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コルナゴ「C60」のインプレ!60周年記念の最高峰モデルの魅力に迫る!

ヒルクライムのレースで優勝する人が乗っているバイクと言えばコルナゴと言われるくらいレーシングバイクではコルナゴは有名です。そのコルナゴは60周年に記念モデルとしてC60を発表しました。そのため、今回はコルナゴのC60の魅力について解説していきたいと思います。
2020年8月27日
高橋元輝
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目次

この記事で紹介しているアイテム

【ロードバイク】【中古】COLNAGO (コルナゴ)2018モデル C60 Campagnolo SuperRecord EPS 11S サイズ480S(170-175cm)

はじめに

スポーツタイプの自転車において、レースに勝つことは一番大切なことです。そのため、自転車はどれだけフレームを丈夫にできるか、重量を軽くできるか、などがとても重要となってきます。そのレースで勝ち続ける自転車を作る会社がイタリアにあるのを知っているでしょうか。

今回はそのイタリアにある会社のコルナゴとその60周年記念モデルのC60に関して魅力などを解説していきたいと思います。

コルナゴとは

コルナゴとは、イタリアにあるレース用のスポーツバイクを製造する会社です。その歴史は古く、1954年に創業者であるコルナゴが弟と一緒に会社を始めたのがきっかけとなります。創業してから20年後、ある選手がコルナゴが製造したバイクを使い、アワーレコードに挑戦すると、新記録を樹立しました。その年から、コルナゴの製品はとても有名となり、創業から約30年後、コルナゴのバイクを使っていた選手がレースで優勝することにより、コルナゴのバイクはレースバイクのブランドの最高峰の地位を気付くようになります。

コルナゴの生い立ち

コルナゴの創業者であるコルナゴは彼自身ももともと、レースで勝つような将来を期待された選手でしたが、怪我が原因で選手生命を絶ち、それからレーシングバイクのフレームの製造に携わるようになります。このときはまだ彼は20歳前後ですが、一日に何時間も働いてフレームを作っていたようです。その仕事に対する情熱と姿勢は何十年経っても変わらず、最高のレーシングバイクを選手たちに届け続けています。

レーシングバイクの用途

レーシングバイクはヒルクライムレースに参加するために購入する人が多いです。ヒルクライムレースなら初心者でも簡単に参加できますし、バイクもそれほど詳しくなくても楽しめるためです。ヒルクライムレースはしっかりと舗装された道路を走るというわけではなく、砂利のある道や舗装されていない道を走るため、どうしても頑丈さが求められます。

コルナゴはそういったレースでは「軽さ」「頑丈さ」も兼ね備えているので、ヒルクライムレースに参加する人はこのコルナゴのレーシングバイクを使用する人が多いのです。

ヒルクライムレース

ヒルクライムレースは基本的に坂を上ることが多く、とても過酷なレースです。坂を上るため、体重が重いとどうしても重力が後ろに行ってしまい、坂を上るのが大変になってしまいます。そのため、筋肉はそれほどない方がいいですし、体重ももちろん軽い方がいいです。しかし、体重を減らしたりするのが難しい人もいると思います。そんな人が手っ取り早くヒルクライムレースのタイムをあげるためにすることが「自転車の軽量化」です。

だからヒルクライムレースのようなレースではコルナゴの軽いレーシングバイクが人気なのです。

コルナゴは60周年


そんなコルナゴは2014年で会社を設立して60周年となります。これまで数々の名誉ある賞を取ってきたコルナゴは、35周年記念や40周年、50周年にも記念モデルを発表しており、60周年となった年にも60周年モデルであるC60を発表しました。

 

コルナゴ「C60」モデル

コルナゴの60周年記念に発表されたC60のモデルですが、コルナゴの製品に代々使われているカーボンラグ製法はそのまま使っているものの、それぞれのパイプを大きくされています。特にBB付近のパイプは59周年モデルよりもかなり大きくし、トップ選手たちの使用でも耐えられるようになっています。

このコルナゴC60のレーシングバイクは既に数々のレースで結果を残しており、このC60モデルはレーシングバイク選手たちの間では知らない人はいないほど有名です。

完成車の値段

C60モデルはフレームとコンポーネントキットをを組み合わせることによって完成車となります。その値段はフレームだけでも65万程度でコンポーネントキットも60万程度の値段です。これらを合わせると高額な値段になりますが、最高峰のモデルだけあって、その完成車の乗り心地や性能はとても高いので、乗る価値は十分あります。

また、完成車の値段が高くて、諦めてしまうような人でも、値下がりをすることもあるのでその時を狙って完成車を購入してみましょう!

コルナゴ「C60」の特徴

見た目

コルナゴC60の特徴の1つと言えば、その見た目にあります。美しいフレームで作られているそのバイクは「走る芸術」と言われています。また、色も鮮やかでとても見ていて美しさを感じるバイクとなっています。

また、その見た目の塗装の綺麗さだけで、C60を購入したいと言う人もいるくらい塗装が綺麗らしいのでバイクを乗らなくても見ているだけでも楽しいバイクなのかもしれません。

重量

レーシングバイクにとってバイクの重量はとても大切です。レースに出るためにはバイクの重量は7.0kgを下回ってはいけないというルールがあるようですが、コルナゴC60の重量はぎりぎり7.0kgを上回っているだけのようです。なぜ、これほど重量を軽量化するのかというと、レーシングバイクは軽い方が早く進み選手の疲労も軽減されるためです。そのために、レーシングバイクを製造する人達は、どれだけいらない所を無くして重量を軽くできるか、軽くしたうえで、どれだけ丈夫なバイクが作れるのかを日々考えています。

性能がいい

コルナゴの完成車は見た目はもちろんですが、レースで勝てるバイクと言われるその性能の良さも特徴の1つです。先程の重量にも書きましたが、レースはとにかく軽い方が有利です。そのため、いかに軽いかは求められているのですが、その上コルナゴの商品は乗り心地もとてもいいのです。

カーボンは硬いため女性など筋肉がない人の足がペダルを強く踏めるのかわからないという人もいますが、そんなことは全然気にならずにすいすいとペダルを踏めるほど軽く進めます。


コルナゴのラグ製法

コルナゴのレーシングバイクは、伝統として受け継がれている、ラグ製法でバイクを作っています。現代はバイク1台を1つの金型でフレームを成形しますが、このラグ製法というやり方は部品を1つずつ金型で作っていき、それからラグと呼ばれるものを使って部品を繋いでいく製法です。

このラグ製法の良い所はサイズ設定が細かくできる所です。カーボンの長さを変えるだけで、サイズが変えられるラグ製法がコルナゴにとっては伝統なのです。

カーボンフレームとは

カーボンフレームはレーシングバイクにはよく使われますが、特徴はなんと言ってもその軽さです。カーボンフレームにすることで、コルナゴの製品は軽くなり、軽くなったことでスピードを出すことができるため、タイムを縮めることができます。ただ、カーボンフレームは軽さゆえに強度が弱く、折れたり、ヒビが入ったりしてしまいますが、それでも軽量であるため、カーボンフレームをバイクに求める人はあとを絶ちません。

コルナゴ「C60」のサイズ

コルナゴはラグ製法でフレームを作るため、コルナゴC60にはサイズの種類がたくさんあります。その種類はスローピングサイズなら9種類、トラディッショナルサイズなら5種類もサイズがわかれています。これだけサイズの種類があるとわかりにくいかもしれませんが、大切なのはBBシェルの中心からシートポストの付け根までの高さです。つまりフレームの高さなどが大切なのです。

 

コルナゴC60のサイズの選び方①

コルナゴC60を買う時にコルナゴはシートチューブの長さが示されていません。そのため、サイズ選びがとても難しいのですが、選ぶ方法として実際にお店に行ってみて試乗させてもらうという方法があります。実際にお店に足を運んで店員さんと話し合って決めていくやり方が確実ですし安心できます。

コルナゴC60のサイズの選び方②

コルナゴのサイズがわからない場合は、前傾姿勢のきつさや緩さでサイズをなんとなく測るという選び方もあります。ハンドルからサドルを見た時に、サドルが高くて遠くにある場合は必然的に前傾姿勢が強くなりますし、低く近い所にある場合は前傾姿勢がゆるくなります。このハンドルからサドルまでの距離をトップチューブの長さというのですが、このトップチューブの長さを気にするのもとても大切です。


実際に乗ってみた人のインプレ

コルナゴC60に乗った人のインプレ①

1kgを超えるフレーム、メリットがあるのかわからない製造方法など、性能に関しては全く期待をしてなかったようですが、乗った瞬間から、C60がいいバイクなのではないかという感触。走っていても安定していて、ペダルを漕いでいるとすいすいと進むレーシングバイク。上りも下りもコルナゴらしい乗り心地で、最初のインプレとは変わり、乗っていて楽しいという印象に変わったようです。

コルナゴC60に乗った人のインプレ②

性能に関してはやはり重量に関しての懸念があるようで、フレームが1kg以上あるというのは重く感じるようです。しかし、乗ってみると、重さはそれほど感じないようで、出だしは筋肉の無い女性の足でもすいすいと進んでいくようです。また、フレームが硬いのもコルナゴの製品の特長のようで、この特徴も筋肉の無い女性からしたら心配なようですが、フレームの硬さもバイクの推進力に変わっていくので、こちらも最初のインプレとは変わっていったようです。

コルナゴC60に乗った人のインプレ③

3人目のインプレもやはりカーボンが硬いので走りづらそうと思っていたそうです。ただ、乗ってみると、やはり乗り心地がよく、走っているとどんどんと進んでいくので、安定感もスピード感も満足できるようでした。
また、軽さと丈夫さを求めるなら、コルナゴの他の商品がいいかもしれませんが、純粋にコルナゴらしさを感じたいならC60に乗った方がいいようです。

まとめ

コルナゴC60の完成車はヒルクライムレースなどの坂道を上るレースに特化したレーシングバイクで、そのため、重量はとても軽く作られているのが特徴です。また、乗り心地もとてもよく、コルナゴらしさを感じられるレーシングバイクですので、コルナゴらしさを感じたい方はこのC60に乗ってみることをおすすめします。

製造方法もラグ性能とこだわりがあり、サイズが沢山あるため、どんな人でもサイズを合わせて乗ることができます。そのこだわりがあるため、完成車は値段は高めですが、乗り心地やレースでの成績は確実に補償されるはずです。ぜひ、試し乗りでもいいのでヒルクライムレースに興味のある人は乗ってみましょう。

【ロードバイク】【中古】COLNAGO (コルナゴ)2018モデル C60 Campagnolo SuperRecord EPS 11S サイズ480S(170-175cm)