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3月に咲く花といえば?ガーデニングでの人気品種6選を花言葉と合わせてご紹介!

3月といえば、寒い冬がすぎて、雪解けしてきた地域から続々と春の花が開花してきます。春の訪れを感じさせてくれる色とりどりの花が織りなす情景は、まさに天国ですね。今回は、春めいてきた3月の咲くガーデニング品種として人気の花を、6選にしてまとめてみました。
2020年8月27日
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3月に咲く花6選と花言葉

3月といえば、雪解けした地上から少しずつ花の芽吹きが始まり、花の開花時期を教えてくれます。寒い冬の元で一緒懸命に根を伸ばした草花や球根が、一気に活動を始めて色とりどりの花姿の違った花を満開に咲かせてくれる姿は圧巻です。今回は、そんな3月に花を咲かせる草花を、ガーデニングの人気品種から6選選びました。球根植物から秋まきの種まであるので、気になった植物は育て方ぜひチェックしてみてくださいね。合わせて、植物の花言葉についてもまとめてみました。

3月の季節・時期とは

3月は、地域によって差がありますが中間地では霜の心配がなくなってきて、少しずつ春めいてきたころになりますね。寒冷地でも雪解けとともに、様々な草花や球根植物が芽吹きだ季節に入ります。

霜・雪どけの時期

秋植えしていた球根植物は、基本的に耐寒性があり寒さに当たることによって花を咲かせるといった特徴があります。根腐れをおこしていなければ、土の温度が暖かくなってくるにしたがって土の中で徐々に値を伸ばして確実に開花までの成長を行っています。冬の越冬対策のために、地表をマルチングしていた場合は雪や霜の心配がなくなった、2月には取り除いておくのが好ましいと思います。

3月に咲く花①ポピー

3月に咲く花といえば、はっきりとした発色の美しいポピーが印象的です。アイランドポピーとも呼ばれていて、ふんわりとした花にビビットなオレンジ色が美しいですね。花色にはこのようなオレンジ色以外にも、鮮やかなピンクや赤・紫や紫色などと種類が豊富なのでおすすめですよ。ポピーといえば、毎年決まった季節にに花咲かせてくれる多年草です。一度植えると、毎年開花が楽しみになるうえっぱなし可能な秋植え植物です。

開花時期

ポピーの開花時期は、3月から5月です。一株から絶え間なく花芽のついた茎をあげて、二か月間と長期間にわたって花を咲かせてくれる植物なんですね。開花時期が長い3月の草花といえば、このポピーの名がよく上がります。イエローガーデニングにもピッタリの草花で他の花とうまく調和してくれる素晴らしい花だ思います。

育て方

日本ではけしの花は栽培が禁止されています。ポピーはけし化の植物ですが、栽培していても毒性や薬物物質はないため、唯一栽培が可能なけし科の植物なんです。ポピーは、苗と種まきで育てることができます。種まきは、10月から12月頃に行いましょう。苗の場合は、12月末までの塩が降りない時期に植え付けを行っておくとよいでしょう。ポピーの好む土質は、腐葉土などの有機質に富んだ土質です。そのため、庭植えの場合は、掘り起こした土に腐葉土をすき込んでおくようにします。植える際には、なるべく根鉢を傷つけないよう注意してくださいね。

種まきからの育て方も簡単ですよ。

3月に咲くポピーの花言葉

ポピーのステキな花についてよくわかったところで、ポピーの花言葉についてご紹介していきたいと思います。ここでは、ポピーの花言葉と合わせて、3月に開花するポピーに合わせた寄せ植えについて、みていきましょう。

花言葉

ポピーの花言葉は、「なぐさめ」・「いたわり」・「思いやり」・「恋の予感」・「陽気でやさしい」・「想像力」でした。ポピーの花言葉には、色別によって詳しく分かれていました。赤色は、「なぐさめ」、白色は「疑惑」・「推測」・「眠り」・「わが毒」です。

種類で変わる花言葉

アイスランドボピーは「慰安」・「感謝」・「承認」・「七色の恋」、オリエンタルポピーは、「夢想家」・「妄想」・「繁栄」・「容認」・「やさしい愛」でした。

寄せ植えに向く植物

ポピーは、上を向いて花を咲かせる元気な花を咲かせてくれます。ポピーといえば、花畑もよく開催されていますね。開花時期が長くてはっきりと花の色は、たくさん植えて広い景観を作るのに適しています。そのため、同じように開花時期が長くて景観をよく見せてくれる「かすみ草」と寄せ植えするのがおすすめですよ。かすみ草はふわふわとしていてポピーの花の邪魔をしないばかりか、色合いを引き立ててくれると思います。

宿根かすみ草などの種も市販で購入できるので、あわせて種まきをしてみてはいかがでしょうか?

3月に咲く花②カレンデュラ


カレンデュラはラテン語の花名で、和名はキセンカとも呼ばれています。春の暖かさを象徴するような、暖色系の色合いを強く持つ花といえば、花壇に定番のカレンデュラがおすすめですよ。育方も簡単で、種まきでの発芽率も高いので、秋に種まきをして育ててもたくさん花を咲かせてくれます。ガーデニングにも取り入れやすく、寄せ植えや季節の寄せ植えにも人気の草花です。

開花時期

カレンデュラの開花時期は、12月から翌年の5月までと季節をまたいで開花します。冬の季節から春先までと、長期間ガーデニングを楽しめる草花として、古くから人気があります。冬の時期に寄せ植えを作っておくと、春先まで草花の入れ替えが無しで楽しむことができるので、ローメンテナンスでおしゃれなガーデニングが楽しめるのではないでしょうか?

育て方

カレンデュラは、育て方も比較的簡単で冬越しの心配もありません。好む場所は、日当たりがよく、水はけのよい場所です。土質はあまりこだわらず育て方ができる非常に強靭な性質を持っています。一度種まきを行えば、放任で育てることができますよ。また、一年草扱いの草花ですが開花の季節が終わった後そのままにしておけば自然とこぼれだねを落として毎年開花することもできます。種まきの季節は秋で、9月末までに種をまいておくと寒冷地でもしっかりと根を張るようになりますよ。

苗を植える場合は、10月までに行いましょう。耐寒性も強いので少し季節が遅くなっても、植えることができますよ。

3月に咲くカレンデュラの花言葉

3月まで長期間開花させてくれる、定番の草花といえばカレンデュラでしたね。カレンデュラの花言葉も合わせてみていきましょう。

花言葉

カレンデュラの花言葉は、「別れの悲しみ」・「悲嘆」・「寂しさ」・「失望」でした。温かみのある暖色系の花を咲かせてくれるカレンデュラでしたが、寂しさを象徴するようなキーワードばかりになっていました。これらの花言葉は、カレンデュラの花のギリシャ神話に由来してつけられたようですよ。そのギリシャ神話というのは、アポロンとレウトコエ王女の悲しい恋のお話です。太陽神だったアポロンに、水精のクリティが恋をしました。しかしアポロンにはレウトコエ王女に恋をしていたんです。クリティは、王女の父に忠告しました。これに怒った国王は、レウトコエ王女を殺してしまいます。悲しみに暮れているアポロンを見ていたクリティは、いつしかカレンデュラの花に姿を変えた、というお話です。

寄せ植えに向く植物

同じように長期間、花を咲かせる季節の同じなビオラやプリムラが良いのではないでしょうか?季節のお手入れや植え替えも同じ季節に作業を行うことができるので、ローメンテナンスで素敵な、季節の寄せ植えを作ることができると思いますよ。

3月に咲く花③クロッカス

秋に植える球根植物で、3月に花を咲かせる球根植物といえばクロッカスですね。クロッカスは、3月の雪解けを知られてくれるように、地面から近い場所から澄み切った青色の花を咲かせてくれます。暖かい太陽のほうへと花を向けて一身に花を咲かせるその姿を見ていると、ガーニングのモチベーションも上がるのではないでしょうか?球根植物なので、冬場から春にかけてあやまって掘り上げてしまわないように注意が必要です。

開花時期

クロッカスの開花時期は、3月から4月になっています。開花してから雨に当たるとすぐに花が落ちてしまいますが、軒下や木下などに植えると花が長持ちしますよ。球根植物なので、入手出来る季節は11月ごろになります。苗は2月から購入することができます。和名はサフランなので、クロッカスを植えるときは品名も覚えておくと迷うことがなくなると思います。

育て方

クロッカスの育て方は、秋に植える球根植物と同じように扱って構いません。秋に球根を植える時期は、10月から11月で、水はけのよく雨のしのげる場所に植えるとよいですね。鉢植えでの育て方も可能です。赤玉土を主体に、腐葉土を7:3で作っておきましょう。球根を植える深さは、約3cmです。開花するときに土の近くに花を咲かせるので、やや深めに植えるようにします。

肥料は、緩効性有機肥料や球根専用肥料などの市販のものを使用しても構いません。肥料の与えすぎは、球根を腐らせてしまうことがあるので、適量をもまるようにしてくださいね。

3月に咲くクロッカスの花言葉

太陽を向くようにまっすぐに花を開花させる姿が印象的なクロッカスの、花言葉を見ていきたいと思います。

花言葉

クロッカス全体の花言葉は、「青春の喜び」・「切望」でした。クロッカスには、色別で花言葉が設定されていました。紫のクロッカスの花言葉は、「愛の後悔」です。黄色いクロッカスの花言葉は、「私を信じて」となっています。この花言葉の由来には、恋によって、仲たがいをした青年たちのギリシャ神話に由来しているようですよ。土の中でひっそりと、思いを忍ばせている切ない恋のお話にピッタリの花言葉ですね。

 


寄せ植えに向く植物

花色も、一般的なブルーだけでなく黄色や紫に白色の斑入りの品種まであります。それぞれの品種を組み合わせた、季節の寄せ植えも楽しめるのではないでしょうか?ビオラなどの長期間花を咲かせる草花と組み合わせてもよいですし、同じ日陰という特徴を生かしてクリスマスローズや雪割草といった難しい草花との寄せ植えにも挑戦してみましょう。山野草とも組み合わせることが出来れば、いっそうガーデニングが楽しめると思いますよ。

3月に咲く花④デージー

一年草で3月に良く花を咲かせてくれる草花といえば、デージーが鉄板ですね。苗も特に晩秋から春まで長期間流通していますし、入手しやすいといった点でも広く人気のある草花です。ガーデニングにも取り入れやすく、育て方も簡単なので取り入れやすいガーデニングに必須の3月開花草花です。デージーの苗は、耐寒性が強い植物ですが、強い霜には弱く葉が茂る茶色く変色してしまいます。種まきや苗を植える際には、早めに定植して良く根を張らせておいて冬越しを行いましょう。

開花時期

デージーの開花時期は、12月から翌春の5月までです。最盛期が丁度3月に当たる草花ですね。少し暖かくなってきたころには根がよく張り新しい開花枝も良く伸ばします。種まきから育てた場合は、翌春の3月から開花します。種まきも涼しい季節に入ったら、早めに撒いておくとよいでしょう。開花時期が長いので、こまめに花がら摘みをすることでより開花が促進されますよ。

育て方

デージーは、日光を好む植物なので、日当たりのよいところで育てましょう。若干耐寒性が低い植物なので、寒風が当たる場合は茶色く変色してしまうので風よけを行います。また、霜が降りる場所も根腐れしてしまうため、マルチングをおこなって水やりのタイミングも温かい日中に行うようにしましょう。よく暖かくなるとアブラムシがつきやすくなります。暖かくなってきたら薬剤をまくとよいかもしれません。

3月に咲くデージーの花言葉

花姿や花色が豊富で、長期間花を咲かせてくれるかわいらしい花といえばデージーでしたね。そんなデージーの花言葉には、どんな言葉があるのでしょうか?ここでは、デージーの花言葉についてご紹介して行きたいと思います。

花言葉

デージーの花言葉は、「純潔」・「美人」・「平和」・「希望」でした。ステキな花言葉なので、ぜひガーデニングに取り入れたいですよね。また、花名の由来は、英語で日中の芽という意味の「day’s eye」がなまってっ付けられたようですよ。その名の通り、デージーは、朝に花を開いて夕方には花を閉じる性質があります。

3月に咲く花⑤スノーフレーク

スノーフレークは、スズランにも似たベル状の花を開花させる爽やかな草花です。春のホワイトガーデンといえば、必ずどこかにスノーフレークを見つけることができますよ。洋風でも和風のガーデニングにも取り入れやすいので、秋に球根の定番にもなっています。3月に開花してから、5月には地上部が枯れて休眠期を迎えますが、翌年も開花する植えっぱなし可能な球根植物です。

開花時期

開花時期は、3月から4月までで、草丈が20cm程度のかわいらしい草花です。

育て方

明るい半日陰でも栽培が可能です。好む土質は、水はけ・通気性のよい土を好みます。水はけが著しく悪い場合は、軽石の小粒をすき込んでおくと良いでしょう。植える季節は、9月から10月で深さ7~8cm程度に植えるようにしましょう。複数植える場合は、球根の間隔を約10cmくらい植えつけます。スノーフレークは、植え替え時に、分球すると増やすこともできますよ。

 

3月に咲くスノーフレークの花言葉

清楚で、みずみずしい印象のスノーフレークの花言葉をまとめてみました。

花言葉

花言葉は、「純粋」・「純潔」・「汚れなき心」・「皆をひきつける魅力」でした。さすがに美しく可憐なスノーフレークの花言葉には、綺麗さを象徴するかのような言葉が選ばれていますね。

スノーフレークの別名


スノーフレークの属名はLeucojumといいます。これは、ギリシア語で「白いスミレ」という意味を持っています。スミレは、パンジーの原種で有名ですよね。同じように、スノーフレークにもスミレのようなほのかな香りがありますよ。また、スノーフレークは別名でサマー・スノーフレークとも呼ばれます。雪が降らない場所では、スノーの名前が連想できませんよね。国によって根前が変わる珍しいようなスノーフレークです。

3月に咲く花⑥スカビオサ

学名:Scabiosa 
和名:マツムシソウ(松虫草)  その他の名前:リンボウギク

科名 / 属名:スイカズラ科 / マツムシソウ属

スカビオサは、和名ではマツムシソウとも呼ばれています。宿根草で、種類も多く開花が秋にもよく咲く種類もあります。3月から咲かせてバラにもよく合うので、イングリッシュガーデンやバラのとの植栽によく使用されています。自然な風情で、ナチュラルガーデンにもぴったりですね。秋にもよく開花させるので、秋の季語にもなっています。色もナチュラルなピンクや紫・青色などがあります。黄色のスカビオサも愛らしくて人気が高いんですよ。

開花時期

スカビオサの開花時期は、3月から5月、9月から10月に開花させます。常緑から落葉種まで幅広く、常緑種では冬場でも葉色を楽しむことができますね。品種によって草丈も差があって10cm程度の矮性の種類から大型では100cmにも成長するスカビオサまであります。

育て方

日当たりと水はけのよい場所で、耐暑性が低いので涼しく風通しのよい芭蕉で育てるようにしましょう。耐寒性はかなり強いので、防寒なしでも越冬することが可能です。肥料や水やりも、過剰にする必要はなく、土壌によく根付いてしまえば放任でもよく育ちます。

3月に咲くスカビオサの花言葉

ナチュラルでかわいらしく、種類によって様々な表情を見せてくれるスカビオサの花言葉を見ていきましょう。

花言葉

スカビオサの花言葉は、「不幸な愛」・「私はすべてを失った」でした。花言葉の由来は、ギリシア神話に由来しています。美少年ヒュアキントスが、血を流して死んでしまいます。この血から紫のヒヤシンスの花が咲いたというお話があります。紫の花を持つ花言葉には、血を連想させるギリシャ神話が多く、ヒヤシンス同様に紫色のスカビオサはこのヒュアキントスの後妻におくる花束となりました。

スカビオサの特徴

スカビオサは、ラテン語の「scabiea(疥癬)」が語源になっています。スカビオサには、皮膚疾患に対して塗る薬草として古くから伝わっていました。和名でいうマツムシソウは、花が散った花姿がまるで仏の松虫鉦に似ていたことから付けられたという由来も持っています。

寄せ植えに向く植物

スカビオサは、ナチュラルな花姿と、レースのようなきれいにまとまった花姿が美しい植物ですね。寄せ植えとしてもブーケとしても人気で特にバラの時期には一緒に咲く花との共演を楽しめます。

3月に咲く花を花言葉と一緒に

3月に咲く花のまとめはいかがでしたか?開花時期が永井植物もあれば、一か月程度の花もありましたね。冬ん寒さを耐えきって、花を咲かせた植物は生命の力を感じさせてくれると思います。少し耐寒性が低い植物もあるので、植え付けや種まき後の育て方には、気を付けるようにしてくださいね。必要に応じて、冬越し対策も必要になってくるかと思います。また、花言葉にも、可愛らしいものが多かですね。ガーデニングだけでなく、誕生日の贈り物にもおすすめですよ。