいて冬を乗り切ろう!
冬こそ魚のおいしい季節!味わって春へつなぐ!
いかがでしたでしょうか。秋は食欲の秋といわれますが、冬だって負けちゃいません。秋よりもおいしい魚が増え、鍋の季節に突入するため、鍋に合う魚を求める傾向になります。
基本的に、冬に旬を迎える魚は、鍋をはじめ、暖かい料理と相性の良い魚が多いです。暖かい旬の魚の料理で、冬超えを果たしましょう。