はじめに
これまでにない猛暑となった夏もほとんど過ぎ去って肌寒い季節に近づき、気が付いたらインナーや防寒具を装備する季節へと向かっていきます。
そこで今回はユニクロから販売されているヒートテックシリーズの中でもメンズ・レディース共におすすめの極暖ヒートテックと超極暖(ちょうごくだん)ヒートテックの2つを紹介します。
特徴や通常のヒートテックとの違い、選び方や値段に実際の製品紹介など、これから冬用インナーの購入を検討している方におすすめの記事です。
ユニクロの極暖ヒートテックとは
ユニクロが販売しているインナーの一種
ユニクロの極暖ヒートテックとはユニクロが販売しているインナーの一種です。冬の寒い時期に寒さを凌ぐ目的で着用されることが多い、国内でも広く普及しているインナーになります。
メンズ・レディースともに極暖ヒートテックはランナップに載っていて、当然ですがメンズ用とレディース用でデザインもさながら、レディースなら長袖インナーに加えてレギンスも販売されています。
冬の定番インナー
冬が近づくにつれて肌寒くなり、すでに持っているにもかかわらず新しくヒートテックを購入してしまうくらい世間で普及しているインナーの1つとなっているのが極暖ヒートテックです。
インナーの素材に裏起毛素材を採用している、来た時の肌触りが良い、吸水発熱効果が優秀など、インナーに求められるいくつもの要素を満たしています。ストレッチ効果もあるので動きやすい点もメリットです。
ユニクロの極暖ヒートテックと通常のヒートテックとの違い
違いその1:暖かさ
違いの1つは着用したときの暖かさです。通常のヒートテックも十分暖かいインナーとなっているのですが、比較しても極暖ヒートテックはさらにその上の暖かさ・効果を提供することができるようになっています。
ユニクロの発表によれば、極暖ヒートテックの暖かさは通常のヒートテックの約1.5倍になっているとのことです(算出方法はCLO値という衣類の熱抵抗を示す数値を基におこなったとのこと)。
この暖かさの違いは主に素材によるところが大きいのですが、裏起毛素材にしたことにあります。
極暖ヒートテックは半袖仕様がない
極暖ヒートテックには半袖仕様がないという点も通常のヒートテックとの違いです。そもそも極暖と言っているにもかかわらず半袖で販売されていたら意味がないという感じもするのでこれは納得できます。
このことからわかるように、極暖ヒートテックは通常のヒートテックで対応できないくらいの寒さでも寒さに負けない効果を備えているのです。通常の種類のヒートテックで物足りないと感じた時におすすめします。
ユニクロの超極暖ヒートテックとは
極暖ヒートテックの上を行くヒートテック
先ほどは極暖ヒートテックを紹介しましたが、ユニクロは超極暖ヒートテックというものも同様に販売しています。
超極暖ヒートテックは極暖ヒートテックと同様に冬の低気温下で着用するようなインナーなどのことなのですが、名前の違いからわかるように極暖ヒートテックよりもさらに身体を暖かくできるようになっているのが特徴です。
極暖ヒートテックでも物足りないような極寒の中ではこの超極暖ヒートテックの効果を時間することができるでしょう。メンズ・レディースとどちらも用意されています。
極暖より1.5倍暖かいのがポイント
超極暖ヒートテックの特に注目したいポイントは、極暖ヒートテックよりも1.5倍暖かいと言われていることです。これはユニクロ自身が謳っているため間違いないと予想されます。
これだけ暖かくなっているのには当然理由があるのですが、その理由は素材にアルガンオイルというオイルを配合したことによって保湿効果や肌触りが他のヒートテックと比較してより向上したこと、そして極暖ヒートテックと同様に裏起毛を採用して保温性を高めていること、などが挙げられるのです。
ユニクロの超極暖ヒートテックと通常のヒートテックとの違い
暖かさが全然違う
通常のヒートテックとこの超極暖ヒートテックの違いは当然その暖かさの違いにあります。
これは極暖モデルとも共通している点です。ユニクロによると、通常のヒートテックと超極暖ヒートテックのCLO値は、超極暖ヒートテックの値が通常モデルと比較して約2.25倍になっているとのことです。
同じ1枚のインナーで倍以上暖かさが違うとなると、特に寒さを凌ぐ必要があるときには大いに超極暖ヒートテックが活躍してくれることでしょう。
9分袖とタイツのラインナップのみ
通常ヒートテックと超極暖ヒートテックを比較すると、メンズ向け超極暖ヒートテックタイプの製品は9分袖インナーとタイツのラインナップのみ、レディース向けでは長袖とレギンスのみというように、超極暖ヒートテックは種類が豊富とは言えません。
手袋やマフラー、ニットなど、いろいろと製品ラインナップを通常ヒートテックに揃えすぎているということもありますが、超極暖ヒートテックと極暖ヒートテックのラインナップは似ているともみなしてよいでしょう。
極暖・超極暖・通常ヒートテックの仕組み
レーヨン素材が水蒸気を吸収・熱エネルギー変換
冬場に着れば身体を暖かく保てると言われているヒートテックですが、その仕組みの1つは採用されているレーヨン素材です。ヒートテックにおけるレーヨン素材の効果は、着用中に発生する水蒸気を窮して熱エネルギーに変換することにあります。
もともとレーヨン素材は吸湿性に優れているという特徴があります、それを利用することで他のインナーとの違いを生み出しているのです。レーヨンはヒートテックに必要な素材となっていることがわかります。
細かい繊維
ヒートテックの繊維の太さにも意味があります。ヒートテックには非常に細い繊維が使われており、そのため繊維の隙間から暖かい空気が外へ移動しないようになっているのです。どれくらい細い繊維化というと、髪の毛の太さ10%くらいとなっています。
熱エネルギーを生み出しても筒抜け状態では意味がない、つまり保温性が暖かいインナー作りに一役買っているということです。髪の毛の10分の1までこだわりぬいたユニクロのインナー、それがヒートテックなのです。
優れた吸湿・放湿
暖かくても衣服内で蒸れていて履き心地が悪く温かさが台無しに、しかしヒートテックならそんな心配は無用です。衣服素材に吸湿性と放湿性の高い繊維を配合させています。それによって衣服内の湿度を高いレベルで外へ出してくれるのです。
着心地にこだわるユニクロだからこそなせることと言っても過言ではありません。
極暖・超極暖ヒートテックのメリット・デメリット
メリット:暖かい
極暖・超極暖ヒートテックのメリットは暖かいことです。冬場の寒い時期に着用すれば身体を心から暖めてくれます。そしてこれらのヒートテックをうまく利用することで必要以上の厚着をせずとも身体を冷やすことなく暖めることができるのです。
仕事でスーツを着用する方であれば、シャツのインナーとしても利用できてシャツの寿命を延ばすだけでなく防寒にも利用できます。極暖と超極暖と2種類ありますので必要な防寒レベルに合わせて効果的なものを選ぶとより良いです。
デメリット:使い分けが必要
デメリットとして挙げられるのは極暖ヒートテックと超極暖ヒートテックの使い分けが必要ということです。
通常のヒートテックを着用して十分な気温でこれらのヒートテックを着用してしまうと、必要以上に身体を暖めてしまいますので暑さや蒸れを感じる可能性が高くなります。
そのため、季節ないしはその日の気温に合わせてこれら2つのヒートテックを使い分けるか、通常のヒートテックを着用してあとは上着で対応するかという対策がおすすめです(通常のヒートテックも暖かくないというわけではないので)。
その他
製品バリエーションは多くありませんが、カラーの種類はインナーに限っては豊富です。インナーによっては最大7種類のカラーバリエーションを揃えています。自分に合った又は仕事着に合ったインナーを見つけられることは期待できそうです。
極暖・超極暖ヒートテックの選び方
寒さに合わせて使い分ける
極暖・超極暖ヒートテックの選び方ですが、保温効果という側面に特化するなら季節に合わせて使い分けるような選び方・使い方が良いです。防寒といっても日によって気温は違いますし、その月によっても気温は変わってきます。
秋から冬にかけて、冬まっただ中、春先と寒いシーズンを3つに分けて考えてもそれぞれ気温が違うことは明らかです。3種類(通常のヒートテック・極暖ヒートテック・超極暖ヒートテック)あるので使い分けることをおすすめします。
各種類少なくとも1つ購入しておくと良い
それぞれの機能性を考慮すると、使い分けるためにも各種類少なくとも1枚は購入しておくのがおすすめです。
1シーズン着用したら来年は使えないというようなインナーでもありませんから、各1枚ずつ購入したらあとは日々の生活で必要そうなタイプを購入すれば無駄なく買い物できます。種類によって違いもありますので、その点でも違いを見極めることも大切です。
極暖・超極暖ヒートテックの価格
最高値は超極暖ヒートテック
おすすめの超極暖ヒートテックは、ヒートテック製品の中でも最も値段の高い製品になります。超極暖ヒートテックのインナー及びタイツで発売中・発売予定のもの合わせて4種類となっていますが、どの製品も値段は税抜1,990円です。
スポーツ用のインナーやタイツであればそれなりに高い値段がつくのが普通ですが、超極暖ヒートテックのこの値段は普段着用として絶妙な価格設定になっているという印象を受けます。
極暖ヒートテック・通常のヒートテックの順に続く
極暖ヒートテックと通常のヒートテックはさらに安いです。極暖ヒートテックはインナー及びタイツどちらも税抜1,500円で、通常のヒートテックは税抜990円となっています。これら3種類のヒートテックの値段を比較すると、大体400-500円前後の間隔で値段設定されているのです。
超極暖ヒートテック1枚の価格で最安のヒートテックを2枚ギリギリ購入できない感じですので、どの製品を購入するか悩む方は数多いことでしょう。どれもお勧めですので買っても後悔はしません。
極暖・超極暖ヒートテックの製品紹介その1
ヒートテックエクストラウォームVネックT(9分袖・極暖)
ヒートテックエクストラウォームVネックT(9分袖・極暖)は極暖ヒートテックタイプのインナーです。極暖ヒートテックの紹介をすでにしたように裏起毛素材が採用されているインナーになります。
保温性に優れることはもちろん、吸水性の向上により爽やかな着心地となり、高い吸湿性で衣服内の蒸れを少なくして快適性も高いです。
カラー種類は4つ
ヒートテックエクストラウォームVネックT(9分袖・極暖)のカラー種類は4つで、ホワイト、ブラック、ダークグレイ、ネイビーとなっています。
どのカラー種類もインナーでは定番の色ですが、それゆえセーターからシャツまでどんな色の服と合わせてもマッチするような色です。ファッション的にも問題なく着こなせことでしょう。値段もこのタイプ一律の税抜1,500円で安定しています
極暖・超極暖ヒートテックの製品紹介その2
ヒートテックエクストラウォームUネックT(8分袖・極暖)
レディース向け極暖ヒートテック製品の1つがヒートテックエクストラウォームUネックT(8分袖・極暖)です。ネック部分がU型になっている8分袖タイプのインナーになります。
インナーの上に着た衣服からインナーが見えるのを防ぎたい女性にとってU型ネックは非常にありがたいでしょう。袖部分も同じように考慮がされていて、8分袖を採用したことでアウターからのインナーのはみ出しを防いでいます。
デザインも良い
極暖ヒートテックの特徴はすでに紹介しているので追記する内容が少ないのですが、インナーとしてのデザイン性もシンプルで優れていますし、カラーバリエーションはホワイト、ダークグレイ、ブラックの3種類と使いまわしの良さそうな色です。
価格を比較してもインナーの中では高い部類ですので、使いまわしの良さも大切です。その点でもレディース向けインナーとしてお勧めできます。
極暖・超極暖ヒートテックの製品紹介その3
極暖ヒートテックタイプにはタートルネックのインナーも登場予定です。このヒートテックエクストラウォームタートル(9分袖・極暖)は9月上旬時点ではまだ発売していないのですが、9月下旬ごろに発売予定とユニクロが発表しています。
9分丈袖でタートルネックとなっているインナーです、タートルネックタイプがお好きな方には朗報ではないでしょうか。Vネックと比較してみ見た目の違いだけでなく首回りの保温性も期待できます。
5種類のカラーバリエーション
ヒートテックエクストラウォームタートル(9分袖・極暖)は5種類で、ホワイト、ダークグレイ、ブラック、ワイン、ネイビーから用意されています。定番カラーに加えてワイン色もあるので、おしゃれ要素もより兼ね備えているヒートテックです。
まだ発売されていませんが、発売されたら口コミでの評価も広がること間違いなしです。
極暖・超極暖ヒートテックの製品紹介その4
値段・性能ともにユニクロ最強を誇るヒートテックインナーがこのヒートテックウルトラウォームクルーネックT(9分袖・超極暖)です。保温性・吸湿性・放湿性において高い性能を誇るヒートテックとなっています。
冬用のインナーとしてはこれ以上の防寒性能を誇るものは他のユニクロ製品にはないでしょう。
裏起毛で気持ちよさ抜群
生地に裏起毛を採用したことによって着用時の気持ちよさは抜群です。暖かいだけでなく蒸れも無くてなおかつ気持ち良い、まさにインナーの極意ともいえるものとなっています。カラーは全体的に落ち着いたものですが、購入して間違いなく使い勝手の良いインナーです。
極暖・超極暖ヒートテックの製品紹介その5
ヒートテックウルトラウォームクルーネックT(長袖・超極暖)
ヒートテックウルトラウォームクルーネックT(長袖・超極暖)は近日発売予定のレディース向け新作直極暖ヒートテックです。
冬用インナーに求められる吸水・放熱機能、吸放湿機能、肌触り、保温機能といった要素を従来品よりもさらに向上させた最新作になります。これまでのヒートテックと比較しても効果の優れたヒートテックとなること間違いなしでしょう。
カラーは5種類
首元はTネックで、カラーバリエーションは5種類です。レディース向けということもあって女性好みの仕様となっています。女性らしいという言い方は現代にはよろしくないですが、女性の方におすすめできるデザインをしているのでレディース用としておすすめです。
色は落ち着いたもの
超極暖ヒートテックのカラーバリエーションはどの服とでも合わせられる無難なものが大方ですが、その中でもレッドタイプがあるのは特徴になります。少し明るめのものを着用したい方にとっては、バリエーションは少ないですが、うれしい点ではないでしょうか。
値段も税抜1,990円で高い部類ですので、他のヒートテックの値段をみながら上手に購入することをおすすめします。
まとめ
ユニクロ製品でも特に人気を誇るヒートテックも種類によって定価・値段、性能、効果が異なります。どれが良いというわけではなく、効果を比較して場面に合った使い方をすることがおすすめです。
どれもおすすめできる効果の高いインナー・スパッツですので、秋・冬・春先に向けて購入してみてはいかがでしょうか。
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【スペック】
価格:税抜1,500円
サイズ:XS、S、M、L、XL、XXL、3XL、4XL
素材:50% アクリル,33% レーヨン,13% ポリエステル,4% ポリウレタン
カラー:4種類(ホワイト、ダークグレイ、ブラック、ネイビー)
取扱い方法:洗濯機・ネット使用