ささめ針(SASAME) W-720 川釣リ玉ウキ 4号
キョーリン UV赤虫 6枚セット (冷凍)
富士工業(FUJI KOGYO) ジェット天秤 2JO 30号
【釣り餌】【活きエサ】【渓流餌】【川餌】ミミズちゃん熊太郎(スーパー太虫)
ささめ針(SASAME) 手長エビ 沈めマーカー W-601 3-0.4号
Berkley(バークレー) ワーム ガルプ! SWサンドワーム 2インチ G2SQSW2-BY ブラッディーレッド
JACKALL(ジャッカル) ノイジー ヒゲダンサー ノンラトル 66mm 16g YBザリ ルアー
多摩川ってどんなところ?
都会に流れる多摩川で釣りはできるの?
皆さんは、多摩川という川をご存知でしょうか。山梨県と東京都、神奈川県の3つの都道府県にかけて流れる一級河川のことを指します。この川は生態系も豊かで、魚や野鳥も多く見られています。また、一時期話題になった川でもあります。タマちゃんを覚えている方はいらっしゃいますでしょうか。2002年に多摩川に突如現れた、あごひげアザラシのことを指すのですが、迷い込んだとはいえ、アザラシまで入ってこれるほど、きれいな川なのです。そんな、タマちゃんフィーバーを迎えた多摩川ですが、釣りで盛んなのは喜ばしいことですが、反面問題を抱えています。その両面を徹底的にくわしくお話させていただきましょう。
多摩川で釣れる魚種を5種類ご紹介!
多摩川に生息している魚酢を5つに分けて解説!
まず、生態系と釣りの両面を確認するうえで、どんな魚がこの多摩川というスポットで生息しているのかというところから触れていきましょう。
多摩川で釣れる魚 ①オイカワなどの小魚
多摩川では、釣れる小魚の種類もかなり豊富です。マブナや銀ブナ、ニゴイやハヤ(アブラハヤ)、タナ語なども釣ることができます。また、この多摩川では、オイカワやヤマメやアユなども確認されています。故に、水質のきれいさをうかがうことができます。水質がきれいなポイントにこそ、こういった魚が生息しているというのはわかりきっていますからね。ほかには、ハゼなども多く入ってきているのが印象的ですね。
多摩川で釣れる魚 ② コイ
続いて紹介するお魚は、コイです。実は、このコイも在来種と思う方が多いのですが、外来種なんですね。外来種のお話は、後ほどたっぷりと。このコイは、ルアー、エサ釣り両面で親しまれている魚種です。ここ最近は、コイのフライフィッシングも、この多摩川で流行しているようですね。多摩川のコイは、とんでもなく大きい大物のコイも釣れるので、そんな大物のコイを釣り上げようと、やっきになったアングラーたちが年々増えてきている印象があります。ずっしりとした重みのある引きが魅力ですね。
多摩川で釣れる魚 ③ 手長エビ
続いて紹介するのは、手長エビです。魚ではありませんが、こちらも釣りの対象になります。どこにでもいるような生物ではないので、後ほどピックアップさせていただきますね。コツをつかむまでが難しいですが、つかめれば、数釣りもできちゃうのが手長エビ釣りの楽しい所です。ザリガニ釣りとは違い、本格的な釣りで楽しむことができます。
多摩川で釣れる魚 ④ ナマズ
続いて紹介するのはは、ナマズですね。最近、ナマズは、うなぎ並みに、いや、うなぎ以上にうまいなんて言われて、注目されているナマズですが、多摩川では、大物のナマズ釣りも楽しむことができます。ナマズは、夜に活発に動くので、ナマズの夜釣りに来るアングラーも多いですね。餌でも狙えますが、基本は、ナマズの無いとルアーゲームが主流となっています。外来種の魚も外道として掛かることがあります。ナマズの重量感あるファイトがたまりませんね。多摩川では、そのファイトも楽しむことができますよ。
多摩川で釣れる魚 ⑤ 外来種
最後に外来種です。主に釣ることができる外来種は、ブラックバス、ブルーギル、カムルチーなどの雷魚と総称される魚、ニジマスに先ほど紹介したコイなどが名を連ねます。ここ最近確認される外来種も増えてきている多摩川。後ほど、そんな外来種についても詳しくお話します。
多摩川で小魚を釣ろう!
多摩川の小魚釣りの釣り方について
まず紹介するのは、初心者でも簡単な淡水釣りの小魚釣りからご紹介させていただきます。主なメインターゲットは、小鮒やタナゴ、アブラハヤやオイカワなどの魚種です。釣り方としては、かなりシンプルなタックルでのウキ釣りですね。タックルは後ほど紹介しましょう。こぎみよいあたりを見せてくれるので、しっかりアタリをとって合わせるのが、この釣り方のコツになるでしょう。
多摩川での小魚釣りのおすすめスポットをご紹介!
多摩川の小魚釣りの実績の高いポイントとは?
多摩川で小魚釣りをするスポット、細かいポイントに関しては、あまり定める必要はないでしょう。しいて言えば、水草や障害物の多いポイントですね。そういったポイントには、逃げ込んだ魚や隠れている小魚が多く生息しています。かなり狙いやすいポイントでもあるので、是非、小魚釣りを狙う際は、そういったスポットを探しましょう。割と小魚釣りは、ほぼ全域で楽しむことができます。
多摩川での小魚釣りのおすすめタックルをご紹介!
初心者でも釣れる!おすすめのタックルを紹介!
では、オイカワをはじめとしたタックルを紹介してみましょう。釣竿は、万能延べ竿。小魚のあたりが取りやすい柔らかな竿がおすすめです。道糸にナイロンの1号を用意し、小さな玉ウキや棒ウキをゴム管で固定。浮力調整のガン玉を取りつけて、袖針の3号のものを用意すれば完成です。シンプルなタックルなので、かなり簡単に扱うことができるでしょう。
初心者でも釣れる!おすすめの仕掛けを紹介!
ささめ針(SASAME) W-720 川釣リ玉ウキ 4号
基本的には、初心者の場合、こういった淡水の川釣り(ウキ釣り)仕掛けセットを用意すればいいかと思います。やや号数に注意は必要ですが、これと竿さえ用意すれば、釣りを始めることができるようになっているので、おすすめです。針が大きすぎたり、小さすぎたりすると、釣れるものも釣れないので、対象となる、狙いたい魚を定めて、その魚なったサイズの仕掛けを用意しましょう。各メーカーから出ているので、調べてみて、自分に合うものを探すとよいかと思います。
初心者でも釣れる!おすすめの餌を紹介!
キョーリン UV赤虫 6枚セット (冷凍)
基本的に、エサとするのは、虫エサであれば、アカムシやミミズ、配合餌であれば、練りエサを使用することがほとんどです。正直、虫エサが苦手という方は多い共うので、基本的には、練りエサの方を用意すればいいと思います。練りエサにも種類があり、粘り気が弱く、着水で落ちてしまいやすい餌も多いので、注意が必要ですね。心配であれば、釣具店で、使いやすい練りエサを選んでもらうとよいでしょう。
多摩川でコイを釣ろう!
多摩川のコイ釣りの釣り方について
多摩川でのコイ釣りの釣り方の幅は、かなり広いですね。まずは、ルアーゲーム。ここ最近、ブラックバス狙いの人が、コイを釣るようになったのがきっかけかは知りませんが、徐々にコイをメインターゲットとしたルアーゲームも流行り始めているようですね。それにつられてか、トラウト釣りに多く見られる釣り方のフライでも狙われるようになったようですね。しかし、やはりまだエサ釣りのアングラーが多いです。ウキ釣りなども多いですが、多摩川ではぶっこみ釣りのアングラーが多いですね。ぶっこみ釣りは、かなり大物がかかりやすいのでしょうね。釣果情報では、大物が多く見られます。
多摩川のコイ釣りのおすすめスポットをご紹介!
多摩川のコイ釣りの実績の高いポイントとは?
多摩川は、コイ釣りの大会も開かれるほどのコイ釣りスポットの宝庫です。かなりコイ釣りのおすすめポイントがあるのですが、その中で最もおすすめのスポットがあります。それが、六郷大橋、京阪急行線の鉄橋の下の釣り場です。この釣り場は、大型のコイがたびたびつられている名スポット中の名スポットです。コイ釣り大会での優勝サイズを釣り上げられていることも非常に多いようですね。釣れると50オーバーも驚かないような、とんでもないモンスターが潜むポイントです。
多摩川でのコイ釣りのおすすめタックルをご紹介!
初心者でも釣れる!おすすめのタックルを紹介!
では、今回は、コイのぶっこみ釣りのタックルをご紹介させていただきましょう。ロッドは、投げ釣り専用ロッドかシーバスロッドなど。コイの重さに耐えられるパワーの強いロッドをおすすめします。リールは4000番のスピニングリールに16ポンドのナイロンラインを用意します。ラインの先に中通しオモリを取り付け、サルカンを挟んで、ハリスを挟んで12号のコイ専用針を装着して、ぶっこみ釣りタックルの完成です。海のシーバスのぶっこみ釣りと同じようなタックルになりますね。
初心者でも釣れる!おすすめの仕掛けを紹介!
富士工業(FUJI KOGYO) ジェット天秤 2JO 30号
コイ釣りの仕掛けセットは、ウキ釣りと吸い込み釣りはありますが、ぶっこみ釣りはありません。なぜかというと、シンプルだからとという一点ですね。なので、初心者も簡単に作れるように、中通しオモリの部分をジェット天秤にしてしまいましょう。そうすれば、投げ釣りの釣り方と同じイメージで仕掛けをセットすることができるでしょう。最悪、セイゴ針orチヌ針が採用された投げ釣り仕掛けで挑んでも全く問題ありません。むしろ、初心者には、その方が優しいかもしれませんね。
初心者でも釣れる!おすすめの餌を紹介!
【釣り餌】【活きエサ】【渓流餌】【川餌】ミミズちゃん熊太郎(スーパー太虫)
ぶっこみ釣りの餌は、練りエサのような外れやすい餌はあまりおすすめできません。特におすすめな餌は、エビやミミズ、買いなどが良いでしょう。現地で手に入った手長エビやザリガニ、タニシなどを使っても良いですし、食用として持ってきたパンをつくのも1つの手段です。パンは、しっかり針に引っ掛ければ、割としっかりかかってくれるので、おすすめの餌の1つでもあります
多摩川で手長エビを釣ろう!
多摩川の手長エビ釣りの釣り方について
手長エビ釣りは、そこまで知られていない釣りなので、簡単に補足説明。基本駅に、手長エビの釣りは、ミャク釣りやウキ釣りで狙うことが多いです。徐々に知名度の上がってきた釣りなのもあり、市販の専用仕掛けも多く販売されています。そんな手長エビの基本的な釣り方のコツですが、合わせ方が重要ですね。魚と違って、基本的に短い手を出して、エサを引っ張ろうとします。ウキが沈んだからあげていいというわけではありません。口に入れるまで待つのが重要です。ウキが沈みっぱなし、もしくは止まれば、軽く合わせてOK。一気に引き上げず、ゆっくいあげて、重みが乗っているのを感じれば、抜き上げまで。かなり慎重な釣りなのです。
多摩川での手長エビ釣りのおすすめスポットをご紹介:bangbang:
多摩川の手長エビ釣りの実績の高いポイントとは?
多摩川での手長エビ釣りのおすすめスポットをご紹介しましょう。ポイントとなるのは、小魚釣りと同様の紹介物周辺です。おすすめとなるスポットは、2つ。コイ釣りでも紹介した、六郷橋周辺の釣り場です。草も多く茂り、手長エビが隠れているスポットがかなり多いです。また、ゴロタ石やテトラもあるので、専門的なアングラーも多いのが特徴です。電車からも通えるポイントなのもアングラーが多い理由でしょうか。もう1つ紹介するのは、六郷水門。こちらも鉄板のポイントですね。周辺に餌屋さん、スーパーや飲食店もあるので、食事休憩もしやすいポイントなのもうれしいところです。
多摩川での手長エビ釣りのおすすめタックルをご紹介!
初心者でも釣れる!おすすめのタックルを紹介!
手長エビ釣りのタックルですが、基本的には、小魚釣り仕掛けとあまり変わりません。穂先のやわらかな万能竿を用意して、手長エビの専用ウキ釣り仕掛けをセットすれば完成です。仕掛けは、小型の棒ウキか玉ウキが使われているウキ釣り仕掛けになります。かなりシンプルなつくりで、小魚釣りをされる方は、いわかんなくあつかえることでしょう。
初心者でも釣れる!おすすめの仕掛けを紹介!
ささめ針(SASAME) 手長エビ 沈めマーカー W-601 3-0.4号
何度もお話しているように、手長エビの専用仕掛けは、基本的には、小魚釣りと同じようなつくりになっていて、初心者も簡単に扱うことのできるウキ釣り仕掛けです。重要なのは、仕掛けよりもあたりと合わせ方に関してです。これに関しては、少し前に書いているので、参考にしてみて下さい。手長エビ専用ウキ釣り仕掛けに関しては、様々なメーカーから販売されているので、自分に合ったものを選んでください。
初心者でも釣れる!おすすめの餌を紹介!
Berkley(バークレー) ワーム ガルプ! SWサンドワーム 2インチ G2SQSW2-BY ブラッディーレッド
再び登場した虫餌、アカムシです。魚の餌ばかりに使われると思いきや、実は、手長エビもこのアカムシをメインに釣ることができるんですね。他には、ミミズなどでも釣ることができます。どうしても虫エサを使いたくないという方には、ここ最近、海釣りの虫餌代用として使われているガルプ!サンドワームがおすすめできます。通常の虫餌と同じようなフォルムをしているワームなので、ミミズカラーで狙うことが可能です。
多摩川でナマズを釣ろう!
多摩川のナマズ釣りの釣り方について
多摩川の大物釣りは、コイだけではありません。最近美味だという話題で持ちきりの淡水魚、ナマズもかなりの大物が釣れるといわれ、アングラーが集っているようです。ナマズに関しては、エサ釣りでの釣り方でも狙えますが、多いのは、やはりルアーでの釣り方がメインですね。ナマズは、夜間に活発に動くため、デイゲームで狙うより、ナイトゲームの暗い時間帯に狙うのがベストです。故に、足場には注意して釣りを行いましょう。
多摩川でのナマズ釣りのおすすめスポット
多摩川のナマズ釣りの実績の高いポイントとは?
ナマズの釣りやすいスポットは、こちらも結構多いです。重要なポイントは、流れがないというところ。ナマズにとって重要なんですね。今回は2つの釣り場をあげましょう。まず1つ目の釣り場は、二ヶ嶺宿河原堰下流の橋周辺です。暗くなってくると、ナマズのルアーゲームが楽しくなってきます。ナマズ狙いのアングラーも非常に多い釣り場です。2つ目の釣り場は、是政橋下流ですね。ここは流れが強いので、あまり向かないと思いきや、流れの境目に、ナマズが多く生息しています。かなりのヒットポイントとして有名な釣り場なので、ナマズアングラーの名スポットにもなっています。
多摩川でのナマズ釣りのおすすめタックルをご紹介!
初心者でも釣れる!おすすめのタックルを紹介!
ほかの魚種とは違い、今回はルアーになります。ナマズのルアーゲームのタックルをご紹介しましょう。竿がある程度の重さを対応できるバスロッドがおすすめです。ライギョなどを狙うロッドと同じものでOKですね。リールは、ベイト、スピニング共にOKです。慣れたもので対応しましょう。ラインは、やや太めの14~16ポンドをルアーに直結。ルアーはトップウォーター系を中心に組み立てましょう。これでタックルは完成です。
初心者でも釣れる!おすすめのルアーを紹介!
JACKALL(ジャッカル) ノイジー ヒゲダンサー ノンラトル 66mm 16g YBザリ ルアー
ナマズゲームをする際に選ぶルアーは、トップウォーターの中でも水面でのアピール性の強い、ノイジー系のものがおすすめですね。ノイジー系には、クローラー系のもの、パド系のもの、ジッター系のものなどがあります。各々個性がありますが、各フィールドで使い分けるのが良いでしょう。おすすめしたいノイジー系のトップウォーターとして、ヒゲダンサーを紹介させていただいております。こぎみよい音でもアピールしてくれるので、ナマズゲームにおすすめできますよ。
多摩川が外来種の宝庫になっている!?
バスやギルのみではない!?外来種だらけで呼び名が変わる多摩川
少し前のニュースですが、皆さんは覚えているでしょうか。これはタマチャンではありません。明確な外来種のニュースです。多摩川でアリゲーターガーと呼ばれるワニのような口をした凶暴な外来種が出没しました。コイなんか相手にならない、肉食系の外来種です。このアリゲーターガーと呼ばれる外来種もそうですが、ここ最近、多摩川の外来種の種類の増加が後をたちません。簡単にですが、ざっくりと有名な外来種をあげていきましょう。
多摩川に出没した外来種をざっくりまとめると・・・?
基本的に捨てられたペットたちが繁殖している印象です。ネオンテトラなどのテトラ関係、グッピー、エンゼルフィッシュ、アロワナ、レッドテールキャット(外来種のナマズ)、さらには凶暴なピラニア、アリゲーターガーも確認されました。これだけでもすごいのですが、さらに凶暴な生物が確認されています。それが、カミツキガメ、ワニガメなどの肉食亀です。ガメラを彷彿とさせる凶暴な瓶で、日本の在来種が、対抗手段もなく、簡単に喰われてしまいます。これだけの外来種が生息している多摩川は、現在では、アマゾンをもじって、タマゾンと呼ばれるまで変革してしまいました。これ以上増えないよう、絶対にペットは捨てないようにしましょう。生態系をこれ以上壊してはいけません。
多摩川での釣りを堪能しよう!
多摩川で安全で楽しく釣りができるように・・・
いかがでしたでしょうか。在来種も多く生息して、我々アングラーを楽しませてくれている釣り場でもある多摩川が、現状、外来種が一気に増加傾向にあります。今回紹介してきた魚たちも、今は楽しく釣れていますが、外来種の強さは半端じゃありません。今後、外来種のせいで、このような魚や生物が釣れなくなる危険もあります。故に、これ以上外来種を増やしてはいけません。今後の多摩川が、楽しく釣りができる環境であることを祈りつつ、我々もそうなるような助力ができるよう最善を尽くしましょう。