ダイワ(Daiwa) チヌロッド スピニング 7.6ft ルアーニスト 76L 釣り竿
メジャークラフト クロステージ CRX-T802ML黒鯛
Jackson(ジャクソン) ポッパー R.A.ポップ 70mm 7g シラス CLS ルアー
メガバス(Megabass) ルアー POPPING DUCK(ポッピング ダック) GP シースルーウォーターメロン
ラパラ(Rapala) ミノー カウントダウン 8g 7cm RH ルアー
【CCベイト】根魚ボンボン チヌスペシャル 5g Aスカイ
クロダイの新たなる釣りが巷で話題!
難易度の高いクロダイが手軽に釣れるように!?
みなさんは、クロダイという魚をご存知でしょうか。名称通り、鯛の一種であり、その体が黒っぽいカラーをしているのが特徴ですね。このクロダイと呼ばれる魚は、エサ釣りでは、かなり難易度の高いターゲット魚種とされ、なかなか初心者アングラーたちには荷が重い魚種でもありました。しかし、時代は移り変わり、今や初心者のターゲット魚種としてもおすすめできる位置に。釣り方の変化に大きな変化がみられているクロダイ釣りを徹底解剖していきます。
クロダイの今までの釣り方
エサ釣りが主流!ベテランに人気のクロダイ釣り
主にクロダイ釣りというのは、どれも難しい釣り方がしゅるうとなっていました。チヌのウキ釣り仕掛けを使用した釣りにはフカセ釣り仕掛け、紀州釣り仕掛け(ダンゴ釣り仕掛け)での釣り方が、岸壁付近を狙う場合は、へチ釣り仕掛け、落とし込み仕掛けでの釣り方があります。現在も勿論、ベテラン勢が盛り立てている釣りなのですが、どれも入門には難しい、難易度の高い釣り方なのです。クロダイ釣り=難しいというのが当たり前のように根付いていました。仕掛けがシンプルでも、細かな釣り方の基礎、必要になるコマセなどと覚えること、実戦でのコツが重要になる釣りばかりだったのが、今までのクロダイ釣りなのです。
クロダイの種類について
クロダイは一種類ではない!?
さて、クロダイを釣るにあたって、実は、大きく分けて2種類に分けることができます。(地域によっては、さらに数種類増えます)そのポピュラーな2種類のクロダイをご紹介させていただきます。
クロダイ(チヌ)
まずは通常のクロダイになります。別名はチヌとも呼ばれ、親しまれています。幼魚のころは、きれいな銀色にやや薄黒いきれいなうろこなのですが、成魚になるにつれ、どんどんと黒くなっていきます。他の類似魚種と比較対象となるのは、ヒレになるので、注目しておいてください。
キビレ(キチヌ、キビレチヌ)
こちらは、黄色いヒレを持つクロダイ、通称キビレですね。キチヌ、キビレチヌとも呼ばれ、親しまれている魚種です。基本的には、クロダイと全くと言っていいほど同じポイントに生息しているので、混ざって釣れることも少なくありません。このキチヌの特徴として、腹びれ、尻びれ、尾びれの底がやや黄色がかっているというのがあります。また、ヘダイと呼ばれる種類もヒレが黄色がかっていることもあり、かなり判断しづらいというのがあります。
番外編:ヘダイとの見分け方
ヘダイに関しては、胸鰭も黄色がかっていることが多く、判断基準の1つと言えるでしょう。キチヌは、胸鰭が薄くはなっていますが、黄色がかかっているということはないでしょう。また、ヘダイは鱗も黄色がかった明るい色をしています。対して、キチヌは成魚につれて黒みがかるので、薄黒い鱗をしているはずです。このあたりも判断基準にすれば、おのずと見分けがつくはずです。
クロダイ釣りのおすすめのシーズンとは?
クロダイ釣りは夏場を狙え!
基本的に、クロダイについては、冬場でも釣れる魚としてわかっているので、ほぼ1年間かけて狙うことのできる魚種になります。とはいえ、主に釣れやすいのは梅雨時~夏終盤にかけての暑いシーズンになるでしょう。念のため、4つのシーズンに分けて、ザックリ解説させていただきます。
①乗っ込みシーズン!春先(3月)からGW
産卵のために、浅い場所までチヌが上がってくるシーズンになります。甲殻類を主に捕食するシーズンなので、ルアーへの反応はあまりよくありませんね。落とし込みなどで狙うことが多いので、甲殻類に類似したルアーで挑むのがよさそうです。
②チヌのメインシーズン!梅雨から夏終盤
チヌを狙うならこの時期ですね。エサ釣り、ルアー釣り共にピークを迎えます。梅雨時からはトップでも狙える時期になります。サイズを問わずにアタックしてくるシーズンなので、初心者アングラーにも楽しんでいただけるシーズンになるでしょう。
③秋の荒食いシーズンもおすすめ!9月~11月序盤
まだまだ、クロダイのシーズン明けはしません。荒食いのシーズンなので、のれば数釣りも楽しめるはずです。とはいえ、かなり釣果にむらが出る季節になります。メインシーズンと呼ぶには程遠いですね。
④冬到来!11月後半~2月まで
一気に気温、水温も下がり、クロダイたちの反応もほぼありません。2匹釣れれば上等ですね。ルアー釣りよりもエサ釣りの方が無難なシーズンでしょう。
クロダイのルアー釣りについて
クロダイのルアー釣り、チニングとは!?
では、チヌ釣りに革命をもたらしたルアー釣り、通称、チニングについてお話していきましょう。ルアーになって何が変わったかというと、釣り方、タックルなどが変わっただけで、他は何も変わっていません。釣り場に関しても、エサ釣りの時同様のポイントを探ればいいだけです。何が変わったというのでしょうか。
ルアー釣りのおかげで手軽さが実現!
紀州釣りやフカセ釣りにしても、撒き餌などを用意する必要があり、重装備を強いられることになりました。そういった釣りに比べると、ルアー釣りのかげで、間違いなく手軽さの実現に成功したといえます。必要となるのはタックル、タモがあればたいていの状況に対応できます。ルアー釣りは、釣り場を駆け巡った釣りをして、釣果を伸ばしていく釣りです。なので、軽装備なのは、かなりメリットですし、購入コストもダウンできるのもいいですね。
覚えることも少ない!
釣り方の紹介の方で、基本的な知識の解説は行いますが、へチ釣りなどに比べると、かなり些細なことです。高スキルを必須とする今までのチヌ釣りにはない自由度の実現がされています。これは、入門者、初心者にとってこれ以上にないうれしい所だと思われます。あれやこれや覚えないとといわれると、やめようかなと思うのが普通の人間です。なので、チヌ釣りでの自由度の実現は、かなり大きな変革になったはずです。
クロダイ釣りに使えるルアーの種類について
クロダイのルアーってどの種類が有効!?
クロダイに有効なルアーの種類は、かなりの種類があります。ルアーにはどの層を攻略したいか、どんなベイトに類似させたいか、どのようなアピールをしたいかによって選択します。今回は、クロダイ攻略のルアーとして、トップウォーター、ミノー、ラバージグの3つが、特におすすめできるので、ざっくりと紹介させていただきます。
①チニングおすすめルアー、トップウォーター
まず、トップウォーターですね。こちらは、表層(トップ)に上がってくるチヌをターゲットに狙う場合に使うルアーになります。乗っ込みの季節から夏終盤にかけて、デイゲームで狙う場合は、このトップウォーターがベストです。後ほどルアー紹介いたしますが、ポッパーと呼ばれる種類のトップウォーターのチョイスをすることになるでしょう。
②チニングおすすめルアー、ミノー
シンキングタイプのミノーで底を徹底して狙うのも1つの手です。同じ理由で、クランクベイト、バイブレーション、メタルジグといった選択肢もあります。このあたりはフィールドによってや好みの問題でもあります。各ルアーごとに長所があるので、そのあたりは分けて考えてほしいです。とはいえ、個人的には、この中のプラグだと、ミノーのおすすめ度が高めです。詳しくはルアー紹介にて。
チニングおすすめルアー、ラバージグ
あまり、ソルトウォーターではなじみの少ないラバージグですが、クロダイの釣果を格段に上げてくれる楽しい釣りの実現に一役買ってくれます。トップゲームとは異なり、底を意識する釣りになり、その時間帯も真逆でナイトゲームがおすすめのルアーになります。そこに落としてズル引き、または跳ねるようなアクションで狙う簡単な釣り方で好釣果を狙えます。初心者にはかなり楽な釣りになるでしょうね。
クロダイのルアー釣りのタックル紹介!
初心者も安心のチニングタックルをご紹介!
では、初心者でも簡単なチニングの基本的なタックルをご紹介します。まずロッドにチニング専用ロッド。代用として、エギング、シーバスロッドでも問題ありません。リールは2000~3000番台のスピニングリールに、PEの0.8~1.2号のラインを用意します。リーダーには、8~12ポンドのものを選択。リーダーにルアーを直結してタックルの完成です。ルアーのチョイスによって重量も変わっても、大幅にタックル変更する必要はありません。
クロダイのルアー釣りのおすすめロッドを紹介!
初心者におすすめ!厳選チニングロッド2本紹介!
チニングタックルにおすすめできる専用ロッドを2本ご紹介させていただきます。初心者の入門のもおすすめできる2本です。
ルアーニスト チヌ専用ロッド(ダイワ)
ダイワ(Daiwa) チヌロッド スピニング 7.6ft ルアーニスト 76L 釣り竿
入門用ロッドとして有名なダイワのルアーニストです。チヌロッドということで、今回、おすすめの1本としてあげさせていただきます。なんといっても価格帯の安さ、シンプルながらしっかりした造形、あらゆるキャスティングへの対応力が高評価です。デイゲーム、ナイトゲームともに問題なく使えます。
3代目クロステージ クロダイモデル(メジャークラフト)
メジャークラフト クロステージ CRX-T802ML黒鯛
メジャークラフトのソルトウォーターロッド、3代目クロステージのクロダイモデルになります。1万円台にはなりますが、初級者から中級者以上まで広くおすすめしたいロッドの1本ですね。グリップの握りやすさからキャスティングのしやすさを実現。もちろん軽量なので、かなり扱いやすく、疲れにくいロッドになっています。各3代目クロステージのロッド同様、無駄のない造形が特徴ですね。この価格帯では特におすすめのロッドです。
クロダイのルアー釣りのおすすめルアーを紹介!
チニングおすすめルアーを種類ごとにご紹介!
チニングに特におすすめしたいルアーをトップ、ミノー、ラバージグに分けて、計4選をご紹介させていただきます。
トップウォーター
最初におすすめのトップウォーターの2選をご紹介します。
R.A.ポップ(ジャクソン)
Jackson(ジャクソン) ポッパー R.A.ポップ 70mm 7g シラス CLS ルアー
トップウォーター系、ポッパーで特に持っておいてほしいのが、このR.A.ポップですね。チニングトップゲームにおける王道的ポジションに位置するルアーになります。クロダイが捕食しやすいように、クロダイが引き付けられるように、よく考えられたルアーです。扱いやすく、最初に買うポッパーはこれで決まりですね。
POPPING DUCK(メガバス)
メガバス(Megabass) ルアー POPPING DUCK(ポッピング ダック) GP シースルーウォーターメロン
メガバスから登場しているトップウォーター、ポッパーのPOPPING DUCKもおすすめのポッパーの1つです。さすがはメガバス、分かってるなと思わせてくれます。バランスの良さ、引き付ける能力、対クロダイ向けのアクションへの対応力の高さを備えているのが、このルアーの強みと言えるでしょう。R.A.ポップに引けを取らない性能の高さを持っているので、こちらも併せて集めておきたいですね。
ミノー
ミノーからは特におすすめしたい1つを紹介します。
ラパラカウントダウン(ラパラ)
ラパラ(Rapala) ミノー カウントダウン 8g 7cm RH ルアー
通称、ラパラCDとも呼ばれるミノーになります。シーバスでも実績の高いミノーなのですが、クロダイのルアー釣りの流行の起源でもあります。みなさんは、Mリグをご存じないでしょうか。このラパラCDの前のフック部分にオモリをかませ、後ろのフックも交換すれば完成します。これにより、よりクロダイのフィールドに落とし込むことに成功。一気にクロダイのルアーゲームを広めました。現在でも評価は落ちません。是非、お試しください。
ラバージグ
最後にラバージグからも特におすすめのラバージグを1つご紹介します。
根魚ボンボン チヌスペシャル(CCベイト)
【CCベイト】根魚ボンボン チヌスペシャル 5g Aスカイ
通称、チヌボンボンと呼ばれるラバージグです。このラバージグもラパラCDと同様、チヌのルアーゲームの盛り上げの立役者の1つになります。なんといってもこのラバージグでのチヌゲームは、すごく手軽で簡単なのです。仕掛けもこれ1つでOK。反応が悪ければ、ラバージグにワームを装着するなどして対応できます。おそらく、初心者でも面白いと思うこと間違いないでしょう。
クロダイのルアー釣りの釣り方を動画で学ぼう!
動画でチニングの基礎を学ぶ!
では釣り方についてです。文章での説明よりも、動画で学ぶ方が早いでしょう。ということで、タックル紹介1本、実釣編を1本ご紹介します。
愛用タックル&ルアー紹介!夏秋おすすめのチニングタックル、プラグ、ワーム類。マリア、DAIWA、RUDIE'S、APIA
メインシーズンの夏秋のチニングのタックルについて細かく紹介してくれます。初心者は必見ですよ。
チヌのルアーでの釣り方【前編】【チニング】【トップ】【ワーム】
チニングの実釣動画です。前後編に分けられています。進行も細かく説明ありなので、初心者にもわかりやすいでしょう。
クロダイのルアー釣りでは初心者でも釣れる!!
仕掛けも簡単!誰もが楽しめるクロダイ釣りへ!
いかがでしたでしょうか。仕掛けや釣り方もいたってシンプル。クロダイ釣りが大きく変わってきています。このチニングなら初心者にも簡単でおすすめです。是非とも、1度試してみていただきたいですね。