恵み茶屋 菊芋茶 2g×30包 岡山県産
菊芋茶の効果効能を知ろう
恵み茶屋 菊芋茶 2g×30包 岡山県産
菊芋茶というと、聞きなれない芋の名前に驚く人もいるかもしれません。そのため、味や効能も思い浮かべることができない人が、多いのではないでしょうか?菊芋茶は、サトイモやジャガイモなどと同じ、地の中に育つ球根野菜なんですよ。
独特の味わいがあり、菊芋茶以外にも菊芋サラダにして食する地域もあります。菊芋茶の気になる味や、効果・効能とは?入れ方や飲み方にも注目して、詳しく解説していきたいと思います。
菊芋茶とは
菊芋茶の飲み方や作る方法・効果や効能、また副作用についての前に、菊芋茶の詳細情報について理解を深めていきましょう。ここでは、菊芋茶のもとになる「菊芋」についてまとめていきたいと思います。
菊芋茶の原材料
菊芋茶は、菊芋を使って作るお茶になります。菊芋の科名属名は、「キク科ヒマワリ属」です。日本でも多く栽培されている野菜で、原産国は北アメリカになっています。日本には、江戸時代に渡来してきた、昔からなじみの深い滋養のある野菜なんですね。
菊芋は、芋ではなく地下に作る独特の「塊茎」という部分を指しています。切るとしょうがのようなきれいな茶色をしていて、健康志向の人には菊芋茶としてよく愛飲されています。
菊芋茶の由来は、菊芋茶の咲かせる花が、菊によく似ていてイエローの美しい花を咲かせることから花名につけられたようです。菊芋茶の開花時期は、9月から10月で、花径が約10cm程度の菊のような花を開花させますよ。
食用になる菊芋茶
菊芋茶の食用となる部分は、土の中に作られる「塊茎」という部分です。収穫時期は、主に11月から3月頃で、葉っぱも一緒に菊芋茶として使うこともあります。
菊芋茶を主に作る名産地が、山形県の長井市、長野県や岡山県・熊本県です。この地域の道の駅やスーパーには、よく見かけることのできる定番の健康野菜です。
多年草で、一度植え付けると毎年菊芋を作ることができるので、気になる人は作るのもおすすめです。しかし、繁殖力が強いので家庭菜園で作る場合には野生化しないように注意が必要です。菊芋は、今では危険外来生物として認定されています。
菊芋茶・糖尿病への効果効能
菊芋茶は、近年糖尿病予防の一環として注目されているお茶です。菊芋茶の持つ、効果・効能とはいったいどんなものがあるのでしょうか?菊芋茶の含まれる成分とその働きについてもあわせてご紹介していきます。
菊芋茶の成分
菊芋茶の栄養素は、イヌリン・セレン・ミネラル・各種ビタミン成分・水溶性食物繊維・亜鉛・カリウム・ポリフェノールです。栄養素というのは、単体で摂取しても効果は100%発揮することが難しいとされています。
しかし、それぞれのパフォーマンスを引き立てあう相性の良い栄養素を同時に取ると、単体で栄養素を取った場合よりもパフォーマンスがよいんですよ。まさに菊芋茶の凄い部分はこちらで、たくさんの栄養素を効果的に吸収することで、効能を実感しやすいとされています。
菊芋茶のイヌリンとは
菊芋茶には、様々な栄養素が効果的に入っている健康野菜でしたね。この栄養成分のうち、大多数を占めているのがイヌリンという成分です。菊芋茶に含まれているイヌリンの効果や効能について、詳しく見ていきましょう。
イヌリンの便秘解消の効能
イヌリンとは、水溶性食物繊維です。野菜の中でも菊芋茶の含まれている水溶性食物繊維の配合量はトップで、この効果として便秘の解消があります。食物繊維の中でも、水を含むとゲル状に変わる性質を持つ水溶性食物繊維なので、腸の中の余分な汚れもすっきりと吸収します。
腸の中で良く膨らむ効果もあるため、少量の食事でも満腹になります。ダイエット効果にも期待できるのが、水溶性食物繊維のよいところではないでしょうか?
イヌリン糖尿病への効能
近年話題となっている糖尿病効果にも、とても期待されています。イヌリンは、ゆっくりと消化が進み、急激な血糖値の上昇を防いでくれるんですね。一気に急降下することで、糖尿病が引き起こされることから、菊芋茶の持つ糖尿病予防の効果に、期待されています。
さらに食事に含まれている塩分・糖分・脂質・コレステロール等を吸収して体外へと排出を促すので、高カロリーを摂取する糖尿病の気になる方にも、愛飲されています。
風邪への効能
菊芋茶には、さまざまな栄養素を含んでいます。腸に運ばれたイヌリンは、ビフィズス菌のえさになる「フラクトオリゴ糖」に変わります。水溶性食物繊維の働きにより、腸内環境を整え、悪玉菌と善玉菌のいる環境を健やかに保ちます。
このことから腸のお掃除をして栄養素を消化器官から吸収しやすくなり、風邪への抵抗力を強めるといった効果・効能が期待できるんですね。
菊芋茶・妊婦への効果効能
菊芋茶の効果や効能には驚かされますね。妊婦さんが飲むことは出来るのでしょうか?
妊婦さんには、アルコールやカフェイン・薬の使用には注意しなければなりません。紅茶に含まれているカフェインにも気を配る必要があるので、妊婦さんが飲んでも大丈夫なのか、調べてみました。
妊婦さんでも飲める菊芋茶
菊芋茶は、妊婦さんでも安心して飲むことができるようです。カフェンインも入ってはいませんし、なにより栄養豊富なので積極的に飲んでもよいと思います。特に便秘の場合でも妊婦さんは薬は飲めませんが、菊芋茶ですっきりな毎朝を送れるのではないでしょうか?
また、女性ホルモンのバランスを整えてくれたり、亜鉛やカリウムといった必須の栄養素を摂取できるますよ。鉄分と一緒に、亜鉛も効果的に摂取していきましょう。妊婦さんの場合は、飲みすぎないように注意も必要です。
菊芋茶の副作用
効果・効能の高い成分を多く配合している菊芋茶の副作用についても、気になるのではないでしょうか?ここでは、そんな菊芋茶の副作用についてまとめていきたいと思います。
副作用とは
イヌリンの副作用として、イヌリンのアレルギー症状を持っている人が、まれにいるようです。知らずに飲み続けていると危篤な状態になって、ショック症状があるようですが、この副作用が出る方は、かなりまれとのことです。気になる方は、まずはティーパック1袋で薄めに作るようにして、試飲をしてみましょう。
カフェインは入ってないので、副作用としてカフェイン中毒になることもありません。さらに、菊芋茶には、セレンという物質もあります。効能や効果が強い成分ですが毒性も強いことから飲みすぎると中毒性の副作用をきたすことも想定されます。
飲みすぎた場合の副作用
これらの副作用が出てしまうのは、飲み方の問題です。効果を期待するばかりに、大量摂取することは控えましょう。人間が普段摂取する以上のイヌリンの摂取で、体調を崩してしまっては「元も子もない」ですね。
水溶性食物繊維も、飲み方に気をつけましょう。急激に取り過ぎると、胃に負担がかかりすぎて調子が悪くなる場合があります。
菊芋茶の味
菊芋茶の気になる味について、まとめていきます。
菊芋茶の味
前述のとおり、菊芋茶は、芋の仲間ではありません。そのため、イメージされているようなほっこりとした芋のような味ではありません。風味はゴボウ茶のようで、すっきりとした麦茶のように飲みやすい味わいになっています。
健康茶に抵抗がある方でも、気軽に挑戦できる健康茶ではないでしょうか?暖かくして、ゆっくり体に浸透させるのも、ステキな時間になるのではないでしょうか?
菊芋茶を作る方法
菊芋は簡単に栽培することができるので、比較的簡単に菊芋茶を作ることもできます。菊芋を購入してきた場合も、自宅で簡単な菊芋茶を作るのも良いのではないでしょうか?
乾燥させて作る
乾燥させることで、保存期間も長くなりますし苦みなどの灰汁も少なくなります。良く洗って、ざるに開けて2日から3日程度天日干しをしておきましょう。しょうがのような部分は薄くしライスして同じように乾燥させます。
乾燥出来たら、飲みやすいようにパウダー状にしてもよいですね。
菊芋茶の入れ方
菊芋茶の効果や効能についてよくわかると、さっそく菊芋茶を飲んでみたくなりますよね。ここでは、菊芋茶の入れ方について解説していきます。菊芋茶の入れ方は、特別なものではなく簡単にできますよ。
ティーパックでの入れ方
熱湯を入れ、ティーパックでの入れ方が一般的なようです。小分けにされて使いやすいので、良く蒸らして菊芋茶に入っている栄養素をぎゅっと閉じ込めましょう。
菊芋茶ラテの入れ方
菊芋茶を濃く出しましょう。煮だしても構いません。濃いめに入れた菊芋茶に牛乳を混ぜる入れ方で、簡単ラテ風にアレンジできます。味わいは、ほうじ茶のようで心も温まります。ブレンドしてもよいですね。
菊芋茶を食べる入れ方
粉末状ではなく、乾燥させたままの菊芋茶は、入れるだけでなくコリコリとした触感も味わってみてはいかがですか?菊芋は生食も可能なので、お茶を出した後も安心して食べることができますよ。
菊芋茶の保存期間
飲み方もバリエーションをつければ、毎日飽きがこない味わいで菊芋茶を楽しむことができます。菊芋茶を購入した場合は、いつまで保存が可能なのでしょうか?賞味期限も乾燥タイプなら長期間保存できそうですね。
賞味期限
乾燥させた菊芋茶は、涼しい風通しの良い場所で常温管理することができます。直射日光に当たる場所を避けて保存しておきましょう。菊芋茶の保存期間は、約3年程度。よく乾燥させた菊芋茶でも、まれにカビが生えることがあるのでカビていたら飲まないように注意してくださいね。
一部がかびてしまったら、その周りの菊芋を取って、全体がカビになってしまわないようにしておくと長期間保存することができます。菊芋茶の原価も安く、大量に購入することができますが、数年たったら新しい菊芋茶に交換したほうがよさそうです。
菊芋茶で効果効能を実感
菊芋茶がもつ、糖尿病への効果・効能や、妊婦への副作用をはじめ、作る方法から入れ方についてまとめてきましたが、いかがでしたでしょうか?
味もほっこりとした、芋の味わいを想像しがちですが、飲み方も簡単なのですっきりと毎日飲み続けることができそうですね。ぜひ、妊婦の形にも安心で糖尿病予防にもなる菊芋茶を、飲んでみてくださいね。