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車のシートヒーターってどう?メリット・デメリットと後付け方法を解説!

シートヒーターは座席から温める車の暖房器具です。その温かさから、一度経験したら欠かすことができないとも言われています。実際にシートヒーターとはどのような物なのでしょうか?シートヒーターのメリットやデメリット、車への後付け方法などをご紹介します。
更新: 2024年3月12日
haduki0
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車のシートヒーターってなに?

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シートヒーターとは、車のシート(座席)にヒーターが取り付けてある暖房設備の事です。いままで、車の暖房器具といえばエアコンが基本ですが、エアコンは温まるスピードが遅く、温風が当たらず寒いと感じる人もいました。

そこで、エアコンだけではなく、「シート自体を(直接個人を)温めよう」という考えによって、シートヒーターが開発されたのです。

車のシートヒーターの仕組みとは?

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シートヒーターの仕組みは難しいものではありません。ただ単に、シートの中にヒーターの基となる電熱線が搭載されているだけです。スイッチを押すことによって電熱線が発熱し、それによってシートが温まります。

火災の危険はないの?

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シートヒーターで一番気になることは、「シートが燃えないか」ということだと思います。電熱線が組み込まれているのなら、熱によって発火やシートが溶けてしまわないのかと疑問に思うことでしょう。

ですが、当然メーカーもそのことを想定しており、万が一にも問題が起きないよう、温度調節機能が搭載されています。何千、何万と実験と研究を重ね、事故ないよう試験されたシートヒーターは、メーカーが自信をもって送り出せる商品なのです。

車のシートヒーターのメリット①

すぐに温まる

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シートヒーターの一番のメリットは、エアコンとは違い「すぐに温まる」ことです。エアコンは直接温めるのではなく、空気を入れ替えて温めます。そのため、車内を温めるためには少し時間がかかってしまいます。

寒いからといってエアコンを入れても、近場だったため車内が温まる前に到着してしまった、という経験をしたことがないでしょうか?ですが、シートヒーターはシートだけを温めますので、すぐに温まります。物によっては約1分ほどで温まりますので、どこに出かけるにしても、寒い思いをしないですむことでしょう。

車のシートヒーターのメリット②

個別で温められる

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シートヒーターは、個別でスイッチを切り替えることができます。エアコンには「人によって体感温度が違う」という問題があります。運転手は寒くてエアコンを入れたけど、搭乗者は暑くてエアコンを入れてほしくない、というように、人によって暑さ寒さの感じ方は違うのです。

一方に合わせるともう一方は我慢するしかなく、快適な運転とはいかないでしょう。ですが、シートヒートなら個別で温められますので、そのような心配はありません。寒い人のみを温めることによって、搭乗者すべてが満足のいく環境になります。

後席におすすめ

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シートヒーターは、個別に温めることができますので、後席が寒い思いをしなくてすみます。エアコンは車内全体を温めてくれますが、一番温かい場所は、やはり温風が出る場所です。特に、運転席と助手席はエアコンの排出口があり、とても温かいです。

しかし、その一方で後席は、前のシートが邪魔で温風はあまりきません。その結果、前席よりも後席の方が寒いという事態になってしまうのです。温風がこなく寒い後席こそ、直接温めるシートヒーターがおすすめといえます。後席を温めるため、エアコンの温度を上げると、燃費も悪くなってしまいますしね。


車のシートヒーターのメリット③

窓を開けても温かい

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エアコンのデメリットの一つに、「密室でしか使えない」ということがあります。エアコンは空気を温めますので、換気をすることによって、温かい空気も換気してしまい、結果として寒くなってしまうのです。

そのためエアコンの使用中は、車の窓を開けることができなくなってしまいます。ですが、シートヒーターならそのような問題はありません。直接シートを温めますので、窓を開けてもシートは温かいままで、寒くはありません。車酔いやたばこの煙など、換気が必要な人におすすめの暖房器具といえます。

オープンカーにもおすすめ

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オープンカーにシートヒーターを搭載すれば、冬でもオープンカーを乗り回すことができます。バイクに乗るのと同じように厚着をすれば、シートヒーターが当たらない前面も寒くはありません。寒い冬でも開放的なドライブがしたいという方に、是非シートヒーターをおすすめします。

車のシートヒーターのメリット④

エアコンとは違い乾燥しない

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エアコンとは違い、乾燥しにくいのもシートヒーターの特徴です。ドライアイや乾燥肌など、エアコンによる乾燥を嫌う人は少なくないのではないでしょうか?そのような人でも、シートヒーターなら、乾燥しにくく気軽に使うことができます。

車のシートヒーターのメリット⑤

体の中から温まる

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シートヒーターは、体の中から温めます。シートヒーターに背中が触れることで、背中からじんわりと温めてくれるのです。感覚としては、湯たんぽやカイロなどと似たような感じでしょうか?

じんわりとした温かさが、体の芯までゆっくりと温め、同時に心も和ませてくれます。背中全体を温めることによって、体全体が温かくなり、それによって、シートヒーターに当たらない前面まで温かく感じるのです。

腰痛・肩こりに効く?

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じんわりした温かさは、時に腰痛や肩こりにも効果があります。凝り固まった筋肉や傷めた神経を温め、疲労や痛みを軽減してくれます。腰痛持ちの人は、シートの冷たさや同じ姿勢でいることで、辛く感じる人もいることでしょう。

ですが、シートヒーターで温めれば、少しは痛みも緩和することができます。温泉やマッサージまでとはいきませんが、車に乗るだけで腰や肩を温めリラックスしてくれます。

車のシートヒーターのデメリット①

燃費に影響がある

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シートヒーターの電源は車から取ります。そのため、シートヒーターを使用することで、燃費がかかってしまいます。もちろん、莫大な燃料が必要というわけではありません。どちらかといえば、それは微々たるものです。

ですが、エアコンとシートヒーターを同時に使用することで、燃料の消費も早くなってしまうことでしょう。エアコンとどちらが燃費が悪くなるかは、車種や使い方にもよりますが、燃費を考えるのなら、どちらかだけにした方がいいです。

車のシートヒーターのデメリット②

低温火傷に注意

出典: https://www.irasutoya.com/2013/12/blog-post_1252.html

シートヒーターは火傷などの問題がないよう、十分に試験して商品化されています。そのため、滅多なことでは火傷や怪我の心配はありません。ですが、シートヒーターを長時間使い続けることで、低温火傷になってしまうこともあります。

低温火傷とは火傷の一種で、「本来なら火傷しないような低い温度に、長時間触れることで火傷をする」症状の事です。本来なら火傷しない40~50℃程度の温度でも、長時間当たり続けることで、皮下組織が発熱し、火傷と同じ症状をきたしてしまうのです。

長時間の使用は避ける

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つまりは、火傷に注意したシートヒーターでも、長時間使用し続けることによって、皮下組織が温められ、低温火傷をしてしまう可能性があるということです。温度にもよりますが、低温火傷は約6時間程度で発症します。さすがにそれだけ長く使用する人はいないと思いますが、長時間の使用は避け、こまめに体を休ませることが必要になります。

車のシートヒーターのデメリット③

眠い・怠い

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シートヒーターは、じんわり温め、心と体を癒してくれます。その温かさから、ついつい眠くなってしまう人もいることでしょう。ですが、そのまま眠ってしまうと大変危険です。居眠り運転は大事故のもとですので、眠らないよう注意する必要があります。

特に、冬の朝は、寒いだけではなく眠くもあります。寒いからといってシートヒーターを入れると、眠ってしまう可能性もありますので、起きている自信がない人は絶対にやめるようにしてください。

車のシートヒーターはシートカバーが使える?

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シートヒーターを使用する際、「シートカバー越しに使用しては温まりが弱くなってしまうのでは?」と心配する人は少なからずいると思います。もし、効果が弱くなるようでは、シートカバーをあきらめる必要もあるからです。

ですが、実際にはシートカバーがあっても、シートヒーターを使用することはできます。というよりも、シートヒーターにとっては「たかだか一枚布が増えた程度」でしかなく、有っても無くても、変わらない温かさを提供してくれます。

注意書きなどはよく読むこと

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ただ、注意書きには「シートヒーターの使用中に毛布などをかぶせると、熱がこもり故障の原因になる」と記載されています。シートカバーによっては同様の状態になることもありますので、長時間の使用はおすすめできません。

長時間の使用は滅多に無いとは思いますが、長時間使用する際は、途中にシートヒーターを休憩させる必要があるでしょう。

車のシートヒーターの後付け方法

シートヒーターは、元々搭載しているだけではなく、後付けでも搭載することができます。後付けのタイプは2種類あり、手間や費用がそれぞれ違います。購入する際は、内装や使用方法などに合わせて選ぶようにしてください。

内部搭載タイプ


2シート 汎用 後付 シートヒーター

出典:楽天

内部搭載タイプは、シートの内部に入れるシートヒーターです。物にもよりますが、一般的に座面と背もたれの2個セットが一般的になります。搭載の仕方は単純で、シートカバーを外して、シートカバーの内側に貼り付けるだけです。感覚としてはカイロを服の内側に貼るのと同じといえるでしょう。

ただ、電力は使い捨てではなく、シガーソケットから拝借します。物によってはバッテリーなどから拝借する場合もあり、供給方法は商品によって違います。そのままシートの上から貼っても使えますが、シートヒーターがむき出しでは見た目も悪いので、シートカバーの内部にいれるのが一般的です。

メリット

シートの中に入れますので、シートヒーターがズレる心配がありません。また、一見して見えないので、どの内装でも違和感なく使用することができます。後付けではありますが、元々の搭載型のように使用することができるでしょう。

デメリット

シートの内部に入れる都合上、搭載には手間が必要になります。場合によっては座席を外す必要や、配線なども難しいので、慣れていない初心者は、業者などのプロに任せた方がいいかもしれません。また、シガーソケットからの供給の場合、配線が邪魔になりやすいです。

特に後席は距離もあり、おすすめはできません。後席に使用する際は、シガーソケット以外の座席の下を通せるタイプが良いでしょう。他にも、内部に入れますので入れ替えがしにくいです。入れっぱなしでも構いませんが、買い替えの際は注意してください。

カバータイプ

RAKU ランバーサポート ヒーター

出典:Amazon

シートタイプは、後付けのシートヒーターです。座席から背面まで一体となっているものが多く、タオルなどを敷くようにして使用します。

立てかけるだけの座椅子のようなシートヒーターもありますが、多くはヘッドレスト、あるいは腰の部分から固定するためズレる心配はありません。貼り付けタイプ同様にシガーソケットから電力を供給します。

メリット

カバーシートの上から取り付けますので、後付けがしやすいタイプです。値段も比較的安価な物が多く、「とりあえず」と考えている初心者におすすめしやすいタイプといえるでしょう。また、物によってはファンによる冷却機能もあり、夏場でも使用することができます。外付けだからこそ、色々と機能を期待することができるのです。

デメリット

簡単に後付けできる都合上、電源のほとんどがシガーソケットで、配線が邪魔になりやすいです。また、シートカバーの上に取り付けるので、車の内装に影響が出てしまいます。実用的な人なら気にしないかもしれませんが、人によっては内装にあう物を選ぶ必要があります。

まとめ

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すぐに温まるシートヒーターは、寒い冬にうってつけの暖房器具です。特に、近場へのドライブにとても助かります。エアコンでは温まる前についてしまう距離も、シートヒーターならすぐに温めてくれるでしょう。

近年、温度の変化が激しくなっています。温暖化によって最高気温が上がる中、冬場の気温も低下しつつあります。寒さに負けないためにも、是非、シートヒーターを検討してみてください。一度使えば、その温かさがきっと病みつきになるはずです。