タイメックスはベルト交換が可!
時計本体の意匠はそのままに、ベルトだけを取り替えることによって、アメリカ生まれのタイメックスの腕時計は別物に早変わりできてしまいます。身につけた時の印象が全く違ってくるので、時々変えてみれば所有者の心模様までも違ってきます。
新たなベルトを試したくなる
引き通し型ベルトやNATOベルトは、レザーやナイロンなどの種類多様に、年を追うごとに増えてきました。純正品も価格は安く、非正規品なら100円ショップでも見つかります。デザインが気に入ったとなれば、ウィークエンダーなどタイメックスの主要時計で、気軽に取り替えてみたくなります。
ベルト交換で長持ちする
チラリとほころびの目立つナイロンベルト、ギタギタに傷だらけのレザーベルト。そんなのえお付けていては、せっかくのタイメックスもパッとしません。しかし常に自分でベルト新しくするだけで、綺麗になり時計も長持ちします。ベルトを理由にタイメックス本体の買い換えしなくてよくなります。
ベルトは幾つ持ってても良い
つねに選択肢1つでは、人生は何の救いもなく突き進むよりありません。しかし目前に選択肢が2つ3つと増えたなら、違った人生の枝分かれも見えてきます。タイメックスの替えベルトも、ナイロンからレザーまで複数の選択肢を置くことで、1日の出来事に変化を与えるかもしれませんよ。
タイメックスのベルトの種類・素材
ベルトの種類
NATOベルト
日本が辛酸をなめた第二次大戦の後、アメリカを中心として欧米諸国間で結ばれた同盟関係が、NATO(北大西洋条約機構でした。NATO軍の軍人の間で使われていた腕時計のベルトなことから、NATOベルト(ストラップ・バンド)と呼ばれ出した2本重ねのベルトが、タイメックスにも使えます。
引き通し(一本)ベルト
いっそうNATOベルトよりも単純な構造で、ただ1本のベルトによって腕時計を支えられるのが、引き通し(一本)ベルトと呼ばれる種類です。安価な商品でありながら、タイメックスの時計もつつがなく一本で支えられます。
バネ棒ベルト
マイクロな筒の中にバネを内蔵し、腕時計のくぼみに食い込ませるという構造、それがバネ棒ベルトです。タイメックスでも半数近くの腕時計に採用されています。交換時には純正品を求めたほうが確実ですが、非純正を見つけても使えることもあります。
ベルトの素材
レザー
穴が空くほど見飽きた時計すら、レザーの種類のベルトに交換するだけで、どこか高級感を演出したり、大人びた印象を与えてくれます。非純正のレザーベルトでも、シックな色から赤や青など、カラフルなタイプの選び方もできます。
ナイロン
シンプルにポップなイメージで腕時計を包み込んでくれるのが、タイメックスの腕時計に使えるナイロン製NATOベルト。手首に巻いた時に柔らかいナイロンは、お肌に優しい印象です。そんな使い心地に配慮した選び方をしてもいいのです。
金属
メッシュプレスやブレスレットなど、タイメックスのステンレス製のベルトには幾つかの種類があります。外観がキラキラとして高級な印象を与えながら、金属特有のしっかりした印象も与えてくれます。タイメックスでアクセサリーのように手元を飾りたい人も選びたい種類です。
レジン
プラスチックに取って代わり、植物の樹脂を原材料としたレジンは、自在な加工がしやすく安全性が高い素材として、あらゆる家電製品に使われています。タイメックスのベルトでも、レジンを用いた時計が珍しくありません。
タイメックスのベルト①ウィークエンダー
軽妙さを見せるナイロンのベルトにシンプルな文字盤のケースで、2011年に颯爽と登場したのがウィークエンダーです。国内でも年間10万本を超える売上を誇る、有名腕時計です。しかもタイメックスのなかでも、ベルト交換のしやすい腕時計の代表格です。
ウィークエンダーの替えベルトの選び方
週末も決めたいウィークエンダーは、NATO、それに引き通しのナイロンベルトに交換できるタイプばかりです。ナイロンのベルトのほか、レザーの高級感ある替えベルトも存在しており、タイメックスをカジュアルから一気にビジネス仕様に変化し放題です。
ウィークエンダーの情報
ウィークエンダー全34種類(2018年)
本体価格 7,300~16,000円
替えベルト価格 100~3,000円台
タイメックスのベルト②キャンパー・MK1
キャンパーの誕生は、1955年に開戦したベトナム戦争の当時、米軍がタイメックスに製造を依頼したことに由来していました。戦時の頑強さを重視してケースの防水性もベルトの耐久性も高く、アウトドアでも必須アイテム。2017年に登場した改良版のMK1も、キャンパーの1種に数えられます。
キャンパー・MK1の替えベルトの選び方
支持率の高いキャンパーと派生のMK1は、バネ棒式ベルトとNATOベルトで分け合っています。これには純色ナイロンが似合いますが、昔ながらの質感が心地よいレザー製の引き通しも選んでみたい種類です。
キャンパー・MK1の情報
キャンパー・MK1全41種類(2018年)
本体価格 8,300円~20,000円
替えベルト価格 100~3,000円台
タイメックスのベルト③アイアンマン
モダンにバリエーションに富んだアイアンマンは、トライアスロンにも耐久できるデジタルなスポーツウォッチとして、1986年に登場しました。ベルトまでも派手目なマルチカラータイプも登場しているので、もはやスポーツの用途に限定されていない腕時計です。
アイアンマンの替えベルトの選び方
見るからに趣味的なセンスで一線を画すアイアンマンは、ほぼ全てがバネ棒式でレジンの素材を使用なベルトです。種類によってベルトの形状や太さが全く異なっているので、正確に純正品を求める必要があります。本来とは別色のベルトに変えてみるという選び方もあります。
アイアンマンの情報
アイアンマン全16種類(2018年)
本体価格 8,000~15,000円
替えベルト価格 2,000円台~
タイメックスのベルト④フェアフィールド
ウィークエンダーより一歩上質感を増しているフェアフィールドは、2016年から登場した高級品種です。ノーマルなケースとベルトのタイプに加え、フランスの最新ナノテクを駆使して見た目にも意匠をこらした、クロノタイプも出ています。
フェアフィールドの替えベルトの選び方
前衛的な趣向のスーパーノヴァやクロノといったフェアフィールドのタイプは、殆ど全部がバネ棒ベルトが使われます。その他はウィークエンダー同様に交換容易なベルトです。ショップでウィークエンダー用と表記のあるベルトなら、フェアフィールドにも使えてしまいます。
フェアフィールドの情報
フェアフィールド全32種類(2018年)
本体価格 13,000~22,000円
替えベルト価格 100~3,000円台
タイメックスのベルト⑤ウォーターベリー
その昔にタイメックスを誕生させた、コネチカット州の小都市ウォーターベリーを名付けられている高級モデルです。クラシックな印象で満たされた一品ですが、古風なレザーベルトのタイプのほか、派手さのないクロノタイプ、ステンレスのブレスレットを採用したものまであります。
ウォーターベリーの替えベルトの選び方
渋めに洗練されたクラシックにトラディショナルと、タイメックスのウォーターベリー9割方がバネ棒式ベルトです。しかしウォーターベリーコレクションのネイビーデイト、ブラックデイトの2種類だけが、引き通しやNATOベルトの交換タイプとなります。
ウォーターベリーの情報
ウォーターベリー全26種類(2018年)
本体価格 14,000~30,000円
替えベルト価格 3,000円台~
タイメックスのベルト⑥イージーリーダー
1977年にイージーリーダーが誕生してから、もう40周年を迎えました。すでに世界で1億本も売り上げている、タイメックスのベストセラーモデルです。シンプルな形と色は女性も好む逸品で、ホーウィン社のレザーベルトを採用した40thも登場しています。
イージーリーダーの替えベルトの選び方
ことごとくバネ棒ベルトで固定するイージーリーダーは、タイメックスの純正か、非純正ベルトを求める必要があります。交換の時には、手元のイージーリーダーとは違う色合いを見せるレザーベルトを探してみてください。
イージーリーダーの情報
イージーリーダー全26種類(2018年)
本体価格 8,800~15,000円
替えベルト価格 2,000円台~
タイメックスのベルト⑦エクスペディション
女性もお気に召すエクスペディションは、タイメックスのキャンパーを小柄なサイズ感と外観に進化させたものです。アウトドアのシーンに合うケースやベルトを採用しているミリタリー系から、都会的OLにもぴったりな意匠のものが用意されました。
エクスペディションの替えベルトの選び方
殆どもれなくバネ棒ベルト採用中なエクスペディションですが、キャンパー&MK1の兄弟分なので、MK1用のバネ棒ベルトを使うことも出来ます。レザーのタイプやナイロンのカラフルなベルトで、エクスペディションを別物にしてしまう選び方も検討できます。
エクスペディションの情報
コマンド全12種類(2018年)
本体価格 8,000~13,000円
替えベルト価格 2,000円台~
ベルトのサイズ確認をしよう
ベルトの幅サイズ
迂闊にも確認を怠ってしまいがちなのが、ベルトの幅サイズ。NATOベルトの商品では、幅14~24mmなどサイズに違いが出るのです。要するに幅が広すぎるベルトを購入すれば、装着することができなくなります。手元のタイメックスのベルトのサイズ確認はもう怠れません。
ベルトの長さの調整
幾らか長すぎた、幾らか短すぎたなど、ありがちなのが時計のベルトを買った時ですが、タイメックスでも同じです。ネットショップで購入するなら、一応長さ確認もしてください。NATOベルトが長過ぎる場合には、折りたたんでベルトの金具に引っ掛けることで、余剰分を押さえつけるのが基本です。
金属ベルト調整方法
ベルト調整の道具
公式サイトでタイメックスが紹介している、ステンレス製純正メッシュプレスベルトの腕時計専用の調整方法です。手首の太さに調整するには、測るメジャー(巻き尺)などが必要です。また、固定金具を動かし調整するため、精密ドライバーのマイナス型も使います。
調整前に手首の太さを知る
日常的な鍛錬度や栄養状態、それに性別や年齢によっても、手首の太さは人により異なります。自分自身の手首まわりのサイズを測定して、タイメックスの金属のベルトにぴたりと合わせてください。この調整は、腕時計のズレを防止するために必要になります。
紙を使ったサイズ測定
うっかりにも手近にメジャーがなくても、自分の手首まわりのサイズを測ることはできます。まず紙片を用意して手首にぐるりと巻き、紙が1周する地点に印を付けます。それが手首のサイズとなるので、タイメックスの金属のベルトに紙を合わせて調整すればよいだけです。
ベルト調整の方法
厳密にベルトの調整をするには、中留めと呼ばれる部品を動かしますが、これがタイメックスのベルトの固定具位置です。中留めのカバーをマイナスドライバーで開放し、金具をペラペラと動かせる状態とします。
ベルトの中留を、自身の手首サイズと同じ長さのところまで移動して調整します。位置が決まったら、ドライバーなどで元通りに固定を行って完了です。この作業は1回やってもキツ過ぎたりして、1度で決まらない場合もあるので、微調整も怠らないでください。
ベルトの交換方法
1・引き通しベルトの場合
からくりが単純なだけに、レザーでもナイロン製でも、引き通し型ベルトの交換は10秒とかけません。
1:既存のタイメックスの不要ベルトをとり外す
2:引き通し型ベルトの端を12時側の穴から入れ、下をくぐらせ6時側の穴に通すのみ
2・NATOベルトの場合
外見的にふた又に別れた形状で、ひと手間かけるNATOベルトも、タイメックスの交換時には難易度を感じることはありません。
1:上側の長いベルトの先端を、12時方面の穴から通して反対側の穴に出す
2:下の短いベルトの輪っかに、ベルト先端を通して完了
3・バネ棒ベルトの場合
ベルト交換に必要な道具
心待ちにしたニューベルトを獲得後、タイメックス本体に入れ替えるには、幾つかの専門道具が必須です。最重要なのがバネ棒外しと呼ばれる金属製の棒状の道具です。ここでピンセットがあることで作業を円滑な感じに進めます。
交換の手順
1:ケースと既存ベルト隙間に、バネ棒外しの先端を入れて外す
2:既存ベルトのバネ棒を、指先かピンセットを用いて外す
3:新たなタイメックスのベルトにバネ棒を入れ替える
4:棒でバネ棒を押しながら、ベルトをぐっと押し込む
気分に合わせてベルトをチェンジ
モテモテなウィークエンダーといった人気種を始めとし、タイメックスなら取り付け簡単な交換ベルトで、時計の印象を自在と変化できました。純正品に拘るもよし、純正に拘らずもよしなのです。好き放題なベルトの選び方で、手元のおしゃれに変化を齎しませんか。
時計が気になる方はこちらもチェック!
釣り用腕時計おすすめ12選!釣り人が嬉しい便利な機能付き人気製品をご紹介!
皆さんお気に入りの釣り用腕時計はありますか?ここではおすすめの釣り用腕時計を厳選してご紹介します。釣りに必要な機能が搭載された腕時計たちを1...