ラフアンドロード TUBE OJF059
ヘンリービギンズ HenlyBegins HBG-028
キジマ グリップヒーター GH05-2
デイトナ バイク用 汎用ナックルバイザー
コミネ AK-078 ネオプレーントゥウォーマー
バイクウェア コミネ AK-075
ラフ&ロードRR7716
ぬくさに首ったけ
ws-05ms
モリト 防風保温ミッドインナー
防寒グッズで冬も快適ライディング
一年中バイクに乗っていたいバイク好きといえども、真冬の寒さの中でのライディングはやはり体にこたえます。でも防寒グッズによる完璧な対策を施したなら、厳寒期でも案外快適に走ることができます。
寒さをものともせず走りたいライダーにお送りする、防寒対策グッズのおすすめや、お金をかけずにちょっとした工夫でできる寒さ対策のコツについてご紹介します。
冬の防寒対策のポイント
防風
バイクの防寒対策で重要なポイントのひとつに防風、つまり風を防ぐということがあります。
耐風性能の高いライディングウェアであれば、服を着ている部分の風をシャットアウトすることはそれほど難しいことではありません。でも高速で走るバイクでは、冷たい空気は襟元や袖口、パンツの裾などから容赦なく侵入してライダーの体温を奪います。
バイクに乗る際の防風は、これらライディングギアとギアの境目の部分をいかにして塞ぎ、風の侵入を食い止めるかということがポイントになります。
保温
冬の寒さを凌ぐには、風の侵入を食い止める防風対策だけでは不十分です。
保温、すなわち37度前後ある人間の体温が、低い気温や冷たい風で奪われるのをいかにして防ぐのかということも大きなポイントになります。保温はなにもいたずらに厚着をすればいいというものではありません。
フリースなど保温効果の高い素材を使用したり、電熱ヒーターを使用したウェアなどで強制的に温めるというのも効果的です。
ライダーにおすすめの防寒グッズ①
フェイスマスク・ネックウォーマー
走行中は常に体の全面に風を受け続けるバイクでは、首回りの防寒が非常に重要です。首には太い血管である頸動脈が皮膚から浅い位置を走行しており、首に直接寒風を受けることは体温の低下をもたらします。
逆にフェイスマスクやネックウォーマーで首回りにあたる風を防いだり保温したりすることは、体の熱の放出を防ぎ温度を保つのに非常に効果的です。
おすすめフェイスマスク・ネックウォーマー
ROUGH&ROAD TUBE OJF059
ラフアンドロード TUBE OJF059
色 | ブラック |
---|---|
サイズ | 20.6 x 12.2 x 4 cm |
重量 | 100g |
こちらのネックウォーマーは、防風と防水どちらにも対応した製品です。ぴったりとフィットするシリコンテープを採用しており、隙間から風が入ってきません。
また、頭からかぶるタイプでヘルメットを着けたまま着脱が可能です。そのため、途中でネックウォーマーがいらなくなってしまったときは、簡単に着脱が行えます。バイクでは首元が冷えやすいので、滑り止めがついていて風をシャットアウトできるものがおすすめです。
ライダーにおすすめの防寒グッズ②
防風インナー
風を通さないと言われるレザージャケットや、高機能な最新素材のライディングジャケットといえども、風を全く通さないわけではありません。袖口や襟元、ファスナーの合わせ目など、さまざまな部分から寒風は侵入し、徐々にライダーの体温を奪っていきます。
そこでジャケットの中にさらに防風性能の高いインナーを重ね着することにより、内部の温度を快適な状態に保つことができます。
おすすめ防風インナー
モリト 防風保温ミッドインナー
モリト 防風保温ミッドインナー
ポリエステルとポリウレタンの2層構造の防風素材が、風の侵入をシャットアウトしてくれます。メッシュの切り替え部から余熱を放出してくれるので、内部の温度が上がりすぎて蒸れる心配もありません。
比較的ぴったりとしたデザインでライディングジャケットの中でも重ね着しやすく、ストレッチ性にとんだポリウレタン素材のおかげで激しいライディングの際も動きを妨げることがありません。
ライダーにおすすめの防寒グッズ③
ウインターグローブ
真冬のバイク走行では、体幹から遠く離れた位置でバイクを操る手や指に冷たい風が容赦なく吹き付け、末端にある指先から体温を徐々に奪っていきます。
そこで手の防寒対策は、手に直接あたる風をくいとめる防風性能と、指先の熱の放出をふせぐ保温性能に主眼がおかれます。また侮れないのが袖口から吹き込む風です。そこで手首をしっかり覆い、袖からの風の侵入をシャットアウトすることも重要になってきます。
ウインターグローブのおすすめ
ヘンリービギンズ ガントレットグローブ
ヘンリービギンズ HenlyBegins HBG-028
手首をすっぽりと覆い、袖からの風の侵入を防いでくれるガントレットタイプのグローブです。
ゴートスキンのグローブ表面は高い耐風性能で風を防ぎ、アルミフィルム内蔵による反射熱と、起毛素材の保温性能の高さで、グローブ内を常に快適な温度に保ち、ライダーの手を守ってくれます。
ライダーにおすすめの防寒グッズ④
グリップヒーター
ライダーの体の中でも、もっとも風に当たる場所で寒さに耐えなければいけないのが手です。
ウィンター用のグローブでカバーしていても、冬の冷たい風は容赦なく内部の温度を奪っていきます。微妙なスロットルワークやクラッチ操作、ウィンカーなどのスイッチ操作に必要な手の動きが、いざというとき思い通りにならないと非常に危険を伴います。
そんな寒風による手の冷えを防ぐアイテムがグリップヒーターです。電気の力で温められたグリップが、ライダーの手を冬の寒さから守ってくれます。
おすすめグリップヒーター
キジマ グリップヒーターGH05-2
キジマ グリップヒーター GH05-2
高品質なバイクパーツで知られるキジマの汎用のグリップヒーターです。
既存のバイクのグリップの上から巻きつけるタイプのためグリップを取り外す必要もなく、いろいろなタイプのバイクに装着可能です。また暖かい季節になったときに取り外すのも簡単に行えます。
大きめで簡単操作のスイッチで、真冬のライディングの際の手の寒さから開放されます。
ライダーにおすすめの防寒グッズ⑤
ナックルガード
冬の寒風から手を守ってくれる対策グッズがナックルガードです。保温効果も何もないただの板ですが、手の前で走行風を防いでれるだけで驚くほど指先の温度が保たれます。
ナックルガード単品でももちろん高い効果は期待できますが、グリップヒーターと併用することで、グリップヒーターの性能を最大限に引き出す効果も期待できます。
おすすめナックルガード
デイトナ ナックルバイザー
デイトナ バイク用 汎用ナックルバイザー
デイトナの汎用性の高いナックルバイザーです。別売りのステーにより、ミラーをはさみこんで共締めするようなかたちで、国産のほとんどの車種のバイクに取り付け可能です。
シンプルなデザインはバイクの種類を問わず装着することができ、走行風の直撃からライダーの手を守ってくれます。
ライダーにおすすめの防寒グッズ⑥
トウウォーマー
冬の防寒対策を考える上で、体の末端の寒さ対策は重要です。手や足の指先の温度低下は、体全体の冷えを引き起こします。手の末端の保温対策はすでにご紹介しました。足の先の冷えに対して有効なアイテムがトウウォーマーになります。
保温素材で指先の温度低下を防いだり、防風素材で風の侵入を防ぐもの、電熱を使用して足先自体を温めるものなどさまざまな商品があります。
足の冷えの感じ方には個人差が非常に大きい部位でもあるので、自分に合った足先の保温対策商品をうまくチョイスすることが大切です。
おすすめトウウォーマー
コミネ ネオプレーントウウォーマー
コミネ AK-078 ネオプレーントゥウォーマー
高品質のバイクウェアで高い人気を誇るコミネの、ネオプレーン製のトウウォーマーです。非常に薄く作られているので、ソックスの上から装着してブーツを履いても、違和感なくバイクを操作することができます。
保温効果も非常に高く、これ1枚でつま先の温度低下を防ぎ、冬のライディング時の寒さから開放されます。
ライダーにおすすめの防寒グッズ⑦
アンクルウォーマー
バイクの寒さ対策で忘れがちなのが、足首から脛にかけての防寒です。走行風を常に受け続ける部分だけに、ライディングパンツで防ぎきれない寒風が、脛の体温を奪っていきます。
また裾から侵入してくる風もくせもので、冷えた足首は徐々に動きが悪くなってブレーキやシフト操作を困難にするので、たいへん危険でもあるのです。そこで足首から脛にかけてをカバーし、下腿部分の温度低下を防いでくれるアイテムがアンクルカバーです。
アンクルウォーマーのおすすめ
コミネ ネオプレーンアンクルウォーマー
バイクウェア コミネ AK-075
保温性が高く防風性能にも優れたネオプレーン製のアンクルウォーマーです。ライディングパンツで防ぎきれない走行風や、裾からの風の侵入をシャットアウトしてくれます。裏地のフリースは保温効果も高く、足首付近の温度低下を防いでくれます。
特殊縫製のつま先は、上からブーツを履いても違和感を感じにくくなっています。
ライダーにおすすめの防寒グッズ⑧
オーバーパンツ
ライディングパンツの上からはくことで、下半身の防風と保温を両立させたものがオーバーパンツです。特にバイク用のものは走行風でばたつくこともなく、脚にぴったりフィットするように作られています。
脱着もサイドジッパーなどの採用で容易になるよう工夫されているものも多く、走行中に寒さを感じた時点ですぐに上から履くこともできるので大変便利です。
オーバーパンツのおすすめ
ラフ&ロード クイックオープンオーバーパンツ
ラフ&ロードRR7716
ラフ&ロードの脱着が非常に楽に行えるオーバーパンツです。サイドファスナーで、寒いと感じたときにはブーツを履いたまますぐに履くことができます。一気に広がるクイックオープンファスナーを採用し、あっという間に脱ぐことができます。
防風・保温性能も非常に高く、厳寒期の必携アイテムといえます。
ライダーにおすすめの防寒グッズ⑨
電熱ウェア
冬の寒さ対策はウェアなどの素材に依存した防風や保温が主となりますが、本格的な寒さの前では不十分だったりもします。
そんなとき頼りになるのが、電気などのヒーターによって体を温める方法です。衣類の中に電熱ヒーターを内蔵したウェアは、リチウムなどの充電池やバイクのバッテリーを利用することによって、外気温に関係なく一定の温度で体を温めてくれるすぐれものです。
電熱ウェアにはブルゾンやパンツだけでなく、グローブやブーツなどさまざまなタイプがあり、用途によって使い分けができます。
電熱ウェアのおすすめ
SUNART ぬくさに首ったけ
ぬくさに首ったけ
低価格ながら高性能なコストパフォーマンスにすぐれる電熱ウェアとして人気なのがSUNARTの「ぬくさに首ったけ」シリーズです。
ベストやブルゾン、パンツにマフラーと種類も豊富で、温めたい部分をピンポイントで保温できます。温度調節もボタンひとつで3段階に行え、無駄なく体を温めることができます。
ライダーにおすすめの防寒グッズ⑩
ウインドスクリーン
厳寒期のライディングの防寒対策は、体に身につけるものだけでは限界があります。
愛車がカウリングを装着したモデルであればバイク自体が体に当たる風を防いでくれますが、ネイキッドタイプではそうもいきません。そんなときは、汎用性の高いウインドスクリーンが非常に便利です。
タイプによっては加工が必要な場合もありますが、ほとんどのモデルでそのまま愛車に装着可能で、小さなスクリーンといえども高い防風効果で体に直撃する冷たい風から体を守ってくれます。
ウインドスクリーンのおすすめ
ワールドウォーク バイク用メーターバイザー
ws-05ms
ワールドウォークの小型タイプのメーターバイザーです。
非常に汎用性が高く、少し加工を要する場合はあるものの、多くの車両に装着可能です。ビキニカウル風のシンプルなデザインはバイクのタイプを選ばず、ネイキッドやアメリカンなどさまざまなバイクに違和感なく取り付けられます。
一見小さなスクリーンに見えますが、冬の寒風にたいしても高い防風効果を発揮してくれます。
100均ショップで防寒対策
ここでは100円ショップなどで入手可能なコスパの高い防寒対策をご紹介します。
使い捨てカイロ
電気を使ったヒーターは効果は高いものの、価格の高さに加え電源の確保などの面倒さが常につきまといます。
そこでおすすめなのが、100均でも手に入る使い捨てカイロです。袋から出すだけで発熱しはじめ、通常バイクで行動する8時間程度の間は、高い熱を放出し続けてくれます。
ライディングの際にカイロを貼ると効果的なのは、左右の肩甲骨の間や腰、両太ももなどです。直接肌に貼ると低温火傷の恐れがありますので、インナーなどの上から貼るようにしましょう。
インソール
ライディングブーツの靴底に敷いて防寒性能を高めるインソールもおすすめです。
吸湿発熱効果のあるものやボアなどで保温効果を高めたものなどさまざまな種類があるので、いろいろ試してみるのもおもしろいでしょう。選ぶ際は厚みに注意し、シフト操作などライディングに影響を及ぼさないように気をつけることが大切です。
膝サポーター
下半身の防寒対策で効果的なのが、100円ショップで手に入る膝サポーターです。
ライディングポジションをとった際に風をもろに受ける膝は、意外に体温を喪失して寒さを感じやすいものです。特に防寒を謳ったものではないものの、一枚の布を膝に巻きつけるだけで効果は絶大で、一度試してみる価値はあります。
バイクもしっかり冬支度を
ライダーの防寒対策だけでなく、バイクの車体の冬対策も寒い季節のツーリングには重要です。
オイルは寒さによる流動性の低下により、潤滑性能が落ちます。そのため夏場に比べて低温性能の高いグレードのオイルに交換しましょう。寒い朝はバッテリーの性能低下も著しく、最悪の場合にはエンジンが始動できない場合もあります。
充電能力の落ちたバッテリーは冬になる前に交換しておくことをおすすめします。また雨の中を走る機会の多い冬は、タイヤのスリップにも注意が必要です。デプスゲージで溝の残量が少なくなったタイヤは早めに交換しましょう。
冬場は撥水性能の高いパターンのタイヤを選ぶとより安全です。
防寒グッズで冬ツーリングに出かけよう
冬の寒さの中では、だれもがバイクを走らせることに尻込みしてしまいがちですが、それでもバイクに乗りたいのがライダーの性とも言えます。また冬の澄んだ空気の中では、夏場は見られない美しい景色の中を走ることができるのも、冬のツーリングの魅力です。
ライダーもバイクも完璧な防寒対策を施し、冬でも快適なバイクライフを楽しみましょう。