車カーテンはどんなものか
カーテンは、窓から射し込む光を嫌い遮光するためや、プライバシーの保護のために使用するものです。現代のアウトドアシーンほ、車は切り離せないものになっています。
動く部屋となっているアウトドア仕様車は、一般住宅と同じように、遮光のため・プライバシー保護のためのカーテン、車カーテンが必要となるのは、自然の流れといえます。
車社会となりアウトドアが盛んになった現在では、車のオーナーの好みや車窓のサイズに合わせ、様々な車カーテンが購入できるようになっています。
車カーテンに違法性はあるのか
車カーテンは、キャンプ場や駐車場で遮光やプライバシー保護のために使用するのは、何も違法性はありません。しかし、車カーテンを閉じて走行すると、ドライバーの運転の邪魔になるとみなされ、違法となり違反の対象、罰金の対象となります。
車カーテンを閉じたままでも、車内から外が見えるような機能があり、運転できてしまう車カーテンもありますが、それでも不注意でカーテンをしたまま運転してしまうと違法となり、交通違反・罰金の対象となりますので注意しましょう。
車カーテンを閉じたまま運転すると違法になります
車を運転する時、運転席・助手席の脇の窓は見える状態でなければ違法状態となります。同じように運転席の正面のガラスも視野を広くとれる状態で見えなくては違法状態となります。
運転席が見えない状態で走る人はいないと思いますが、運転席の正面ウインドに物を貼ることは禁止で違法となります。
運転席・助手席のサイドは、縛るなど広がらない処置をすれば大丈夫です。
運転席の正面は、取り付け方法の問題もあり、グレーゾーン扱いです。停車時の運転席前の遮光などは、サンシェード使用が無難です。
車カーテンの違法状態使用の違反と罰金
車カーテンの違法状態の違反名は、乗車積載法違反となります。罰金は、大型車・中型車は7000円となります。軽・普通車の罰金は6000円です。違反による減点は1点となります。
些細な不注意で、交通違反・罰金・減点となりかねないので、ストラップなどで縛ってカーテンが走行中に締まらないように注意しましょう。
また、遮光効果などで使われる遮光フィルムがありますが、透過率の高い場合も違反となり、整備不良となり、罰金は大・中型９０００円、軽・普通車は７０００円となり、減点は1点です。
車カーテンを取り付ける場合と共に注意してください。
車カーテンを取り付けたまま車検は通るのか
車カーテンを取り付けた場合の違反・罰金については説明しましたが、それだけでは車は使用できません。道路を走行するのですから、車検が必要となります。
車検を取得できるのは、国土交通省が設置した車検場と国土交通省が認可した民間車検場の2種類がありますが、車カーテン自体は、きちんと縛ってあれば問題はありません。
国土交通省が設置した車検場
国土交通省が設置した車検は、その名の通り国土交通省管轄で、各都道府県に数か所あります。
現在、一般的な車のナンバーの最初に地名がありますが、その地名の場所に国土交通省の車検場は存在します。
国土交通省の車検技師が車検判定を行います。一般の自動車工場が請負った車検を受けにくるほか、一般の人が個人資格で受けにくるユーザー車検も受付てくれます。
車カーテンを縛り忘れていたりすると、失格となり車検を受けるラインに並び直しとなり、最悪混雑した場合、翌日になります。ユーザー車検の人は要注意です。
国土交通省が認可した車検場
国土交通省が認可した車検場とは、いくつか自動車工場が集まり車検の組合法人を作り、それを国土交通省が認可したものです。その組合に加入していないとその車検場では車検は受けられませんし、ユーザー車検も受けられません。
車カーテンの正しい取り付け方法と種類
車カーテンの取り付けは、一般の場合と同じようにカーテンレールを使用し、カーテンレールに吸盤を使用するタイプ、カーテンレールに両面テープを使用するタイプ、フックにカーテンコードを通すタイプの3種類がほとんどです。
カーテンレールは、ガラスに取り付けるのではなく、その上方の車体に取り付けてください。必ず仮止めなどをして、カーテンの状態確認してから、本付けをしてください。または、説明書に従ってください。
開け閉めしないウインドなら、ガラスに吸盤貼り付けは問題ありません。
カーテンレール吸盤取り付け方法
吸盤ですので、ガラス面に傷はつきません。
車カーテンのカーテンレールを複数の吸盤で取り付ける方法です。車の車体自体、吸盤が張り付くのに最適なスベスベした状態になっています。カーテンレール自体を取り外すのも簡単で、車体自体には、ほとんど傷はつきません。
欠点としては、吸盤の状態によって外れる場合が、ごくまれにあります。
ボンフォーム 車用カーテン スヌーピー
出典:Amazonカーテンレール両面テープ貼り付け方法
窓の開け閉めに関係ない窓枠に両面テープでカーテンレールを貼り付けます。
車カーテンのカーテンレールを両面テープで張り付ける方法です。
両面テープというと、はがれてしまう心配をする人もいると思いますが、カーテンレールに使用する両面テープは、カーテンが風になびく場合があってもびくともしないほど、強力な両面テープを使用しています。
欠点として、両面テープが強力なため、カーテンレールの貼り直しが効かないことです。
失敗した場合、薬品などを使用して剥がさないといけません。当然、両面テープは再使用はできず、新品の両面テープを使用することになります。
フックにカーテンコードを通して取り付ける方法
フック取り付け金具を差し込んで使用します。
車内のモールなどに、取り付けフックを差し込み、カーテンコードで車カーテンを取り付けるタイプもあります。
自分で好きなように位置決めはできませんが、差し込んで使用するのですから、取り外しも簡単です。運転席前に取り付け、仮眠中だけに使用するのに最適なタイプ。差し込んであるだけなので、風などでカーテンがバタつくと外れることがあります。
フリーカーテン CT400
出典:Amazon車カーテンのおすすめ1
ボンフォーム 車用サイドカーテン ミニードット ブラック
ミニーマウスとドット柄がプリントされています。
ボンフォーム製のサイドカーテンです。取り付けは吸盤でカーテンコードを使用します。素材はポリエステル生地を使用しているので、遮光よりもプライバシー保護のタイプのサイド用カーテンです。
サイズ的には軽自動車用になっています。軽バンタイプならば、ほとんどのメーカー車に合うサイズとなっています。
ポリエステルなのでプリントは容易にでき、人気のミニーマウスとドット柄がプリントされており、子供や女性におすすめです。
車カーテンのおすすめ2
トラックカーテン｜プリーツリヤカーテン黒｜1級遮光｜ベット後カーテン｜ Mｒ.Flag製
布地は厚い物になります。
元々はトラック用に販売されていたものです。布地は厚く、遮光やプライバシー保護は完璧なものとなります。プリーツ・カーテンなので、収納はスッキリ行えます。
サイズ的にはトラック用ですので、大きい感じがしますが、使用してみると普通車でも使えるサイズです。取り付けは、カーテンレールを両面テープで固定するタイプです。
ガッチリと遮光やプライバシー保護をしたい人におすすめのカーテンです。トラックカーテンは複数のメーカーが、その名前を使って販売しています。この製品は、Mｒ.Flag製となります。
車カーテンのおすすめ3
シリウス-かんたん便利カーテン-ユーティリティタイプ-FC-01
シリウスがリリースする間仕切りカーテンです。
シリウスがリリースする間仕切りに最適なカーテンです。前後を分けるのに使用するほか、運転席前やリアウインドなどに使用し、遮光やプライバシー保護にも使用できます。
金具をモールなどに差し込み、カーテンコードを渡して使用するタイプです。左右のカーテンに合わせるときに使用するファスナーも付属しています。汎用タイプですので、様々な車種に使用できます。ミニバンで車中泊を良くする人におすすめです。
車カーテンのおすすめ4
ボンフォーム 車用カーテン プライバシーカーテン
ボンフォーム製の金具をモールなどに差し込み、カーテンコードを使用して取り付けるタイプの車カーテンです。サイズは普通車・ミニバンタイプ用と、普通車・軽自動車用があります。
カーテン枚数が多めで、車中泊を良くする人におすすめです。遮光やプライバシー保護には十分です。収納袋が付属していますので、取り外して収納するのに便利です。
車カーテンのおすすめ5
ナポレックス ディズニー 車用カーテン 2枚入り メッシュ&遮光の2重構造
ナポレックスというメーカーの、ディズニー柄がかわいい車用サイドカーテンです。人気のプーさんやダンボの柄がありますので、小さなお子さんのためのサイドカーテンを探している人にぴったりです。
この車用カーテンの大きな特徴は、カーテンがメッシュと遮光の二重構造になっていること。外の風景が見えるメッシュカーテンと遮光カーテンが別々に引けますので、お子さんや日差しの状態に応じて使い分けることができます。
車カーテンのおすすめ6
ミラリード 美白サイドカーテン ブラック 50S 光沢生地 H390×W500mm 汎用 KS-451
伸びる生地を使用しています。
ミラリードの美白サイドカーテンは、光沢生地・伸縮生地を使用して肌触りが良いカーテンです。カーテンレールを窓枠に両面テープで貼り付けて使用するタイプです。
遮光やプライバシー保護は、申し分のない製品で、普通車に使用します。数多くのメーカー車種に対応しており、車種適合表がありますので、購入の際には、適合表を参考にしてください。カーテンには、UVカット機能も盛り込まれています。カーテンレールの端は、カーテンが外れないように一体成型されています。
車カーテンのおすすめ7
雅 センター(ルーム)カーテン アコーディオンタイプ MTCCBK
トラック用を普通車に使用する人も多いです。
雅から販売されているトラック用カーテンです。品質が人気を呼び、普通者の間仕切りに使用する人が多い製品です。デコトラなどに使用するため、ゴージャス感が漂うカーテンです。金具をモールなどに差し込み、カーテンコードを張るタイプです。遮光は、真っ暗になるほど完璧です。アコーディオンタイプなので、収納はコンパクトにできます。
車カーテンのおすすめ8
Levolva＜レヴォルヴァ＞ANH10系/MNH10系アルファード専用サイドカーテンセット
レヴォルヴァがリリースする専用カーテンセットです。各車種ごとにセットが用意されています。車種専用品ですので、純正品レベルの仕上がりになります。
取り付けは、カーテンレールを両面テープで貼り付けるタイプです。厚手の高級ストレッチ生地を使用しており、遮光やプライバシー保護は文句のつけようがありません。両面テープ接着促進剤が付属していますので、強力な取り付けとなり強風でも安心です。
レヴォルヴァ 10系アルファード専用サイドカーテンセット
出典:Amazon車カーテンのまとめ
アウトドアで車を使用した場合、車の中で過ごす事も多く、遮光やプライバシー保護のために車カーテンが登場するのも必然的と言えます。
周囲の車カーテンの使用は問題ありませんが、運転席前のウインドガラスに対しては、きちんと縛ってあっても、取り締まり現場で運転の妨げと判断されれば違反となります。取り締まり現場の判断により、注意がほとんどようです。
車カーテン自体、使用する車のサイズに合わせた物も多数販売されていたり、自分の好きな柄や色が必ずあるはずです。アウトドアの車には、車カーテンを使用しましょう。
開け閉めしなければ、ガラスに使用できます。