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100均「ステンシルプレート」の使い方!簡単で楽しいオリジナル塗装を!

ステンシルプレートを使えば、アルファベットなどの文字や数字、絵柄といったデザインをきれいに転写できます。100均グッズを使ってシートを作ったり、シールでステンシル風に仕上げたりすることが可能です。ステンシルプレートの作り方と使い方をご紹介していきます。
更新: 2021年1月22日
gauyorim
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ステンシルプレートについて

ステンシルは塗装用のアイテム

ステンシルプレートは、デザインが型抜きされたプレートです。シート状になっているのが一般的で、ステンシルシートを使えば簡単に転写できます。そしてこの転写方法がステンシルです。

何もない状態でデザインを描くには、絵心や慣れが必要になってきます。でも型になっているステンシルシートを使えば、誰でも決まったデザインをそのまま描くことが可能です。デザインをほどこすための塗装用アイテムとしてよく活用されています。

文字や絵柄を転写できるステンシル

ステンシルシートに型抜きされているデザインは、おもにアルファベットの文字や数字、絵柄になります。シート状に型抜きされているシンプルなアイテムなので、複雑な絵柄のシートを作るのは難しいです。

そのためアルファベットの文字や数字がメインになります。さまざまなフォントでデザインされているシートもありますが、前述の理由により直線的で太字のゴシック体が使われやすいです。結果的にかっこいい仕上がりになります。

塗料を使って転写する

転写するには塗料が必要です。ステンシルシート越しに塗料を塗るだけで、型にデザインされたアルファベットの文字や数字、絵柄などが転写されます。塗料は特に専用のものが決まっているわけではなく、転写の対象物や演出目的にあわせて、自分で使い分けることが可能です。

塗装は自分の手でおこないますから、型通りに転写するとはいっても、濃淡などある程度の個性を表現できます。ステンシルシートで塗装DIYを楽しめるでしょう。

いろいろな場所に転写できる

使う塗料しだいで、いろいろな場所へステンシルできます。ステンシルシートを使わない普通の塗装であれば、最適な塗料を使ってもペイントしづらいと感じる素材はたくさんあることでしょう。

その素材に対してスムーズなペイントをほどこせるようになるためには、塗装DIYの経験が必要です。でもステンシルシートを使う場合は、適した塗料を使う必要はありますが、転写対象物の素材がなんであっても簡単に転写をおこなえます。

ステンシルプレートでオリジナル塗装

おしゃれなステンシル

先項の通りステンシルのデザインは、太いゴシック体のアルファベット文字や数字が多いです。こういったデザインは、無骨で力強さのあるかっこいい印象を与えてくれます。

絵柄がなくて寂しい部分へステンシルシートを使って転写をすれば、おしゃれなデザインに変えられるでしょう。それにステンシルのデザインをメインとして、装飾をおこなうこともおすすめです。ゴシック体以外のフォントでも、おしゃれなデザインがあります。

ステンシルでおしゃれ塗装

ステンシルシートを使うことで、どんな場所でもあとから転写を加えられるため、すでにデザインがほどこされているアイテムを手直しできます。使いやすいけどデザインがいまいち気に入らなかったり、気分的にイメージチェンジさせたかったりする場合、ステンシルシートでデザインを変えられます。

ただし当然ながら、ステンシルシートに型抜きされたデザインの範囲での変更です。いろいろなデザインのシートを用意しておきましょう。

ワンポイントや絵柄付けに最適

アルファベットの文字や数字、簡単な絵柄だからこそ、ワンポイントに最適です。一カ所だけでも何かしらをステンシルすると印象は変わります。デザイン的にも締まる要素になるはずです。

ワンポイントであればバランスを取りやすいので、センスに自身がなくても上手におさまります。それと持ち物に自分のイニシャルをステンシルすれば、名前付けになりますし、おしゃれなデザインのポイントにもなってくれることでしょう。

デザインと色の組み合わせで幅が広がる

ステンシルシートの型デザインは、多くの種類があります。同じアルファベットの文字や数字でも、フォントやサイズが異なれば別ものです。さらに塗料の種類が多いことは言うまでもないでしょう。

どのデザインのステンシルシートを使い、どの塗料を使うかで仕上がりは変わってきます。さらに塗料には色の種類があり、これもふまえれば表現の幅を広げることが可能です。単なる型の転写とは違った奥深さをステンシルで楽しめます。

ステンシルプレートは100均にある

ステンシルは100均で購入できる

ステンシルシートについて解説しましたが、どこで入手できるのか気になることでしょう。ハンドメイド関連のグッズ販売店なら扱っているはずです。ほかにステンシルシートを販売しているおすすめの店は100均ショップです。

100均でステンシルシートを購入できるため、費用がかかりません。ステンシルシートは塗料が付着することから、使うほど汚れていきます。何回か使うと買い替える必要がでてくるので、100均だと経済的です。


100均のステンシルについて

100均のステンシルシートと聞いて、品質やデザイン性に不安を感じるかもしれません。でもステンシルシートは、型抜きされたシートという単純な仕組みのアイテムになります。

100均より高価なものと比べて、品質の差はそれほど気にしなくても大丈夫です。それと100均ショップの商品はおしゃれなものが当たり前になっています。ステンシルシートもおしゃれなデザインの種類ばかりです。はじめのうちは100均で満足できるでしょう。

ステンシルプレートは手作りできる

好みのデザインが見つからない

ダイソー、セリア、キャンドゥと、100均ショップは複数あります。これらに加えてハンドメイドのグッズ販売店をまわっても、好みのデザインをしたステンシルシートが見つからない場合もあることでしょう。

100均のアイテムは利用者が多いため、知人同士で使うステンシルシートがかぶる可能性もでてきます。アルファベットの文字や数字、簡単な絵柄だったとしても、まったく同じデザインならすぐに分かるものです。

満足のいくステンシルを自作する

目的にあったデザインのステンシルシートが見つからないなら、自分で作ってしまった方が早いです。自作なら、アルファベットの文字や数字に関して、いろいろなフォントを選べますし、サイズを微調整できます。オリジナルの絵柄だって制作可能です。用途に最適な満足のいくステンシルがおこなえることでしょう。

オリジナル性の高いアイテムになる

自作のステンシルシートは、コピーしたそのままのデザインでない限り、完全なオリジナルです。ほかの人がほどこしたステンシルとかぶることはありません。このオリジナルのステンシルによって、転写対象物は個性が生まれます。100均のシンプルなグッズでも、オリジナルアイテムに変えられるのです。

ステンシルの作り方は簡単

ステンシルシートの作り方は簡単です。アルファベットの文字や数字、絵柄などを本体のシートに型抜いていくだけになります。ステンシルシートでの型抜きとは切り抜きですが、慣れると難しくありません。

何度か作っていくうちに、細かなデザインも仕上げられるようになるはずです。それに自分で制作できるようになれば、いくつものお店を探しまわらなくてよくなります。

ステンシルプレートは100均グッズで自作可

ステンシルは安く自作できる

ステンシルシートの自作は安くおこなえます。シート本体は身近なグッズを使えますし、あとは型抜きすればよいだけです。そのため費用はかからないものの、慣れないうちは時間を費やすかもしれません。時間に余裕がない場合は市販のステンシルシートで間にあわせ、作業時間を確保できるなら手作りにチャレンジしてみましょう。

100均グッズで道具や材料をそろえる

ステンシルシートの道具や材料は、すべて100均ショップでそろえられます。材料はシート本体になるもの、塗料、塗装に使うグッズです。ほかの道具は家にある文房具などですむかもしれません。足りなくても100均ショップで追加すればよいだけなので、ほとんど負担がかからないはずです。

ステンシルプレートの作り方①準備

シートはクリアファイルがおすすめ

シート本体となる材料は、クリアファイルがよく使われます。ほかのグッズでもステンシルシートを作れますが、クリアファイルは材質や薄さなどがステンシルシートにちょうどよいです。作りやすく転写しやすいうえに、付着した塗料をある程度は拭き取れるので、何度か繰り返し使えます。

カッターがステンシルの作り方に必須

クリアファイルをステンシルシートにするため、アルファベットの文字や数字などを型抜きします。型抜きはクリアファイルをカットするわけですが、カッターの方がハサミよりも上手に作業可能です。細かいデザインの場合は、適したナイフがよいでしょう。

最適な塗料も重要


塗料は転写対象物に適していれば、どの種類を使っても問題ありません。とはいっても使い分けが難しいなら、アクリル絵の具がおすすめです。多くの素材に対して転写できますし長持ちします。スタンプ用のインクを押し付けるように塗装する方法も可能です。

筆よりもスポンジの方が塗りやすい

ステンシルシート越しに塗装をおこなうことで転写されます。塗装といえばハケや絵筆を思い浮かべることでしょう。でもステンシルの場合は、スポンジによる使い方が簡単できれいに塗れます。キッチン用のスポンジや、メラミンスポンジなど使いやすいものを選んでください。

サポートグッズも用意しておく

上記までのアイテムでステンシルできますが、サポートグッズも用意しておきましょう。塗料でまわりが汚れないために、下へ敷く新聞紙があるとよいです。塗料は容器へ小出しにして使いますが、その入れ物が必要になります。それと塗装中にステンシルシートが動かないよう固定するには、マスキングテープを使うと便利です。

ステンシルプレートの作り方②カット

デザインをシートに描く

ステンシルシートの作り方は、まずデザインをシート本体となるクリアファイルに描きます。直接描いてもよいのですが、紙に描いてそれをクリアファイルの下に敷く作り方がおすすめです。デザインは紙に描く段階で完成させておきます。

シートをデザインに沿ってカットする

デザインができてしまえば、その内容に沿ってカットするだけです。細かいフォントをしたアルファベットの文字や数字は、慎重に作業をおこなってください。どの作り方でも切ってはいけない部分をカットしてしまうと、失敗に終わります。

シートになるいろいろな素材

クリアファイル以外にも、ステンシルシートに適した素材はいろいろとあります。デザインを描いた紙にビニールテープを貼ってそれを型抜きする作り方や、クッキングシートもおすすめです。ほかにもカッティングシートなどが使えます。それと後項で説明するシールは便利です。

ステンシルプレートの使い方①シート

ステンシルシートを用意する

ステンシルシートの使い方としては、最初に購入したものか自作したものを用意してください。市販のものと自作のものを組み合わせる使い方もできます。いずれにせよ途中で作業を中断しないためにも、先に必要なデザインのシートやシールをそろえておきましょう。

ステンシルシートを使って塗装する

転写したい部分へステンシルシートを当てて、塗料を上から塗っていく方法が基本的な使い方です。マスキングテープでしっかり止めておけば、シートがずれる心配はありません。

塗装の際の注意点

ステンシルシートの使い方の注意点は、塗装を慎重におこなうことです。スポンジにとった塗料を、少しずつのせていくように塗装してください。焦ると失敗しやすいため、落ち着いておこないましょう。

ステンシルプレートの使い方②シール

ステンシル風に仕上がるシール

ステンシルで使われるデザインのシールがあります。このシールを貼るだけで、ステンシル風の装飾をほどこせるのです。シールでも一見、塗装による転写のステンシルと見間違うクオリティです。

塗装をはぶきたいならシールを使うのもよいでしょう。なおシールも100均で販売されています。シールデザインも多くあり、シールで事足りる場合があるはずです。

ステンシルプレートでオリジナル作品①ケース

無機質なケースにデザインを加える

無機質で簡素なケース類は、それはそれでよいのですが、寂しさを感じる場合もあります。ステンシルで装飾を加えれば、深みのある雰囲気を演出可能です。


ステンシルプレートでオリジナル作品②空き缶

空き缶をおしゃれに再利用する

空き缶はデザインをほどこすことで、おしゃれなアイテムに変わります。ステンシルのデザインと相性がよく、インテリアに使えるアイテムへと仕上げられることでしょう。

ステンシルプレートでオリジナル作品③植木鉢

かっこいいフラワーポットをDIYする

ガーデニングにこだわると、おしゃれなフラワーポットを使いたくなるはずです。シンプルなフラワーポットでもステンシルシートでデザインを加えれば、どんなお庭にもあわせられます。

ステンシルプレートでオリジナル作品④木製

木製アイテムがおしゃれに変わる

普通の木材でもステンシルすることで、おしゃれさがアップします。例えば、まな板にステンシルするだけで、サインボードに変えることも可能です。

ステンシルプレートでオリジナル作品⑤布地

布地にもステンシルできる

ステンシルできる素材は固いものだけではありません。布地にもきれいにステンシルをほどこせます。

まとめ

ステンシルプレートは100均で購入できます。それに100均グッズで自作も可能です。使い方は簡単で、誰でもおしゃれなアルファベットの文字や数字、絵柄などをきれいに転写できることでしょう。

メインの装飾にしたり、いろいろなアイテムへワンポイントを加えたりといった使い方がおすすめです。使い方がもっと簡単なシールもあわせて、ステンシルのかっこいいデザインを取り入れてみてください。

ステンシルの作り方が気になる方はこちらもチェック!

今回はステンシルプレートについて解説しましたが、ステンシルの作り方についてもっと詳しく知りたいという方は、下記のリンク記事を読んでみてください。