新潟の日帰りドライブスポット、一挙大公開SP!
新潟県は日本海に面して海沿いに長く伸びる県ですが、米の産地としても知られ四季折々の自然が豊かで県の南には丘陵や山麓地帯が広がり国定公園や峡谷、清流、滝などの絶景の名勝も多く、春夏秋冬、季節ごとに絶景や綺麗な夜景が見られるおすすめのドライブスポットがたくさんあります。
今回はそんな新潟県の海沿いから山麓地帯までおすすめのドライブスポットを季節ごとに厳選してご紹介していきます。
新潟の日帰りおすすめドライブスポット!春編①
春のコース:白山公園の桜
白山公園は、海沿いにある新潟市の縁結びの神様として知られている白山神社の隣りに広がる公園で、園内には池を中心として築山が造られ花木が豊富に植えられているオランダ風の回遊式庭園で「日本の都市公園100選」にも選ばれており、市街地の中にありますが静かな市民の憩いの場として人気の公園となっています。
ライトアップされた桜の夜景も魅力!
この公園には160本あるソメイヨシノが植えられており、春になるとこの桜が一斉に花を開く絶景が見られ毎年4月に「白山神社春まつり」が開催され、神社から繋がる公園の中央の一段高くなっている「空中庭園」(画像上)は満開のソメイヨシノに囲まれ息を呑むほど美しい桜の絶景となります。
また夜にはライトアップもされて今度は幻想的な夜桜が空いっぱいに広がる夜景に魅了されます。
観光地の基本情報
【住所】新潟県新潟市中央区一番堀通町地先
【ドライブスポットの連絡先】025-223-7403
【ドライブスポットへのアクセス】
・新潟バイパス「女池IC」より約10分。
・関越・北陸自動車道「新潟西IC」から約20分。
・磐越・日本海東北自動車道「新潟中央IC」から約20分。
新潟の日帰りおすすめドライブスポット!春編②
春のコース:新発田城址公園(しばたじょうしこうえん)
新発田城は、城の北部を流れる加治川を外堀に利用した平城であり、櫓門(やぐらもん)の本丸表門や堀の石垣の上に建つ三階櫓が特徴となっており別名「菖蒲城」とも呼ばれ「日本百名城」にも選ばれています。
この城は、鎌倉幕府設立に戦功のあった佐々木氏の家臣、新発田氏により築城され代々居城となっていましたが、上杉景勝に対して反乱を起こした際に敗れてしまい城は落城し新発田氏は滅亡してしまいました。その後代々上杉家の家臣の居城となっていましたが、江戸時代に火事で大きな被害を受け、近年になって現在の姿に復元されました。
城と桜が美しくマッチ!
新発田城跡には公園が造られ、石垣に沿ってソメイヨシノとヤエザクラが植栽されており、春になるとこれらの桜が一斉に花開く絶景が見られ、城の白い壁や石垣、堀とのコントラストが非常に美しく、満開の時期には桜祭りも開催され公園の桜の周りにはボンボリが灯り、また夜にはライトアップされた桜と城の外観が夜空に浮かび上がり見事な夜景を作り出し見る人の感動を誘っています。
観光地の基本情報
【住所】新潟県新発田市大手町6
【ドライブスポットの連絡先】0254-26-6789
【ドライブスポットへのアクセス】
・日本海東北道「聖籠新発田IC」から約10分。
新潟の日帰りおすすめドライブスポット!春編③
春のコース:加治川堤(かじかわつつみ)の桜
加治川堤の桜は、大正天皇の即位を記念して加治川の長堤沿いに約4kmに渡って桜の木が植えられ桜並木として育っていきましたが、昭和になって加治川の氾濫や大水害により残念ながら崩壊してしまい、その後多くの人達から桜堤復元の声が高まり、関係者の多大な努力により平成になって見事に復元し、今では、ここの川堤の桜並木は桜の絶景の名所として日本一、いや世界一とも評価されるようになりました。
桜の絶景と遅い春の訪れを楽しむ!
加治川堤に植栽された桜は全部で2000本もあると言われ、満開の頃にはまだ雪に覆われ新潟の山並みを背景にして、桜並木が伸びる川堤沿いには桜のトンネルができる絶景が見られ、この下を多くの人が行きかい雪国の春の到来を喜んでいます。また桜が満開の絶景を迎える時期には夜間のライトアップも行われ、たくさんの人が訪れ昼とは違った幻想的な桜の夜景を楽しんでいます。
観光地の基本情報
【住所】新潟県新発田市真野原
【ドライブスポットの連絡先】0254-26-6789
【ドライブスポットへのアクセス】
・日本海東北道「聖籠新発田IC」から約20分。
新潟の日帰りおすすめドライブスポット!夏編①
夏のコース:美人林(びじんばやし)
十日町市の松之山松口の北の丘陵地帯に、樹齢90年ほどのブナの林が広がっています。
昭和の初期、木炭を作る為にこの周辺のブナはすべて伐採され原野となってしまいましたが、ブナの木の持つ濾過作用の重要性などが再認識され、植林が進むようになり今では大きく育ったブナの木が林を作り、そのすらりとした立ち姿が美しいことから「美人林」と呼ばれる絶景が見られるようになりました。
その時々で表情を変える美人!
このブナの美人林は四季折々の表情が美しく、春になると残雪の中で若葉の芽吹きが始まり、夏には燦々と降り注ぐ木漏れ日(こもれび)の下、新緑に萌える木々の間を爽やかな風が吹き抜け、秋には赤や黄色の落ち葉が地面を覆いつくし、冬になると静寂の銀世界の中、ブナの枝に積もった雪が太陽の光を受けてダイヤモンド・ダストの輝きの絶景を作り出します。
観光地の基本情報
【住所】新潟県十日町市松之山松口1712-2
【ドライブスポットの連絡先】025-596-3131
【ドライブスポットへのアクセス】
・関越自動車道「越後川口IC」から車で60分。
・関越自動車道「塩沢石打IC」から車で60分。
新潟の日帰りおすすめドライブスポット!夏編②
夏のコース:龍ヶ窪(りゅうがくぼ)の池
龍ヶ窪の池はこの一帯にある溶岩層とその下の魚沼層群との地層の境からの出る湧水を湛え、毎分30トンの水量が湧いており、約1.2ヘクタールの池は1日で全て入れかわる計算となり、そのため決して水が濁ることなく常に清冽な状態が保たれており、河川の少ないこの地域の重要な生活用水となっています。水質はミネラルが適度に含まれた硬度が低い軟水であり「日本名水百選」の一つにも選ばれています。
龍ヶ窪の周辺は落葉樹林や広葉樹林に取り囲まれブナの自然林がみられ、新潟県では珍しい魚「カワマス」が生息し、周辺一帯は鳥類の生息も多く鳥獣保護区にもなっています。
エメラルドグリーンに染まる美しい池は、夏の朝など時折「蒸気霧」(画像上)も発生して非常に神秘的な光景を見せてくれます。
観光地の基本情報
【住所】新潟県中魚沼郡津南町谷内
【ドライブスポットの連絡先】025-765-3115
【ドライブスポットへのアクセス】
・関越自動車道「越後川口IC」から車で60分。
・関越自動車道「塩沢石打IC」から車で60分。
新潟の日帰りおすすめドライブスポット!夏編③
夏のコース:苗名滝(なえなたき)
苗名滝は、長野県との県境を流れる関川上流にある滝で、さらに上流には二の滝、三の滝、四の滝と呼ばれる滝があり全部で4つの滝が連なっていますが、二の滝以降は急峻なため通行困難であるとされており、この一番目の滝「苗名滝」は落差55mあり「日本の滝百選」の一つにも選ばれています。
瀑布の轟音と水量が半端じゃない!
この滝は轟音を響かせながら落ちる様子が文語体の「地震=なゐ」のようであることから「なゐの滝」と呼ばれ、それが転化して「ないの滝」から「なえな滝」となって「苗名滝」の漢字が充てられたとのことです。また下流に広がる高田平野の水田に水を供給する事から「苗名」となったとも言われています。
この滝のすぐ前に吊り橋がありそこからこの瀑布が豪快に落ちる様を真正面のアングルから見ることができ、その落ちる水量と轟音が半端ではなく圧倒されるほどです。
観光地の基本情報
【住所】新潟県妙高市杉野沢
【ドライブスポットの連絡先】0255-86-3911(妙高市観光協会)
【ドライブスポットへのアクセス】
・上信越自動車道「妙高高原IC」から15分。(駐車場から徒歩15分)
新潟の日帰りおすすめドライブスポット!夏編④
夏のコース:西福寺「石川雲蝶の彫刻」
西福寺は、魚沼市にある曹洞宗の寺院で室町時代後期に創建されされた古刹であり、この寺院の左手にある開山堂は宗祖道元を祀るために江戸時代末期に建てられ、堂内には幕末の名匠石川雲蝶の彫刻や絵画、漆喰細工などの数々の作品が残されています。
日本のミケランジェロとも呼ばれる彫刻師!
石川雲蝶は、幕末に江戸で生まれ若くして江戸彫石川流の彫物師として名を挙げ、当時から金物の町として知られた三条に仕事で招かれた際に婿養子に入り、越後の日光と言われる西福寺の開山堂の天井を飾る「道元禅師猛虎調伏之図」を作成し、その作品が余りに大胆な構図で精緻な仕上がりであることから「日本のミケランジェロ」とも称され、この他にも「観音像」や「金剛力士像」など多数の作品が残っておりそのすべてが大胆かつ精密な彫刻で見る人を魅了しています。
観光地の基本情報
【住所】新潟県魚沼市大浦174
【ドライブスポットの連絡先】025-792-3032
【ドライブスポットへのアクセス】
・関越自動車道「小出IC」から7分。
新潟の日帰りおすすめドライブスポット!秋編①
秋のコース:もみじ園
長岡市にある「もみじ園」は、明治の中頃、越後神谷地域の大地主であった高橋家の別荘の庭園として造られ、その敷地は約4千平方メートルの広さがあり、園内には樹齢150~200年のもみじや楓、山桜、ツツジなど多くの花や樹木が植えられおり、中でも園内で最も多く見られるイロハカエデは、京都から優れた品種をここに移植したものと言われています。
これらの樹木が秋になると見事に紅葉し、文字通り園内はもみじの園となり色鮮やかな錦で染め上げられます。
文字通りもみじの園!
この庭園は平成に入って旧越路町に寄贈され、それを機に公共施設として整備され名前も「もみじ園」となり、10月末から11月中頃までこの庭園を中心にして「越路もみじまつり」が開催され、この期間中は紅葉がライトアップされる夜景が見られ、光の中に浮かび上がった幻想的なもみじの夜景に多くの人が魅了されています。
観光地の基本情報
【住所】新潟県長岡市朝日600
【ドライブスポットの連絡先】0258-92-5903(長岡市越路支所 産業建設課)
【ドライブスポットへのアクセス】
・関越自動車道「長岡IC」から約15分。または「長岡南越路スマートIC」から約5分。
新潟の日帰りおすすめドライブスポット!秋編②
秋のコース:八木ヶ鼻(やぎがはな)の紅葉
三条市を流れる五十嵐川の上流沿いを車で走って行くと、川沿いに一挙にそそり立つ高さ200mを超す岩の断崖が目に入ってきますがこれが「八木ヶ鼻」で、その奇観は新潟県の「景勝百選」にも選ばれています。
周辺は紅葉の一大パノラマ!
この八木ヶ鼻は、秋には紅葉の名勝としても知られ、毎年10月下旬頃から断崖にへばり着くように生えている樹木が赤や黄色に紅葉していく様子は美しく、それが常緑樹の緑に混じって見事な色彩のバリエーションを見ることができ、さらに周辺の袴腰山(はかまごしやま)や粟ヶ岳の紅葉とミックスされて、壮観な紅葉の大パノラマが広がります。
観光地の基本情報
【住所】新潟県三条市北五百川
【ドライブスポットの連絡先】0256-34-5511(三条市営業戦略室)
【ドライブスポットへのアクセス】
・北陸自動車道「三条燕IC」から約50分。
新潟の日帰りおすすめドライブスポット!秋編③
秋のコース:清津峡(きよつきょう)
清津峡は、信濃川の支流・清津川が形成した全長約12.5キロメートルの峡谷であり「黒部峡谷」や三重県の「大杉谷」と共に「日本三大渓谷」のひとつに数えられていて、国の名勝および「天然記念物」に指定されており、また秋の紅葉の季節は一年の内、最も多くの観光客で賑わいます。
V字型の大峡谷に魅せられる!
峡谷を流れる清流「清津川」を挟むよう切り立つ急峻な巨大な断崖は全国でも珍しい柱状節理の岩が重なるV字型の大峡谷を形作っており、渓谷沿いに造られた全長750メートルの清津峡渓谷トンネルには途中に三つの見晴所と終点のパノラマステーションがあり、ここから美しい渓谷美を楽しむことができます。(YouTube下)
また毎年10月下旬からは断崖に生えているモミジ、ミズナラ、ウルシなどが紅葉のピークを迎え多くの人のため息を誘っています。
観光地の基本情報
【住所】新潟県十日町市小出 上信越高原国立公園内
【ドライブスポットの連絡先】025-763-4800(清津峡渓谷トンネル)
【ドライブスポットへのアクセス】
・関越自動車道「塩沢石打IC」から国道353号経由で約25分。
新潟の日帰りおすすめドライブスポット!冬編①
冬のコース:瓢湖(ひょうこ)
瓢湖は、日本海の海沿いにも近い阿賀野市水原(すいばら)にある江戸時代に造られた用水湖であり、オオハクチョウやコハクチョウ、カモなどの飛来地としてよく知られており、国の「天然記念物」や「国指定瓢湖鳥獣保護区」また2008年にはラムサール条約による登録湿地にもなっていて「日本の重要湿地500」にも指定されている、希少価値の高い湖となっています。
優雅に漂う白鳥が美しい!
瓢湖には毎年10月頃から6000羽ほどのオオハクチョウ及びコハクチョウが大陸から飛来し、3月頃まで越冬する他に、オナガガモやホシハジロなどのカモ類も数多く飛来し、これらの鳥たちは日中は周辺の田圃で採餌することが多く、夜にはこの湖に帰ってきて静寂に包まれた平穏な夜景の中で羽を休めています。
観光地の基本情報
【住所】新潟県阿賀野市水原
【ドライブスポットの連絡先】0250-62-2510(阿賀野市商工観光課)
【ドライブスポットへのアクセス】
・磐越自動車道「新津IC」より15分。
新潟の日帰りおすすめドライブスポット!冬編②
冬のコース:GALA湯沢
GALA湯沢は、湯沢町にあるJR東日本のグループ会社が運営するスキー場で、首都圏の東京などからスキー場のある「GALA湯沢駅」には新幹線が直結しており、また自動車道路のインターチェンジからも約3kmと抜群のアクセスを誇り、冬のシーズンには老若男女問わず多くのスキーヤーで賑わい、夜にはライトアップされたゲレンデの夜景の中でスキーを楽しめます。
スキーセンターには温泉もあり!
ゲレンデは初級者向けから上級者向けの4つのエリアに分かれていて、どのレベルのスキーヤーでも楽しめるようになっており、GALA湯沢駅そのものがスキーセンタービルとなっていて、2階フロアには改札口・みどりの窓口や、用具レンタルやロッカールームなどがあり、また上階には8人乗りゴンドラの発着場が設けられ利便性が高くなっています。
また3階には温泉の大浴場やフィットネスプールがあり、冬のスキーと温泉をダブルで楽しめると人気となっています。
観光地の基本情報
【住所】新潟県南魚沼郡湯沢町大字湯沢字茅平1039-2
【ドライブスポットの連絡先】025-785-6543
【ドライブスポットへのアクセス】
・関越道「湯沢IC」から3km。
新潟の日帰りおすすめドライブスポット!冬編③
冬のコース:瀬波温泉(せなみおんせん)
冬と言えば温泉が恋しくなりますが、村上市の海沿いにある瀬波温泉は明治時代の石油採掘時に偶然発見された温泉で、新潟県有数の高温かつ豊富な湯量を誇り、100余年の歴史を持つ老舗の温泉街で、日本海の青々とした海沿いに広がる瀬波海岸に面しており、日本海に沈む夕陽を見ながらの海沿いの露天風呂が大人気となっています。
美しい夕陽が沈む温泉!
また瀬波温泉は海沿いの夕陽や夜景の美しいロマンチックな雰囲気のデートスポットとして、NPO法人「地域活性化支援センター」から「恋人の聖地」として認定されている温泉であり、また秋に海沿いからサケが遡上することで有名な三面川(みおもてがわ)が温泉のそばを流れていることから、名物の各種サケ料理などここの旅館の夕食のおすすめメニューとなっています。
観光地の基本情報
【住所】新潟県村上市瀬波温泉
【ドライブスポットの連絡先】0254-52-2656(瀬波温泉旅館協同組合)
【ドライブスポットへのアクセス】
・日本海東北自動車道「聖籠新発田IC」から23km。
・日本海東北自動車道「神林岩船港IC」」から約52km。
まとめ
新潟で日帰り巡りたいドライブスポットのご紹介、いかがでしたか?
こうして見てくると新潟県は日本海に面して海沿いに伸びる県で自然が豊かで山麓地帯や国定公園、峡谷などの名勝も多く、春夏秋冬ごとに絶景や綺麗な夜景が見られるおすすめのドライブスポットがたくさんありますね。
そんな新潟県の山麓から海沿いまであなたのお気に入りのスポットを選んで、訪れてみてください。
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